002.WordPressでHPを作成するTips(2010)

WorrdPressでHPを作成するTips

HPをリニューアルするにあたってWordPressを使ってみた。 従来はHPビルダーで作成していたが、それに比べて以下の利点がある。 

■WordPressの長所

1.クライアントにインストールが不要  サーバプログラムなのでクライアントはブラウザさえあれば動く。 2.無料  何も購入する必要がない。テンプレートもLinkは入るが無料で配布されている。 3.構成の変更が簡単  やっていくうちに特定の記事が増えてカテゴリを変更したい場合などが楽。  例えば「メニューの分割」「入れ替え」「統合」など 4.Linkの記載が簡単  HPビルダーだとLinkは手作業で記載する。  構築当初は問題ないが、構成を変えるとLinkが切れたりするがそれがない 5.カスタマイズが柔軟  豊富なPlugInがあるし、カスタマイズも柔軟である。  MovableTypeも同様ではあるが、それより編集が軽いように感じる。  (ページ表示は重たい感じがする。)  但し、いいことばかりでもない。 元々がブログツールであるので、HPっぽい構成にするには幾つか欠点が目に付く。
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■WoredPressの欠点

1.多くのページがあると煩雑になる A)投稿表示の制御が難しい  どちらかといえば自動で全部やるための弊害で、サブカテゴリの投稿が上位に全部にも掲載される。 B)メニュー表示制御が難しい  サブカテゴリを増やすとメニューそのものが長く伸びる。 C)隠しページを作りにくい  どこからもLinkがない投稿記事そのものが難しい。  一般的にHPでは、記事からのLinkのみで呼び出すページが多々ある。 2.記述制限がある A)記載タグに制限がある  これは自動的にタグの整合性をチェックしているため使えないタグがある。(勝手に削除される) B)PHPなどが使えない  これは場合によるが、自由自在ではない。 3.拡張が少し厄介  上のPHPもそうだが、フォーム送信などが難しい。  ここでは、この欠点を改善して、HPっぽいものになるように工夫してみる。 そして、それはある程度は実現できる。
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■レンタルサーバ

WordPressをインストールするには最低でもPHPが走る環境が必要である。 またDBとしてMySQLなどが使えることが前提になる。 レンタルサーバでいいのだが、この点はチェックしておく必要がある。 当方が借りているのはさくらインターネットのレンタルサーバで、スタンダードプランである。 さくらインターネットにしたのは、マルチドメインが使えるからである。 もしドメイン1つならロリポップの方が安いし、こちらもWPなどは簡単にインストールできる。
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■インストール

WordPressはさくらインータネットやロリポップであれば、簡単インストールでそれこそ簡単にできる。 1.DBを作成する さくらインターネットのコントロールパネルにログインしてDBを作成する。 このとき「DBサーバ」「ユーザID」「パスワード」を控えておく。 2.簡単インストールする 同じくコントロールパネルからWPを選んで簡単インストールする。 後は、管理者ページでいろいろ設定する。 基本的にはこれだけで設定が終わってしまう。 なんとも簡単だ。
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■テンプレート

肝心なのは「HPっぽいテンプレートを選ぶ」ことだ。 無料でいくつか配布されているが、当方は「テンプレートキング」さんのものを選んだ。 別段、ここでなくてもいいが、個人用ではなくビジネス用がそれっぽい。 カスタマイズ手順も詳しく書いてある。 ・デザインはstyle.css ・見せ方をさらに変えるにはarchive.php を修正する。 後者はPHPの知識やWPのAPIの理解がある程度必要になる。
  メニューに戻る  ここでは、まずサイトページを100P程度でカスタマイズしてみる。 

■サブカテゴリの活用

Top(メイン)カテゴリが6つとして、サブカテゴリが5つとする。 これに4つぐらい平均で投稿すると6(メインカテゴリ)*5(サブカテゴリ)*4P(投稿記事)=120PのHPができる。 この場合...  1)長くなるメニューの対応 ・上記例では、メニューは6(メインカテゴリ)*5(サブカテゴリ)=30個になって縦長になってしまう 対応) fold_category_listというPlugInを入れる。 使い方) 設置して有効後 テーマのsidebar.phpの wp_list_categories(‘title_li=&orderby=name’ ); を wswwpx_fold_category_list(‘title_li=&orderby=name’ ); に書き換えれば機能する。 効果) これを入れると、選択したカテゴリ以外は折りたたまれる。 上記例ではメニューの長さを6(メインカテゴリ)+5(選択されたサブカテゴリのみ)=11にできる。  2)カテゴリの表示の対応 ・カテゴリを出すと、それ以下の5(選択されたサブカテゴリ)*4P(その中の投稿記事)=20の記事が出てしまう 対応) just-one-categoryというPlugInを入れる 使い方) 入れて有効化するだけで機能する。 効果) これを入れると、サブカテゴリであれ選んだカテゴリ以外を表示しない。 上記例では4つ(選択されたサブカテゴリの中の記事のみ)だけ表示するようになる。  これらを活用すれば、100P程度のHPができる。 しかもLinkの記述が不要である。
  メニューに戻る  次にサイトページを1000P程度でカスタマイズしてみる。 

■隠しページを作る

隠しページ(どこからもLinkされず、掲載されないページ)を作成する。 普通のHPのように、これを記事から読み出す。 記事には隠しページのパーマリンクを記載することで呼び出しできる。  1)カテゴリの非表示 ・記事などが10Pほどになると、さすがに各投稿では大きすぎる。 対応) Advanced Category Excluderがあるが正常動作しないのでRYO Category VisibilityというPlugInで実現できる。 WordPressはカテゴリに記事がないと表示しない。 なので裏技としてはメインカテゴリに投稿せず、サブカテゴリにだけ投稿すれば、それでもいいかもしれない。 ただこの場合は表示・非表示を細かくは設定できない。 使い方) 入れて有効化しRYO Category Visibilityの設定をすると、対象カテゴリの対象部分を非表示にできる。 例えば「補助資料」みたいなカテゴリを作っておいて、ここに記事を投稿する。 非表示にしておけば、どこにも表示されない隠しページを作成できる。 効果) これがあるとLinkの記載は手作業になるが、各投稿に好きなだけ目次が設定できる。 例えば6(メインカテゴリ)*5(サブカテゴリ)*4(表示投稿記事)*10P(隠しページ)=1200Pも夢ではない。
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■順序を並び替える

HPの場合はこれも自分で、並べたい順序がある。 しかしWordPressは自動的だ。  1)カテゴリの並び替え 対応) これもPlugInはある。ただ、そうしなくても、名前順に並ぶので先頭に番号をふればよい。 どうしても番号を入れたくない場合は、PlugIn対応になるが当方では入れていない。 使い方) 単純にカテゴリの先頭に番号を振る 効果) カテゴリは必ず名前順になる。 2)記事の並び替え 対応) AStickyPostOrderERというPlugInで実現できる。 使い方) AStickyPostOrderERを設定する。 カテゴリを選んでいくと、投稿記事のページになるので並べたい順番を記載して更新するとその順序に並ぶ。 効果) これで記事も自分の好きな順番に表示できることになる。
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■記載の自由度をあげる

例えばiFrameなどのタグが通用しない。WPの構文チェックではねられる。 正確にははねられるというより勝手に削除される。 それを不可にするPlugInもあるのだが、これは諸刃の剣である。 また、真っ先に思いつくのは、カスタムフィールドであるが、どうもこれとてそのままでは通用しないようだ。 対応) ContentExというPlugInを使う。 これはカスタムフィールドを拡張する。 カスタムフィールドには(多分)任意のタグが記載できて、それは修正されない。 このカスタムフィールドを自分のページに埋め込むことで実現できる。 効果) これでiFrameなども簡単に入れることが可能になる。 拡張) さらにPHPなどを実行させたい場合は、exec-phpというPlugInを入れる。 これを入れればPHPでも記述できるようになるらしい。 これのことで記載タグの制限はほぼなくなり、でHPビルダー並みの記述が可能になる。
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■その他の拡張

1例としてWPには問い合わせフォームみたいなものも無い。 対応) contact-form-7などのPlugInを入れる。 効果) このPlugInでメールフォームができる。添付ファイルもOKだ。 使い方も簡単である。日本語の解説もある。  他にも、アクセスアナライザもPlugInで設置できる。 ただ高機能なものは負荷も増えるらしい。 まらSEOツールもPlugInで用意されるなど探せば、いくらでもありそうである。
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■まとめ

以上をやれば、HPビルダーより断然楽に似たようなHPができる。 欠点であるが... ・カテゴリに記事が1つだと、ちょっと間抜けに見える  これは工夫はできそうに思われる。 ・カテゴリに記事がないと(サブカテゴリにあっても)表示されない  これも概要でも書いて放り込めば済む というので、WordPressでHP作成というのも選択肢としては良いと考える。 設置やカスタマイズは多少技術は必要ではあるが、ここにある情報などで役に立てば幸いである。 
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