芝生とハナスゲ
スギナと戦って2週間。MCPPのおかげで殆ど問題は解消されました。
・有機石灰の後がまだまだ消えない
・芝生は4.5%を張替え
程度で済んで本当によかったと思っています。(^^)
さてそう思ったのもつかの間、今度はハマスゲ・ヒメクグが出てきました。
だいたい1週間に2度ほどは草むしりをしていましたが、ハマスゲは根まではとれません。
土を掘って根を取ろうとするとかなり深く掘らなければならず、また球根は複数ある可能性が高いので手で除草するのは困難で、かなり強雑草です。
そこで再び除草剤の出番です。
まず最初に試したのはおなじみのラウンドアップをハケで塗る方法です。
ラウンドアップはオールマイティですら芝生につかないように塗ります。
ただ20坪を塗っているとかなり大変で腰が痛くなります。
それとだんだん増えてくるように思います。(^^
ハマスゲ・ヒメクグはカヤツリグサ科雑草ですから、イネ科には影響がなく、カヤツリグサ科雑草を枯らせるものならMCPP同様の効果が期待できそうです。
そういうことなら、普通のイネと同じですから、農薬の水稲用のバサグラン粒剤・グラスジン粒剤などもいいのかもしれません。
例えば
や
です。
しかし、さすがにイネ用ですから、芝生に使うには勇気が必要です。
そこでちょっと高価ですが、シバゲンにしました。
Webではシバゲンやシバタイトとありますが、どちらも業務用らしく入手困難ですが、シバゲンは以下で入手できます。
20gですが、水量が100~200リットルで希釈しますから相当できます。
こんなに薄めて効果があるのだろうか?と思うぐらいです。
上のものは顆粒ですが、水にはよく溶けます。
ゴルフ場などで使用されているプロ用除草剤らしいです。
シバゲンは日本芝を枯らさずに、広葉、イネ科雑草を枯らします。また、土壌処理効果もあるので雑草発生前から使用することで長期間にわたって除草効果が持続します。
雑草が枯れるまで一月近くかかるそうです。(ラウンドアップは2-3週間ぐらいです。)
ただ、ハマスゲは土壌処理効果で抑制効果はありますが、枯らす場合はインプール(入手困難です)ドライフロアブル(それ用は入手困難)が効くという話もあります。
1ヶ月もあるのですから、ラウンドアップのハケ塗りも併用して効果を見たいと思います。