空を見上げて
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RaspberryPi(その7:WebMin)

apache2の設定のことを書いたが、FDclone+nanoでWin系でも操作はいいが、やる内容は一緒である。
日頃慣れ親しんでいればともかく、あまり設定するものでもないのでそのうち忘れる...と思う。
そこでブラウザから設定できる。WenMinを入れてみる。
http://www.limemo.net/blog/2012/09/raspberry-pi-install-webmin.html
を参考にやってみる。

1.ダウンロード
$ wget http://prdownloads.sourceforge.net/webadmin/webmin_1.590_all.deb
2.インストール
$ sudo dpkg --install webmin_1.590_all.deb
3.rootパスワードの設定
rootはsudo passwd rootで作成できる。
$ sudo /usr/share/webmin/changepass.pl /etc/webmin root
4.アクセスする。
https://:10000/

証明書エラーになるが気にしないで進める。
まずは日本語化設定し、モジュ-ル情報などを最新にしておく。

でやっとApacheの設定。

下準備として
mkdir /home/pi/www
piのホームページ。デフォルトは/var/wwwになっている。
mkdir /media/usb0/www
USBを入れた場合にそこでも使えるように。
そこに適当なindex.htmlを入れておく。

WebMinで、サーバ-ApacheWebサーバを選択。
グローバル設定-設定ファイルの編集。
/etc/apache2/sites-avalable/defailutを選択。
元のDocumentRootの部分を以下に変更。

DocumentRoot /home/pi/www

Options FollowSymLinks
AllowOverride All
Order allow,deny
allow from all


Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
#Options FollowSymLinks
AllowOverride All
Order allow,deny
allow from all

Alias /pub/ /media/usb0/www/

Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
AllowOverride All
Order allow,deny
allow from all

.htaccessが有効にしてある。
保存してApache2を再起動。

でもこれだと、FDClone+nanoと作業は大差ないかも。
そもそも、
/etc/apache2/sites-avalable/defailut
が対象でどう書けばいいのか?を知らないと書けない。
なので不親切といえばそうだが、SSHしなくてもブラウザでできてしまうのがいいところ。
UpDateもできるし、管理的には楽だ。
Cronの設定がGUIでできるのがうれしい。
またファイルマネージャもついている。
あ、ネットワークも設定できる。但しWiFiは難しい。

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RaspberryPi(その6:Webサーバ)

Webサーバを入れてみるが、それだけでは面白くないのでDBや言語も入れる。

http://www.raspberrypi.org/phpBB3/viewtopic.php?p=87051
が参考になる。

・www-dataを追加
sudo groupadd -f -g33 www-data
・パッケージを更新
sudo apt-get update
・Apache(WWWサーバ)インストール
sudo apt-get install apache2 php5 libapache2-mod-php5
・MySQL(DB)インストール
sudo apt-get install mysql-server mysql-client php5-mysql
・PHPAdmin(MySQLをブラウザで管理)
sudo apt-get install phpmyadmin
・各種言語インストール(peal,pythonなど)
sudo apt-get install perl libnet-ssleay-perl openssl libauthen-pam-perl libpam-runtime libio-pty-perl apt-show-versions python
rubyがいいのならそのあたりもかな?
・おまけ
sudo apt-get install php5-curl
sudo apt-get install php5-gd
sudo apt-get install php-apc
でインストールそのものは終わる。

ただapache2の設定などが残る。(TT)

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RaspberryPi(その5:USB-HDD)

やってみるとUSB-HDDも自動認識されない。(TT)
ただ手動ではうまく行く。

1.まず接続されたHDDを調べる
dmesg | grep sda

[ 2337.902924] sd 1:0:0:0: [sda] Write Protect is off
[ 2337.902954] sd 1:0:0:0: [sda] Mode Sense: 28 00 00 00
[ 2337.903779] sd 1:0:0:0: [sda] No Caching mode page present
[ 2337.903806] sd 1:0:0:0: [sda] Assuming drive cache: write through
[ 2337.909046] sd 1:0:0:0: [sda] No Caching mode page present
[ 2337.909081] sd 1:0:0:0: [sda] Assuming drive cache: write through
[ 2337.927369] sda: sda1 < sda5 >
[ 2337.933042] sd 1:0:0:0: [sda] No Caching mode page present
[ 2337.933074] sd 1:0:0:0: [sda] Assuming drive cache: write through
[ 2337.933092] sd 1:0:0:0: [sda] Attached SCSI disk

なのが出てきてsda5だとわかる。

2.マウントする。(NTFS)
sudo mount -t ntfs-3g /dev/sda5 /media/usb0

3.起動時に実行したいのなら。
sudo nano /etc/fstab

proc /proc proc defaults 0 0
/dev/mmcblk0p1 /boot vfat defaults 0 2
/dev/mmcblk0p2 / ext4 defaults,noatime 0 1
#以下を追加
/dev/sda5 /media/usb0 ntfs-3g defaults 0 0
# a swapfile is not a swap partition, so no using swapon|off from here on, use $

おまけで静音ってのもある。
http://blog.bnikka.com/raspberrypi/raspberrypi-spindown.html
を参考にすると、長時間アクセスしない場合にスピンドルを停止してくれる。
USB-HDDというか外付けの制御によってはこの機能をもったものも販売されている。
例えば以下など。

そういう機能がない場合は便利だと思う。

ファイルサーバにしようか迷ったが、
・遅そう
 一般的に条件が整えばNASはUSB-HDDより早い。
http://ascii.jp/elem/000/000/731/731216/
ただこの場合はUSB-HDDをNASにしているのでUSB-HDDより早いというのないような。(普通のNASはSATAそのもので接続している。
・大きくなる
 エコにはできそうだが大きくなる。当たり前だけど。
というので当分はUSBメモリでやってみることにした。
 

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RaspberryPi(その4:USBメモリ)

USBメモリの記事はあるが、挿入したら自動マウントさせる。
usbmountを入れればOK。

$apt-get install usbmount

で/media/usb0にマウントされる。
ただやってみるとうまくいかないUSBメモリもあった。手動で
$ sudo mkdir /mnt/usbmem
$ sudo mount -t vfat /dev/sda1 /mnt/usbmem
だとうまく行ったりする。
まあサーバなので抜きさししないのかもしれないので後者でもいいかもしれない。
デフォルトだと
・一般ユーザの書き込みができない
・WinでUSBメモリに書くと、日本語のファイルが文字化けする。
ので
etc/usbmount/usbmount.confを編集
FS_MOUNTOPTIONS="-fstype=vfat,iocharset=utf8,codepage=932,uid=500,gid=500,dmask=000,fmask=011"
とすると解決できる。

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RaspberryPi(その3:FDClone)

Linuxの人ではないので、軟弱にFDCloneを入れる。
$sudo apt-get install fdclone
でOK。
FD を起動して、[Shift]+[E] で設定画面になる。
UTF-8で統一しておかないと文字化けする。

エディタはnanoが入っていて、Linuxの人ではない場合、viよりは使いやすいと思う。
殆どがファイル操作と/etcの設定なので
・rootになれるようにしておく
パスワードを$ sudo passwd rootで設定して
$su
でなれる。
・後は
$fd
でファイル操作。/etcで設定ファイルを選んで"e"で編集して保存。
...みたいな感じでかなり作業が楽になる。

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RaspberryPi(その2:UpDate)

UpDateの話。

・raspi-config
sudo raspi-config
でraspi-configのUpDateができる。

・$ sudo apt-get update
でパッケージのDBのUpDateができる。

もう1つ
rpi-update
ってのがあるらしい。
sudo wget http://goo.gl/1BOfJ -O /usr/bin/rpi-update && sudo chmod +x /usr/bin/rpi-update
で使えるようになる。
$sudo rpi-update

でできる。

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RaspberryPi(その1:設定)

いまや出遅れの感もあるRaspberryPiであるが、入荷待ちから在庫ありになったので購入してみた。
在庫ありってことは、行き渡ったのかも。

購入したものはRaspberryPiの本体と透明ケース。
ケースがないとある日壊す予感が...。

細かい話で他に必要なのは
・2G以上のSDカード(8Gがあったのでそれで)
・マイクロUSBケーブルとUSB電源アダプタ(電源端子がマイクロUSBなので)
・LANケーブル
とPC。
設定などはSSHで行う。

このあたりが参考になるので後は割愛。
http://nofx2.txt-nifty.com/it/2013/03/rasberry-pi-fad.html
FingはWinもある。
http://www.overlooksoft.com/download

初期設定
$sudo raspi-config

・expand_root_fs
2GB以上のSDカードなら実行。
・change_locale
UTF-8で統一するってことで。
en_US.UTF-8 UTF-8 , ja_JP.UTF-8 UTF-8
・change_timezone
Asia-Tokyo
・memory_split :
GPUにアサインするメモリは16MBに変更。(画面を使わないので)
はやっておく。
・change_pass
はできるだけ。

サーバ活用なのでディスクトップは立ち上げない。
ついでにrootパスワードを設定。
$ sudo passwd root
いちいちsudoをうつのが面倒ならsuでrootに。

まあ作るというか構築する楽しみはあるのだが、このディストリビューションにもうちょっと加えてサーバー用みたいなのがあってもいいかも。
クライアントなら中華パッドの方がいいような気がする。HDMIの小型で安いモニタがないもあるが、WiFiとかそういうのの方が格段便利だし、欲張らなければあまり価格は違わないかも。
勉強用というか、インストールとサーバ設定の勉強にはなりそう。ただ、こういうのってGUIでわかりやすくできるほうがいいし、それより「やりたいこと」ができた方がいいかもしれない。

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