空を見上げて
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ニアフィールド用アンプ(2)

スピーカーだけで低音を出すのは一旦棚上げして、今度はアンプでバスブースト。
Boseもやっているわけで、この大きさではしょうがないのかも。

まずはグライコで好みの音を見つける。

好みというより補正に近い作業に思える。

使うのはデジットのプリアンプ。(¥850)

5V単一がいいのでOPアンプは変えないといけない。
30倍のアンプであるが、
・通常は3倍のアンプとして
・低音は30倍のアンプ
とした。
つまり添付の100Kを10Kと100Kと0.2uを並列にしたものを直列にする。

0.2uは大きいので、思想的には100Hz以下しか増幅しないので音楽そのものの雰囲気が変わるということはない。
感覚的に不用意に低音をあげると低音の量感はますが、音楽が暗く曇った感じになり好ましくないように思う。
あくまでも「スピーカの至らない部分を補う」思想の方がいいのではないかと。
注意しなくてはいけないのは、こういう30倍ぐらいのゲインをかけると
・アンプが歪む
・スピーカが歪む
原因になる。前者は0.1Vで30倍で3Vは出るわけで入力電圧にも依存する。電源電圧をあげれば有利にはなるがパワーアンプにもよる。
スピーカーはストロークがありAuraSoundなどはかなり大きいが、そうではないものの方が多い。そうなると低音が歪っぽい。
信号はオシロで確認できるが、スピーカーはデータシートに書いてある場合もあるが実際に聞いた方がいい。

フィルムコンデンサで実験してみる。

いけそう。

内蔵するのが大変だったりするが、なんとか入った。

で、感想っていうかさすがに電気的にやると量感は申し分ない。
で質感は...あはりあまりない。
ただ、一般的なバランスにはなってきている。スケール感こそないが、これはこれでかなり良い感じで聞ける。
価格やチープな外観とは裏腹に、案外いい音がするスピーカーに思える。

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¥1000で作るニアフィールドスピーカ(8)

しばらく聞いていて、中高音は悪くないのだが低音が予想通り全然。
結論を言えば容積が不足なのだが、大きくするとコンセプトも崩れLCDの下に入らない。

これが聞いていた状態。

ポートというより波動スピーカーのようにサウンドホールに近い。
背圧を抜くぐらいの感じであるが、ここから低音が聞こえる。

ためしにサウンドホールにロートを入れてホーン風に。

音はでかくなるが、低音が出るっていうよりホールの音圧があがる。エコかも。
でもホールが下向きなのでいかにもスピーカーとのバランスが悪い。

そこで
・サウンドホールは下向きであるが、これを正面に向ける
・100Hz程度のダクトを設ける(ただこれも容積が小さいし出っ張る。)
としてみた。

穴を塞いだのと、ダクトが正面でデザインとしてはだんだん悪くなる。(TT)
結果としては低音の量感は若干増している感じ。
足りているというほどでもないが、前よりはかなり良い。


デザイン上はボツになったがこうやると中央の音圧がぐっとあがって音が迫り出してくる。捨てがたいが、ロートが邪魔というか。

これをやるなら、いっそスピーカーの角度ごと、もっと急にして耳を狙った方がよいような感じ。それでも音圧はあがるしクリアになる。
その改造をやるなら作り直ししたほうがまともっぽい。
今度作るとしたら...
・スピーカーも耳に向くようにもっと角度をつける。
・とにかく容積をかせぐためにパイプ形状にこだわらず空いた空間一杯を確保する
として方がよいような気がする。

やってはいないが共鳴管であれば80Hz程度は出そうだが、折りたたんだにしても容積が必要。バックロードも入らない。ダブルバスレフも空気室で厳しい。圧倒的に容積は不足するが、JSP方式であればまだいけるかもしれない。
なんとなく、各社がドロンコーンに走る気持ちがわかる。やってみたい気もするが、接着で作ったので、これまた作り直しになる。
考えると容積からは、2”はもっといるので、1.5”ってのは今のもので釣り合っているのかもしれない。

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ニアフィールド用アンプ(1)

今度はアンプもケースに入れてみたくなった。

mp3プレヤーと同じで穴なしケースが売っている。
アルミケース[ZS8008-53]
販売価格: 490円 (税込)
http://www.aitendo.com/product/4052

届いたが、ケースが曲がっていた。(TT)

交換してもらおうか?とも思ったが、mp3でもやったので面倒で割愛。
もどそうとしたがこれが頑丈で戻らない。どういう力で曲がったのか...。

気をとりなおしてすすめる。
部品は前面と後面につけておいて結合してからネジで止める。

まずは両方に部品をつけたもの。

アルミなので加工は楽なのだが、後ろが多すぎてしまう。ケースが小さいっていうか。
特にスピーカ端子は悩みの種で、結局はターミナルを使った。ここを浮かせる作業が一番面倒だったような...。

裏をみるとわかるが、端子の後ろに基盤をつけて浮かしている。

組み上げるといかに小さいかがわかる。タバコの2/3程度。
mp3とは同じデザインなので並べても自然に見える。

再びプリングルスを組み直して聞いてみる。
悪くない。D級のせいか解像度は高いようだ。
Power Analog Microelectronics社製D級ステレオアンプチップPAM8403
とあるが、小さいわりにはいいのかも。

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ニアフィールド用mp3プレヤー

aitendoでMP3自作フルセット[4PMP3C]
販売価格: 2,480円 (税込)
なるものがあり、一緒に購入。
http://www.aitendo.com/product/4059
いつもケース工作が面倒だったが、これはケースもついている。
で買ったのはいいけど、パネルが間違えて入ってて同じのが2枚あった。(TT)

早速交換してもらった。
で、届いたので組み上げ。
それ自体は、ハンダ付もなくあっさり組立できる。
ケーブルのフォーミングに気を遣うがそれ以外はどうってことはなかった。
USBがちょっと入れにくい感じ。イコライザは相変わらず無いほうが良い。
操作は殆どリモコンで音量もできるのがいい。

このままでは面白くないので改造。
このプレヤーは6Vー14Vと書いてある。つまり内部でレギュレータがあって5Vでは使えない。
12Vが便利なこのもあって、例えばLepaiなどは12Vなので、そちらで使うのなら12Vがいい。一方今回買ったものや秋月のD級なら5Vがいい。
そこで電源の切替スイッチをつけた。

まずは実験。
まず入力に5Vを入れてみたが、仕様にあるように動かない。LEDはともるが曲リストなどが出ない。
そこでレギュレータの出力を短絡し5Vで動かしてみた。

ちゃんと動く。
ってことは、ここにスイッチをつければ良いことがわかる。
ただスイッチの場所が大変。(狭いので)
結局、電源とUSBコネクタの中間にした。

これだと5Vだけで全部動くので今回は重宝。

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¥1000で作るニアフィールドスピーカ(7)

と、ここまで作って振り返るとPCスピーカの要件というのがある。

1.場所をとらない
 これは人によって違うかもしれないが、「皆無に近い」のが理想だろう
2.音質に関しての制約
 特に容積を下げると低音が出ない。これは我慢するしかない。
 但し、中高音は透明感が必要。とにかくクリアーな音質が必要。
3.ニアフィールド独特
 BGMではないので、聞く位置は固定的。また小出力でよい。

で、今回のものはそれにかなり合致しているのだが最適かといえば他にもアイデアはある。

1.市販品改造案
以下のものは実売¥1000を切る

<良いと思う部分>
・小さくて大半のLCDの下における
・2”のスピーカである。(今の1.5”よりは有利だと思う)
・アンプがついている。5V単一。
・安い(作ってもこれ以上になる)
・スタイリッシュ(工業製品だし)
というので、これを買って改造する手がある。
改造は
・左右をサランナップの筒で連結する(容積Up)
・アンプをD級にする。(このChipはアナログアンプ)
・なんならスピーカーを別の2”に取り替える(AuraSoundなど)
などとやればかなり期待できるかもしれない。
 そのままでもいいかもしれないけど。

2.さらにUpするアイデア
 夢も含めて考えていたこと
・ダクトの音道を長くする。
 ダクトは長いほど・細いほど低い音が出る。ただ細くすると量感が減るので、長くしたいが、これも難しいのでリングダクト方式やスパイラル方式などが考えられている。
バックロードホンも共鳴管も似ていて1/4波長で1mでも100Hzぐらいになるがその音道の確保が難しい。
 で、思ったのはラップの筒の部分の改造。
 ・スパイラルにすると音道が長くできる
  左右からからまったようなスパイラルにする。プラスチックの成形なら簡単かもしれないが、自作するのは至難。そこで細いビニールホースで作ってみようとも思ったが...やめてしまった。
・低音の増強
 上の音道の話もそうだが、低音がもう少し欲しい...
 今のサイズなら無理すれば2”のスピーカが入る。面積で2倍になるので期待できる。
 ユニットを変える。AuraSoundのNSW2-326-8Aあたりならある程度...。
 ドロンコーン構造をもたせる。多分有利に働くと思う。
 LCDの裏側も利用すれば、というかエンクロージャを上にものばしていいかも。3”のスピーカーが使えればもっと狙えるのに...。
・工作の容易化
 左右は空き缶などでもいいかも。180mlだし。

などを買えば簡単に工作できる。
 ペイントしちゃえばわからないし。空き缶は直径が5cmなので収まりはいいが、2”だときついかもしれない。丸型で丁度かそんな感じだろう。
 65Hzまで出ればなあ~という感じ。

 感覚的には改造するのが一番近道かも。
 

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¥1000で作るニアフィールドスピーカ(6)

まずはつぎはぎ風だったので白を塗った。
これは¥100ショップで¥100。(ハケは別)

よく見ると塗装がムラムラではあるが、遠目にはわからないでこれでよしとする。
接着が乾くと結構しっかりしてたりする。

感想の前に設計の狙いというか...。
・容積
 大きくしたいのが、省スペースを狙うと限度がある。そこで左右を連結。
 容積から言えば、サランナップの筒は210ml程度で、片側が180mlほど。
全体は、180ml+210ml+180ml=570mlでようやくプリングルスの片側ぐらいの容積になる。

 つなぐと功罪があるが狙いとしては...

・ドロンコーン的に低音が増す?
 片側が駆動しているとき、残った片側はドロンコーンとして働く。実際、片側にだけ入力してももう片側からも聞こえる。ただ実際は、両方から出ているのでドロンコーンによる低音効果というより、以下の位相影響の方が大きいと思われる。
 高音はそのまま直進するが、低音は以下の位相影響を持つ。
・音が広がる?
 これは想像だが、もしLとRの位相が逆ならば、お互いの背圧が下がる。逆に同位相の場合は背圧が上がってしまう。つまり同位相のものは音圧が下がる。つまり、LはL-kRがRはR-kLが出てくるように思う。つまり定位で左のものはより左に右のものはより右に定位するので音は広がりを感じる方向になる。
 このあたりは程度問題で、波動スピーカでも長さと直径の比などが大事と言われている。
・ダクトの効果?
 サランナップの芯はダクトとして働くが、これは太く長いため量感がありそう。
 中央にホールがあるので構造としては波動スピーカに似ている。
 構造としては少し複雑なのでバックロードホンや共鳴管の動きに近い部分もありそうだが、これを積極的に期待しているわけでもない。
・サランナップの筒鳴り?
 これが鳴ればむしろ筒から音がしているので臨場感もある。(これも波動スピーカと思想が似ている。)
 総じて波動スピーカと似ているが相違点は
・スピーカを前面に向けて中高音は直接音を聴かせる
・連結部分が細くエンクロージャの一部でもありダクトでもある構造
というのが異なる。後者は設置上の制約でもあるが、位相から言えばこの部分は小さい方が左右の干渉は小さくなる。

である。一方欠点は左右の干渉であるが、前述のように連結部分が細く、スピーカが前面を向いているので完全分離には及ばないまでもニアフィールドでの影響は少ないと考えた。

 で、印象なのだが
・出てくる音はプリングルス並の音が出る
 低音も80Hzは聞こえ、遜色はないが気持ち少し弱くなったような印象。
 中高音はプリングルス並だが、エンクロージャがしっかりしたせいかむしろマグカップに近い透明感がある。
 透明感から言えばこの方が良い。
・左右の分離もそれなり
 心配していたが、左右の分離もそれなりにある。定位は少し曖昧になったような感じだが、逆にその分広がりも出ているように思う。
 連結の影響だと思うが多少エコーがかった感じに残響がつくようで、そこがちょっといい感じを受ける。つきすぎると嫌味が出るが、そんなでもない。

 ちなみにラップの筒を外すと、これはもう低音が全然なくなってかなりチープな音になる。思わず壊してしまいたくなるような音。この連結でやっとまともっぽい音になっているのがわかる。やはり容積がいるようだ。500ml近いものが必要なような。

 スペースから言えばLCDで使っていない部分なので邪魔にもならない。(^^v

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¥1000で作るニアフィールドスピーカ(5)

今度は省スペースにこだわったもの。

・材料
 MDFで10cm*6枚*2:¥200
 スピーカは同じく
 http://www.aitendo.com/product/2507
 ¥280*2個=¥560(送料別)
 サランナップの芯など
 30φ*30cmの1本(材料費に入れず)
 
 自分の場合、サイドは1X4の端材にしたが、MDFでも十分。

・箱を2個組み立てる。
 LCDにあわせて5.5cm*5.5cm*7.5cmにした。180mlとかなり容積は小さくプリングルスの1/3程度しかない。

 接着は木工ボンドで行った。
 箱はカットが正しくしても組み上げで微妙に歪んでなかなか難しい。

・バッフルにスピーカをつけたものを取り付ける

・ただ、これも接着なのであらかじめ配線しておく

・大雑把に完成したもの。

・設置してみたところ

使っていないスペースにピッタリする。(^^v
簡単なので自分のLCDを採寸して作ったらピッタリできると思う。
その中で最大の容積がよさそうな。

感想は次回でも。

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ニアフィールドスピーカにアンプ

¥1000スピーカはできたが、PCで使う場合はアンプが邪魔だ。
普通なら内蔵しちゃうところなのでそれを検討する。

ICで自作しても良いが、アナログアンプよりはD級にしたい。
なんたってエコだし、透明感がある場合が多い。
小さいのを探すと、やはりaitendoにある。

http://www.aitendo.com/product/3098
ミニアンプ(3W+3W)[AMP3W-8403VR]

ケーブルは迷ったが、小さいので直接出すことにして買わなかった。
5V単一のD級アンプになる。
ってことはUSB電源でも使えるが、USBは最大5V*0.5Aなので2.5Wだからフルパワーはきつそうだ。
¥950で、秋月のが1W*2で¥2000と思うと安くも見えるが、Lepaiの¥1500を考えると高くも見える。
外装品はツマミ・DCコネクタなどでこういう細々したもので結構かかったりする。
シャーシはプリングルスなのでこちらは細工も簡単。

・組み込んだ様子

・内部配線
 この状態でハンダはできないのでハンダしてから組み上げる。

・背面。外装品で一杯。スピーカコネクタはRへの出力に。

尚、RCA端子は絶縁タイプに変更しないといけない。
というのもD級なので、出力の片側がGNDということはない。
一方、入力のピンジャックのフレームはGNDだし、プリングルスの底はスチールなのでショートしてしまう。
音が出ないか、最悪破損の恐れがある。
スピーカだけならほっといてもOKだが、左右で底をくっつけないことが必要。

・完成!!

ってボリュームがプリングルスの上にあるが、この位置でないとまわしにくい。

これならiPhoneやiPODでもOKなのでつないでみた。
プリングルスの反響だけでやるエコのものもあるが、これもD級なので消費電力は少ないと思う。
それにしてもボリームとコネクタを除くと恐ろしく小さいのに感動する。ストロベリーLinuxのものも小さいけど。まあニアフィールドなので1W*2もでればやかましいぐらいだ。ただこのスピーカーは能率が悪そうなので丁度いいかも。

元々低音が出ないものなので、中高音の評価になるがLepaiとはさほど変わらない。というのも小音量なせいもあるだろう。というかスピーカが支配的な気がする。

プリングルスのいいのは細工がしやすいのもそうだが、間違ってももう1度¥120で買って中身を食べれば作れるところ。机の上だけで工作できるのはすごくありがたい。
今回もボリュームの位置変更で穴をあけてしまったが、¥120で回復した。工作は簡単だし。ただ大きな穴はガタガタになるのでヤスリが大変だった。

で、感想でもないが...
・最初はプリングルスのチープな感じから予想もしない音が出て感動した。
 しかしそのうちそれが当然になった。
・アンプを入れたあたりから¥1000ではなくなり、市販の¥3000ほどの価格になってしまった。
 なので価格から見れば買った方が安いような気がする。この程度の音ならするものはあると思う。
・低音が出ない反面、中音があるので人の声などは聴きやすい。かぶりが少ないので透明感もある。タイムドメインも似ているかも。
・微妙に大きく、置くのに邪魔。
 そもそもアンプ内蔵の時点で、省スペースにこだわっているわけでそれなら外形ももっと小さくしてLCDの下ぐらいがいい。
・スピーカとアンプは一緒にしたが、遊ぶことを考えると分けた方がいい。
 このクラスだとアンプよりスピーカ(+エンクロージャ)が支配的。
...みたいな感想。

 つまりは「悪くないけど使うならもっと小さいのがいい」ということになる。
でもってもう1つ作ってみることにした。

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¥1000で作るニアフィールドスピーカ(4)

工作らしい工作もしないままにできてしまう。(^^!

まずはLepai経由で音源はPCから。

iPhoneから。

aitendoのmp3フルキットから。(これはまた別に記事にする予定)

印象として
・低音は出ない(80Hz程度は聞こえる)
・驚いたことに中高音はそれなりに透明感がある
 但しプリングルス自体が振動しているのでマグカップの方が良いように思う。
 そんなにひどくないのはニアフィールドなので音量をあまり上げていないせいに思う。
 それとこれと似たスピーカーは89dBらしいが、これそのものの能率はもっと悪そうな...。
・ちょっと金属っぽい感じのシャリシャリ感が残るが、さほど気にならない程度。
という感じでPC用スピーカとしてはいい印象。
 オーディオスピーカーに向いているとは思わないが、ニアフィールドで流すのなら悪くない。
 スピーカは外形から想像したようなチープな音ではなく、かと言って重厚でもなく、透明で解像度がある音がする。
 少なくとも¥3000のPCスピーカに匹敵するかも。
って相手はアンプが入っているか...。Lepaiと合わせると¥2500なので一緒かも。
 あ、Lepaiのトーンコントロールは(新型でも)音が曇るのでやめた。低音をあげると低音は増すが、このスピーカでは限度もあるし。
 そういえばこのサイズだとLepaiは大きいので、アンプでも内蔵しようかな。

 話を戻して、マグカップは試聴でやめたが、実際にマグカップで作る場合、マグキャップというのが売っている。

これをバッフルにつけたらどうかと思っていた。(そうはしなかったが)
 またその場合、端子はフロントにつけることになる。

 どこまで気にするか?だが、箱鳴りしてもプリングルスの方がインパクトはあるような気がする。チープではない音がするのでちょっとサプライズかも。
 素材としては他にも植木鉢とか空き缶で作る(缶詰などは直径もある)方法もある。植木鉢は上向きにするといいのかもしれない。

 他にも
・上向きのスタイルにする
・プリングルスの普通の缶で波動型スピーカにする
...みたいな応用例が考えられる。
ただPCスピーカだと聞く位置が決まっているので直接音の方が有利に感じる。
スピーカを上向きや横向きにすると(BGMならともかく)音量を上げて周囲の音も大きくする傾向があるのでPC向きではないかも。むしろBGMやベッドサイドになら良いかもしれないが。

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¥1000で作るニアフィールドスピーカ(3)

方針が決まったので残りの作成。
というかプリングルスは取り付け方を考えて決めたというか。

・プリングルスのビニールのフタに穴をあけてバッフルにとめる。
それをバッフルにとめる。

こんな感じで
バッフル->フタ->スピーカ
のようにつける。

・バスレフダクトをつける
ストローにしたが、何かパイプになっていて工作しやすければ何でも良い。

直径を大きくして長くするのが理想だが、両方期待できないので適当につける。
長くしておいてハサミで切って調整したほうがいいかも。
ホットボンドでつけた。

・プリングルスの後ろにRCAピンジャックをつけてスピーカを配線
直接ケーブルを出してもいいが、以下で@40で買える。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00154/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00153/
ここまでで¥980。でも相手側も買うとオーバーかも。

でフタにはめこめば、完成!!


試聴は次回にでも。

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¥1000で作るニアフィールドスピーカ(2)

材料が揃ったので組み立てる。

1.板にスピーカの取り付け穴をあける
 ついでにバスレフポートの穴もあけておく。
 板は6mm厚でネジ+ナットで止める。(これで¥100か)
2枚使うので残り4枚が余ってしまうがバリエーションも簡単。

 これで殆ど完成だったりするのでちょっと聞いてみる。
配線はとりあえずバスレフポートの穴から配線。
アンプはこれまたチープなLepai

予想通り低音はまるで出ないのだが、そんなに悪くもない。100Hzぐらいは出ているかもしれない。WGでは80Hzぐらいは聞こえる。
ただプリングルスのケースも振動している。箱鳴りという感じではなく...波動スピーカ風。ケースからも音が聞こえる。

でもってマグカップにしてみた。

これだとさすがに箱鳴りはなく音も締まって硬質な感じ。

さらにタッパボトルにもつけてみた。

確かに低音が若干はのびるが期待ほどではない。

よなみにプリングルスは450mlでマグカップも似たようなもの。タッパボトルは1Lぐらいある。
個人的な印象から言えばマグカップが一番いい音に思ったが、
・取り付けが難しそう
・重たいのが気になる(いいこともあるが)
というのでやはりプリングルスにした。

プリングルスもスピーカKitをキャンペーンしたこともあったし。最近はコカコーラがやっている。

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¥1000で作るニアフィールドスピーカ(1)

¥1000でニアフィールドスピーカを作ってみる。
この手は大勢いるのでアイデアにもならないような...。

1.用意する材料(その1)
・¥100ショップで10cm角のMDF6枚入りを1つ
・aitendoでスピーカを2つ
今回チョイスしたのはこれ
http://www.aitendo.com/product/2507
¥280*2個=¥560(送料は別ってことで。)

スピーカはできれば2”程度のものがいい。
AuraSoudのNSW2-326-8Aあたりはお勧めだが、これだと1個でも¥1000は超えてしまう。foは2”で200Hz程度もあれば立派。
上のものは1・5”程度と半端で多分fo=240Hz程度ではないかと思われるが定かではない。そもそも、外形は似ているがそんなにいいのかな?と思ったりもする。
マグネットは薄いが、2”だと外周をマグネットにして薄型のもある。ネオジュームでもなさそう。見た目はすごく非力に見える。
このあたりで気分は挫けていて、チープにまとめたくなってきた。(^^!
2”のものもあったが、丸型で取り付けが難しそうなので角型にした。このあたりも冒険ではあるがサイズ優先ってことで。

2.用意する材料(その2)
・プリングルスのミニを2個
 ¥120*2
 中身は食べて綺麗に水拭きする。
・ストロー(もう少し径が大きい方が良かったけど)*1
 使い差しでも綺麗に洗えば...。

ここまでで¥900(プリングルスを入れて)で全部。
後、線材やハンダなど。端子もあった方がいいがなくても直接出せば良い。
なんでプリングルスかといえば
・ビニールのフタがついている
・底がスチールで頑丈
のため。
プリングルスでなくても、¥100ショップで大きめのマグカップを2個買っても良い。これも直径は8cm程度。付け方に工夫が必要。

これで材料は全部になる。
想像してわかるように、プリングルスにスピーカをつけることになる。
すると直径が8cmなので、丸型でつけるか対角8cm=片辺5.7cm以下の角型になる。5cm(2”)でもつくと思うが外周もあってかなり苦しいと思う。

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ロケーションフリー(3)

今度はワンセグの話。
iPhoneやタブレットにはワンセグがない。
外部接続のものは出ているがそこまでしなくても携帯電話についている。

そのうちスマホにしたら携帯電話のワンセグを利用しようと考えている人は多いような気がする。
しかし、3Gでは契約が切れるとワンセグは受信できなくなる。
機種料金が満期だし、別にワンセグはキャリアとは無関係なので、動作してもよさそうなものだが契約上でそうなっているようだ。
さすがにおかしいという声が多くなったようで、Docomoの新機種からは契約が切れても使えるらしい。カメラもそうだし、多機能なのだから別に電話契約がなくても使えるようにして欲しい。

それはともかく、室内でワンセグは殆ど見えない。電波が届かない。
でなんとかしようという話。

いろいろ探すと室内なので、どうもUHFのアンテナ端子を利用するのが良いらしい。
確かに携帯のアンテナにクリップではさむと受信できる。
ただこれでは「ひも付き」でいかにも具合が悪い。

そこで探すと以下が見つかる。
これはクリップではなくそばに置けば良いというもの。
スリーブアンテナではないが、UHF電波を室内に送信しているようなものなのだろう。
構造的には以下の2製品が合致する。
自作もできる。(ちょっと違うけど。)
http://mafactory.com/usersvoice/blogs/master/archive/2008/11/28/willcom.aspx

で、やってみると30cm以下ならなんとかOK。
評価を読むとブースターを入れると10m届くとある。但し送信電波の強度も増すので電波法に抵触する危険性もあるらしい。
ためしにやってみると効果絶大で30cmが5m程度になった。(^^!
これならロケーションフリーなのだが。
まあいざと言うときそうするにしてひとまず戻しておいた。

室内でワンセグが見えるのは感激ではあるが、考えるとTVもあるので意味がないかも。

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ロケーションフリー(2)

うちにはRDの古いのがある。アナログとデジタルの同時録画とか。
アナログは放送がないので、ここをラインにして安い地デジチューナをつなげば片方は固定局ではあるが、2chの同時録画ができる。
地デジのないRDならオークションで激安なので、それを入手して固定局だけとる手もある。台数を増やせば4局・6局...の同時録画もできるのはできる。

今ならそんなことしなくても6-8番組を1週間録画できるので、そういうのにすれば見逃しとか予約からも解放されるのだろう。ただずっと電源が入っているのでエコではないような気がするけど。夜中の放送時間外でも録画しているのかも。

で、うちにもそういう前のRDが2台あるが場所が離れている。
そうでなくても居間で録画したものを書斎で見たいとかあると思う。
というので、とりあえず2台の離れたRD(など)を1台のTVで見たい場合をテーマにする。

1)¥がある場合
いまだとDTCP-IP対応の機器で統一すればこれはできる。XXXX-Linkとかそういうのが出ている。これはこれでいいが、これで統一するとなるとかなりコストがかかってしまう。TVもそういうのにすれば便利だと思う。LANは必須。
統一はしなくても順次入れ替えていけばいいのかもしれないが、それほどでもないような気がする。

2)DVDで取り出す
RWでやればコースターにはならない。
できるにはできるが、時間がかかって面倒。見たら消すのでそこまでしたくない。

3)LANでダビング
アナログ録画ならRD同士でダビングできそうなものだが、地デジチューナあたりにCGMS-A信号があるらしくこれができない。
画像安定装置で除去できるようだが、それをライン単位に入れれば結構な出費だし、そもそもLANのダビングもそれなりの時間がかかる。DVDが要らないぐらいがいいところ。

4)ビデオトランスミッタを使う
どうせアナログなのでビデオトランスミッタを接続する。
ビデオトランスミッタはいくつか出ているが
A)アナログTVの電波で通信するもの
受信機がいらずUHFの45chとかで受信する。条件としてTVにアナログチューナがないといけないので消えつつある。いわゆるAVトランスミッタというもの。

B)ビデオ信号の受信機を用意するもの
受信機が必要になるが、それほど高いわけではない。(1万ほど)
普通はコンポジット信号であるがHDMI信号を飛ばすのもある。(1.6万ほど)
操作が問題になるので赤外線も同時に通信させて、リモコンが反映されるように工夫されたものもある。
欠点でもないが、双方の電源をOnにしておかないといけない。


普通ならB)に走るところA)で挑戦。(片方がエコなので)
そこそこ見えるといえば見えるので、実用性はある。ただ、画質がいまいちっていうか暗い!!全体的にアナログTVっぽくなんだかザラついている。昔の写りの悪いTVだと思えばそんな感じもする。コンポジットよりは遥かに劣る。
飛距離は10mはありそうだ。というのもTVのアンテナは屋外だし、対するトランスミッタのアンテナは屋内。飛距離からすると大変な気がする。
それとA)のタイプはリモコン操作ができないので、ずっと見ているしかない。(CMで早送りは無理)
B)はそれがないし、2.4Gなので無線LANぐらいの実力はあるのかもしれない。
そもそもA)とそれほど、価格は変わらない。(TT)
ただレビューを読むとB)に欠点がないわけではない。(それもあって避けたが。)
2.4Gなので無線LANなどの機器影響を受けるらしい。また、障害物にも弱い。60GHzのものもあって、これは2.4Gよりはよさそうだが、指向性も強いらしく、人の動きで映像や音声にノイズが入るという。天井近くに設置するとかいろいろ工夫しているようだ。

5)ケーブルでつなぐ
頑張ればこの方がエコというか電気は要らない。
これもコンポジットとHDMIがある。
また、減衰するにしても安定性は無線よりは良いような気がする。ただHDMIはデジタルなので映らないこともあるようだ。
距離を15mとすると、コンポジットは¥2500ほどでできて一番安上がりかもしれない。
HDMIも高いものは高いが、安いのを揃えれば¥6000ほどで15mならいけそう。
ただこの方法もリモコンが使えない。

HDMIの場合レグザリンクなどでできるのだがRDで対応しているのは比較的新しい機種のみ。ただRDならAndroidやiPhoneがあるとRZタグラーというアプリがあってそれで制御できる。また本家でPCからブラウザで操作もできる。
なので赤外リモコンにこだわらないのなら選択肢としては良いような気がする。

Webの情報だと
・コンポジットは50mまでやっている人がいた。(OKとのこと)
・HDMIは10mはOKっぽいが15mはNGの人もいた。
その場合はリピータを入れれば40mまで行くらしい。

悩んだあげくコンポジットのものを注文した。
HDMIはちょっと危険の匂いがする。うちの場合、12-3mなので15m近い。
リピータも入れると1万近く微妙な感じもする。
今も、アナログ時代を考えるとそんなにひどくもないが、だんだん欲が出てくる。というか画面が暗いのがどうも...。
で届いたのでやってみた。15mだが、当たりまえに映った。(^^v
ざらつきはなくなったが、画像はボケ気味でゴーストっぽい映り方をしている。
ただ15mを考えると許容範囲だろう。
画質にこだわるならHDMIなのだろうが、それなら飛ばさなくてもそこへ行ってみればそれまでだし。
ここで価格があがるなら、1週間まるごと録画HDDを買った方がいいように思える。

とどのつまり、素直にトランスミッタのB)が良かったのか...と考えることもあるが、良いことばかりの報告でもない。半数以上が低評価側だとやはり例に漏れず同じ目にあうのだろう。
原始的だがケーブルが一番にも思う。ただ画質にこだわるのならHDMIだろう。でもこれだと結構高くつく。

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ロケーションフリー(1)

ロケーションフリーにチャレンジする。
まずは手っ取り早くAndroidでGyao!あたり。
Androidの場合はFlashが必要になる。

iPhoneはFlashが走らないがGyao!が対応したのかなぜか見える。
ところが多くは字幕なのでiPhoneというのは小さい反面全然読めない。
でPadなら読めるのでAndroidでやる。
ただAndroidも時々止まってしまう。
PCだと回線速度は黒ヒョウぐらい出ている(20Mbpsほど)ので回線のせいではなさそう。結局標準画質はあきらめて低画質にする。
画像はまあみえればいいが、字幕はつぶれてしまう。なんとか読める程度。

これだとWiFiがあればロケーションフリーになるにはなる。
ただ、感覚的にいえばGyao!で映画を見るのなら、TVにPCをつないで大画面で見た方が遥かにいい。
MACminiがあるのでそれをTVにつないである。
TVの前だけになるのでロケーションフリーとは言えないがこれが一番いいかも。
何かの理由で、TV付近以外の場所で見たい場合はAndroidPadで見えないことはないので、これも1つのロケーションフリーか。

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中華パッドHipad m7s(4)

今回はHipadのネタではないけど。

やっているとiTunesではないがそういうソフトがないのかな?と思ったりする。
別段なくてもいいのだが、音楽なども管理できたらいいな?と。
とうのも音楽は著作権もあるのでネットにはあげないでCDからリッピングしてNASにある。動画はあまり見ないが、これまたホームビデオ以外は著作権もあるから、音楽と事情は似ている。写真は自分で撮影するのでネットでもいいけど、持ち歩きたいことだってあるだろう。

iPhoneだとiTunesでそんな感じで入れてしまう。ただ、iTunesは重たいのと独自の操作性に馴染めないので、今はCopyTransManagerを使っている。(その前はSharePod)
とにかく、PCと連携できれば便利ということがある。

で探しているとTapNowに行き当たる。
http://www.tapnow.jp/
早速入れてみる。
マーケットは純正というより独自のもので、ここが狙い目なのかもしれない。
使い込んではいないが、アプリなどを管理したりできるので、結構重宝するかもしれない。
ベータながらFreeなのもありがたい。マーケットで収入を得るモデルなのかしら?
中にある分だけやってみたが、電子書籍以外はうまく行った。電子書籍はガラパゴスで開くとエラーが出るので違うのが入っているがそこが問題なのかも。

1つ残念に思ったのが、USBのADBで動くらしく、ADBが使えない端末は使えないっぽい。
例えば初代のFlyTouchは端末を認識しなかった。
FlyTouchはUSBでADBは動かないもののLANでは動いていたので、このあたりなんとかして欲しい。というか今はUSBケーブルすらわずらわしい。WiFiでつながっているのでUSBにこだわる必然性がないように思う。
つまり端末がUSBにつながっていないと使えない。できればIPを打ち込めばどこでも使えるようにして欲しかった。
管理という意味ではありがたいようなソフトに思った。

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中華パッドHipad m7s(3)

ICS4.0でrootもとれたので色々使ってみた。

良くなった部分であるが...
・ユーザ補助
 V3.0はここがでないがV4.0では出るようになった。
 GPSはないが位置のところもV4.0は充実している。
・マーケットが正常
 V3.0だとマーケットがおかしく、例えばAdobeReaderも出てこない。
他にもマーケットに誘導するようなものは「マーケットにない」となってしまう。
そのため別のAndroidでapkをとって入れたりと何かと不便ではあった。
 V4.0は(たくさんはやってないが)それはないような。
他にもGooglePlayになっていたり、新しいといえばそんな感じ。
Map系も統一されてきてスッキリしている。

ちなみにV3.0はGngerBreak1.2でもrootがとれる。
ただし、これまた/system/busybox/bin/suは重複するのでsu_orgみたいに変名の必要がある。
また4.0のようにやってもrootがとれるし、そのほうが書き換えが少ないので安全かもしれない。

実は悪くなっているところもあって

・画面が少し狭くなる
 V4.0はメニューが変わって画面で選択するのでスイッチは触らない。
つまりは画面にメニューを出すアイコンが出るのだが、小さいのもそうだし狭い画面がさらに狭くなったような。
 UIはなんとなく良いのだが、それほど劇的に変わったわけでもない。
・音量制御が面倒
 V4.0で不満だったのが音量の制御。
 例えば音楽再生で音量を変える場合、このメニューが深い。一旦「設定」まで行って、そこから音声をたどって音量を表示させて調整する。WiFiなどそう動かさないものはすぐに触れるのに...。V3.0は調整でそのまま触れる。
 おまけにこのHipad特有なのか、なぜかタッチパネルの位置検出がおかしく、思ったように動かないことも多い。
 そういえばV4.0はタッチの感知速度が設定できるようになっていた。ただ、遅くしても(反応は遅くなるが)精度はあまり変化しなかった。

 まあここまでは致命的でもないので、これで使おうと思っていた。
 しかし、V4.0ではなんとGyao!!が動かない。ブラウザでも動かない。V3.0は動く。
 ちなみにアプリのGyao!!はV3.0ではマーケットに出てこないがV4.0では正常に出てくるので、そこは良くなったのだが。
 「動かない」というのは、ブラウザでもアプリでも起動して動画選択までは行くが、そこでPlayを押しても画面が真っ暗のまま再生しない。
 Youtubeなどのサイトは当然ながら閲覧ができるのでストリーム特有なのかと思ってUStreamを入れたらこちらは再生した。
 ブラウザでもNGでOperaでもDolphinでもダメだった。Operaはユーザエージェントが設定できないので、再生までも行かない。

 どうせどちらもADKは動かないみたいだし、Gyaoもたまには見ることがあるのでV3.0に戻してしまった。(V3.0では正常に再生する。)もしかしてGyaoがV4.0に対応してないってこともないだろうし。

いつでもV4.0にもできるというのがあるので当面はV3.0で。
ってそうやるとGyaoって見ないのかも。

結局のところ全部が良くなったわけでもないが、GyaoにこだわらないのであればV4.0は良い選択に思える。

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中華パッドHipad m7s(2)

でもってrootがなんとかとれたのでその手順。
多分、もっと簡単になるような気もするが、これでやってもそんなに大変でもない。
ワンクリックツールなどは全て全滅しGngerBreakやz4rootなども全然ダメ。
しょうがないのでUpDateのファームツールを改造する。

Hipad m7s用ICS4.0.3のroot化手順のメモ

[1]書き込み用SDの作成
1.Hipad m7s用ICS4.0.3のファームの入手
http://www.haipad.net/DownloadShow.asp?ID=37
からM7S_4.0-20120320.rarを落とす。

2.suの入手
多分どこからでもいいと思うが
http://www.droid-life.com/2012/02/06/how-to-root-android-4-0-4-on-the-galaxy-nexus/
からsu.zipを落とす。
上のファームにも入っているがうまく動作しなかったので交換。
必要なのはsuとSuperuser.apkのみ。念のためsuは入れ替えた。

3.7zipでM7S_4.0-20120320.rarを解凍

4.出てきたutv210_root.tgzを7zipで展開
(解凍するのではなく開くのみ)
・/system/appにSuperuser.apkを入れる
・/system/xbinにsuを上書きする(そのままでも行くかもしれない)
・/system/busybox/bin/suをsu_orgなどに変名しておく(重複している)
終了すると7zipはutv210_root.tgzをUpDateしてくれる。

5.utscript.shをエディタで編集する。
/mnt/mtdにsystemを展開した後で
chmod 0644 ./system/app/Superuser.apk
chmod 6755 ./system/xbin/su
のように属性変更を行う。
以下のようになる。(159,248行あたりから。2ヶ所あるので両方。多分後者だけでいいのかも。)

echo "writing system, please wait for a few minutes..." > /dev/tty0
mount -t ext4 /dev/mmcblk0p4 /mnt/mtd
cd /mnt/mtd
tar zxvf /mnt/mmc/utv210_root.tgz
#tar zxvf /mnt/mmc/board*.tgz
cp /mnt/mmc/customer/* ./ -rf
cp /mnt/mmc/utmodules/ ./system/ -rf

chmod 0644 ./system/app/Superuser.apk
chmod 6755 ./system/xbin/su

for UT_BOARD_PATCHES in `find /mnt/mmc/patches/ -name "*patch.tgz"`
do
.....

6.上のもの一式をSDにCopyのルートにする。

[2]インストール
SDを入れて、メニューボタンを押しながら電源を入れる。
するとUpDateのメッセージが出るのでメニューボタンは離してよい。
必ずACアダプタなど電池消耗の危険がないもので行うこと。

[3]rootの活性化
UpDateが終了したら日本語やLANなどを設定する。
マーケットも使えるので、Connectbotなどの端末ソフトを入れておく。
Connectbotなどで
1.suの獲得
cd /system/xbin
./su
でrootがとれる。

参考)重複したsuの解除
なぜかbusyboxにもsuがあって、そちらが呼ばれるので上のようにして抑止している。(これはV3.0でもそうなっていた。不思議...。)
やり忘れた場合は、上のようにsuでrootがとれるのでその状態で
cd /system/busybox/bin
mv su su_org
のようにsuの名前を変更すればOK。

以上でrootがとれる。
---------------------------------------------------------------------------------
意味があるのかないのか良くわからないが、買ったもので自分が触れないのは悲しい。
脱獄=rootがAndroid流儀なのかも。
まあこれでいざという時でも遊べそうだ。(^^)

あ、マーケットイネブラーでDocomoにして、「しゃべってコンシェル」が入るが...全く認識しない。(TT)
まあ、将来的に有料化されるものらしいしSIMもないので、そんなものなのかも。
ただ、ユーザ評価で1を見るとやはり認識できない端末が多いみたいだ。サンプリング周波数の対応なのかそのあたりは定かではないが他にも要件があると思われる。

Googleの音声認識はいける。なんとなくV3.0の方が良かったような。
PCでやったほうが良かったりするし。

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中華パッドHipad m7s(1)

手持ちの中華パッド(FlyTouchの初代機でV1.6)がさすがに古くなってきた。
AndroidのADKがやってみたくなりV3.0以上のものを探した。
さすがにこのあたりまだ高い。v2.Xだとオークションなどでも低価格である。

当初、Novo7というのが低価格でV4.0に対応しているとあったのでそれにした。
コアがMipsだったので不安もあったが、ショップからメールがあり、「不安定なのでやめた方がいい」とのこと。(TT)
で紹介してもらったのがHipad m7sになる。
http://nokkypc.cart.fc2.com/ca3/119/p1-r1-s/
で購入。Haierが扱っているのかしら?Hipadという名前だけみたいだが。
¥18,900なので中華パッドにしては高めと言えるが、GPSがない以外は比較的気に入った。
・静電式のタッチパネル
・HDMI出力
・USBのHost&Device
・正規マーケット対応
・音声認識が使える
・ADBが使える
でADKが使えるのが4.0?
...まあ要件はほぼ満たしている。

こんな感じ。

実は注文したのが、2011年の12月で結局届いたのは1月上旬だった。
で、V3.0UIでICS4.0は、UpGradってことだった。
これは春節(2月上旬)にリリースされるとのこと。

ここはショップの話だと信頼性が高いということでV3.0も安定していたのだがマーケットで日本のもので出てこないものが多い。
それでも以前のPadなどでapkがとれるので、さほど不自由でもなかった。

おまけでもないが、いろいろやっているとGingerBreak1.2でrootもとれた。
(ワンクリックツールはほぼ全滅した。)
busyboxとsuが重複するが、rootになれればそのあたりは修正もできる。

で3.0で遊んでいたがやはりICS4.0にしたい...。
ICS4.0はベータ版の後、春節付近に正規版が出たが...
日本語はないし、FEPで落ちまくるので使い物にならなかった。

で3月も末にきてようやく安定したICS4.0.3が出てきた。(^^)
さっそく遊んでみる。
マーケットもPlayになってそれにも対応している。
ただ音量などは設定しにくくなっていて、改悪もないではないが致命的でもない。

殆どは満足したのだが...肝心のADKが使えない!!(TT)
ADKを正規ビルドしてのだがインストールできない。(TT)
Arduinoを買って...USBシールドを買って...壊れてまた買って...ファームも入れてシールドも作ったのに...。(TT)
こうなったら使い倒すしかない。

と、涙が乾かないうちに...rootをとってみたくなる。
そういう意味では多分USB-Serial(PL2303)は使えるかも。

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