ニアフィールド用アンプ(2)
スピーカーだけで低音を出すのは一旦棚上げして、今度はアンプでバスブースト。
Boseもやっているわけで、この大きさではしょうがないのかも。
まずはグライコで好みの音を見つける。
好みというより補正に近い作業に思える。
使うのはデジットのプリアンプ。(¥850)
5V単一がいいのでOPアンプは変えないといけない。
30倍のアンプであるが、
・通常は3倍のアンプとして
・低音は30倍のアンプ
とした。
つまり添付の100Kを10Kと100Kと0.2uを並列にしたものを直列にする。
0.2uは大きいので、思想的には100Hz以下しか増幅しないので音楽そのものの雰囲気が変わるということはない。
感覚的に不用意に低音をあげると低音の量感はますが、音楽が暗く曇った感じになり好ましくないように思う。
あくまでも「スピーカの至らない部分を補う」思想の方がいいのではないかと。
注意しなくてはいけないのは、こういう30倍ぐらいのゲインをかけると
・アンプが歪む
・スピーカが歪む
原因になる。前者は0.1Vで30倍で3Vは出るわけで入力電圧にも依存する。電源電圧をあげれば有利にはなるがパワーアンプにもよる。
スピーカーはストロークがありAuraSoundなどはかなり大きいが、そうではないものの方が多い。そうなると低音が歪っぽい。
信号はオシロで確認できるが、スピーカーはデータシートに書いてある場合もあるが実際に聞いた方がいい。
フィルムコンデンサで実験してみる。
いけそう。
内蔵するのが大変だったりするが、なんとか入った。
で、感想っていうかさすがに電気的にやると量感は申し分ない。
で質感は...あはりあまりない。
ただ、一般的なバランスにはなってきている。スケール感こそないが、これはこれでかなり良い感じで聞ける。
価格やチープな外観とは裏腹に、案外いい音がするスピーカーに思える。
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