空を見上げて
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波動方式もどきスピーカ(11)

そう言えば8cmの印象。

10cmがこれ。

8cmがこれ。

口径もそうだがダクトの位置が違う。8cmは側面になる。
当然ながら10cmよりさらに低音は出ない。ただ中音が持ち上がるのでボーカルはより前に出てくる。
低音は殆どがダクトであるが、横向きにすると思わしくないというか。ちゃんと横を前に向けるとそれなりに出ているが横向きにすると低下する。(高音も同じ)

なんとなく8cmでも中央ダクトにして下向きがいいような気がした。

音というか傾向は10cmとそう変わらないが、個人的なバランスから言えば10cmの方が良いような気がした。ただ、このサイズだと容積が不足するユニットもあると思うので、自作の場合はそれを考慮して作成するといいかもしれない。

外装で少しだけ¥があかったが、後はジャンクだったし工作そのものは図工みたいな感じで加工も楽だった。
ヤフオクで実験Kitなども低価格で売っていた。(中古スピーカまでついていた。)
VP管ではないかと思われるが、工作は上手。
他にもバッフル製作もやってくれるようだ。
ボイド管の1mぐらいのものの入手が簡単なら結構工作としては楽で面白いと思う。
それで気に入ったら本物を購入するとか。

「波動スピ-カ」が一致するのでWebではよく引っかかるが、寺垣スピーカーとは全くの別物。

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波動方式もどきスピーカ(10)

続き。

コーナーなので反射位置が近い。有利なのかも。

端面は見えるけど目立たないのでこのままにする。
バッフルも塗るのなら透明ニスかな?

それにしてもいろいろある。もう片方のコーナは普通の密閉やバスレフがあるがここはちょっと変わった方式が多い。
・ドロンコーン:ヴェロダイン
 恐ろしく重たくて低音も出る。メタルなので歯切れ良く音がややきつい。
・タイムドメイン:エクリプス
 音の綺麗さが売り?低音は出ない。
・スタッガードバスレフ:秋月
 大型TVのスピーカ(松下)スタッガードなのでウーハは2個あって、独立した部屋(?)に入っていてダクトも別。まじめにつくると3Wav+ウーハ箱みたいなもの。
このサイズ(と価格)では割と立派な低音が出る。
・JSP:自作
 バスレフより低音は出る。但しエンクロージャが1.5倍ぐらいになってしまう。口径も1.5倍程度の低音になる感じ。8cmだと12cmとか、10cmだと16cmとかそんな感じ。
・QWT:abo-x
 これも低音は出る。共鳴管であるが折りたたんだ設計なので大きくはない。
・波動スピーカもどき:自作
 今回のもの。

そういえば、10cmのお化粧直しと一緒に作った8cmのVer。

天井につけることを想定して端子を上にもってきた。オリジナルは真横。
よく考えると天井に吊って底を見せると障子の「継ぎ目」になる。普通のままひっくり返せばいいので、普通どおり下側がよかったように思う。


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波動方式もどきスピーカ(9)

端子処理をする。
端子は紙を貼った上から。フレームのあるものでないときつい。
ネジだけだと締めるとボイド管が痛んで緩んでくる。

後は、スピーカをネジでとめ、配線すればできる。

端子部とダクト部。どうしても丸くならない。

置き台においてみる。すごく低いけどまあいいか。

聞いてみる。

紙を貼ったから変わるようなものではない。(^^!
前から見るとなんか代わり映えしない。
障子の場合、立てると行灯風で風情がある。
そういえば絨毯スピーカーはライトアップしていた。
LEDで作ると面白いが本題からずれるのでやめておいた。

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波動方式もどきスピーカ(8)

で苦労するのが端面処理。

網戸の固定ゴムがいいらしいので見に行ったが売られているのは円形のものだけだった。
せめてT字型ならなんとかなるものを...。
探し回ると、コーナクッションがあって1m@600ほど。これでもいいのだが、大げさなのでもう少し探すとゴムというかスポンジで似たようなものがあった。こっちはmあたり@400近い。断面がL字。ただ両面テープがあるが、これが望む位置にない。
なんか、今回の中では一番高額かもしれないが、目的に近いのでこれを買って帰る。

早速巻いてみるとしっくりくる。

外周に変な両面テープ(本来の位置)があるのでせっせとはがす。
ゴムは弾力性があって両面テープでもしばらくすると戻ろうとしてはがれてくる。
しょうがないのでゴム用接着剤でとめる。
それと巻きなおす都度長さが微妙に伸びる。(^^!

ダクトも貼ったが、円形にならなくて水滴風になってしまう。(TT)

ボンドなどが生乾きなのでその間に足を作る。
皆さん凝っているがそういう才能もない。
¥100ショップに行けば何か使えるものがありそうだが、結局はそこの端材と1X4の端材で組上げる。

手抜きだがシンプルで和風だったりする。
これも乾かす。

外観で@2,000(2セット分で)ほど使ったけど、それ以外は端材と手持ちなので¥はかかっていない。
角型ならコーナーの突き板風のものも売っているが、円形の端面は難しい。伸縮性のあるゴムとかになるが、考えると布でもいいのかもしれない。余計難しいのかな?ビニールテープでもまずそうだし...。
障子なので竹細工があうのだが、そういう高等な工作ができない。(TT)
思ったのは和紙を手でちぎって貼ったら面白そうだ。そうなると民芸品で工業製品には見えない。うまく行けば美術品...は無理だろうけど。

などと考えながら、巨大(?)TQWTをフルデジタルで聞きながら工作していた。
まあ音の雰囲気は当然全然違うのだが、こういうTQWTというかこのぐらいの容積でゆったり鳴っている雰囲気ってのがある。うまくいえないが、小型スピーカだとどうしても歯切れはいいが、こういうゆったりとした音が出ない。
方の横幅をさらに1.5倍した以下などはもっとよさそう。
http://www.asahi-net.or.jp/~jc3t-sum/elec_etc/tqwt-sp01/index.html
こういうのもいいのよね。自作ならでは...というか。
面倒なのをの除けば、これだって1本@3,000程度でできるし。(ユニットは除いて)木材を奢っても1万出すとおつりがくるような。工具がいるか...。

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波動方式もどきスピーカ(7)

続きで...
外観で貼り付けでやる場合は最初に貼ってから端子処理がよさそう。
貼るのはまとめてやるとしてもう1台を作る。

とは言っても丸いバッフルがあるので、穴をあけてスピーカをつけるだけ。
ユニットはSHARP 82P8P94A 4Ω10Wにした。
手持ちでは、後Kenwood T07-0095-05のよさそうだがツイータがいりそうだし。

サイドはパテを塗っている。よく考えるとダクトを先につけるべきだったか...。

ダクトはサランナップの芯だったりする。30φで12cm程度。
いやほど木工ボンドを塗って接着する。

外装なのだが、木目は皆さんやっている。
壁紙も悪くないが、ここは和風というので障子を貼った。
プラの障子紙があって@980ほどで180cm*90cm。50cm*90cmで2枚とれるので、後の残りは障子を貼れば有効利用できる。(^^)
また最近は、両面テープで貼るのでそれも一緒に買ってくる。
端面が難しく、ここは切れ目を入れて内側に両面テープを貼って曲げ貼り付ける。

これをやると内径が小さくなるのでうまくはまるのだろうか?

ダクトも同じようにするが、これ最初に両面テープを内側に貼らないと難しい。

大変と言ってもはさみと両面テープでのりすら使わないので、図工の部類。
工作としてはとっても楽だ。

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波動方式もどきスピーカ(6)

このままだとボイド管のダンボール風なので外観工作。

一旦組みなおすことにする。と言ってもそんなにたいしたことはない。
ついでなので、もう1台組んでみることにして、こちらはオーソドックスに8cmにする。

まず外観で穴とかネジが出ないようにする。
一旦あけた穴はパテでふさぐ。(後でヤスリで平らにする。)

フロントの取り付けがよくわからない。
スピーカを前面からつければ、その穴から作業できるのでそれでもいいのかもしれない。
ただ10cmだとなんとかなりそうだが8cmだと苦しい感じもする。
またスピーカによってはフレームがさほどないものがあって、座グリも大変だし、個人的には裏からつけたい。
そういうのでフレームの支柱は生かすことにして、それを接着にした。
これでバッフルは取り外せるので、
・ボイド管を輪切りしたものを接着した上に支柱を接着し、周囲にスキマテープを貼った。

スピーカの方は周囲が丁度になるように周囲にボイド管の輪切りを接着。
2箇所の穴はパテで埋めた。

このあたりは輪切りができていたので、図工レベルでできた。

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波動方式もどきスピーカ(5)

工作のまとめだけど...

・バッフルは丸でなくてもいい。
 四角でいいのなら20cm角で12mm程度のMDFでいいのかも。
・ボイド管の入手が一番面倒
 150φなりがなかなかない。しかも低価格に。送料も問題。

その2つは面倒だけどヤフオクで扱っている人もいたのでそのほうが早道かもしれない。
この2つとユニットがあれば後は木工というより図工に近く数時間でできる。
別に自作をお勧めするわけではないが、自作すれば高額ではない。

というか端材だけでもう1セットできる分がある。(^^!

後は努力次第でできるのだが...。
気が向いたらやってみようかな?

写真の中にボイド管を1.5cmに輪切りにしたものが写っている。
これは厚さの調整やバッフルの前に切って接着すればより密閉できるのではないかと思って。
今のものも端子が来たら改造してみる予定である。

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波動方式もどきスピーカ(4)

結局はダンボールで失敗したため、6mmのMDFにすることにした。
桶屋には修行が足りないがパテならなんとかなりそうだし。

で半分なきながらコメリでMDFを買った。
...とその直後、コメリの端材置き場に150φのボイド管1mがあった。
で思わず店員さんに聞くと...端材なので¥30円でいいという。(^^v
MDFは要らなくなったのだが、¥30円では気の毒なので¥300で買ってきた。
持ち帰った記念写真。

4mものはコートしてあったりするが、これはむき出しみたいだ。4m買ってもあまるのでQWTでも作りたくなるが、それなら塩ビのVP100がいいような。
この端材置き場は結構いいものがあって角材も40cmなら¥30とかで買える。4本同じものがそろうか?は疑問があるけど。
60cmや90cm180cmはそのまま売られているが、どうもそれらを切った余りがおいてあるようで数はそろわないかもしれない。40cmない場合もあるし短いのは安い。あまり小さいのは袋詰めで¥300ぐらい。足ぐらいは端材で作れるかもしれない。

速攻で修正したが、フレームは上下だけにして、ダクトは接着。端子はそのままつけた。

ただすごく弱いので端子はフレームをもっているタイプでないとやばい。すぐにはずれてくる。(TT)
そのうち付け替えようと思う。

そのままバッフルをつけて、隙間はスキマテープで埋めて完成!!

ううむ。やはりダンボールっぽいかも。
皆さん紙を貼っているのでそのうち、¥100ショップのでも張ってみるか。
和紙は高いが障子紙などは案外似合いそうな気がする。ただプラの障子紙は高かったりする。

<感想>
ユニットはPanasonic 10p497f0 10Cm。まあまあ低音は出るユニット。
低音は出ないというか聞いた感じでもフラットではない。
もう少しあったほうがいいのだが、10cmにしては容積不足かも。(TT)8cmにすればよかったかな?
中音が前に出てくるのでボーカルや主旋律の楽器は前にくるのでそこに着目して聞いている場合はいいと思う。
ただクルセーダズなどのインストルメンタルだとベースとドラムが引っ込むと「らしくない」感じもする。
こうやってスピーカを背面であわせると両方でアクティブサイレンサではないが特定の周波数がディップしないのだろうか?そのうちどんな音場か測定してみたい。
自作の人が特性を測定していた。
http://www-prius.at.webry.info/201010/article_3.html

http://www-prius.at.webry.info/201008/article_12.html
あたり。ファンネルダクトと組み合わせを実験されている。
直接音が少ないので設置の影響が大きいと思われるので再現できるかはわからない。間接音なので「柔らかい」反面「透明度」みたいなものは落ちるだろう。高音も落ちている。
トーンコントロールせずに妙な曲線になっていて、そこが特徴なのかもしれない。つまり人間の声とかそういう主成分以外が低いというか。

反射音が多いので、直接音を聞いているよりホールっぽい音になる。臨場感というかそういう雰囲気は味わえる。ただ「どこから音がしているかわからない」ほどではなく、鳴っている場所はわかる。(^^!
風呂場のように、よほど反射させればともかく、どこで鳴っているのかは一般の部屋なら多分わかると思う。
やはりエンクロージャそのものの振動音というかどういうのはあるようだ。楽器というかどうかは別として。適度に振動するのがよくて、あまり重く厚くするとよくないのかもしれない。(前作はそんな感じだったが。)
BOSEの901というのがある。人間は90%は間接音を聞いているらしい。なのでスピーカは背面に8つで正面が1つというもの。
http://www.diyloudspeakers.jp/5000html/bose/901.html
これは極端にしても間接音ってのは新鮮にも思った。
定位ははっきりわかるというより小口径のフルレンジ1発と比較するとやはり負けると思うが、思ったほど悪くはないように思う。この理由は推定だけど後述。

なんだか言い方は悪いが、ラジカセがあるとして、それはスピーカの方向こそ前向きだが、エンクロージャはさほど積極分離されていないものが多い。それを壁に向けて間接音を聞くと案外近いのかもしれないが、筐体振動はまた違うから同じにはならないのだろう。

無指向性というかそういうスピーカを聞いたことがあると「面白い」という感覚はないのかもしれない。
http://p34.blog.shinobi.jp/Entry/32/
冷静な考察にも思える。

個人的に感じた特徴)
・エンクロージャに強度はなく、むしろある程度振動する
 音によっては箱鳴りするが、小音量なら大丈夫。
 楽器というかどうかは微妙。鳴っても高音っぽいのでOKなのだろう。叩いても楽器っぽい音ではない。アコギなどは叩いてもそれなりに響くけど。
 むしろ小音量で聞かせるために薄手なのか...。
・間接音を主体にして直接音は聞かせない
 音が柔らかいが透明感は落ちる。高音も減るが中音以上があがる(低音が減る)ので問題なのだろう。
 ここまでなら普通のスピーカの方向だけ変えても同じになる。
・ユニットを向かい合わせてある
 ここからは、大胆な想像だが
 左右同一の音であれば背圧があがり制動はよくなる(反面ディップも出やすい)
 左右が違う音であればエンクロージャ容積の利用風になる
というのは単純にある。元々、全体を音源としてる思想なので分離とかはどうでも良いのかもしれない。
 やっていて、思ったのは、その昔書いた「ナチュラルサウンド」とか「スピーカマトリックス」。つまり信号の減算が起こっているのかも。
http://homepage2.nifty.com/tnatori/audio/natural_sound.html
 どういうことかと言うと...
例えばRに着目すると、Lから+Lの音が出ると後ろは-Lの音が出る。
Rに関して...
・Rそのものは直接駆動されておりそのエネルギーは大きい
・しかし-Lが空気振動としてある係数(kとする)で負荷をかける
するとRはR-kLとなる。同様にLはL-kRになる。
ナチュラルサウンドだと分離が良くなるという説明であるが、スピーカマトリクスではサラウンド効果になる。
式からわかるが、Lは右と離れた分(信号が異なる部分)、余分に左に行く。それが前面にあれば分離がよく聞こえ、背面にあればLの残響として感じサランド効果になる。例えばパーカッションなりが左に定位していると右に入っている信号が少ない分余計に左に行く。もっともトラックダウンでCDによっても変わってしまう。オーケストラなどは1発でとるのだろうから案外いいのかもしれない。
スピーカが2つでも成り立つし、4つあろうが8つあろうが、耳は2つだ。
スピーカマトリクスで
http://www2.wbs.ne.jp/~misscast/daidouji/special/surround/surround.html
みたいにつなぐと
Lのリアは、(L-R)/2(位置で2は変わる)、Rは(R-L)/2。従って左耳に聞こえる音はL+(L-R)/2=3/2L-R/2で正規化するとL-R/3でk=1/3というか。そこは好みでいいのだろう。
つまりサラウンドブレンドされた音になっているような気がする。それをナチュラルとか名前はいろいろあるが、多少ホールのような効果が感じられる気がする。
そう考えると、ファネルダクトなどで空気室は分離しないほうが原本に近くなるような気がする。
後、ダクトもダクトというよりサラウンド音のブレンドなのかもしれない。ここは-(L+R)の低域が出ていることになる。

全く¥をかけずに体験する場合、安いスピーカ2個を足して4個用意する(大きな可変抵抗を1つ)
・メインスピーカを背中合わせにして設置する
・さらにサブスピーカをその上に背中合わせに置く
http://homepage2.nifty.com/tnatori/audio/natural_sound.html
のように結線する。(OTLだとアンプ破壊の危険があるので注意すること。)
多分、比率を変えないといけないのでここにある抵抗で可変する。面倒なら前面に紙でも貼って音圧を好みに調整する。波動スピーカはかなりサブは小さいと思う。そもそも試聴位置で可変はしていない。Sub-LがLの上になる。
スピーカマトリクスは危険なので信号でできるのもある。販売終了?
http://homepage2.nifty.com/tnatori/NS/
原理があるので自作とか?
http://homepage2.nifty.com/tnatori/NS/aboutNS1.html
LPFとHPFをかけている。つまリアは性能がなく中音だけの安いスピーカが向いているらしくそう書いている人もいる。これはサラウンドを意識してのことだと思うが実際は反響音なので高音も低音もないほうが自然だ。波動スピーカも背面なのでそうなる。つまりは安物のリアがいい。
これで再現できないのは、エンクロージャであるが、それが楽器かと言われればそうでもない。
どうしても箱の音を体験したい場合...
・安物のスピーカをさらに左右に1つ足してこれは前に向けてきわめて小さい音量で鳴らせばさらに近くなると思われる。
つまりは普通のスピーカに安物*4を足せば音場は多分殆ど変わらないように思う。
 ただ通常のスピーカは低音も出る。なので周波数特性は異なる。しかし「低音が出ないのが特徴」でもないように思う。タイムドメインもそうだが「重要でない」と考えるから犠牲にするのであって、出るものなら出したのではないかと思うし、そう設計されるべきなのだろう。むしろ適度に出たほうがバランスはいい。ただこの外形などを維持しようとするとよほどユニットを選ばないと難しいと思う。

自作なので価格を考えるとエンクロージャはボイド管だしパフォーマンスいいのだが、もう少し低音がほしい。多分上のような接続の方がそういうのはできそうだ。
またはこの容積を大きくしてまじめにダクト計算すればバスレフ程度は出そうだがボイド管だと外観が...。
端材でいい加減に作ったにしては面白い音がして楽しめた。聞いたことがない音なので面白い。スピーカマトリクスはやったことがあるが、間接音ではなかったのでそこが新鮮なのか...。
8cmにしてみるか...。でもユニットを選びそうだ。サイズからしてもJSPほどは出ないような...。バスブーストするか...。でも箱鳴りする。(^^!
箱鳴りもまた楽器の特性?と思うより、そうならないような小音量で鳴らすものなのだろう。

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波動方式もどきスピーカ(3)

続き。

フレームができたのでエンクロージャにする。

何かを張ればいいのだが、響きがいいものがいいのだろうか?
・ダンボール
・プラダン
・スチロール板
・バルサ材
・ベニア
・MDFの薄いもの
などが候補になる。
遊んでみたくてのフレーム構造。

まずは、スーパーで不要のダンボールをもらってくる。
カルビーのやつ。
ふくらみをもたせてせっせと貼る。両面テープ。

4枚全部終わった。

サイドは空気漏れ防止に梱包テープを...。
なんか粗大ゴミみたいだ。
ザ・リッツ・カールトンのゴミ箱にもなりそうにない。(TT)

気をとりなおして聞いてみる。

げげ。箱鳴りっていうかダンボールの振動がひどい。
スピーカの音は横で反射するが、本体そのものからも結構な音がする。
まあ普通に考えてダンボールでは弱すぎだろう。

音はといえば...スピーカをダンボールの中に入れて鳴らしたような音だ。ってまんまだが。
要はちょっとこれでは...状態。
予想されたとは言えダンボールがこれでは...
根拠はないが聞いた印象で。
・プラダン:期待できそうにない。多少ましかもしれないが。
・スチロール板:これまた危ないし、吸音材のような。
・バルサ材:同上。
・ベニア:5mmぐらいならいいかもしれない。
・MDFの薄いもの:6mmぐらいならいいかもしれない。
たちまち残ったのが少なくなる。
しかし板材にすると円筒の加工って大変だ。
良く桶屋さんとか作るが凄い技術だ。水が漏れない!!
まあパテを使えば漏れはなんとかなるが円筒の必然性は希薄で8角形でもいいような。
やはりボイド管がいいのだろうか。

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波動方式もどきスピーカ(2)

続き。

材料がそろったので組み立てる。

まずバッフルにスピーカをつける。
Panasonic 10p497f0*2/10Cmがあまっていたのでそれを。
考えると危険なので後がいいかもしれない。

角材をバッフルにとめてダクトをつける。

たててみる。

なんだか鼓みたいにも見える。
このままではエンクロージャにならないのでここで張物をする。(^^!

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波動方式もどきスピーカ(1)

M’sシステムさんから発売されている波動スピーカーというのがある。

以前に1度1X4材でチャレンジして失敗した。
まあこの時点は「もどき」と言っても、
1.エンクロージャは1つ
2.スピーカを背中合わせにつける
というものだった。
世の中では絶賛の声も聞く。(そうでないものもある。)
タイムドメインはエクリプスをたまに聞いているので実物の体験があるが、波動スピーカは体験がない。
まあ買えばいいのかもしれないが、TQWTを作った時の端材があるので「もどき」を自作することにする。
16cm級のユニットをつける場合にバッフルに15cmほどの穴をあけるが、この時に出てくる端材があるのでこれを利用する。

エンクロージャの自作で面倒なのは箱の部分で波動スピーカにはこれがない。
設計というより外観を見てみる。
・MS1001 200φ×400mm \126,000
・MS0801 160φ×400mm \98,000
・MS-CH307 130φ×230mm \168,000(アンプ付)
最近はスケルトンが限定販売で、これはアクリルの筒でアンプ内蔵。
バッフルサイズが15cmなので選択肢としてはMS0801 160φ×400mm になる。
・MS1001 多分10cm口径でダクトは1つで背面
・MS0801 多分8cm口径でダクトは側面に各1つ
みたいに微妙に違う。MS0801でも7Lなのでちょっと小さめだし8cmにしようか迷う。
ただ同じものを作っても面白くないのでちゃんぽんにしてみることにした。

1.サイズ
・MS0801ぐらいで150φ×424mm 24mmはバッフルの厚み。それをいえば150mmも156mmぐらいかも。
2.スピーカとダクト
・MS1001と同じく10cm口径。そうなると側面ダクトは面積で苦しく背面ダクト。

150φのボイド管がほしい。売っているけど4mだし、残りは捨てることになる。
切り売りというか2mのものも通販では販売している。
こういうのを使えばQWTやTQWTはすぐにできそうだ。というか塩ビ管でやっている人は多い。
その道も悪くないけど...。

スピーカの方向が左右なので無指向性というか反射音中心に思った。
ただ、いろいろ読んでいくと「エンクロージャ=楽器」みたいな話があって、どうもエンクロージャの振動も聞くような感じ。

物は試しでフレーム構造にしてみることにした。
端材でできてしまう。

まず、バッフルで抜いたものを2枚用意する。

その中を100φでくりぬく。

材料はこれだけ。

・上のバッフル2枚(ヤフオクで受託もあったような。)
・40cmの角材4本(フレーム用)。180cmで¥300ほど。
・ダクト用のボイド管や塩ビ管(30φ*5cmほど)
 あまり長いものは使えない。どちらにしてもあまり低音は出ないので太さはそこそこで短いほうがいい。MS1001は60φほどありそうだが径が違う。

 

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タイムドメインの周波数特性

ついでにタイムドメインの周波数特性を。
なぜかネットでそういう情報が驚くほど少ない。
叙情的な表現はよく見かけるけど...。
エクリプスのTD510を測定した。

実は、近所で工事か何かをやっていて低周波がうまくとれてない。

2重に見えるが、低音側が下の赤が正解。低音の測定中に採取して合成。
ほっておくとピークホールドするので高い点が確保される。

周波数はフラットではない。
低音が出る出ないの議論も見かけるが、基準があいまいだ。
フラットからみると「出てない」と言ってよい。
ただ300Hzからダラ下がりしているので量感があるといえばある。落ち方そのものも自然といえば自然に見える。ただ150Hz付近にディップがあるのが気になる。エンクロージャだろう。
聴感よりはわかりやすい。

試しにabo-xと重ねてみる。同じ10cm口径のもの。

これと比較しても、やはり低音はフラットには出ていない。というか同社の説明にもあるが、そういうものを求めたものではないようだ。

【以下はメーカの文章】
タイムドメイン理論とは、時間領域の再現性を高めることで原音により忠実な音を再生しようというオーディオ理論である。
原音再生という目標は従来のオーディオ理論と同様だが、従来は周波数特性の向上でそれを得ようとしていたのに対して、タイムドメイン理論では時間特性に着目。
その指標としてインパルス応答の向上を採用している。

そういう話にしても驚くほどデータ開示がない。
この話も、結局最後は音楽の聴感になっていて、それでは科学的でもなく基準がない。
インパルスで測定できるのなら具体的な測定方法と結果データを開示すべきように思うが...。他社がまずければ自社比較とか。
そうやってどんどん科学性がなくなるのだろう。

個人的にはインパルス応答というのも良く理解できない。インパルス応答で支配的なのはユニットではないかと思うからだ。エンクロージャだと背圧とかとかそういう話になりそうだ。
寄生振動やエンクロージャ振動影響が小さいのは素直に理解できるが、だから「インパルス応答が良い」となるのかがわからない。
制動をあげたいのなら、重たいメタルコーンでやったほうがいいように思う。力任せに駆動したら応答はあがりそうなものだ。

しかしタイムドメインに限らず普通のスピーカでも測定データは開示されてはいない。開示している工房サイトもあるが、非常に良心的だと思うし、測定して掲載している人もいて参考になる。
一般環境での再現が無理というのはあるとは思うが、参考でもいいから掲載してほしい。モデルルームでもいいわけで。
こういうあたりも「そこで勝負している」わけではないにしろ、どうかと思うことがある。

前にも書いたが、タイムドメインはスピーカの直接音が支配的になる。
そのためabo-xと比べると中音の暴れが小さいのは特性でわかる。
多くのダクト共振は中に定在波やエンクロージャの振動を含んで出てくるので暴れが大きく出てくる。
そのあたりからは好みだろう。

ただ一旦スピーカから出た音は部屋でやはり反射して多くの反射波が定在波をおこす。
そのためスピーカの直接音でも暴れは発生する。
なので反射物が多い部屋(インテリアが多いなど)であると効果も少ない可能性もある。
mini・Lightはニアフィールド向きなので余計スピーカ直接音が支配的になってよいような気がする。TD510はニアフィールドではないのでピンポイントでそうなる。Yosshii9は聴いたことがないが、間接音なのでこうではないと思う。

別にタイムドメイン理論に反対とかそういう立場ではないが「低音が出る・出ない」「クリア」が感覚だけで議論されているのが気になる。

測定してみると低音はそれで十分と思うかどうか別にして
・TD510はフラットな特性ではなく低音は落ちている
 ダラダラ下がるので量感はあると思う。
・一般的な10cmの設計に比べても低音は小さい
 一般設計に比べて緩やかではあるが200Hzから垂下する
・スピーカ音が支配的なので波形は綺麗
 多分、ここが好まれる原因ではないかと思われる
というのは測定で客観的にわかる。
 なので「低音はフラットな特性までは出ていない」というのが正しい。
 後は自分の経験とか手持ちとの比較で「出る・出ない」になる。

 またこのTD510やタイムドメインminiは背面ダクトがある。ダクトと言わないのかもしれないが開口部がある。
 自分もやってみたが、そこに筒をつけるとダクトになってダクト共振する。
 QWTにしてはスピーカの位置が上なので普通のバスレフとして動くのだろう。
でも多分思想的にはそういう共振音は(波形が荒れるので)嫌うのだろうからつけていないのだろう。
 ただ壁から離してもある程度は出てくる。それもあって置き方でも変わる要素がある。背面ダクトは設置が難しい。

 後は個々人の好みでいいと思う。
 初めてこれを聴く人が購入を決心するには、「割り切り」もいると思う。
 個人的には、やはりフラットでないものはBGMならともかく音楽鑑賞としては...と思ったりする。過大な低音を望んでいるわけではないが、この部分のリアリティが希薄になる。絵画でたとえると黒が薄いというか。それでも絵画がはっきりした方がいいのか、全体としてバランスしたほうがいいのかは好みだろう。両方得られるものではないということでここが議論百出する所以。
 なのでエクリプスはタイムドメイン型のサブウーハも出している。
http://www.eclipse-td.com/products/316sw/index.html
 一方では「特性はフラットでなくても良い」という話もでてくるので内部的にも方向性はいろいろあるのだろう。
 実は、自分もサブウーハを足して聴いていた。(普通のYAMAHAのもの)
 専用アンプというのが気になるが、バスブーストしているのだろうか?
ただTD510はスピーカとしても売られているので一般アンプにつないでいるし、純正のアンプも特にバスブーストしている風でもなかった。45Hz~(-10dB)となっているが、これもそもそも全体がフラットではないし、普通は-3dBなのでちょっとおかしな印象もある。(ちゃんとグラフを掲載しないと、45Hzというのは誇大表現に思う。普通に言えば200Hz~だ。)
補正は10dB程度なので、アンプで補正できないほどではないが、それなりに特性を見ながらやる必要がある。だから専用なのかもしれない。
 タイムドメインminiを調べてみるとChipは三洋のLA4631や東芝のTA8207Kというのでそんなに高級なものでもないようだ。低音や高音に神経質な部品とも見えないし。

 音の綺麗さはともかく(それは確かに良いと思う)音楽としてのバランスは曲というかコンテンツによって(他のスピーカより)悪く感じることもある。
 上では「BGMならともかく」と書いたが、実は「BGMでも」フラットなものは好ましいと思う。音楽鑑賞では、ボーカルなど中音を中心に聞く場合が多いが、BGMなどでは「(音楽そのものではなく)音楽全体の雰囲気」を(無意識に)聴いているので個々の音ではなくバランスの方が大事。BGMはまるで聴き方が違っていて遠くの風景のようで、個々の花や木が重要ではなく全体の配置バランスが大事に思う。
 BGMで犠牲にしていいのは定位ぐらいだと思う。全体で感じるので個々の定位はそれほど重要ではない。
 BGMに関して言えばTD510は定位がピンポイントで無指向性ではないので向いていない。miniやLightなどのニアフィールドも同じと思われる。Yoshii9は多分その点はいいと思う。

 思想的には良いものだと思うし、スピーカを浮かせる発想もすごい。珍しいスピーカに属するとも思うが、フラットな特性は出ていない。
 綺麗な音でかつフラットであればこういう議論はないのだろう。要は両立してるわけではない。
 現状での利害得失で議論するとただの泥沼になるが、とどのつまりは「綺麗な音でフラットな特性」が理想なわけで。サブウーハもいいがスタガード方式でもいいし、もう少し音バランスがとれた製品開発がほしいように思う。
 原理上はエンクロージャ強度も小さくていいので安価にもできるし、自作派も多い。それに価格が価格なのでウーハーを足しても良いような気がする。

 現状そのままとすると、これを一般スピーカと同列に語ることはできないが、これだと200Hz以下を多く含まないソースというかそれ以外を中心に聞く場合は確かにいいのだろう。例えばボーカル以外はそんなに気にしないとか。自然界に低音は...とかいうが自然音のCDだけならともかくピアノもパイプオルガンも楽器も音楽そのものが人間が作って加工したものだ。
 購入者はそういう人中音志向の人が多いと思うが、間違えて(?)買った場合と評価が分かれるのはしょうがないような気がする。
 タイムドメイン型のサブウーハを内蔵して好みでOnOffできればいいのに。存在しているわけだし。

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TQWTとQWTの比較

そういえばTQWTとQWT(abo-x)の比較をやってなかった。

・TangBand W4-930SA
TQWTのデータ

QWTの松下電器 T10P45A6と重ねてみる。

大雑把にはそんなに変わらない。
定在波が少ないのでくせのない音がするのと、中音の持ち上がりが気になるほどでもない。

次は
・松下電器 FL10CM20W
TQWTのデータ

QWTの松下電器 T10P45A6と重ねてみる。

これもまた、大雑把にはそんなに変わらない。
同じく定在波は少ない。中音の持ち上がりも気になるほどでもない。

TangBand W4-930SA、松下電器 FL10CM20Wはabo-xでは△の評価になったがTQWTにもってくると○に近い。
ただ図体からもっと低音を期待するとそういう感じではなく、QWTのBestというかそのあたりに近いような印象。
平行面が少ないので定在波に関しては素性はいいようでくせのない音ではある。

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abo-xユニット交換(11)

今回は、ユニット交換というよりPSTの話。

例えば、評価で△をつけたTangBandのW4-930SAを○に復活できる。

元々のデータ。

問題なのは中音が持ち上がっている部分。
これを補正するのに以下のPSTを考える。

でそれをつけてみる。

測定してみる。

いい感じだ。

重ねてみる。

最初に比べて中音が減って随分バランスがよくなり、聞いた感じもそうなる。
特性的には松下電器 T10P45A6と遜色はなくなる。

中音から抵抗消費されるが、5dBほどである。松下電器 T10P45A6は元々85dBだし、TangBandのW4-930SAは89dBだ。なので、抵抗を入れても効率が互角ということになる。
PST自体は長岡先生の発案(?)だし、3wayのネットワークから見れば格段に可愛い感じがする。
何より「好きなユニット(あるいは手持ちのユニット)」を使わない手はない。
×はさすがに救えないが△のものであれば大半はPSTでabo-xでは○にできる。

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abo-xユニット交換(10)

いろいろやったので総集編。

周波数特性の良い順
【10cm系】
◎1. Toptone F100A42-11 10cm 8Ω/30w 80~20000Hz 2,898円/セット
 バランスもよく低音も出る。ツイータ不要。

○2. 松下電器 T10P45A6 10cm 6Ω/35w 1,200円/セット
 低音は出るが、好みに応じてツイータを足すと良い

○3. SAMCO LOAA11A00003 10cm 6Ω/40W 3,300円/セット
 *これはデータがないので安保さんの聞いた感じ。好みに応じてツイータを足すと良い。

○4.メーカー不明 ExeModeコンポ2? 10cm 4Ω/10w -円/セット
 ExeModeのCDR300のもの。これにはツイータもついている。

△5. メーカー不明 ExeModeコンポ1? 10cm 4Ω/3w -円/セット
 ExeModeのCDR291のもの。これにはツイータもついている。

△6 . TangBand W4-930SA(OEM) 10cm 6Ω/25W 70~20000Hz 3,680円/セット
 音色はなかな良い。低音が出ないというより中音があがる。

△7. 松下電器 FL10CM20W 10cm 4Ω/20w 960円/セット
 傾向は上と同じく低音が引っ込んで聞こえる。好みに応じてツイータを足すと良い。

△8. 富士通 22-0047-9001 8cm 4Ω/3w -円/セット
 これも同一傾向。ツイータは不要?

×9. Toptone F100A141-2 10cm 8Ω/10w
 f0が高く低音が出ないが音のバランスはよい。

<未評価>
・ SHARP 10WBM48A 10cm 8Ω/20w 1,575円/セット
・ PRIME 92F-A8515 9cm 8Ω/5w 798円/セット

【8cm系】
◎1. Tang Band W3-582SCw 8Ω/12W 3,380円/セット
 バランスもよく低音も出る。ツイータ不要。

×2.FOSTER FF70EG 8Ω/5W 2,400円/セット
 f0が高く低音が出ないが音のバランスはよい。

◎はフルレンジ1発でいける。
○は高域が不足するものなどがあり、ツイータを足す必要があるかもしれない。
△は「惜しい」という感じで、ややバランスが悪い。
×はabo-xではやめておいた方が良い思う。

後、これは周波数特性だけなのでそれで全部決まるわけでもない。

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abo-xユニット交換(9)

今回は、8cmのユニットの第二段。
FOSTER FF70EG 8cmというか7.5cmというか。
江川先生お墨付きの安いながら名機?

こんな感じ。

つけてみる。

FOSTER FF70EG のデータ。
・スピーカ付近のデータ。

・ダクト付近のデータ。

・試聴位置付近のデータ。

・試聴位置付近のデータの松下電器 T10P45A6と比較。

ううむ。さすがに苦しいかも。
スピーカ測定も松下電器 T10P45A6に負ける。特に100Hz以下での低下が激しい。
ダクトが頑張っているが、試聴位置でも伸びない。
バランスはさほど悪くなく、高音もツイータは要らない。
やはり苦しい感じ。

*松下電器 T10P45A6はツイータをつけたもので周波数的には現状のBest。

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abo-xユニット交換(8)

今回は、8cmのユニットにしてみた。
Tang Band W3-582SC 8cm

まずは8cm装着のバッフルから作成する。




つけてみる。

Tang Band W3-582SCのデータ。
・スピーカ付近のデータ。

・ダクト付近のデータ。

・試聴位置付近のデータ。

・試聴位置付近のデータの松下電器 T10P45A6と比較。

お!すごくいい。
スピーカ測定も松下電器 T10P45A6と低音は互角。
試聴位置も遜色ない。
低音も同じ程度は伸びているし、中音の持ち上がりもない。
高音も、ツイータは要らない。
8cmでもこれはいい。JSPにつけるよりいいかも。

*松下電器 T10P45A6はツイータをつけたもので周波数的には現状のBest。

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abo-xユニット交換(7)

今回もまた当方所有のジャンクでExeModeのコンポについていたもの。
メーカー不明 ExeModeコンポ 10cm 4Ω/10w -円/セット

AuraSoundみたいな感じに見える。

つけてみる。

ExeModeコンポのデータ。
・スピーカ付近のデータ。

・ダクト付近のデータ。

・試聴位置付近のデータ。

・試聴位置付近のデータの松下電器 T10P45A6と比較。

ん?これも。なかなかいい。
スピーカ測定は松下電器 T10P45A6に比べると低音でもいい勝負だ。
試聴位置も低音はのびており遜色ない。
中音の持ち上がりもない。
高音は、ツイータがいるような感じだが、ここは互角だろう。
ジャンクにしてはかなりいいのかもしれない。

これ、片方を焼損してしまった。惜しかったかも。(TT)

*松下電器 T10P45A6はツイータをつけたもので周波数的には現状のBest。

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abo-xユニット交換(6)

今回は、当方所有のジャンクでExeModeのコンポについていたもの。
メーカー不明 ExeModeコンポ 10cm 4Ω/3w -円/セット

こんな感じ。

つけてみる。

ExeModeコンポのデータ。
・スピーカ付近のデータ。

・ダクト付近のデータ。

・試聴位置付近のデータ。

・試聴位置付近のデータの松下電器 T10P45A6と比較。

ん?なかなかいい。
スピーカ測定は松下電器 T10P45A6に比べると低音でやや劣る。
試聴位置では150Hzが大きく量感では遜色ない。
低音も同じ程度は伸びているし、中音の持ち上がりもない。
高音は、ツイータがいるような感じだが、持ち上がっていてややうるさい印象。
ジャンクにしてはいいのかもしれない。

*松下電器 T10P45A6はツイータをつけたもので周波数的には現状のBest。

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abo-xユニット交換(5)

今回は、富士通の22-0047-9001。
これはaboさん所有のものでPCについていたものらしい。
なのでスピーカメーカが富士通なのかも疑問。(^^!
試聴位置は50cmのものを採用。

富士通の22-0047-9001のデータ。
・スピーカ付近のデータ。

・ダクト付近のデータ。

・試聴位置付近のデータ。

・試聴位置付近のデータの松下電器 T10P45A6と比較。

松下電器 T10P45A6に比べると低音で劣る。
中音の持ち上がりがないのでバランスはよい。
高音は、これならまあツイータはなくてもいいかもしれない。ただ変なピークがあってうるさそうな感じがする。

*松下電器 T10P45A6はツイータをつけたもので周波数的には現状のBest。

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abo-xユニット交換(4)

今回は、Toptone F100A141-2。
F100A42-11と型名は似ているが全くの別物。

これは当方所有なので今回は当方のデータ。
試聴位置は2mのものを採用。

こんな感じ。

つけてみる。

Toptone F100A141-2のデータ。
・スピーカ付近のデータ。

・ダクト付近のデータ。

・試聴位置付近のデータ。

・試聴位置付近のデータの松下電器 T10P45A6と比較。

これは...なかなか...ひどい。
低音がでない。バランスはいいのだが150Hz以下で10dB落ちてしまうので、低音の量感がない。
バランスはよくて、中音の持ち上がりはない。
高音は、微妙ではあるが、それになりに出ているのでツイータをつけなくてもOKだろう。
まあ「Toptone F100」までで同じものとは判断しないことだ。(誰もしないとは思うけど。)

*松下電器 T10P45A6はツイータをつけたもので周波数的には現状のBest。

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abo-xユニット交換(3)

今回は、Toptone F100A42-11。
これはaboさん所有なので今回もaboさんも測定のものをお借りする。
試聴位置は50cmのものを採用。

Toptone F100A42-11のデータ。
・スピーカ付近のデータ。

・ダクト付近のデータ。

・試聴位置付近のデータ。

・試聴位置付近のデータの松下電器 T10P45A6と比較。

これはなかなか凄い。
スピーカ測定こそ松下電器 T10P45A6に比べると低音でやや劣る、試聴位置では遜色ない。
低音も同じ程度は伸びているし、中音の持ち上がりもない。
高音は、松下と違ってツイータは不要だ。
目下はBestかもしれない。

*松下電器 T10P45A6はツイータをつけたもので周波数的には現状のBest。

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abo-xユニット交換(2)

今回は、TangBand W4-930SA。
前に当方のをUpしたので、今回はaboさんも測定のものをお借りする。
試聴位置は50cmのものを採用。

TangBand W4-930SAのデータ。
・スピーカ付近のデータ。

・ダクト付近のデータ。

・試聴位置付近のデータ。

・試聴位置付近のデータの松下電器 T10P45A6と比較。

これもそんなに悪くはないのだが...。
松下電器 T10P45A6に比べると同じく中音が持ち上がっているのでそちらが前面に出てくる印象がある。
低音はのびていてやはり60Hzぐらいはありそうだが少し伸びは及ばないものの量感はある。
高音は、ツイータ付と勝負してこれなら当然なくても良い。
低音だけを求めると、松下電器 T10P45A6には及ばないが、これは結構音色がいい。

*松下電器 T10P45A6はツイータをつけたもので周波数的には現状のBest。

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abo-xユニット交換(1)

abo-xであるが、その後ユニットをいろいろ交換している。
空いた時間にやるので不定期になるけど。

aboさんも測定しているので、幾つかはそれをお借りする。
ただ、当然といえば当然であるがスピーカやダクトのデータは(音場に左右されにくいので)ある程度一致するが試聴位置は部屋が全然違うので一致しない。
周波数傾向からだけするとaboさんの50cmの測定が当方の2m測定と一致するようだ。
なのでそれで比較してみたいと思う。後はaboさんの聴感か?

松下電器 FL10CM20Wのデータ。
・スピーカ付近のデータ。

・ダクト付近のデータ。

・試聴位置付近のデータ。

・試聴位置付近のデータの松下電器 T10P45A6と比較。

そんなに悪くはない。
松下電器 T10P45A6に比べるとやはり、中音が持ち上がっているのでそちらが前面に出てくる印象がある。
低音はのびている。60Hzぐらいはありそうだが少し及ばない。
高音は微妙ではあるが、ツイータはなくてもよさそうに見えるがやはり及ばない。

*松下電器 T10P45A6はツイータをつけたもので周波数的には現状のBestになる。

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TQWTスピーカ(15)

TQWTスピーカであるが、音の感想などをあまり書かなかった。
ユニットを変えたりしていて、試聴にたどり着くのが遅かったせいもある。

外観とか仕上げとかそういうものを除いて、機能的な特性は前にも行ってあるが、まあまあだと思う。
新しいユニットでの測定はしていないが、
・試聴位置(2m)で60Hz以上はほぼフラットな特性
・定在波のディップの少ないくせのない音色
になっている。つまりスピーカとしての基本要件はクリアしている。

TQWTの特性なのか、QWTのように共振の山が高くはないようで、テーパのせいか山は低く裾野が大きい。なのでユニットを選ばないというか、どういうスピーカでも「それなり」に鳴る。
ただ反面、劇的な効果というのはないような気がする。図体の割りに柔らかい音がする。大雑把と言えばいいのだろうか。でも、シビアなものよりかえってそこがいいような気がする。
低音の大半はダクトから出る共振音で歯切れはよくなく、やさしい音なので聞き疲れしない。
なので悪く言えば、ベースラインのしっかりしたようなジャンルの曲やフルオーケストラは苦手に思う。ウッドベースの響きに似ているかもしれない。エレクトリックベースのように固い音はしない。(ジャコ・パストリアスはフレットレスなのでまた違った音がするが...。)
正直、今の世の中では好きな人もいれば(多分アコースティックなJazzコンボなど)そうでもない人も多そうな気がする。
ユニットはといえば、今はTangBand+AuraSoundの2発が気に入っている。
エンクロージャの設計にもよるが、TQWTではどうしても開口部が大きくなる。特に今回は容積を稼ごうとして奥行きを30cmにとったため開口面積が大きい。そのために、その開口面積にあったような口径のスピーカーが望ましく16cmあたりがいいのだが、それを補う手段として10cm*2などの手法でも有効に思える。開口面積に対してスピーカーの口径が小さいと思ったような共振効果が得られないようだ。
またメインのTangBand W4-930SAは紙コーンとしてはとても良い音色がする
サブのAuraSoundのNS4-255-8Dは軽く低音を増加させていて、このブレンドがなかなかいい感じ。特に小音量で聞く場合に低音不足を感じるのをうまく補っていると思う。
好みの範疇であるがPPコーン系にはしっとりとした音色でよいものが多い気がする。

そもそも作るきっかけになったのはabo-xもあるが、以下のアルバムが出たことも大きい。
マイクル・フランクスはずっと聞いているし、こういう雰囲気は最高だ。
AORと言っているがJazzのスローなもので、ボサノバ色が強い。独特の柔らかい雰囲気が一環していて熱烈なファンも多く、当方もそう。
すごく寡作になっていてこれは5年ぶり。
本当に、これを聞くために作ったようなスピーカに思っている。

彼のサウンドも変化してきたので、全部があうとは言わないが、大半はこのスピーカは良く似合う鳴り方がすると思う。
古いが、ゲッツ・ジルベルトなどのボサノバも良く合うスピーカだと思う。
決して万能とは思わないが、ゆったりとした時をくつろぎたいのなら最高の鳴り方をする。
また今のメーカ品で(特殊なものを除けば)こういう鳴り方をするものは少ないように思う。機能的に小型化と制動を強めた結果、小さくて高性能になった反面、失ったものもあるような気がする。
大型のエンクロージャ(これも53Lある)で背圧が少なくのびのび鳴るもので、共振音が多く制動がゆるいもの...ノスタルジックな音ではあるが、人間が求めている「ぬくもり」があるような気がする。デジタル化が進みアンプもフルデジタルを使っているが、このスピーカはそれでもノスタルジックな世界を作ってくれる。
売っていないものを作るのが自作のいいところだ。そもそも売り出しても売れないだろう。3丁目の夕日ではないが、そういう世界に暖かさがあるのなら、この音も似ている。そういう音がする。
決して(図体ほど)派手な音はしないが、BGMで聞くなら最高に思える。
ピュアオーディとは違うとは思っているが、「癒される音」があるとしたらこういうものなのだろう。

最初は背面解放で大型エンクロージャを考えていたが、これもまた志向としては同じもので、メーカが目指す方向ではない。
aboさんのQWTに刺激されて作ってみたが、(自分にとっては)いいものになったと思う。
同じような音を求めるのなら、QWT・TQWTのような共鳴管は悪くない選択だと思う。

追加)
同じような人を見付けた
・TQWT
http://www.asahi-net.or.jp/~jc3t-sum/elec_etc/tqwt-sp01/index.html
の人とほぼ同じだが、幅はこの人は300mmらしい。200mmなのでこれよりスリム。床板というのは思いつかなかった。その手はありそう。
PE-16、P-610ですか...。よさそう...。
大容積のTQWTにはピッタリのような...。
ダイトーDS-16Fで高音が...だとDS-16F2でもそうなのかも。

・QWT
自分はやってないけどabo-xがそう。
http://www.asahi-net.or.jp/~jc3t-sum/elec_etc/qwt-sp/index.html
も参考になる。曲げがないのは定在波は少なく素直でいいかも。

・タイムドメイン
http://www.asahi-net.or.jp/~jc3t-sum/elec_etc/td-sp01/index.html
パイオニアのカーステレオ用12cm同軸2ウエイユニット(80W入力)で良好な低音とか。
abo-xもそうだが、ユニットで変わるし、カーオディオのものは少ない容積で低音が出る(ただ効率が悪い)ものが多い。そういう選択もあるのかも。

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TQWTスピーカ(14)

そういえば ダイトーボイス DS-160FⅡの測定をしてなかった。
最初につけたもので期待も大きかったし、失望も大きかった。

試聴位置のデータ。

そんなに悪くはない。
低音も出ている。
まあ図体を考えるとすさまじい低音を想像するのだが、そんなことはまるでなくて、あっけらかんと柔らかい音で鳴る。歯切れはよくないがそこがいい。疲れない。
低音も「漂う」ぐらいが上品で好きだ。「あ、出てたんだ」ぐらい。

定在波も少ないしフラットに近いし、こうやって見ると取り立ててひどいこともなさそうだ。
ただこの程度でも中音が前に来ていて低音が引っ込んだ印象になる。
ダイトーボイスの名誉のために言っておくが、そんなに悪いユニットではないと思う。
中音が前に来るので「明るく・にぎやかな」感じがするだけでバランスそのものは悪くはない。好みの問題。
これも簡単なPSTで中音を-5dbもすれば落ち着いた音になるだろう。

 考えると耳というか好みがどんどんシビアになっているのだろう。この音でOKという場合も多いだろう。
 他のユニットも似たような感じで、多分特性も似ているのだろう。BOSEだけはもう少し低音があがっている印象があるが、逆にこれは暗いというか。
 
難しいものだ。
ユニットで遊ぶとなると16cmを交換するのも手ではあるが、16cmはやはり値段があがる。
なので10cm2発が安上がりだし、そもそも組み合わせで楽しめる。数をこなせばいいというものではないが、求める音に対するトライ回数が増やせるのは事実だ。
遊ぶにしても少ない投資で長時間遊べることになる。
なので10cm2発はお勧め。

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TQWTスピーカ(13)

TangBand W4-930SAを聞いてから2連でどうしても試したいユニットがあった。

それはAuraSoundのNS4-255-8D。
10cmのウーハーなのだが6Khzは出るのでツイータを足せば使えるし、そもそも
TangBand W4-930SAはフルレンジだ。
効率は84dbなので低め。アルミコーンだからか。
TangBand W4-930SAは6ΩでNS4-255-8Dは8Ω。
並列にすると3.4Ωほどになる。

狙いは低音増強なのであるが、点音源は捨てる。共振はスピーカセンターにはならないが、似たような位置にあるので問題はなさそう。
丁度、稲垣潤一(やや古い)とフランク永井(古い!!)がユニゾンしたような感じ。

効率からするとTangBand W4-930SAがいいので稲垣潤一のややバックでフランク永井が歌うという。豪華絢爛とも思えるが、無謀とも思える。
一般的に2発というかPAではよく使われている。というのも最大出力が足りないので、並列で駆動させる場合が多い。この場合は同じユニットを使う。
ただそうやってしまうと、音量が倍にできるのならそれとさほど変わらなくなる。
なのでわざと違うコンビネーションをとってみる。

もう1つは(これは良し悪しがあるが)単一ユニットより複数を混合したほうが音が豊かになるというもので、確かに単一性はなくなるが複数のユニットの混合音は単一のそれより複雑な音色になる。
また効率によって比率が変えられたり、アッティネータでも変えられて調整もできる。

何はともあれやってみる。
以下がバッフル装着。

針葉樹のコンパネはふしがあって面白いが位置にもよるかも。

両方ともネオジュームマグネットなのでマグネットは大きく見えない。
フェライトの10倍の磁力だから10倍あると大変。
両方ともフレームが狭いので後ろからつけたほうがいい。
AuraSoundはさらにエッジが出ているが、装着用のリングがあるのでそれをはさめばしっかりつけられる。


つけてみる。アルミコーンなので反射したりする。

音はといえば狙い通り低音は出てくる。
ちょっと出過ぎなのかしら?この経験はヴェロダインのダクト以来かも。
まあ困ったようなそうでないような。

音源は曖昧にはなるが、それを補ってあまりあるような音がする。
なかなかいいコンビに思えてきた。

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iPODトランスポート

TQWTを作ったし、iPODのトランスポートがほしくなった。

今は1万ぐらいで買える。(Onkyo)
これなら自作するより安上がりだし。

まあこういうのをほしがるのはフルデジタルアンプ派ではないかと。
・CDと違ってジッタが少ない。(回転がないので中のクロックで動く)
・信号に劣化がない
・最終段のDACがない。すぐにPWMされる
なのでパワーアンプに好き嫌いは出るが基本は劣化が最小でD級ならエネルギー効率も最高になる。

感想はといえばまあ口コミと変わらないが、この価格なら...と思う。
インターフェイスコンバータなので、高くも感じるが他社の価格を見ると抜群に安いともいえる。そういうものなのだろう。
・Dockが不安定(ガイドが甘いというか)
・リモコンがいまいち(Onkyo連動で作ってあるので)
みたいなことがあげられているが、機能としては十分だと思う。
アナログ出力もほしいところだけど、コンセプトなのか全く出てない。

デジタルなので自作のものと音としては変わらない。それに自作のもリモコンがあるので良い勝負かも。
こういうのを自作する人も(自分ではないが)いなくはないが、普通に考えて、iPOD+ND-S1000(S)はオーディオの組み合わせとしては悪くないと思う。
ND-S1000(S)は今は実売で1万を切っているし、フルデジタル前提でお勧めかも。

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TQWTスピーカ(12)

ついでなのでバッフルは全部作ってしまった。

・16cm用のもの

搭載はBodseの16cm

・10cm用のもの

搭載はTang Band  W4-930SG

・10cm2発

搭載は
松下電器 FL10CM20W 10cm 4Ω/20w 
松下電器 10P497F0 10Cm 6Ω/20w
で安いながら大奮戦で、Boseより明るい。
ここらはすべてちゃんと聞けるレベル。

まあ他にも12cmとか8cmとか作ればできるが...。
というのも180cm*90cmのコンパネから30cm*20cmは27枚とれる。
13ペアもあるわけで、後10ペアあまるというか。失敗してもOK。
そもそも30cm*20cmだとMDFでもそのサイズが売っている。
¥100ショップだと6mmのがその価格。ホームセンターだと12mmのものも売っている。
MDFは木目でないのが悲しいが実験には十分。

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