空を見上げて
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携帯音楽の環境

まとめというか、目下市販の中でのチョイス

1)mp3player
オーム電機 03-1013 デジタルオーディオプレーヤー DAP-030Z
・よい点
 電池式(単四)なので充電などの心配が少ない。これは今ではかなり貴重。
 一応mp3タグが日本語表示できる(スクロールするが遅い)
 一応フォルダ単位で再生できる。そこをランダム再生できる。(但し操作しにくい)
 ストラップホールがあるのでネックストラップにつけられる。(地味によい。)
 音質は「まあまあ」

 充電式はどうしても電池寿命があり、交換できればいいが大半は交換できない。つまりは「使い捨て」になるが、こういう文化はどうかと思う。地球資源もあるし。Appleのものは「電池交換なし」「SDなし」でこれが継承されたのだろうけど、あの価格を使い捨てするのかしら?(有償の修理交換はできるが、消耗品という前提になっていない。)

2)ヘッドホン
KossのPortaPro
・よい点
 パッドが自由構造で耳あたりがよい。
 サイドパッドがあってずれにくい。(これはかなり貴重。)
 折りたたみできる。
 オープンエアーなので外の音が聞こえる(逆に漏れるので場所を選ぶ)
 消耗品のパッド関係を供給している。(地味によい。)
 音質は低音よりではあるがいい感じ。


パッドは必ずダメになる。汎用パッドも少ない。これも電池と同じ。やはり消耗品と考えて供給しているメーカ姿勢は偉いと思う。たとえ早く壊れたとしても、思想は評価できる。

必要なものは「コードリール」「ネックストラップ」など。
コードリールは以下など。

3)スピーカー
AFENDO Bluetooth ワイヤレススピーカー
・よい点
 マイクロSDが再生できる。(これはかなり貴重。)但しランダム再生とかはできない。
 外部スピーカーになる。(これは、ままあるが...。)
 サイズにしては良い音質。(但しズッシリ重い。)
 カラビナはついている。(地味によい。)
 一応、防滴らしい

 これは要らないなら置いていけば済む。
 こちらは電池ごと消耗品になる。ただBlueToothレシーバーでは充電している時に使えないものもあるが、こちらはそういうことはなく使える。
 なので電池がへたっても、USBから充電し続ければ(つまりAC接続しておけば)使える。肝心のモバイル性がなくなるが、それでも使い続けられのはいいと思う。これで充電池が交換できればいいのだが。

 思うに、殆どが買い替えを狙ってか「使い捨て」設計になっている。ここはやはり(確かに陳腐化するのかもしれないが)「消耗品はユーザ交換」みたいな思想の商品は返って新鮮に思う。借りに壊れたり陳腐化して買い換えるかもしれないが、それでもそれがいい。KossのPortaProなどは30年以上供給されているが、よいものというのはそういうものだろう。

それに充電は不便だ。スマホもそうだが予備バッテリーの方がよほどありがたい。
モバイルでは車で充電にしても限度がある。多少は重くても単四で済むのならその方が遥かにいい。ただそういう思想のものが全然なくなってきた。mp3Playerも以前はSD+単四があったのだが。

スピーカーもこういうのがいいし持っているが、音がいまいちだし携帯性が考慮されていない。
ただこれもロングセラーだ。

こちらは音はまあまあだが携帯性が悪すぎる。据え置きならいいが、それだと電池の意味がない。
昔のラジカセののりかもしれない。(他にも出ているが)

電池式だとこういうのになるのか?大きすぎ。

AFENDO Bluetooth ワイヤレススピーカー が電池で使えるのなら...。
いっそ以下を買ったほうが早道か...。

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2wayヘッドホン(2)

何はともあれ実験してみることにする。

まずはAmazonにあるGranVela ALTEAM P23(以前に上海問屋というかドスパラで買ったもの)

ネックストラップで聞いているので短いケーブルがいい。(50cmほど)
いろいろ売っているが「オスオス」は少なく、買ってみたもののヘッドホン用ではなく太かった。(TT)
ヘッドホンの延長で50cmがあるが、これは性質上メスメス。
そうこうしていたら¥100ショップで伸縮できるのを見つけた。伸縮部は邪魔だが我慢することに。

まずはBlueToothヘッドホンにしてみる。素材は



でできたのがこれ。

デザインはともかく、機能としては問題はなかった。
考えるとこれならあっさり

とか

が良かったかも。

次にmp3Playerにしてみる。
実は以下のようなものを頼んだ。(類似が沢山あるのとレジュームの有無など同じ外観でいくつか存在している模様。)
評判があまり芳しくなかったが、お遊びでできる価格ってことで。

大きさも重さ(15gらしい)も多分そのままつけても違和感はない模様。
ただ海外発送のものらしく、まだ届かない。(TT)
*その後届いた。小さい!!電池は持ちそうにない。なんだかヘッドホンなどを差し込むと中が動くような感じ。遊べるとは思う。
そこで手持ちのオーム電機 03-1013 デジタルオーディオプレーヤー DAP-030Zをつないでみた。

こんな感じ。

デザインは...いまいちというか、かなり贔屓目に見て見方を変えれば近未来に見えないこともない。機能もするにはするが、実際のところ「そっと歩く」分にはいいが、そうでないとジャックが外れてくる。つまり「重過ぎる」。
使えるとしたら、やはり小型プレヤーでないと無理っぽい。

安全を考えると、BlueToothもmp3Playerもネックストラップ。
BlueToothでネックストラップも考えると何か穴が欲しいところなので

は買っておいた。(ただ充電時は外すし、硬いのでやっぱり面倒だった。あ、硬くないと落ちる危険性があるので硬いのはそう悪いわけでもない。)
こんな感じ。

まあストラップを別にしなくても1本でもいいのかもしれない。
スマホも下げられるかもしれないが、今度は使いにくいだろう。(と思ったらそういう人も見かける)

なんかだんだん元に戻ってくる。(TT)
どうせネックストラップなら別にケーブル着脱式のヘッドホンでなくてもいいわけで。
それならKossのPortaPro。


ネックストラップならコードリールが必須。
これの黒を買った。なんか製造中止なのかも。

こんな感じ。

装着感はこちらの方がいいが、なんかこれなら当初からヘッドホンを変えただけのような。

おまけのアウウトドアスピーカー。

これも充電が必要。

最終的に得た結論
・スマホ中心で行く場合
 再生可能時間はおおよそ以下。まあ1日ぐらいで昼食はスピーカーで聞ける。
 BlueToothヘッドホン(6時間ほど)+BlueToohスピーカー(4時間ほど)+スマホ
 どれも充電なのでまめに充電する人向け。
・mp3Player中心で行く場合
 再生可能時間はおおよそ以下。
 電池式mp3Player(8時間ほどだが交換すればすむ)+ヘッドホンのみ
 充電式スピーカー(4時間ほど)
 基本、スマホには頼らない。このスタイルはネックストラップがいい。
 そもそもヘッドホンを携帯するのなら単四電池もプレヤーもさほど負担でもない。

 で苦肉の策で考えたのがこれ。
・単三乾電池式4本タイプ充電器 USB出力付

何をするか?と言えば、充電式のものの電池がなくなった場合に単三で使える。
ただプレヤーは単四でこれが単三ってのはどうも...。(こういうのの単四は容量がないせいか、全然見かけない。)
・単4電池⇒単3電池に変換!単3形スペーサー

これで単四を4本入れてもっていけば緊急はなんとかなるのかも。

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2wayヘッドホン(1)

以前も書いたが、散歩や庭仕事などでよく音楽を聴く。
今はオープンエアーのオーバヘッドに落ち着いているが、本当に少なくなった。
装着性からするとKossのPortaProが抜群。



よい点は、
・パッド部分が自由構造になっていて耳にFitする。
 ヘッドアームに固定されているものだと、どうしてもあたりが悪い。
・サイドパッドがうまく機能していてずれにくい
 また締め付けも3段階に変えられる
当然ながら、耳への密着性がいいのでヘッドホンを手で支えた感じで音もよい。低音もよい。
・交換パーツが供給されている。
 イヤーパッドもサイドパッドも供給されているのが良心的。
ロングセラーなのもうなずける。
ただ庭仕事すると問題もあって...
・ケーブルが両引き出しである
・ケーブルが長い
という。
後者はコードリールを買えばなんとかなる。(或いは自作するか)前者はどうしようもない。

以前も書いたが、これを解消するには「ケーブル着脱式」というのがある。高級品ではこういうのは多い。逆に高級品というのは散歩や庭仕事に向いているわけではなく、じっくり聞くような大型のものが多い。JBLの以下などはよさそう。

そうこうしていたら、AmazonにGranVela ALTEAM P23が出ていた。
これ、以前は上海問屋で扱っていたものと同じもののようだ。

よい点
・片出しなのでスッキリする
・ケーブル着脱式で好きな長さにできる。(短いのは買うしかない)
・折りたためる
・パッド部分が自由に動くので密着性がよい
・パッド交換できる(汎用パッドで多分OK)

短所というか、折りたためるのは難もあって広げるときはともかく、畳む場合に「ツメ」を外す必要があり、何か細い針金みたいなものがないとつらい。ここにケーブルもあるのでここで畳まないほうがいいかも。
また装着性はさすがに(サイドパッドがあって強弱調節もできる)Kossほどは良くない。ちょっときつめ。我慢できないほどではないし、ちゃんとパッド部分が自由構造なので密着性はよい。音もKossに近いほど良好。少なくともSonyのMDR-410よりは低音も出る。
Amazonで扱っているのは価格が高めというか上海問屋のDN 82759の定価と同じぐらい。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20121204_577148.html
これ最終的には¥700ぐらいになっていたような。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/donyabb/mt2012120351.html
それはともかくケーブル着脱ってのは良くて、それをあきらめるのならKossの方がお勧め。
安くなれば買ってもいいかも。ただレッドはともかく上海問屋はシルバーがあったが、これは色が違ったものがある。

で実際に使う場合であるが...
・散歩の場合
 よく使うのがmp3プレヤー。今使っているのはこれ。
オーム電機 03-1013 デジタルオーディオプレーヤー DAP-030Z

よい点
・単四乾電池である。(現在かなりレア)
 電池の持ちはともかく「使い捨て」にならない。充電式はへたってくる。また予備電池をもっていけば困ることはない。
・日本語でmp3タグ表示できる。またスクロールもする
 これはかなりポイントが高い。日本語というのがありがたい。
・フォルダ再生とランダム再生できる
 但しランダム再生は「その曲が含まれるフォルダ」になる。
普通は「アーチスト」「アルバム」みたいにして、フォルダを切るが、この場合は「アーチスト」の下にアルバム全部を1フォルダに入れておけば、そのアーチストをランダム再生できて、アーチストを切替はできる。操作がかなり面倒なのは事実。ただ「できる」のはとてもありがたい。
 以前は山善のQriom デジタルオーディオプレーヤー UA-F20を使っていた。よく壊れた。(TT)
これも似ているが、UA-20の場合電源を切っていても(気のせいか)電池を消耗するようで、頻繁に交換していた。 しかしDAP-030Zはそういうことはないようだ。(当たり前ともいえるが)お風呂スピーカーも山善にしたらノイズがひどかったので山善そのものが、品質的にはいまいちなのかも。

スマホも携帯するが、音楽のように長時間つけていると、Lockして画面表示をやめてもやはり電池の持ちが悪い。とは言え1日以上は持つし、音楽も沢山持ち運べる。通信費を気にしなければ、NetRadioも聞ける。(最近はJazzRadio.comのMellowJazzがお気に入り)メモリだとどうしても飽きてくるので、電池と通信費用と相談しながらだとありかもしれない。
スマホに戻ると、以前の107SH(iPhone4ぐらい)は丁度良かったが、GalaxyS3αは一回り大きい。これがどうも...。ただ普通に地図などを使う分にはGalaxyの方が広い分使いやすいが。

で感じるのはやはりコードが邪魔。
特にスマホにヘッドホンをつけるとスマホは胸ポケットに限定されるが、Tシャツにしても、ついていないものもあるわけで。(それにGalaxyは大きくて入らない場合が大半)ズボンのポケットはありだが、そうなるとケーブルが長すぎ。ネックストラップもあるにはあるが...。

で、やっと目的になるが
・mp3Player+ヘッドホン
・BlueToothレシーバー+ヘッドホン
を考えてみる。
で、アイデアとしてはGranVela ALTEAM P23に以下をつける。
ケーブル部分がなくコネクタのみ。そう思うとこれでもでかい。もっと小さいのがいいのだが。

でこの先に小型のmp3プレヤーを用意する。
DAP-030Zでもいいけど、一番お安いのは以下など。

BlueToothレシーバーは以下など。

小さくて軽いのでミニジャックだけでも固定できそうだけど、不安があるし、Kossのようなケーブル着脱型でないケースはこの手は使えずネックストラップになる。
しかし、これストラップホールがない。以前に「貼って使える 携帯 ストラップの穴」ってのがあったが、今は売っていない模様。なのでネックストラップにしたい場合はマイクロUSBのものとか。


他にも縦長だけど。

これだとクリップがついているのでポケットなどがあればはさめるし、そこにストラップもつけられる。細かいけどそういうのが持って歩く場合は大事とも言えるが、揃えるとそれなり。

とどのつまりはmp3プレヤー付きBlueToothヘッドホンということに帰結する。
探すとあるのだが...

どうも散歩向きではない。庭仕事だち耳に汗をかきそう。
いろいろあるけど、以下は屋外向きかも。(写真からして)

でもネックバンドかあ~。

ヘッドホン+アルファのいいのは(限定的にしろ)好きな組み合わせになるってことだろう。
考えると、他にもBluetoothヘッドホンだとパッシブ入力のあるものが殆どない。まあ状況的にはしょうがないと思うが、mp3プレヤー+パッシブヘッドホンがメインなのでこれがちょっとつらい。スマホ+BlueToohはサブ。(電池をくうので)。技術的にはコネクタを1つとスイッチ1つなのでどうってことはないのだろうが、ニーズもないのだろう。
かと言って2つもヘッドホンは持ち歩きたくない。
個人的な使い方は
・mp3プレヤー+ヘッドホン(一番多い聞き方)
 極めてオーソドックスで電池交換できるので不自由がないが同じような曲で飽きることがある。
・スマホ+BlueTooth
 スマホには沢山入っているので時々。またNetRadioも時々
みたいに使っている。これを考えると、バラバラのほうがいいが、金額を考えると得ではないしかなり高くつく。

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ヘッドホン(2)

結局...購入...

1)上海問屋 DN-82759 (折り畳み式 ポータブルヘッドフォン)
最後だったらしく1個のみ購入した時点で売り切れ。
白も欲しかったが...


【良い点】
・片出しでケーブルの脱着可能。50cmの細いものはなかったがやや太いものを使った。
・折りたたみできて収納がコンパクト。
・割と良いデザイン。
・安い(ただ送料はかかる。2個買えれば...。)
・音質は良い。Sony MDR-410に比べると低音も出る。但しPortaProほどは出ないがバランスがいい。
【欠点】
・折りたたみから広げる際につめを押さないといけないが、これがどうもやりにくい。小さい部分を押すので細いペン先があればいいが、ない場合指のつめではつらい。

結構気に入ったのだが、上海問屋なのでもう販売はないのかもしれない。

2)KOSS オープン型オーバーヘッドヘッドホン 折りたたみ式 PORTAPRO
Amazonの限定の白もあるが、ここは黒を購入。

ちなみに白はやや安い。

【良い点】
・折りたたみできて収納がコンパクト。
・ロングセラーで割と良いデザイン。(ただプラスチックは安っぽくも見える。)
・音質は良いというか低音がバンバン。オープンエアでは珍しい。
・ヘッドバンドにスポンジがあって装着感が良い。圧力も3段階調整できる。
・消耗品が入手できる
【欠点】
・1.2mのケーブルは自分には長すぎ。
で以下を購入。
audio-technica コード巻取りホルダー AT-CW4

百均のより高級感はある。でもやっぱり邪魔かも。切るのに抵抗もあるし。
・サイドクッション


・イヤークッション

30年近いロングセラーで消耗品の供給もあって生涯物かもしれない。
ただソースによっては低音が強すぎる。(そういうのが好きな人にはいいと思う。)
SonyのMDR410はそんなに低音が出ないのでそういうのが似合うソースも多い。

両方それなりに満足しているが、そんな中で見つけたもの。
AudioComm 折りたたみステレオヘッドホン HP-H112N

・折りたたみできるオープンエアー
・安い。(新品でもケーブルを切れる勇気が出る。)
AudioCommってオーム電機のブランド?
音質は不明だが百均よりはいいに違いない。
ためしに百均を買ったこともあるが、「音圧が低い(音量が小さい)」「音質が悪い(聞くに耐えない)」だった。TVを聞くのでもどうかと思う。いいのもあるのかもしれないが百均では無理もありそう。
ただ「ケース」として利用することにして、使わなくなったヘッドホンのドライバ(スピーカー)と交換すれば多分まともになるような気がする。

全部を消耗品と割り切って考えるのならそういうのもありかな?と。

結局求めていたのは音質というより、「携帯性」「耐久性(結構ラフに使うので)」でなのだが、音質もいいに越したことはない。
そういう意味ではKOSS のPORTAPROはお勧めかもしれない。低音が強いのでPOPS系ではボーカルが引っ込んで聞こえるので評価が分かれるように思う。

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ヘッドホン(1)

散歩や庭仕事などでよく音楽を聴く。
で、いろいろ試したが結局はオープンエアーのオーバヘッドに落ち着いている。
しかし最近は廉価版を除いてぐっと少なくなった。音漏れのせいだろうか?

【形状】
・カナル型
 どうも装着が面倒だし、外音が聞こえない。自分にはあわない。
・インナーイヤー型
 外れやすい。半端に思える。これも自分にはあわない。方式はオープンエアが多い。
・耳かけ型
 外れやすい。装着がやや面倒。これも方式はオープンエアが主流?
・ネックバンド型
 装着でうまくフィットしない。外れやすい。やはりオープンエアが多い。
・オーバーヘッド型
 昔からあるがやはり理に適っていて、一番しっくりくる。
というのでオーバヘッド型に落ち着いている。他も買ったが今は殆ど使っていない。
やはり面倒なものは使わない。

【方式】
・密閉型
 外音が聞こえない。ごつい・重い。音がこもる。低音によりすぎでバランスがよくない。
まあ沢山聞けば中にはいいのもあると思うが...。
・オープン型
 低音が出ないか弱い。音漏れする。(外音が聞こえる代償?)
で中間的なセミオープンもある。

【その他】
・片出し
 左右が1本の線で出てくるもの。いいのはコードが(半分にしろ)邪魔にならない。
・ケーブル交換型
 よく根元から断線するが、交換できるとコード交換で済む。それに好きな長さのものを使える。
廉価なものにはあまり見かけない。
・折りたたみ型
 無理もあるが持ち運びするのなら必須。
・イアーパッド交換
 スポンジだと半年から1年で交換になる。しかし百均で手に入る。密閉型になると標準化が少なく高級品が消耗品として別販売しているのを除けばあまり見かけない。商売にならないのだろう。しかし買い替えするのもどうかと思うことがある。

で求めているものは...
【形状】
・オーバーヘッド型
 装着に一番手間がかからない。安定していると思う。
【方式】
・オープン型
 これが少ない。低音は我慢の範疇だがある程度は出る。というか密閉型も聴いたが、低音が強すぎてバランスが悪い。音が篭っている印象がある。音漏れはするが、外音が聞こえるので安全ともいえる。満員電車では聞かない前提。
 ただこれが廉価版を除いてめっきり少なくなった。
【その他】
・片出し
 必須ではない。構造上、折りたたみでは難しいのかもしれない。
・ケーブル交換型
 必須ではないが、なるべく欲しい。ケーブルは50cmほどでいい。逆にそれより長いとリールを買うはめになる。リールもいろいろ出ているが、それなりの大きさになってしまう。小さいのがいい。
 今はケーブルを切断改造している。しかしそれだとやはり「継ぎ目」があるので面白くない。リールよりは小さいのでその点はいい。
・折りたたみ型
 運びするのなら必須。なるべく簡単なのがいい。
・イアーパッド交換
 自分の場合は必須。コストを考えると百均のものが使えるのがいい。

で近いものとして
上海問屋 DN-82759 (折り畳み式 ポータブルヘッドフォン)
を買った。ケーブルは50cmのものを別に購入した。
良いところ
・折りたたみ式
・片出し(折りたたみ式では珍しい)
・ケーブルが交換可能(これもこのクラスでは珍しい)
・イアーパッドが交換できそう
で、音質は二の次。しかも価格が驚くほど安かった。(¥698)送料がかかったりするが。
実際に届いて聞いてみた感想。
どうもALTEAM AH-P23というものらしい。
音圧は高めで能率は良い部類。音は低音もまあまあ出て自分としては合格の部類。というか、密閉型よりよほど抜けがよくクリアー。
自宅で聞く音楽はスピーカーで聴くのでヘッドホンでは聞かないし。
では欠点がないかと言えば...レビューにもあるが、折りたたみ時のツメの操作がある。
やはり片出しの折りたたみは苦しいのかセンターで曲がるのだが、そこにロックのツメがある。
広げる場合はいいが、折りたたむ場合そのツメを押し込む必要がある。
細いドライバみたいなものでやれば簡単なのだが、出先だとツメでやるがこれがちょっときつい。
ヤスリでロックを甘くしてしまえばいいのか...。
もう1つは(これはヘッドホンの話ではないが)同時に購入した50cmのケーブルがやや太く、コシが強かったこと。実際50cmのケーブルってなかなかない。むしろリール付きコードのほうが取り回しがいいような感じ。

ということでとても気に入ってしまった。しかしもう売っていない。(TT)
そういう意味では
KOSS オープン型オーバーヘッドヘッドホン 折りたたみ式
はかれこれ30年ぐらい供給されているわけでこれを使いまわすのがいいのかもしれない。
そうなると気に入ったリールも必要だが。
折りたたまなくていいのなら
AKG オープン型ヘッドホン K402
ってのもある。色がPOP。
いっそ
折りたたみステレオヘッドホン HP-H112N
を買ってユニットを交換するとか。

気に入ったものがどんどんなくなっていく中、いいものを入手できたと思う。
また販売して欲しいものだが、過去の上海問屋からして無理なんだろうなあ~。
できるだけ安定供給して欲しいものだが...。
その点
KOSS オープン型オーバーヘッドヘッドホン 折りたたみ式
は30年近い実績もそうだが、パッドなどの消耗品も安価に売られていて生涯物かもしれない。
こういう物がいいと思うこの頃...。

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mp3プレヤー(UA-F20)

使っていた、Qriom デジタルオーディオプレーヤーのUA-F20の調子が悪くなった。
ヘッドホンの接触がよくない。

で安売りしていた時に4つ買っておいたのだが...。1つもやはりしばらくして同じ症状になった。
取り替えると今度は「読み込み中」のまま進まない。Windowsでフォーマットしても変わらない。
もう1台やってみると、これまた「読み込み中」のまま。
新品だったのでまさかと思っていたため、購入時に動作確認はしなかった。なので保証期間も過ぎてしまった。修理するほどでもない価格だし。

壊れているような感じでもなく、恐らくはファームの書き込みか何かの不良に見える。マニュアルを見ると65Pに「ファームアップデートの公開予定」の記載がある。しかし、HPにはそういうものはない。
サポートにメールしても「公開していない」とのこと。

このUA-F20はCD+メモリに見えてCDにはソフトが入っている。そこでファームのリストアはできるのだが、バックアップができない。これができれば、接触不良のもののファームを移植すれば動くのかもしれないが。これもサポートでは未公開とのこと。
結局は初期不良50%というとんでもない代物だった。(TT)
買ったら、すぐに動作確認はしておくべきだった。新品でもこんな不良率ってのはどうも...。

で類似品を探してみたが、これがなかなかない。
・電池で動く
 まずはこれが少ない。殆どが充電式だが充電式はへたってくると電池が持たない。
新品で15時間ほどでもだんだん短くなってくる。そもそも出先で充電できないし、お気軽に交換もできない。
・USB形式でそのまま動く
 これはまあどうでもいいが、多彩でなくてもシンプルでいい。
・日本語の表示ができる
 輸入ものはできないものもある。mp3のタグを日本語で表示しようとするとそれなりに大変そう。
これで頑丈なら言うことがないが...。長寿命だし。信頼性はともかく...。
結局は入手できるのは
1)プリンストンテクノロジー UMP3-4GB(これも製造中止方向?)
2)オーム電機 DAP-030Z
ぐらい。
なぜ電池式を捨てたのか...。電池式で8時間とかの方がよほど使いやすいのだが...。
安いので、音楽も全曲再生ぐらいであるが、反面操作もシンプルなので、USBで好きな曲だけ持っていけばいい。

メモリはUSBにこだわらなければSDタイプがある。とにかくリムーバブルがいい。
昔は¥1000以下でも買えたが今はQriomのEA-S55ぐらいしかない。(その昔はEverGreenの DN-MP3-SDとか)曲名表示が要らないのならこれもありか。(というかこれも1個新品予備があるが、動くのかしら?)
http://www11.atwiki.jp/mp3333/m/pages/11.html?guid=on
に懐かしいものが出てきた。

メモリと電池がリムーバブルなら本体は壊れない限り永遠...のはずが、これで何個も壊してしまった。ヘッドホン端子が壊れてくる場合が多いがスイッチもおかしくなる場合もあった。ただiPodなども持っているが、この手は軽いし使いやすい。特に乾電池はありがたい。充電池もつかえるので、充電式より便利だし、いざとなってもコンビニで電池を買えばいいし充電時間を待つこともない。
またSDの場合はいろいろ持って歩けるのでこれまた都合がいい。
付加価値が低いためか、大手も手出ししないので壊滅状態。いいものは少なくなっていく...。

ついでにヘッドホンもいいのがない。
個人的には
・オープン(エア)型
 これは今でもあるが、高級品は少なくなった。「音漏れ」の話はあるので電車内はまずいだろうが、散歩などにはこの方がいい。外の音も結構聞こえるので危なくないし。カナル型より着脱がお手軽だし。
(ちゃんと聞く場合は密閉型のほうが良いものが多い。ただ散歩には不向きに思える。)
・パッド交換可能
 パッドはすぐにダメになる。交換用も売っているので交換したい。できないのは論外。密閉型は難しい。
・折りたたみ式
 持って歩くので折りたたみは必須。まあ、ここまでは探せば出てくる。
・コードが50cm
 これが少ない。上の条件では殆どないのではないだろうか?長いものはある。でコードリールを使っていたがこれが思いのほか「邪魔」。今はケーブルを切って50cmで使っている。リッツ線なのでハンダは結構大変。(より線だし。)
 50cmのものはあるにはある。プレヤーは胸ポケットかネックストラップなのでケーブルが長いと邪魔。なのでメーカーは50cm+延長ケーブルで売って欲しい。
・オバーヘッド型
 耳かけとかいろいろあるが、やはり着脱はオーバーヘッドがいい。耳かけは本体もさることながらケーブルが落ち着かない。ネックバンドも使ってみたが落ち着かない。ただどうも、このあたりの装着部分が劣化する。
 耳の高さ調整:かなりゆるくなってくる。この部分は1度やればさほど調整しないので固定ネジで止めてもいいような。接着してもいいかも。
 フィット:KOSSのものは少し調整できるが普通は調整できない。使っているとゆるくなってくる。折りたたみだと特に弱いような気がする。
・片出し
 必須ではないがケーブルは片出しにしてほしい。両出しはやはり邪魔。ただ折りたたみ式にすると、片出しは難しいのかもしれない。どちらをとるか?と言われると、やはり折りたたみが優先。
...とにかくそれに合致するものが存在しない。
ケーブルを除けば
KOSS オープン型オーバーヘッドヘッドホン 折りたたみ式 ホワイト PORTAPRO
が近いかもしれない。
こういうのも各パーツをバラバラに売って自分で好きにできると楽しいと思うが...。
古くなってきたらユニットを外して、百均のヘッドホンに入れたら楽しそうな...。

調べるとかなり近いものがあった。
上海問屋 DN-82759 (折り畳み式 ポータブルヘッドフォン)
ちょっと密閉っぽい感じもする。ケーブルは50cmということではなくジャックになっていて自分で好きなものをつけるようだ。買おうとしたら売り切れ...。ドスパラに1つ残っていたのでそちらで。
コードリールというかそういうのを凝った方が早道にも思えてきた。

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ニアフィールド用mp3プレヤー

aitendoでMP3自作フルセット[4PMP3C]
販売価格: 2,480円 (税込)
なるものがあり、一緒に購入。
http://www.aitendo.com/product/4059
いつもケース工作が面倒だったが、これはケースもついている。
で買ったのはいいけど、パネルが間違えて入ってて同じのが2枚あった。(TT)

早速交換してもらった。
で、届いたので組み上げ。
それ自体は、ハンダ付もなくあっさり組立できる。
ケーブルのフォーミングに気を遣うがそれ以外はどうってことはなかった。
USBがちょっと入れにくい感じ。イコライザは相変わらず無いほうが良い。
操作は殆どリモコンで音量もできるのがいい。

このままでは面白くないので改造。
このプレヤーは6Vー14Vと書いてある。つまり内部でレギュレータがあって5Vでは使えない。
12Vが便利なこのもあって、例えばLepaiなどは12Vなので、そちらで使うのなら12Vがいい。一方今回買ったものや秋月のD級なら5Vがいい。
そこで電源の切替スイッチをつけた。

まずは実験。
まず入力に5Vを入れてみたが、仕様にあるように動かない。LEDはともるが曲リストなどが出ない。
そこでレギュレータの出力を短絡し5Vで動かしてみた。

ちゃんと動く。
ってことは、ここにスイッチをつければ良いことがわかる。
ただスイッチの場所が大変。(狭いので)
結局、電源とUSBコネクタの中間にした。

これだと5Vだけで全部動くので今回は重宝。

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波動スピーカーもどきmp3プレヤー

波動スピーカーもどきであるが、端材でできたので2台作成した。
ユニットは10cmのと8cmだが、エンクロージャは本家でいうMS0801クラスの150φになる。(このユニットは8cm)

低音は特性的には100Hzからダラ下がりになる。なのでフラットからすると出ないのだが、ダラ下がりの分良い。

10cmの方はリアスピーカとしてつないでいる。
小さいのがお気に入り。さすがに10cmのほうは8cmに比べて少しは低音が伸びている。

で8cmが遊んでいる。8cmはSharpを入れていたがJSPを10cmに変更したので、余ったTang Band W3-582SCに交換する。
まあ10cmまでとは言わないが、以前に比べると低音はのびてきた。
まあそういうフラットな特性で聞くものではないのかもしれない。 
音が多少なりともよくなると壊すのもためらわれる。

そこで思い切ってmp3専用のコンポにしてみる。
本家では
モバイル波動スピーカー SK0815
なるスケルトンの小さいアンプ内蔵のを売っている。なんか普通の電解コンデンサとか抵抗のような...。
対抗するわけではないが、それならmp3も内蔵させる。
面倒なのでaitendoで以下を買う。¥2,980.
10Wアンプ付きMP3プレーヤーボード[MP3C320C-10W8610]
http://www.aitendo.co.jp/product/3097

本家のように中に組み込むことも考えたが、スピーカはまた遊べるので台座にする。
でケースに入れてみることにする。

見たらわかるのだが、
・電源スイッチがない
・ボタンがUSBの下にあって押しにくい。(逆にすればいいのかしら?)
 他にも
・USBとボリュームが狭く、ツマミをつけたらあたる
ってのがある。SDとUSBは逆にすべきような。

それはともかく、ボタンは困るので別にしてパラにスイッチをつなぐことにした。
ケースは秋月の透明プラケースにした。

まずスイッチを引き出す。

裏側。

ケースに入れる。
スイッチ部分は要らないが、USBとSDの穴あけが面倒。
後ACアダプタは別に受けてスイッチをつけておいた。
ちょっと横がきつい。イコライザ切り替えは使わないので、スイッチを4つにした。

基板後方にAUX-INがあり、ここに入れるとただのアンプになる。


で、台座にはマジックテープでとめたが、台座と本体の止め方が...。
考えた末、荷造り用テープにしたが、外観がいまいち(TT)
そのうち結束バンドでも買ってやりなおそう!!

スピーカーの印象はともかく、プレヤーの印象。
<操作性>
・やはりリモコンがほしい
 aitendoではできるユニットもあって、そう高くもないのでそれとD級アンプの方が良かったかもしれない。
・USBとボリュームが狭く、ツマミをつけたらあたる
 は相変わらず。細いツマミにしてもあたるものがあり、USBの延長ケーブルをつけている。
・なぜかUSBで再生できないものがあった。同社のほかの製品では再生する。
<機能>
・イコライザは4種ほどあるが、何もしないのが一番!!
・回路図は掲載されているが実物とあわない。(抵抗番号などが違うのか...。)
 この回路図も気になっていて、これだとローカットされる。ただ聞いた感じではそうではない。
 改造しようにも結構面倒そう。バスブーストぐらいはつけたい。特に波動もどきは...。
 やるとしたらボリュームを外して、そこで細工して戻すのがよさそうである。

アンプはPAM8610というChipのD級。単品は以下。
http://www.aitendo.co.jp/product/3099
音は可もなく不可もなく...かな?コイルはなくフィルタレス。
放熱板がついているが、熱くなる印象ではない。
プレヤー部はMVSILICON社MP3専用デコーダチップC320Cとある。AU6850と似ているらしい。赤外線もつかえるのかしら?

同じD級でもTA2020などに比べると、ちょっと透明度が劣る感じだが、特性もフラットっぽく価格を考えるとまあまあと思われる。
総合的には、実装というかそういうのはいまいちに思うが、まあコンポ素材としてはお安いのではないかと。

<悪い点>
・ボリュームがUSBの隣であたるのはいただけない
・操作スイッチがUSBやSDの下だと演奏中に触れない。(逆さに実装するしかない)
<要望>
・リモコンがほしい
・シャッフルがほしい
・バスブースト回路がほしい(このイコライザは要らない)
かな?

総合的には、コンポとしてまとまっているのだが...どうも迫力が足りない。
多分スピーカーのせいだろう。BGMでもこれはちょっと...かな?
音量を上げるとそれなりなのだが...。小音量&BGM用だったのだが、ラウドネスをつけたい感じ。本家のモバイルもf0=250Hzなのでアンプ補正がないと似たようなものかも。
バラバラに買ったほうが良かったのかしら?
波動スピーカなのだが、まとまっていると言えばそうだが、どうもスケール感がない。置き方で反射音で聞くにしてもちょっと厳しい感じもする。
Auraでも入れればもう少しは低音は出せるが、この広がりはどうしようもないかも。

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DSIX改造(2)

DSIX改造の続き。

せっかくなので波形を比較。

・DSIXで無負荷の波形

盛大にオーバーシュートする。

・DSIXで500Ω終端の波形

オーバーシュートはおさまるが波形がなまってくる。
実際の終端はもっと低いのだが...。

・市販トランスで無負荷の波形

とっても綺麗な気がする。

・市販トランスXで500Ω終端の波形

立ち上がりもそのままっぽい。

というので波形だけ見ると、市販のトランスの方が俄然有利に見える。
デジタルなので、ここで音が変化するってのもオカルティックに聞こえる。
ただ波形によってクロックジッタが発生し、相手はPLLで同期するので、そのジッタ影響ってのはあるのかもしれない。

それにしても市販トランスの方が有利に思えるが...。(音は...わからない。)

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DSIX改造(1)

伯耆さんが使っていたCDトランスポータであるが同軸出力がほしいとのこと。

この装置は元々は光デジタル出力。
実は中身は組み込みLinuxで動いている。
メモリのwav(やmp3)も再生できるが、USBでCDプレヤーをつなぐと再生できる。
基本的にはバッファがあるのでジッタは少ないはず...で音は結構いいとのことであった。
デジタル出力なので、DACは搭載していない。入れてはあるけど。

で同軸出力であるが名高いものにDSIXがある。
専用のコアが売られていて、そっちを使ったほうが簡単にも思うが、伯耆さんが聞いてみたいというので両方つける。

空いた空間に強引に増設。

後ろに出したがもう1つ端子を忘れた。(^^!
後で増設。

めでたく動作!

なんか、どの端子もデジタルなので大差ないような...。(^^!
DSIXは手巻きであって、部品も指定がある。
専用トランスもチップワンストップで入手はできるが、レアで高い。
どっちもどっち。

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据え置きプレヤー

Qriomを買ったのだが、どうも電池のもちが悪い。
液晶のせいなのかわからないが、すぐに消耗する。
上海問屋のはそれなりに長持ちした。(短い方らしいけど。)それより短い印象。
充電電池にしてがこれもすぐに充電が必要になる。

まあ家にいる場合はACアダプタで聞ければいいのだが、そうはなっていない。
USBで充電しながら聞けるといいのだが...。

しょうがないので1.5VのACアダプタを自作することにした。
面倒なので、秋月から

大容量出力可変安定化電源キット LM338T使用 最大5A
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-00096/

というのを購入した。¥600。
写真ではでかいコンデンサがあるが、これはAC整流を入れるようになっているためで例えば5Vの電源から作るのなら小さくでもOKそう。
アンプなので12V電源にしたい。プレヤーは投入はあるが、あまり食わないと思うので放熱板なしにする。(0.1Aも流れると1W食ってしまう。)
電圧はテスターで調整した。なかなか微妙だが1.5Vほど。

バラックで実験するとぬくもる程度なので、思い切ってカセットケースに入れた。

全部寝かせるとかろうじて収まる。

では電池部分はどうするかといえば、角材で似たようなものをこしらえる。
両側はワッシャ+釘に線材を配線。

もっといい方法もありそうだけど。

つけるとこんな感じ。

つまりはこれを電池の代用でさして使う。

当たり前だけどちゃんと動く。

ノイズを心配したのだが、思ったほどは出ない。(ヘッドホンで聞いて)
コンデンサでOSコンも用意していたが、結局はつけなかった。
すごく気にするのならつけたほうが良いように思う。

結果据え置きプレヤーができるのだが、ヘッドホンで聞いている分にはいい。
またアンプなどと別電源であればこれもいい。
もしアンプの12V(や5V)などから、この電源を引っ張ると多分プレヤーなどが壊れる可能性もある。(^^!
というのも、プレヤーのヘッドホン端子のGNDというか共通端子は電源のGNDと同電位ではない。(同電位のもあるかもしれないが。)
ここをショートさせるとプレヤーはおかしくなる可能性がある。
(つまりプレヤーのヘッドホン端子のセンターと電池のマイナスは同電位ではない。)
なので別電源にするとか、トランス(STA79Aとか)かませるとかが必要になる。GNDをコンデンサ分離してもいけるかもしれない。
単純にはトランスをかませるのがレベルもあがるし早道に思う。

音を期待する向きにはいけないが、BGM程度になら使えると思う。


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MP3PlayerKitを作る(14)

たった2日で壊れるのでショックを受けたが、気を取り直して修理することにする。
現象は、「パネルが全く点灯しない」「曲も再生しない」。
電源は正常に供給されている。
とするとCPU付近だと思われるが、目視ではハンダ不良はない。

もしかしたら...と水晶の足を触ると、LEDはつくのだが、そのまま停止。
ただ、ここで現象が変わるということは原因に近いものと思われる。

水晶は12MHzである。
形状で同じものはないが、同じ周波数のものはあったので、早速つけてみた。

ジャンパとホットボンドでつけてある。
で電源On!!

おーー、無事復旧した。(^^v
しかし、2日でこれが壊れるってのはどうなのか...。
まあ偶発故障かもしれないので、このKitが悪いかどうかはわからないが、少なくとも初期不良は存在するようだ。
しばらく、これで使ってみることにする。

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MP3PlayerKitを作る(13)

MP3プレヤーキットフルセットの続き。

同社のレビューに書いておいたが、これはどうも新しいものだったようだ。
その後「MP3-FULLSET-AU6850B」の名前で出ている。
全般的には工作も簡単で、むしろケース加工(中でもスイッチ)が大変。

*心配した動作の方は安定して動作しています。
と書いたが2日で壊れてしまった。(TT)
期待した「ランダム再生」ができなかったので評点は-1の4点。

購入を検討されている人用参考情報。
新しいものは
・入力コネクタがある
・基板のLEDが2つある
・スイッチの基板形状と機能が異なる
なので以前のコメントや評価と違う部分がある。

1.購入される人への情報
1)電源ケーブル極性
 当方のものは「赤・黒」ではなく「白・黒」。
但し電源が「黒」なのでやはり紛らわしい。シルクを見て結線したほうがいい。
2)LEDパネルからノイズが重畳する
 当方のものはなかった。
対応方法は以下の方がやっているがやらなかった。
http://nonchansoft3.at.infoseek.co.jp/audio/mp3amp.htm
3)mp3が左よりに定位する
 この現象もなかった。アンプのバランスはとれている。
4)メディアを認識しない
 USB3種、SD3種をやりましたがすべて正常に認識した。
5)取り付けの部品干渉
 新しいものはない模様。

その他、HPに書いてない情報。
・イコライザは4種ですが、何もないのが一番良い。
・リピートは「全曲」か「1曲」で「ランダム」がない。
・新しいものは、入力の切替機能がある。例えばCDと切替可能。
 ただしコネクタは添付されない。操作はリモコンではなくパネルのみ。

2.ケースに組み込む人への情報
 一般的な工作の範疇だが
1)スイッチパネル
 取り付け穴がない。
 スイッチの凸部分が短い。
 コネクタがスイッチより高い。
なのでこのまま使う場合はちょっと大変。
入力切替はリモコンではできないが、このパネルからなら可能。
(逆にリモコンは10曲送りができてこのパネルではできない。割り切ればつけない選択もある。)
2.LEDパネル
 コネクタ+ケーブルがLEDパネルより少し高い。
ただ、これは少し浮かせれば大丈夫なの、加工はさほど難しくない。

というような感じ。
2日で壊れたのはショックだった。(TT)

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MP3PlayerKitを作る(12)

さて、動いてケースにいれておしまいでは寂しい。
まとめなど。

<感想>
・MP3のUSBプレヤーとしては良いものだと思う。
 少なくとも一般的なものにはなっている。リモコンも良いと思う。
・シャッフルができないのは悲しかった。
 これは人にもよるし致命的でもない。
・ケースに組みにくい
 特にスイッチパネルはいただけない。自作したほうがいいのかも。しかしついているものだし。
 それ以外は割と普通にできるのではないかと思う。

尚、メディアであるが
SDもUSBもそこらのもので試したが全部異常なく読み取ることができた。
またLEDパネルノイズや定位の問題もなかった。これは「たまたま」かもしれない。
線材の色も書き込みと違うのでロットが違うのかもしれない。
¥3,500ほどなので、買い物としては良かったと思う。
ただあくまで「BGM用」であって、ピュアオーディオには向いていないと思う。

<音質?>
音質と言っても再生環境でかなり変わると思う。
イコライザは4つついているのだが、何もないと思われるものが最適に感じた。
というか後は、音の劣化がひどい感じがする。生(?)が一番というか。

再生環境として2種試している。

・低価格アンプ+タイムドメインスピーカ(エクリプス)
つまりスピーカだけが良い場合である。

まあ当然ピュアオーディオには負ける。但しiPODのmp3の同じ曲とはかなり近いものがある。
操作性というかファイルの格納からすると、この方がシンプルでやりやすい。
MP3はにごるというより高域がないのでなかなかクリアにならないのだが、スピーカを変えるとそう気にならない。よくiPODをタイムドメインminiにつないでいるが、そういう感じなのだろう。
ただ音はなんとなく薄っぺらい。厚みがなくて軽いのだが、BGM向きと言えばそうだ。
この傾向はiPODにも見られるがそれより薄いような気がするが気のせいか...。
ピュアオーディオには負けるのだが、そこらのコンポよりはクリアな音質で聞ける。
よくタイムドメインは賛否両論があるし、ファンはどちらかと言えばアコースティックに近い音楽ファンではないかと思う。
つまりは、聞くものによって評価もわかれてしまうのだろう。
端的に言えばBGM&アコースティックなら良い感じだが、違う楽しみ方をするのなら物足りないと思う。

・エクリプスアンプ+ヴェロダインスピーカ
つまり他は全部それなりの場合である。

入力が違うだけで、ピュアオーディオとはいえないが、それに近い構成である。
ヴェロダインはかなり立ち上がりの良いスピーカに思える。また低音も自然な感じで出る。
やはりiPODのmp3にかなり近いと思う。wavに負けるのはしょうがないところだろう。
この場合は音に厚みは増してくる。かといって濁った感じではない。
あまり音楽のジャンルも選ばない感じがするが、逆にBGMとしてはちょっときつめにも思う。
主張が強すぎるというか、存在感があるというか。

自分が思うBGMで重要なのはやはりスピーカではないかと思う。(コンテンツと)
タイムドメインminiもアンプ性能はそうたいしたことがないと聞く。これを無指向性に改造して聞くのがいいのではないだろうか?
「迫力」とか「厚み」とかそういうものを求めると、BGMから離れていくようにも思う。
「癒し」なのでむしろ「アコースティック」とか「ゆったり」「静か」「落ち着いた」音楽を聞くのが前提だろう。
ハイテンションの曲自体が、あまりBGM向きともいえないだろうし。
しかも大音量で聞くのではなく、小さなクリアーな(澄んだ)音で聞けば、癒しBGMとしては最適だろう。

BGMスピーカで重要なのは「クリア(明瞭)」ということに尽きそうだ。
つまり「音の通りが良い」「クリアで邪魔にならない(うるさくない)」「会話の邪魔をしない」というのが良い条件で、「存在感がない」方が良い。
なんだかスピーカの話になったが結局は(BGMの場合)
コンテンツ>>スピーカ>>入力>>アンプ
みたいな関係が成り立っていてコストで妥協するのならこの逆順になると思う。
つまり
・アンプはまあ適当でも良い
・入力もmp3でもよい(どうせ小音量では厳密にわからない)
・スピーカはクリアなもの。強いてあげるのならタイムドメインのminiなど(聞いたことはないが、エクリプスと似ていると思われる。)
 ここにはなるべく¥をかける。
・コンテンツはアコースティック系とか静かな曲など。まあ、これは好みにもよるが、アルバムから抜くとしてもやはり¥はかかるような...。
というのが結論で、まあそういう意味でBGM用音源としては「許せるもの」だと思う。

もしピュアオーディオを目指すのなら、入力も凝る必要があるが、この進んだ世の中で、今後はCDではなくメモリ(USBとかHDDとか)ではないかと思う。

まあピュアオーディオで使う代物ではないが、BGMと割り切ることができるのなら、拡張性はないが面白いプレヤーだと思う。

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MP3PlayerKitを作る(11)

残りであるが、ケース背面に入力とDCコネクタをつける。

入力はピンジャックかヘッドホン端子か散々悩んだが、据え置きってこともあるのでピンジャックにした。
携帯でヘッドホンで聞くこともないし。
また強いて言えば入力も切替できるらしいがこれは省略した。
電源スイッチも悩んだのだが、これも省略。まあ後でもつけられるし。

全体を組み上げた。USBとSDは当然前面。


早速、電源を入れてみた。

透明の裏側から塗装することも考えたが、これはこれで面白いのでそのままで完成とした。

まあ全体的に工作と言ってもケースを作るような感じだった。(^^!

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MP3PlayerKitを作る(10)

さてスイッチの取り付けであるが、高さを下げるためにLEDパネルの前につける。

・LEDパネルはスペーサで浮かせて奥まってつける
・スイッチパネルはケースとLEDパネルにゴムではさむ

このことで、スイッチパネルに穴がなくても取り付けできるし、押してもOKである。
尚、ストロークの件は、スイッチ部分を四角く切り抜いて、全部露出させた。
そのほうが操作性もいよさそうである。

上から見ると

のようにはさんである。
前から見ると

のようにスイッチ部分は全部穴をあけて露出している。
穴あけは根気がいるが、プラスチックだしさほどでもない。

ケースが安物なので気兼ねなくできるのが良い。(^^)

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MP3PlayerKitを作る(9)

中身は至って小さいが前面のパネルはいろいろ大きくなりそうだ。
かと言って縦型というのも面白くない。
なので、ケースは3.5”のFDDのプラケースにした。LEDパネルの横が丁度みたいな感じである。

半分透明なのもよく、リモコンもこれで受けられる。
LED基板は片面なのでコネクタの細工が無理なのでそのままつなぐことにする。
できるとしたら、ライトアングルピンヘッダに変更することだが、
・横幅が広がる
・このピッチは2.54mmではない(少し狭い)
のでやめておいた。

リモコンで操作することを考えるとスイッチは不要なのだが、リモコンを忘れたりするのでつけておくことにする。
ただこれを付けるのは大変だった。

これが元の状態である。

何がいけないかというと
・スイッチのストロークというか突出部が1mm程度しかない
・基板に取り付け穴がない
・コネクタがスイッチより前面に出ている(TT)
ということで普通にはつかない。
どうもケースに入れるのは考慮されていないようだ。(TT)

まず、コネクタを外して後ろからつける。
幸いにもこの基板は両面なのでそれができる。
またコネクタは2.54mmピッチではないのでピンヘッダではささらない。
ライトアングルのままでは下が伸びるのでストレートにペンチで修正した。
こんな感じ。

1pinに注意しないと左右逆になる。その場合はケーブルのpinを抜いて入れ替える。
幸いにして全部色が違うので追っていけばできる。

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MP3PlayerKitを作る(8)

そうこうしていると届いたので早速作ってみる。

ます電源ケーブルであるが、黒と白の線だった。
で普通は黒=GNDと思うのだが、黒=+5Vのようだ。
シルクにはちゃんと書いてあるが紛らわしいには違いない。
まあPinは抜けるので入れ替えておく。

で、後は配線(電源とヘッドホンだけ)だ。

差し込んだだけで動く。(当たり前か。)
LEDパネルもつないでみたが、別段ノイズは気にならない。
ヘッドホンで聞いている限りは定位もさほど問題ではない。

ただ...惜しいというか「ランダム再生」ができない。1曲リピートか全曲リピートしかない。
これは付けてほしかった。(TT)

とは言え、音とびもなく、これはこれで案外使えそうな気がするのでケースに見れてみることにした。

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MP3PlayerKitを作る(7)

Kitの続きになるが自作はひとまずおいておいて考えを整理することにした。

どうも自分の中では2つを追っているのでそれが混乱の原因にもなっている。

1つは伯耆さんの目指すピュアオーディオの世界
もう1つはお気軽BGMの世界

この2つは分けて考えたほうがよさそうだ。

・ピュアオーディオの世界
 やはり目指すのはメモリ型のトランスポータだろう。
 ただワディアから既にiPODのものが出ている。
 価格も¥59,800とこの世界では安めだ。特にワディアは高級ブランドのイメージだし。
 これに足りないとしたらやはりUSB-Hostサポートだろう。
あればHDDだってつなげるのでiPODの上限を超えられるし。
 しかしiPODにそういうPinがあるのが凄い。ただiPODによっては制限もあるようなので、新しい規格なのかもしれない。
 Pinはここに詳しい。ただ、これは一般的なもののようで、この関係の信号はわからない。
 これをやるには道はやはり自作なのだが、ワディアがある今、果たしてそこまでの価値があるものなのか疑問もある。

・お気軽BGM
 これは何でもありだろう。ただUSBメモリは捨てがたい。SDのものはMediaKegなどもあるが、USBとなるとコンポしかない。それでもいいのだが、アンプやスピーカがほしいわけではない。
 オークションに出すのもいいのだが、もっとお手軽なのはないのだろうか?
 コンポでもExemodeのMS400などは実売で¥7,000を切っている。まあこれもアンプやスピーカは要らないのだが。
アンプは音に対して大きく支配的ではないので、まあスピーカを変えるだけでも違うと思う。
 そういえば癒しはタイムドメインスピーカがいいという話もある。つまりはクリアな音がいいのだろう。

とりあえず方向転換してBGM用をやってみることにする。
ExeModeは前に買って、スピーカをアイワのコンポのものに変更した。これはこれでよかったのだが、音は曇っている感じがする。ただサウンドとしては悪いものではないと思う。
それでは芸も何もないので、Kitを買う。
aitendouのMP3Playerのフルキットだ。
なんかコメントはいまいちである。Webで調べても、いろいろ不評もあるが好評なのもある。
まあ気に入らないのなら直せる範囲で直せるだろう。
情報を煎じ詰めると欠点は3つで
1.電源ケーブルの配線色がおかしい
2.LEDパネルをつなぐとノイズが大きくなる(対応方法あり)
3.mp3再生で定位がおかしい。(左による)
みたいな記述を見つけた。
価格は¥3,500というのは魅力だ。ケースや電源はないが。
ExeModeと比較すると微妙おは言えるが、ここは例外だろう。

恐れていてもしょうがないので購入してみることにする。

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MP3PlayerKitを作る(6)

wavの転送の件で、ちょっとあきらめつつあったとき偶然ELMさんのページを発見。

ここでなんと8pinのAVRでWAVを再生していた。しかも、PWMでステレオになる。
48K16bitもOKらしい。
ただ、8bitの再生になるらしいが...。
この方はいろいろな活動をされていて本当に凄い。

それでも、WAVとなると読み込み時間がネックと考えていたので、この製作記事は凄く興味があった。
ソースを見ていると
btr = (sz > 1024) ? 1024 : (WORD)sz;
res = pf_read(0, btr, &rb);
とある。これだと0番地から1024Byte読み込んでしまう。
ところが、ATtiny85は512ByteのRAMだし、そこにはワークもある。

不思議に思ってさらに追っていくと...
なんと読み込みと同時に再生バッファに転送していた。
・mmc.cに
fwd_blk_part(dest, ofs, cnt);
というのがあり
・asmfunc.Sで
それをFIFOに入れ
さらにタイマでPWMで出す
という仕組みのようだ。

ううむ。少ない容量のRAMでこういうやり方もあるのか...と感動を覚える。
Linuxだ!2CPUだ!DMAだ!CPLDだ!と騒ぐ自分が恥ずかしい。
ELMさんのFATFSを使えばいいのか。ここにベンチもある。

・「読む」というより「読んでFIFO(リングバッファ?)」
・タイマ割り込みで「FIFOからVS10XXに出力」
とすれば解決する...ような気分になってきた。
次の課題として考えるべきなのは
・VS10XXに出力
にWaitを入れないことだろう。
ちょっと(そのうち)試してみる気になってきた。

やはりELMさんは凄い人だ。

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MP3PlayerKitを作る(5)

結局、転送速度に関しては何か根本的に変えないといけないようだ。

・メモリから読む
 普通この単位は512Byteだが、USB最低64Byteである
・VS10XXに転送する
 mp3などは再生時間は転送データより長くなるがwavだとそのままの時間になるので一番厳しい。
 32byte単位である。中に5KByteぐらいありそれが再生長になる。しかし、16bitステレオだと1音=4Byte使われる。

 非圧縮(wav)で16bitステレオで44.1KHzは最低ほしい。(つまりCD品質)
これを逆算すると、22.6uで4byte転送することになる。
176.4KB/Sになるが、それで「メモリからの読み込み」「VS10XXへの転送」を行うことになる。
なので単純に350KB/Sで読み込み、350KB/Sで書き込むことになる。
いろいろなことを考えると、それぞれが500KB/Sの能力をもってないと危ない。
特にメモリからの読み出しは「FATを参照する」「そこからセクターを決めて読む」ので、ここが速くないと速度は出ないだろう。またメモリデバイスの速度もある。

 このKitの方式は
・512Byteをメモリから読み取り、32ByteづつVS10XXに転送する。
 つまり16回に1度大きなインターバルがある。
 組み込みでもありFATがキャッシュされているわけでもないので、次を探すのも大変。

 ゆきさんの方式は
・32Byteをメモリから読み取り、32ByteづつVS10XXに転送する。
 ここはいいのだが、メモリは大抵512Byte単位でこれが多分(時間がかかって)まずいのかもしれない。
 同じくFATがキャッシュされているわけでもないので、毎回読むことになる。

高速化できる方策としては
・FATを全部キャッシュにいれてしまう。
 CPUを変えなくてはいけないかも。SHとか?
・2CPU+DMAで「メモリ専用」「VS0XX専用」でやる
 ここは時間待ちだらけで効率が悪い
 FIFOを使うのも良いが...
・1CPUだが、CPLD&DMAで転送する
 FAT部分は難しいが、転送だけとか。
 VS0XXへの転送ならハードでできるかもしれない。
・せめてRTOSにする
 待ち時間に違うタスクを少しでも走らせる
・せめて待ち時間を有効に使う
 最低でもメモリを512読んでいる待ち時間にVS0XXに転送する
ということが考えられる。

RTOSか、待ち時間中の転送ぐらいが、このシステムでは現実的な改良かもしれない。
ただそれだけで性能は出るのだろうか?

それにしても、上海問屋の¥1000に負けるのは悲しい。(TT)
もっともwav再生はできないのだが。

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MP3PlayerKitを作る(4)

転送速度が相変わらず全然なので、思い余って違うソフトを入れてみる。

同じAVRでやっている人でゆきさんがいた。
このBK-1というのはKitとして売っていたようだ。また基板も配布されている記述がある。
ATMega168からATMega64に移植する。
・SDの読み書きは「ゆきさん」のソースを使った(SDHCでも読める)
・MP3部分は、Kitのソースを使った。(Chipが違うので)
・バッテリーチェックなどの機能を削除した(ハードが違うので)
何度か修正して動作までできた。
ちなみに「ゆきさん」は8MHz駆動なので似ているし、LCDやシリアルがないのでそこも有利。

Kitで売った実績もあることだし...と期待。がしかし...
・MP3はやはり転送が間に合わないような音が入る(度合いは増した)
・WAVは何を演奏しているのかも怪しい(TT)
とレベルダウンしてしまった。(TT)

上海問屋の¥1000は良かった。(TT)

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MP3PlayerKitを作る(3)

転送速度が全然なのでクロックアップしようとする。

その前にソースがビルドできるか見ておく。
AVRStudioでワーニングはあるがちゃんとビルドできる。
ISPで書き込むと、買ったときと同じように動作する。

ただConfigでCPUクロックが14.7456MHzになっている。
実際についている水晶は7.3728MHzと半分である。(^^!
なんでこうなっているのかわからないが、どうも半分の速度で動作している。
(その後、これで正しいことを知るのだが)
おかしいと思ってシリアルをつなげてみるとソースでは115200bpsで接続しているが57600bpsで接続する。
これからどうも違った水晶がついていることがわかった。
(その後水晶は正しく、周波数指定が違うことが判明した。)

そこで改めて14.7456MHzの水晶を手配する。まあ16MHzまで動くらしいのでそれでもいいのだが、倍の方が修正も楽だろうし。

でもって届いた水晶を交換。

とりあえずはコンパイルしたままのソースをそのまま書き込む。
げげ!!音が鳴らない。(TT)

しょうがないのでソースを追いかける。
修正対象となるのは
・_delay_usなどの遅延
 本来、水晶があっていればここは必要ない。ただ半分の水晶でこの値なら倍速なので2倍にしないといけない。
・nop();などの時間調整
 nop();の数を倍にする。

これらは
・mp3_player_06.c
・CH375\ch375.c
・IDE\IDE.c
・LCD\LCD.c
・VS1003B\VS1003B.c
が該当するので、それぞれ倍に修正する。

コンパイルして書き込む。
ちゃんと音は出た。(^^)戻った程度だが。

・MP3は程度はよくなったがやはり転送が間に合わないような音が入る
・WAVは「何を演奏しているのか?」程度は(知っていれば)わかる
 ただとても音楽と呼べる代物ではない。(TT)

その後、なんでかずっと悩んでいたら、どうもATmega64Lらしい。
回路図を調べてみると3.3V!!なのでMaxは8MHzというわけだ。
なのでCPUの指定周波数が間違っていることを知った。
水晶は元に戻して、CPU速度を変えてみた。

こうやると「元へ戻る」+「Deley関係の遅れ」と遅くなる。(TT)
ただプログラムの整合性は良いので、そこはスッキリする。

やはり上海問屋の¥1000のに明らかに負けている。(TT)

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MP3PlayerKitを作る(2)

注文したら早速届いた。

しかし、LCDのコネクタが割れている。(TT)

まあ、動作には支障がなさそうなので我慢する。

まずは接続である。
・ACアダプタは秋月の+5VでOKである
・MP3モジュールの接続はちゃんとケーブルが添付されている
ないのは
・USBモジュールの接続ケーブル(16pin)
・ISP(なんと10pin)の接続ケーブル
尚、ISPそのものは販売されている。
自分の場合はAVRIPSMk2があるので、それでやることにする。
ただこれは6pinなので変換ケーブルが必要。

こんな感じ。

1pinの位置がコネクタによって違うのだが、間違えてさしたら煙が出てきた。(TT)
あわててはずして修復。

一応、動作確認を行った。
・入力はSDもOKであるがSDHCには対応していない。
・USBメモリもOKである。

注意しなければいけないのは
・LCD表示のためのフォント(中国語)をメモリ(USBとかSDとかに)おかないと警告が出る(動作はする)
・ソースは開示されているがコメントはすべて中国語
である。

ただこれ...mp3の128kbpsですら、音がおかしくなる。(TT)
wavデータも再生できるのだが、全然音楽にならない。(TT)(TT)
つまりは転送時間が全然足りないという...。
上海問屋の¥1000のでもこれよりはまともな感じ。

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MP3PlayerKitを作る(1)

MP3Playerを製作してみたくなった。
今更という感じがしなくもないが、
・USBメモリが扱えること
・WAV(非圧縮)が扱えること
・トランスポータにできること
というのがほしい。
つまりはCDプレヤーの半導体版みたいなものだ。
最後になるとさすがに敷居が高そうである。

ところがネットサーフしてここを見つけた。
・デコーダにVS1053Bを使う(I2Sの出力がある)
・S/PDIF変換はCS8406(Cirrus Logic)を使う
というものである程度動いているらしい。

探して最終的に残ったのがこれ
日昇テクノロジーの
・MP3プレイヤー開発キット:ATmega64+VS1003+LCD。
・USB1.1 ホストモジュール(CH375搭載)
である。グラフィック液晶もなかなか良い。リモコンがないのは悲しいが我慢する。
ここのaitendoのKitは、リモコンはあるのだが、WAV再生は無理のようだ。
リモコンは気が向けば自作もできるし、VS1003は将来的に乗せかえることにして、まずはベースとして考えてみることにした。

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