空を見上げて
トップページ » 2009年10月

オーディオ入力(18)

またまた続き。

使ったのは秋月のソリッドステートリレー。(フォトトライアック)
これをACラインに入れる。
入力は例の+12Vでよいが、秋月の定数は8Vまでなので、750Ω程度に交換して12V用にする。
これで12Vが出ると、ACがOnする回路ができる。
とは言え、さすがにACをむき出しにすると危険なのでケースに入れる。

このあたりからはさすがに中身を改造しなくてはできない。(^^!
まあそれでも+12VでACのOnOffだけなので回路としては簡単だと思う。
で出来上がり。

ACコンセントがついている。
この後、内部のコネクタ抜けなどのトラブルもあったが、なんとか動作した。

まあ「ここまでやるのか?」という話にもなるが、これでやっと一般コンポ程度の音になる。
結局は入力部分だけの方が良かったのかもしれない。

それにしてもExeModeも
・もう少しましなアンプ
・もう少しましなスピーカ
・もう少しましな操作性
であれば、もっと高くても売れると思うのだが...。
ってビクターかKenWoodかパイオニアならUSBもかかるか...。
しかしCDR-300は録音機能がないとは言え、さほどひどい印象がないのだがCDR-291で途端にひどい音になっている印象。
BGMというのは、小音量がゆえに軽い音になってしまうため、低域を持ち上げた方が良い。
しかし、CDR-291はその手段がまるでない。
外部アンプが唯一みたいで、スピーカに細工しても交換しても「あるレベル」以上にはならない。
新しいものはわからないが、やはりコンポである以上は音質にそれなりの気を使ってほしい。
これならKit+自作アンプの方がはるかにましな音がする。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

オーディオ入力(17)

続きをやってみる。

こうやって、ACアダプタ風のコネクタを引き出した。
ここに+12Vが出ている。

それをアンプにつなぐ。
当然だが、メインスイッチとは連動する。
で、早速動かしてみる。

げげ!!ノイズがひどい。
ブーンという音が出ていて音楽どころではない。(TT)
アンプの電源をACアダプタからとりなおすと綺麗に消える。

まあコンデンサを追加しようか迷うが、いずれにしてもこの方式では電源がもたない可能性もある。
悩んであきらめようとも思ったが、意地になって頑張ることにする。

今度はACを連動させる。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

オーディオ入力(16)

これも聞いて1日とたたないうちに耐えられなくなってきた。(TT)

とにかく音が軽いというか、厚みが全然ない。
低音も出ているのだがなんだかスカスカな音である。

スピーカかと思ってヴェロダインにつないでみる。

確かに良くはなるのだが、それでも物足りない。
根本的にやはりアンプが悪いような気がする。
CDではそこそこなのだが、それでも他のコンポと比べると貧弱に聞こえる。
CDR-300はスピーカの交換だけで良かったのだがアンプまで手抜きしたのか?

しょうがないので外付けアンプを検討する。
D級+ブースターのが余っているのでそれをつなぐことにする。

とは言え中身の回路図もないし、ヘッドホン端子からとることにする。(TT)
試しに聞いてみると、D級アンプ+ブースター+ビクタースピーカならなんとか聞くに耐えそうだ。

そのままだと、電源も2ついるし、なんだか変なコンポだ。
まだ¥3500のMP3PlayerKitの方がいいかもしれない。
(ランダム再生があるのならそういう感じもするのだが。)
せめて電源ぐらいは本体供給を試みるようにやってみる。

探していくとCD部分に+12Vがある。

ただこの部分はメインスイッチとは連動するがスタンバイでも12Vは出ている部分だ。
元に戻せるようにこういうアダプタを作った。

これをかませれば、+12Vが出てくる。
こんな感じ。


by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

オーディオ入力(15)

やはり聞いているうちにどうしても改良したくなってきた。

何が悪いかと言えば...
どうも音がやせているというかバランスが悪い。
低音に全然厚みがない。
ラジオとまでは言わないが、とてもコンポの音に思えない。(TT)

CDR-300はスピーカの交換だけでそこそこ聞けるようになった。
しかし、CDR-291はそうでもないようだ。もっともつなぐスピーカによるのかもしれない。
ただCDR-291というのは「音質は満足」という人と「音質が悪い」という人がいる。
自分の感覚から行くと後者に近い。
ラジカセならまだしも、コンポだとやはり一定レベル以上の音質が欲しいのだが、そこに達していないというか。
いずれにしてもちょっと自分の許容範囲を超えている。

まずはアンプで対策がとれないものか考える。
CDR-291はネジ4本を外すと中身が見えるのだが、スカスカではある。
ただアンプがどこかすらよくわからない。
スピーカから追うとチューナを外せば見えるのかもしれないが、メモリプレヤー部分にも思える。
低音ブースト回路も外さないと出てこないようだ。(TT)
というので、ここはひとまずあきらめる。

ヘッドホン端子から外付けアンプという手もあるが、それだと電源も2つになり「お手軽」から遠のく。
考えたあげく、「少しだけ低音を持ち上げる」という手法に決める。

単純にはスピーカのネットワーク設計のウーハー接続のように、周波数帯域で効率を変化させる。
毎度ながらここの計算にお世話になる。

その前にスピーカを決める必要がある。
ビクターのものでもよかったのだが、CDR-300のスピーカが余っているので使うことにする。

ちなみにビクターは8cmでCDR-300は12cm、ついでにCDR-291は10cm。
低音の効率というのは、基本的には口径だと思うので12cmは有利だろう。(音はともかく)
それにCDR-291はプラスチックエンクロージャであるが、CDR-300は木製で一回り大きい。
ただお世辞にも、頑丈なつくりではない。(^^!
4オームなのでそれで計算する。

考え方はいろいろあるが低音の厚みを増したいので、思い切ってクロスオバー周波数を300Hz程度にとる。これだとそれ以上が減衰する。
なのでボリュームをあげると低音が増すように感じられるはずである。
高域もあげたいのなら、コンデンサも並列にしておけば良いがここは耳障りになりそうなのであえてつけないことにする。

つまりは単純にスピーカと直列に2mHをつけてつないだだけである。

で、早速聞いてみた。

まあ、狙ったとおりに動いている。
低域は重厚ではないのだが、増している。(中・高域が減ったというか)
音にも厚みが出てきた。
欲を言えばきりがないが、BGMとしては許容範囲に入ってきた感じがする。
しばらくはこの状態で聞いて見ることにする。

前に書いたが、CDR-300に比べて随所にコストダウンのような形跡がある。
・ボリューム位置を覚えない
 電源スイッチで切ると覚えているようだが、リモコンで切ると忘れる。
 まだ手回しの方がありがたい。
・イコライザがない
 バスブーストスイッチ1つというのはどうも...。
 イコライザは好きではないが、好みの状態にできないのは悲しい。
・SDにロックがない
 まあ、この程度は我慢ができる部類ではある。
・スピーカ端子がピンジャックである
 まあこれもまだ許容範囲ではある。

録音機能などが増えている部分もあるのだが、やはりコンポである以上「音量レジューム」と「イコライザ(乃至はトーンコントロール)」は欲しいところである。
ここまで手抜きすると実用性からもずれてきているように思う。

この改造をやって、バスブーストを入れて、なんとか許容範囲だが、それでも音は軽い。
BGMだからいいようなものの、オーディオには不向きだと思う。
それに比べればビクターのコンポはそれなりの音で楽しめたと思う。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

オーディオ入力(14)

最近はCDすら面倒で聞かなくなってきた。

iPODもいいのだが、転送が面倒である。
もっとも120Gもあるのだから全部転送してしまえばいいのかもしれない。
それにしたところで、再生は据え置きなので、そうやって聞く場合はアンプ+スピーカになる。

それならMP3PlayerKitでもよさそうであるが、¥3500ならExeModeのコンポを狙う手もある。
まあ¥3500は無理にしても¥7000程度なら買えるし。

ExeModeは1台あるのだが、添付のスピーカを取り替えたらそこそこ聞けるようになった。
勿論、純正のオーディオには遠く及ばないのだが、BGM程度なら問題もなさそうである。
何より「お手軽」だ。
機能は少ないのだが、かえって操作性もよい。

ExeModeなのだが、どんどんマイナーダウンしているように見える。
コストダウンなのかもしれないが。増えている機能もあるにはあるが、以前のCDR-300より下がった機能もある。
現在はMS-400あたりが売られているのだが、オークションでCDR-291という1つ前らしきものが¥3200で落札できた。(Usedだけど。)
これならMP3PlayerKitと互角だし、アンプもある。CDは微妙だが使わないかも。
古いのにこだわったのは
・なんとなく古いほうが機能が良かった印象がある
・CDR-300はそこそこ良かった(音質はスピーカ交換などで対応)
という理由。
CDR-291は故障が多いという話だったが、Usedなので初期不良はないだろうという判断。
音質は「そこそこ」と書いてあった。

で、届いたので早速聞いてみた。

スピーカはプラスチックですごく軽い。(安っぽいというか)
中を見るとコーン紙ってスチロールでできているような。(^^!

SDもロックがないような感じでやはりコストダウンなのか。(TT)
なんだかCDR-300に比べて随所にコストダウンのような形跡がある。

まあ、純正の音はと言えば、あまり迫力がない。なんとなく安っぽい。
音質は低音ブーストスイッチ1つという割り切り。多分アンプにつけたのだろう。Onでないと余計チープ。
ここらも、もう少し付けてほしかった。
ラジオ音質よりは多少はいいと思うのだが、コンポの音にも及ばない。

しょうがないのでビクターのコンポのスピーカと交換。
これは8cmのメタルコーンスピーカでバスレフのエンクロージャ。(ウッドコーンならよかったが)
随分よくはなるのだが...。まあコンポの最低線ぐらいにはなったのか。

おかしいと思ってヘッドホンで聞いてみると、ここですら迫力が感じられない。(TT)
それでは...とCDを入れると...今度はコンポ程度にはなったように思う。
つまりはアンプというより入力(USBとかSDとか)が今一風に思う。
半導体コンポを目指したのだが...。

まとめると
<良かったこと>
・プレヤーとしてまとまったこと
・安価に入手できたこと
・USBとSDで音楽が聞けること
<残念だったこと>
・音がいまいちなこと(スピーカ交換などで、コンポの最低ラインぐらい。)
・電源を切ると設定が失われるものが多いこと。(これはまだいいのだが。)

まあ、割り切って使うことにする。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

MP3PlayerKitを作る(14)

たった2日で壊れるのでショックを受けたが、気を取り直して修理することにする。
現象は、「パネルが全く点灯しない」「曲も再生しない」。
電源は正常に供給されている。
とするとCPU付近だと思われるが、目視ではハンダ不良はない。

もしかしたら...と水晶の足を触ると、LEDはつくのだが、そのまま停止。
ただ、ここで現象が変わるということは原因に近いものと思われる。

水晶は12MHzである。
形状で同じものはないが、同じ周波数のものはあったので、早速つけてみた。

ジャンパとホットボンドでつけてある。
で電源On!!

おーー、無事復旧した。(^^v
しかし、2日でこれが壊れるってのはどうなのか...。
まあ偶発故障かもしれないので、このKitが悪いかどうかはわからないが、少なくとも初期不良は存在するようだ。
しばらく、これで使ってみることにする。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

MP3PlayerKitを作る(13)

MP3プレヤーキットフルセットの続き。

同社のレビューに書いておいたが、これはどうも新しいものだったようだ。
その後「MP3-FULLSET-AU6850B」の名前で出ている。
全般的には工作も簡単で、むしろケース加工(中でもスイッチ)が大変。

*心配した動作の方は安定して動作しています。
と書いたが2日で壊れてしまった。(TT)
期待した「ランダム再生」ができなかったので評点は-1の4点。

購入を検討されている人用参考情報。
新しいものは
・入力コネクタがある
・基板のLEDが2つある
・スイッチの基板形状と機能が異なる
なので以前のコメントや評価と違う部分がある。

1.購入される人への情報
1)電源ケーブル極性
 当方のものは「赤・黒」ではなく「白・黒」。
但し電源が「黒」なのでやはり紛らわしい。シルクを見て結線したほうがいい。
2)LEDパネルからノイズが重畳する
 当方のものはなかった。
対応方法は以下の方がやっているがやらなかった。
http://nonchansoft3.at.infoseek.co.jp/audio/mp3amp.htm
3)mp3が左よりに定位する
 この現象もなかった。アンプのバランスはとれている。
4)メディアを認識しない
 USB3種、SD3種をやりましたがすべて正常に認識した。
5)取り付けの部品干渉
 新しいものはない模様。

その他、HPに書いてない情報。
・イコライザは4種ですが、何もないのが一番良い。
・リピートは「全曲」か「1曲」で「ランダム」がない。
・新しいものは、入力の切替機能がある。例えばCDと切替可能。
 ただしコネクタは添付されない。操作はリモコンではなくパネルのみ。

2.ケースに組み込む人への情報
 一般的な工作の範疇だが
1)スイッチパネル
 取り付け穴がない。
 スイッチの凸部分が短い。
 コネクタがスイッチより高い。
なのでこのまま使う場合はちょっと大変。
入力切替はリモコンではできないが、このパネルからなら可能。
(逆にリモコンは10曲送りができてこのパネルではできない。割り切ればつけない選択もある。)
2.LEDパネル
 コネクタ+ケーブルがLEDパネルより少し高い。
ただ、これは少し浮かせれば大丈夫なの、加工はさほど難しくない。

というような感じ。
2日で壊れたのはショックだった。(TT)

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

MP3PlayerKitを作る(12)

さて、動いてケースにいれておしまいでは寂しい。
まとめなど。

<感想>
・MP3のUSBプレヤーとしては良いものだと思う。
 少なくとも一般的なものにはなっている。リモコンも良いと思う。
・シャッフルができないのは悲しかった。
 これは人にもよるし致命的でもない。
・ケースに組みにくい
 特にスイッチパネルはいただけない。自作したほうがいいのかも。しかしついているものだし。
 それ以外は割と普通にできるのではないかと思う。

尚、メディアであるが
SDもUSBもそこらのもので試したが全部異常なく読み取ることができた。
またLEDパネルノイズや定位の問題もなかった。これは「たまたま」かもしれない。
線材の色も書き込みと違うのでロットが違うのかもしれない。
¥3,500ほどなので、買い物としては良かったと思う。
ただあくまで「BGM用」であって、ピュアオーディオには向いていないと思う。

<音質?>
音質と言っても再生環境でかなり変わると思う。
イコライザは4つついているのだが、何もないと思われるものが最適に感じた。
というか後は、音の劣化がひどい感じがする。生(?)が一番というか。

再生環境として2種試している。

・低価格アンプ+タイムドメインスピーカ(エクリプス)
つまりスピーカだけが良い場合である。

まあ当然ピュアオーディオには負ける。但しiPODのmp3の同じ曲とはかなり近いものがある。
操作性というかファイルの格納からすると、この方がシンプルでやりやすい。
MP3はにごるというより高域がないのでなかなかクリアにならないのだが、スピーカを変えるとそう気にならない。よくiPODをタイムドメインminiにつないでいるが、そういう感じなのだろう。
ただ音はなんとなく薄っぺらい。厚みがなくて軽いのだが、BGM向きと言えばそうだ。
この傾向はiPODにも見られるがそれより薄いような気がするが気のせいか...。
ピュアオーディオには負けるのだが、そこらのコンポよりはクリアな音質で聞ける。
よくタイムドメインは賛否両論があるし、ファンはどちらかと言えばアコースティックに近い音楽ファンではないかと思う。
つまりは、聞くものによって評価もわかれてしまうのだろう。
端的に言えばBGM&アコースティックなら良い感じだが、違う楽しみ方をするのなら物足りないと思う。

・エクリプスアンプ+ヴェロダインスピーカ
つまり他は全部それなりの場合である。

入力が違うだけで、ピュアオーディオとはいえないが、それに近い構成である。
ヴェロダインはかなり立ち上がりの良いスピーカに思える。また低音も自然な感じで出る。
やはりiPODのmp3にかなり近いと思う。wavに負けるのはしょうがないところだろう。
この場合は音に厚みは増してくる。かといって濁った感じではない。
あまり音楽のジャンルも選ばない感じがするが、逆にBGMとしてはちょっときつめにも思う。
主張が強すぎるというか、存在感があるというか。

自分が思うBGMで重要なのはやはりスピーカではないかと思う。(コンテンツと)
タイムドメインminiもアンプ性能はそうたいしたことがないと聞く。これを無指向性に改造して聞くのがいいのではないだろうか?
「迫力」とか「厚み」とかそういうものを求めると、BGMから離れていくようにも思う。
「癒し」なのでむしろ「アコースティック」とか「ゆったり」「静か」「落ち着いた」音楽を聞くのが前提だろう。
ハイテンションの曲自体が、あまりBGM向きともいえないだろうし。
しかも大音量で聞くのではなく、小さなクリアーな(澄んだ)音で聞けば、癒しBGMとしては最適だろう。

BGMスピーカで重要なのは「クリア(明瞭)」ということに尽きそうだ。
つまり「音の通りが良い」「クリアで邪魔にならない(うるさくない)」「会話の邪魔をしない」というのが良い条件で、「存在感がない」方が良い。
なんだかスピーカの話になったが結局は(BGMの場合)
コンテンツ>>スピーカ>>入力>>アンプ
みたいな関係が成り立っていてコストで妥協するのならこの逆順になると思う。
つまり
・アンプはまあ適当でも良い
・入力もmp3でもよい(どうせ小音量では厳密にわからない)
・スピーカはクリアなもの。強いてあげるのならタイムドメインのminiなど(聞いたことはないが、エクリプスと似ていると思われる。)
 ここにはなるべく¥をかける。
・コンテンツはアコースティック系とか静かな曲など。まあ、これは好みにもよるが、アルバムから抜くとしてもやはり¥はかかるような...。
というのが結論で、まあそういう意味でBGM用音源としては「許せるもの」だと思う。

もしピュアオーディオを目指すのなら、入力も凝る必要があるが、この進んだ世の中で、今後はCDではなくメモリ(USBとかHDDとか)ではないかと思う。

まあピュアオーディオで使う代物ではないが、BGMと割り切ることができるのなら、拡張性はないが面白いプレヤーだと思う。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

MP3PlayerKitを作る(11)

残りであるが、ケース背面に入力とDCコネクタをつける。

入力はピンジャックかヘッドホン端子か散々悩んだが、据え置きってこともあるのでピンジャックにした。
携帯でヘッドホンで聞くこともないし。
また強いて言えば入力も切替できるらしいがこれは省略した。
電源スイッチも悩んだのだが、これも省略。まあ後でもつけられるし。

全体を組み上げた。USBとSDは当然前面。


早速、電源を入れてみた。

透明の裏側から塗装することも考えたが、これはこれで面白いのでそのままで完成とした。

まあ全体的に工作と言ってもケースを作るような感じだった。(^^!

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

MP3PlayerKitを作る(10)

さてスイッチの取り付けであるが、高さを下げるためにLEDパネルの前につける。

・LEDパネルはスペーサで浮かせて奥まってつける
・スイッチパネルはケースとLEDパネルにゴムではさむ

このことで、スイッチパネルに穴がなくても取り付けできるし、押してもOKである。
尚、ストロークの件は、スイッチ部分を四角く切り抜いて、全部露出させた。
そのほうが操作性もいよさそうである。

上から見ると

のようにはさんである。
前から見ると

のようにスイッチ部分は全部穴をあけて露出している。
穴あけは根気がいるが、プラスチックだしさほどでもない。

ケースが安物なので気兼ねなくできるのが良い。(^^)

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

MP3PlayerKitを作る(9)

中身は至って小さいが前面のパネルはいろいろ大きくなりそうだ。
かと言って縦型というのも面白くない。
なので、ケースは3.5”のFDDのプラケースにした。LEDパネルの横が丁度みたいな感じである。

半分透明なのもよく、リモコンもこれで受けられる。
LED基板は片面なのでコネクタの細工が無理なのでそのままつなぐことにする。
できるとしたら、ライトアングルピンヘッダに変更することだが、
・横幅が広がる
・このピッチは2.54mmではない(少し狭い)
のでやめておいた。

リモコンで操作することを考えるとスイッチは不要なのだが、リモコンを忘れたりするのでつけておくことにする。
ただこれを付けるのは大変だった。

これが元の状態である。

何がいけないかというと
・スイッチのストロークというか突出部が1mm程度しかない
・基板に取り付け穴がない
・コネクタがスイッチより前面に出ている(TT)
ということで普通にはつかない。
どうもケースに入れるのは考慮されていないようだ。(TT)

まず、コネクタを外して後ろからつける。
幸いにもこの基板は両面なのでそれができる。
またコネクタは2.54mmピッチではないのでピンヘッダではささらない。
ライトアングルのままでは下が伸びるのでストレートにペンチで修正した。
こんな感じ。

1pinに注意しないと左右逆になる。その場合はケーブルのpinを抜いて入れ替える。
幸いにして全部色が違うので追っていけばできる。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

MP3PlayerKitを作る(8)

そうこうしていると届いたので早速作ってみる。

ます電源ケーブルであるが、黒と白の線だった。
で普通は黒=GNDと思うのだが、黒=+5Vのようだ。
シルクにはちゃんと書いてあるが紛らわしいには違いない。
まあPinは抜けるので入れ替えておく。

で、後は配線(電源とヘッドホンだけ)だ。

差し込んだだけで動く。(当たり前か。)
LEDパネルもつないでみたが、別段ノイズは気にならない。
ヘッドホンで聞いている限りは定位もさほど問題ではない。

ただ...惜しいというか「ランダム再生」ができない。1曲リピートか全曲リピートしかない。
これは付けてほしかった。(TT)

とは言え、音とびもなく、これはこれで案外使えそうな気がするのでケースに見れてみることにした。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

MP3PlayerKitを作る(7)

Kitの続きになるが自作はひとまずおいておいて考えを整理することにした。

どうも自分の中では2つを追っているのでそれが混乱の原因にもなっている。

1つは伯耆さんの目指すピュアオーディオの世界
もう1つはお気軽BGMの世界

この2つは分けて考えたほうがよさそうだ。

・ピュアオーディオの世界
 やはり目指すのはメモリ型のトランスポータだろう。
 ただワディアから既にiPODのものが出ている。
 価格も¥59,800とこの世界では安めだ。特にワディアは高級ブランドのイメージだし。
 これに足りないとしたらやはりUSB-Hostサポートだろう。
あればHDDだってつなげるのでiPODの上限を超えられるし。
 しかしiPODにそういうPinがあるのが凄い。ただiPODによっては制限もあるようなので、新しい規格なのかもしれない。
 Pinはここに詳しい。ただ、これは一般的なもののようで、この関係の信号はわからない。
 これをやるには道はやはり自作なのだが、ワディアがある今、果たしてそこまでの価値があるものなのか疑問もある。

・お気軽BGM
 これは何でもありだろう。ただUSBメモリは捨てがたい。SDのものはMediaKegなどもあるが、USBとなるとコンポしかない。それでもいいのだが、アンプやスピーカがほしいわけではない。
 オークションに出すのもいいのだが、もっとお手軽なのはないのだろうか?
 コンポでもExemodeのMS400などは実売で¥7,000を切っている。まあこれもアンプやスピーカは要らないのだが。
アンプは音に対して大きく支配的ではないので、まあスピーカを変えるだけでも違うと思う。
 そういえば癒しはタイムドメインスピーカがいいという話もある。つまりはクリアな音がいいのだろう。

とりあえず方向転換してBGM用をやってみることにする。
ExeModeは前に買って、スピーカをアイワのコンポのものに変更した。これはこれでよかったのだが、音は曇っている感じがする。ただサウンドとしては悪いものではないと思う。
それでは芸も何もないので、Kitを買う。
aitendouのMP3Playerのフルキットだ。
なんかコメントはいまいちである。Webで調べても、いろいろ不評もあるが好評なのもある。
まあ気に入らないのなら直せる範囲で直せるだろう。
情報を煎じ詰めると欠点は3つで
1.電源ケーブルの配線色がおかしい
2.LEDパネルをつなぐとノイズが大きくなる(対応方法あり)
3.mp3再生で定位がおかしい。(左による)
みたいな記述を見つけた。
価格は¥3,500というのは魅力だ。ケースや電源はないが。
ExeModeと比較すると微妙おは言えるが、ここは例外だろう。

恐れていてもしょうがないので購入してみることにする。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

MP3PlayerKitを作る(6)

wavの転送の件で、ちょっとあきらめつつあったとき偶然ELMさんのページを発見。

ここでなんと8pinのAVRでWAVを再生していた。しかも、PWMでステレオになる。
48K16bitもOKらしい。
ただ、8bitの再生になるらしいが...。
この方はいろいろな活動をされていて本当に凄い。

それでも、WAVとなると読み込み時間がネックと考えていたので、この製作記事は凄く興味があった。
ソースを見ていると
btr = (sz > 1024) ? 1024 : (WORD)sz;
res = pf_read(0, btr, &rb);
とある。これだと0番地から1024Byte読み込んでしまう。
ところが、ATtiny85は512ByteのRAMだし、そこにはワークもある。

不思議に思ってさらに追っていくと...
なんと読み込みと同時に再生バッファに転送していた。
・mmc.cに
fwd_blk_part(dest, ofs, cnt);
というのがあり
・asmfunc.Sで
それをFIFOに入れ
さらにタイマでPWMで出す
という仕組みのようだ。

ううむ。少ない容量のRAMでこういうやり方もあるのか...と感動を覚える。
Linuxだ!2CPUだ!DMAだ!CPLDだ!と騒ぐ自分が恥ずかしい。
ELMさんのFATFSを使えばいいのか。ここにベンチもある。

・「読む」というより「読んでFIFO(リングバッファ?)」
・タイマ割り込みで「FIFOからVS10XXに出力」
とすれば解決する...ような気分になってきた。
次の課題として考えるべきなのは
・VS10XXに出力
にWaitを入れないことだろう。
ちょっと(そのうち)試してみる気になってきた。

やはりELMさんは凄い人だ。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

オーディオ入力(13)

wavの再生にあたってwavとmp3を考えてみた。

確かに違うのだがmp3も320kbpsあたりにするとかなり接近する。
よく言われるのは16KHz以上がmp3はかなり落ちてしまうことだ。(128kbps)
対してAAC(Appleのエンコーダ)は同じ128kbpsでもあまり落ちない。
まあエンコーダも各社あって、それによっても結果は異なるようだ。

16KHz付近が聞こえるのか?みたいな話であれば、ここを聞いてみるといいのかも。
まあPCのスピーカでどこまで聞こえるのか?は再生環境にもよるが12Kや13KHzぐらいは聞こえると思う。(多分)
「こんな音は聞こえなくてもいいんじゃないか」と思うのは無理もないが、楽器や声には色々な成分があって、ここをなくしてしまうと、リアリティが失われるようだ。要は「生々しくない」感じになる。「曇った」というか。
それでも音楽の骨子を伝えて情報をこれだけ圧縮しているのだから凄い技術といえる。
ただ(非可逆)圧縮という行為自体は「何かを捨てる」わけで、それが「不要」とも限らないようだ。

最近はmp3の補正もあるようで、それも興味はあるが、失った音は戻ってこないのだろう。
それでも「らしく」聞こえるのはいいと思う。
例えばパイオニアのアドバンスド・サウンドレトリバーというのがある。
ここのサイトに詳しいし、試聴もできる。

<試聴感想>
ちょっとデフォルメはあるかもしれないが、ほぼ感じているものがうまく伝わる内容だと思う。
補正すると「曇った音」から「晴れた音」になるが、オーディオでもそういう感じを受ける。
これは説明には良いサンプルで、mp3とwavの違いを端的にあらわしていると思う。

<説明の感想>
わかりやすいと思う。ただ補正でここまで再現が良いとは考えにくい。(^^!
わかりやすすぎ!!って言うか。それとWMAは可逆圧縮もあるので。

<エンコーダとBitRate>
個人的に
 低BitRateではMp3<WMA<AACと思う。
 高BitRateならMp3=AAC<WMA=WAVと思う。
 WMAは可逆圧縮できる。しかし(PC以外で)再生できる装置は以外に少ない。
 AACもライセンスがあって少ない。
普及から言えば、mp3かWAVが無難な選択といえる。

・MP3
 低BitRate(128Kbps)なら「午後のこ~だ」で高BitRate(320Kbps)なら「Lame」が良い
・AAC
 低BitRate(128Kbps)なら「iTune(Apple)」で高BitRate(320Kbps)なら「SonicStage(Sony)」が良い
・WMAは低BitレートではMP3とAACの中間ぐらい。高BitRateなら非圧縮(可逆)形式がある。

というので極端から極端に走るのなら
・MP3の128KbpsとWAV(非圧縮)あたりが一番良い。
・MP3の128Kbpsに対して、mp3の補正技術はよさげに見える。
このあたりはここに数回にわたって詳しく解説されている。
結論からすると

一番気になる、「音質補正機能で原音に戻せるか」という疑問についていえば、今のところどの技術も原音には戻せていない。

だそうで。(^^!
一旦失われたものは戻らないというか...。

尚、蛇足だけど...
上の前進のサウンドレトリバーは周波数補正ではなくイコライザー風のものであるらしいのでアドバンスド・サウンドレトリバーの説明からすると「別物」ということになる。
どうせなら名前を変えた方がよかったような。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

オーディオ入力(12)

MP3の自作で挫折していたので組み込みLinuxではどうか?とまた考え始める。

・Armaddilo9:ARMのLinux
 まあ、これを買ってwav再生するのなら、iPODの方が安いし使いやすい。
 alsaplayerをなんとか移植して走らせてみるが音質はいまいち。
まあUSBから読み込んでUSBオーディオで吐き出してソフトウェアデコードなのできついだろう。
これならPCと変わらない構成だし、組み込みでは非力。
・GP2X
 どうも後継のGP2XWizはwavも再生できるらしい。
 GP2Xは元々mp3は再生できる。(OggVorbisも。OggFLACならいいのに)
SDもUSBも、なんならLANもできるがNASにはつながらなかった。このあたりは昔やったので今回はパス。
 元々が、Linuxなのでwav再生ができるものがあるだろうと探し回るとCraigAmp3というのがあった。
早速、入れてみた。

おおーーー。ちゃんとwavを再生する。
音もまともである。(^^)
ただ
・日本語のファイル名は文字化けする(しょうがないか)
・なぜかwavではボリューム制御が利かない(我慢する)
である。
しかしよくよく聞くと、まだ音に稀にノイズが入る。転送問題だろうか。まあ我慢の範囲なのか。
SDの2Gのパナの高速タイプなのだが。

しかしさすがにmp3の128Kと比べると音はクリアでハッキリしている。
ベールが1枚とれたような感じにも聞こえる。(^^v

・USBメモリが使える
・WAVが再生できる
という意味では、かなり良いプレヤーとも言える。
ちなみにAVIも再生するのでメディアプレヤーとしても良い。電池で動くのも良い。ただし持ちは悪いと思う。

上海問屋の¥1000には勝つのだが、この価格ならiPODがいいようにも思う。(2万弱だし。)
ゲームも動画も...ってことならついでに入れて遊ぶのもいいかもしれない。

ArmadilloはARM9で200MHz。
このGP2XもARM9だが2個あって200MHzの駆動。
確かコプロセッサが画面とサウンドだったように思う。ってことは2CPUでこの性能になるのか...。
最近の携帯プレヤーは殆どメモリ内蔵だが、余程早いメモリなのか。
まあUSBで使うから特殊なファイル形式ではないのだろうが。

まあPCならいざしらず、組み込みでwavは大変なのだろうか?

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)