空を見上げて
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パッシブスピーカー(6)

自作にとりかかる。

¥1000スピーカーをやったので¥500w目標でやる。
音質よりもコストに情熱を注ぐのは...他が妥協なので。
・秋月の¥200スピーカー2個
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05643/
・ダイソーで10cm角のMDFの6枚セット
以上で合計¥500!!

端材のほうは利用できるが、ミニプラグがいるかも。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-05749/
¥50なので¥550。線材もあるので¥600?
惜しいけどこれで行く。

材料を切る。

端材も少し。くりぬいた円形のでも良かったのか。
ダクトはラップの芯を切ったもの。

組み立ててみる。

前面にはiPhoneやiPodを置くようなところをつけた。
ただジャケットありにあわせると、ジャケットなしではゆるく、ジャケットなしにするとジャケットをつけると入らない。
とりあえずジャケットは外して...。
あ、後5面組み立てるとネジが締まらないほど小さいので2面は残しておく。
全部木工ボンドの接着。なのでハタガネ必須。
MDFはネジが効かないし...。

仮組み立てしてみる。

隙間だらけだけど、まあこんなものかな?

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イコライザ(6)

後は個人的な感想であるが、どうも200Hz近辺を持ち上げると不透明感が増す印象である。

200Hzというのは、低いように聞こえてさほど低くもない。
100Hz以下ぐらいだと、大きな影響はもっていなさそうであるが、それでも急峻なフィルタはどうかと思うので、低音を強調したいのならもっと下を狙っておいたほうがいいと思う。

逆にそうすると、スピーカもある程度のものが必要になってくることになるが、恐らくはJSP方式だと10cm以上もあって、まじめに作ればそれなりではないかと思う。
エンクロージャはおいそれと取り替えるのは大変だがユニットの交換はまだ楽だ。
しかしJSP方式でも万能でもなく相性の悪いユニットもあるので注意したほうがいい。
失敗しても出来の良いバスレフ程度にもはなると思うので、そう心配することもない。

今のメインシステムは、何も味付けがなく...
・入力=パイオニアのDV610AV(2万ほど)
 ゴールドムンド採用のユニット...なのだが、USBでmp3も再生できる。
 ただUSBの再生は
 1)WAVの再生はできない
 コンポだとできるのも出しているのに...。
 2)TV画面を見ながらでないとつらい
 フォルダに分けたら何もなしで再生させるのがつらい。
 3)ランダムなどの機能がなぜか使えない
 CDなどはできるのに...
 4)ついでに「でかい!!」
 半分のサイズにできそうな...。
という感じで自分にとっては、100点というわけではない。(音質ではないのだが)

・アンプ(3万ほど)
 エクリプスのTDA501で、伯耆さんからの借り物。
 これは「素」という感じ。デジタルアンプだが中国製のトライパスでも似たような音はする。無味無臭という感じではある。
 1)ACアダプタがやけに大きい
 2)電源スイッチが後ろにあって触りにくい
などという感じでこれも100点ではない。

・スピーカ(18万*2ほど)
 ヴェロダインDF661で、これも伯耆さんからの借り物。
ヴェロダインはサブウーハの専業でそっちは有名だし、低音も恐ろしく切れが良いらしい。
専業とは言え、昔はスピーカも出したらしいのだが、このあたりはさほど有名でもないらしい。
しかし、16cmでもズッシリとした低音がでるのはさすが。
 1)とにかく重たい!!1個20Kgはあるのでなかなか大変
 2)(自分にしては)音がややきつい。BGMにはつらい感じ。

そしてそれに近づけようとあがいたのが以下のもの。
・入力=自作mp3プレヤー(@5000ほど)
 このあたりからして大敗必至であるが...。
 AitendoのKitであるが、出力が小さいので「素」のアンプをつけてある。
 1)ランダム再生ができない
以外は言う事がない。
 これで「ランダム再生」できて「wav再生」できてUSBでHDD認識すれば「買い」なのだが。
 iPODが近いといえば近い。

・アンプ(@5000ほど)
 ヤフオクで買った中国製アンプでトライパスのTD2024のもの。
 フィルタは改造しているがスピーカの補正程度。
100Hz以下を持ち上げている。
 これは改造もしやすいのでお気に入り。
 欠点と言えば...
 1)ポップ音(電源ONのとき)がでかい!!
 DCオフセットは調整したがそれでもでかい。

・スピーカ(@5000ほど)
 JSP方式の8cm口径のもの。2種あるが、今はTangBandのほうで設計図はJSPのHPのものそのまま。
 TangBandは1本@1500ほどで、あとは材料費だが木材だし。
 別段、これと言った工夫はなくて、ポートの調整をやったぐらい。ポートは30φのものを20cm*4つけている。
 結局はグライコで、これをフラットになるように、ファイルタを設計した。

 このまま勝負すると入力で負けてしまう。(TT)
mp3ではどうあがいてもCDには勝てない。そこで、ここだけはパイオニアのDV610AVにした。
30万オーバーのシステムに1.5万で適うのかというのは興味深いのだが、結果はと言えばいい勝負をしたと思う。
 こうやると音バランスってのはだいたい似ている。
 低音はやはり質感でヴェロダインが良いと感じるが、反面中高音はJSP8cmは捨てがたい。
互角かどうかは好みの問題もあるが、BGMであれば1.5万でも十分という気がする。
 どちらも透明感はあるが、フルレンジの小口径は定位も良い感じがする。

 欲は言えばきりがないが、この価格なら...と思う。
それにしても、iPOD以外になぜ良い据え置きメモリプレヤーがないのだろう?
コンポでは発売されているが、コンポのスピーカっていまいちなのが多いし。
複雑な機能は要らないのだが...。

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イコライザ(5)

イコライザでやっていると結構いろいろわかったような気がする。

趣味としてカメラとオーディオはお金がいくらあっても足りないという。
そんな気がするが、オーディオに限っては自作とか改造というのが程度こそあれ、まだ範囲は広い。
どちらも究極はあるにしても、最後「個々人の好み」ってのがあるように思う。
ただそれにしても「最低限」みたいなものが存在して、その上に「好み」があるのだろう。

やっている感触なのだが...
・安くてもかなりなレベルでできるように感じる。
但し、アンプ+スピーカで成立させることが前提で、片方が独立してよいということにするには、かなり投資が必要だと思う。
確かにそのほうが美しいのだが、自分で聞くのでどうでもいいと思えば「アンプ+スピーカ」で成り立つものでもいいと思う。

それを前提に思うのは
【スピーカ】
・自作する。(面倒かもしれないが、多分一番安上がりで良質に思う。)
・フルレンジ1発がいい。(つながりや定位が良い。3wayでも良く出来たものはあるが、後で補正すると曲によってバランスが崩れる。)
・口径は12cmから16cmぐらいがよく、部屋にあわせて選ぶ。
 FostexとかTangBandとか...。
・エンクロージャはでかくなるがJSPが良いと思う。
 JSPは10cm以上を推奨しているが、自分も大きさが許すのならそれ以上がいいと思う。
 8cmで2種類作ったが、やはり低音の質感がいまいちな印象だった。逆に大口径は中高音が面白くないので、16cmぐらいまでだと思う。
■スピーカはかなり重要
フルレンジの小口径だと中高音はどれもそれなりに出るように思うが低音は期待ほどは出ないと思う。
JSPは出るほうだと思うが、質感はやはり口径なりのものになる。
ポートの調整である程度は出るし、低いほうでも下がっているだけで存在はしている。
勿論、出来合いを買ってきてもいいのだが、同じ金額だと自作の方が有利に思う。(面倒だが)
それに最後、ユニットを乗せかえるのも簡単に可能だ。

【アンプ】
・中国製のD級アンプ(トライパスなど)が良いと思う。
 D級はPWMでパワーが出るし、省電力、透明な音質である。
 下手なアンプよりは余程音は良いと思し、@5000以下で入手できる。
■アンプはそんなに影響力が大きくない
昔ならいざしらず、今はアンプでの差異というのは大きくないと感じる。
ただ透明感というかパーカッシブフルな音に対して応答性が高いほうが透明感が出る。
D級はPWMなので基本的には瞬間的に大きな電力が出せるはず。(電源は十分大きいとして)
普段は小さい音にしても、電源容量は大きなものが良いと思う。
D級でも、メーカで若干音は変わる。尚、トライパス社は倒産してしまったが、音は良いと思う。
トライパスは、内部で後者の細工が可能で、これはとても有難いもの。

【イコライザ】
 上のスピーカとアンプの組み合わせで希望する音になればいいのだが、1発でそういう音になるのはまずもって難しいように思う。
 多分、普通に考えて「低音が出ない」「出てるけどいまいち」みたいな現象になると思う。
 透明感からすると「何もない」にこしたことはないが、それで成立させる場合はそれこそお金がいくらあっても足りなくなる。
 そこで「最低限のイコライザ」を検討する。
 このあたりから普通はやらないように思うが、一番のミソにも思う。
1)測定器にて行う場合
 自分の耳というより測定器であわせる手法。測定器と言ってもマイクとPCがあればいい。
 それで周波数特性を測定する。
2)聴感にて行う。
 この方が現実的かもしれない。
 どちらにしても、この時にグライコをつける。@5000なら自作よりは安い。
手持ちの、グライコは+12dBまで補正できる。(機種にもよると思うが)
 これで特性がフラット乃至自分の好みのバランスを見つける。
 ポイントとしては
1)なだらかに変化させる
2)0dBのポイントを増やす
ということだろう。
急峻に変えるとどうしても曲によって不自然になってしまう。またなだらかであれば、フルレンジだとそんなに違和感は出てこない。
 このあたりは非常に重要で、気に入るまでやったほうが良い。
もし+12dBで足りない場合は他をすべて-6dBとかにする。
なので最大+24dBまでできるが、そこでも足りない場合はスピーカを変えた方が良い。
(またはサブウーハをつけるとか。)

 面倒なら、このままでも仕上がりになるが、グライコより素子数を少なくしたほうが透明感などは有利だろう。
 その場合、自作になるが、その回路の1例は前のページにもある

みたいなものである。
 トライパスの場合は内部回路で、こういう部分があるので、そこに細工すればグライコは取り払える。
 面倒かもしれないがLTSpiceなどで、自分の好みの特性とあうまでやってみる。
 後は、これを自作してアンプの前につければ好みの音になる。注意深く設計すれば、グライコよりは透明感も上がる。
 このイコライザは「音を変えている」のではなく「スピーカの特性を補っている」ような感じである。
なので例えば、低域だけを持ち上げるとかそういう補正がよいと思う。
スピーカを組み替えるよりははるかに安価だし、好みの音バランスまで一気にたどり着く。

 もし、補正が2dB程度であればPST回路も有効に思う。
 それ以上になればやはり電気的イコライザが良いと思う。
・最低限の周波数のみ
・変化と連続性がなだらかである
という前提であれば、そんなに違和感がなく音バランスが保たれる。

但し、結果的にはやはり良いスピーカには及ばないと思う。
補正が大きいというのは、それからは遠ざかっているということになるが、そういうスピーカを見つけるのは至難とも思うし、¥もかかる。
次に修正すべきなのは、やはりスピーカだと思うが、個人的にはユニット口径とエンクロージャが支配的に感じている。
ある程度、口径を大きくしておけばユニットの付け替え程度で好みに近づけられるかもしれない。
口径が小さいものでも、foが低いスピーカを使えば出るにはでるが、効率も悪いためアンプで無理やり出すよう感じでパワフルなアンプが必須し、個人的には、大口径の奏でる質感に及ばない印象がある。
一方、中高音は例外なく小口径がいいように感じている。
なので、作るなら12-16cmぐらいまでがいいという印象がある。

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イコライザ(4)

さっそくアンプを改造しようと分解した。
対象は中国製アンプ。これはわkりと改造しやすいし透明な音がする。

と思ってケースをあけたら、誤って基板を落としてしまった。
するとボリュームが根元からポッキリ...。(TT)

基板に端子がついていて重たいので、落ち方のよってこうなるのね。(TT)
それにしても見事に折れてしまった。

どうも50Kの2連らしいが手持ちにはない。
そもそも「軸がローレット溝」「基板実装タイプ」みたいなのは持ってないし。
売っているのも知らないし...。(TT)

手持ちに100Kがあったのでそれにする。
ワイア用だったが端子を加工して無理やりプリント基板につけてしまった。
これ、ボリュームの位置もシビアでフロントパネルに軸も出てくる。
それも無理やり出した...
で、問題はローレットでこれはさすがにツマミが入らない。(TT)
泣く泣く安物のをつけておいた。

とどのつまり、フィルタの改造ってのは部品があればあっという間だったのだが、ボリュームの修復に随分時間がかかってしまった。
部品探し以外にも落ち込みからの立ち直り時間とか。(TT)

でもって、やってみると当然だがグライコと同じ音がする。
イコライザを外した分、少し透明感も増したような気がする。

というので
・改造アンプ+8cmのJSPスピーカ

・無改造アンプ+ヴェロダインスピーカ
というのは似たような音バランスになった。(^^v
 低音の質感はやはりちょっと負けているが、8cmにしては大奮戦だと思うし、中高音はいい。
なのでBGMはヴェロダインから乗り換えた。

 試しに
・改造アンプ+ヴェロダインスピーカ
をやってみたら、低音過多だった。
やはりスピーカにあわせる必要がありそう。
もしかしらJSPなら10cmあたりから、これをやれば質感も似るかもしれない。
12-3cmで作れば、互角になりそうな...。
でも、口径増やすとエンクロージャがでかいのよね。(TT)

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イコライザ(3)

イコライザを外すにあたって、自分の好みのフィルタを設計してみた。

LTSpiceという無料のアナログ回路シミュレータがあったので、有難くつかわさせていただいた。(^^)
リニアテクノロジー社から提供されている。
面倒だったのでオペアンプは適当なものでやってみた。(^^!
リニアテクノロジー社のものは登録されているが他社の場合はデータを入れるか入手する必要がある。

回路図はこんな感じである。

実際にはオペアンプではなくトライパスのLSIになる。
オペアンプのFBの後ろが抵抗とコンデンサのパラになっているが、ここで調整する。
・コンデンサを大きくすると増幅する低域が低くなる
・抵抗を大きくすると、その増幅率があがる。

周波数特性は以下になる。

以下は約6dBほど低音を強調したい場合である。
12dBにしたいならRは100Kぐらいになる。Cは0.047uにしているが、0.1uでもいいと思う。

この手は難しいというより、「ちゃんとやる」ってことに感じる。
・聞くスピーカを決める
 固定しないと、万能選手にはならない。
・好きなレベルをグライコで調べる
 測定してもいいのだが、普通の試聴位置で耳でやったほうが気に入ると思う
 極端にやるのではなく、スピーカの弱そうな部分を補完する程度がよさそうである
 スピーカによっては、低音が出ないものもあるがそうなるともうどうあがいても出ない(^^!
・そこからフイルタを計算する
 小口径スピーカの場合は恐らく低音になると思うので上のような回路でよいと思う。
 あまり急峻でないほうが自然な気がする。あくまで「補正」なので。
・計算をSpiceあたりでシミュレーションする
 特に「周波数vs増幅率」が上とあうようにすること。

でもってそれでアンプを改造する。
するとイコライザを外しても同じような音が...というわけでアンプを改造する。

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イコライザ(2)

9バンドのイコライザの感想であるが...

1.スピーカの補正はできるか?
 結論からすると「程度問題」というありきたりの答えになった。(^^!
このイコライザは+12dBできる。
なので例えば、同じアンプで「低音を+12dBした8cmのJSPスピーカ」と「何もしない16cmのヴェロダイン」の比較ができる。
まあこのぐらい極端にやると、確かに音は似てくる。(元々そうなのだが。)
逆に言えば、JSPは成分として50Hz程度を含んでいることになり、これは優秀にも思う。

個人的には低音は「何もしないヴェロダイン」が好きなのだが、中高音は「8cmのJSP」が気に入っている。
ただ、こうやってもバランスは確かに似てくるが、音はやはり違うし、質感も違う。
後は「我慢できるか?」みたいな話だと思う。12-13cmのJSPならあっさりOKかもしれない。
そういえばHPに「10cm以上を推奨」とあったような。8cmではこれでも「善戦」の部類だと思う。
(他の8cmはこんなに低音は出ないし。)

2.mp3は補正できるか?
 これも興味はあるが、元々mp3は128Kbpsだと16KHz以上はバッサリ切られている。
なのでそこらを動かしてもあまり...と思ったが、その付近を動かすとややメリハリは出てくる。
ただ、どうあがいたところで、一旦非可逆圧縮したものは元に戻るはずもなく、「好みになる」とか「聞きやすい」というのがあるに過ぎない気がする。

3.プリアンプとして使えるか?
 このイコライザの説明書にもあったが、なるべく0dB以下が良いと記載されている。
やってみると増幅はできるし、音も悪くはないが、透明感は乏しく感じる。
実際のところ例えば、LiniInとメディアプレヤーのヘッドホン端子では音圧が違うので、これをかませるというのは良かったりすると思ったのだが。
 機種によるかもしれないが、これはやらないほうがよさそうである。(試す価値はあるが。)

いろいろ遊んでいると、「この曲はこんなのもいい」みたいなものもあるにはあるが、総合的にいえば
・何もしないのが一番自然
・ただスピーカで伸びていないと思われる低域だけを補えばよいぐらい
・段階は急変させるのではなく、なだらかなほうが自然
みたいな至ってありきたりの結論になった。(^^!

このままでは「ただ遊んだだけ」であるが、得られたのは自分の好みのレベルである。
今度はそれをアンプに反映して、イコライザを外すことを考えることにする。

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イコライザ(1)

オーディオの世界では邪道とも思われているイコライザを試したくなる。

邪道というのは大げさにしても、信号ラインに細工を入れることが、やはり抵抗があるのだろう。
とは言え、アンプにだって「高音」「低音」とかある場合もあれば、「バスブースト」「ラウドネス」などもある。
まあ全くない場合もあるわけで一概にどうのこうのではないと思う。

個人的には「スピーカ」「設置」「アンプ」「好み」などで、それらをドンピシャにあわせるのはかなり難しいと思う。
ショップなどで試聴できれば、リスクは随分軽減できるが、それでも設置環境は違ってしまう。
なので、ある程度はあってもよい感じはもっているが、このあたりは単純なものでよい感触もある。

では「なぜイコライザ」かと言えば、やはり「8cmのスピーカは16cm並みの音がするか?」という疑問がとれなかったせいもある。
最初はトーンコントロール風のものを探していて若松通商あたりで@5000で販売されているのを知った。
ただ「どうせなら」と思ってグラフィックイコライザを探してみると、そんなに高くない。
9バンドなら@5300だし、15バンドでも@9800、31バンドで@12800という具合である。
(購入したのはサウンドハウスさん)
まあ、ボリュームを買ったりケースを加工したりすることを考えると、この方が安上がりだし動作もするだろうし。(^^!
PAをやるわけでもないので9バンドの一番安いのにしておいた。サブウーハ出力のあるのもあって、それはそれで心惹かれるものがあるが、「サブウーハは外せるのか?」というのも興味がある。

でもって届いた。(^^)

設置するとこんな感じ。

なんかLEDがボリュームにまで灯って、結構派手な電飾。
暗い場所で使う想定なのかしら?

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オーディオ入力(25)

JSPのスピーカであるが、置き場所に困って結局本来どおりExeModeにつけた。

さしてエージングしないうちに低音が出始めた。
今度は低音が大きくてバランスが危ない。
人間って贅沢なものだ。

しょうがないのでExeModeの低音ブースト回路を外した。
なので今は「スピーカエンクロージャをJSP方式に」しただけの改造まで戻った。
バランスは確かによくなった。

ただやはり何かが物足りない感じがする。
今度はやはりアンプではないかと思う。なんだか再生周波数が不足している印象をうける。
もっともmp3でそうなっているのだが、同じmp3でも違うシステムではもっと良い印象だ。
なので多分
・入力部分に不足がある

・アンプに問題がある
か、両方かである。
まずCDがあるので聞いてみた。
SDやUSBよりはましだが、差異はある。
AUXiinで聞いても差異がある。
というのでまずはアンプに問題がありそうだ。ただ改造するのなら作った方が早い。(^^!

しょうがないので試聴位置をいろいろ変えていた。
しかし結果は散々な目にあった。(TT)
・USBメモリが壊れた
・スピーカがTVなどとこすって紙が盛大にはがれた。(そのままにしてある。)
そうなるとフラシボーではないが、ますます落ち込んで音まで悪く聞こえてきた。(TT)

結果的にはやはり自然な位置置くことにした。
ただ耳には自然でも部屋のレイアウトにとってはおかしい。(TT)
そこたらを動かしたが収まりは悪い...がよしとする。

壊れたUSBであるが、認識はするのだが容量=0でメディアなしに見える。
好きな曲を集めたものだが、また作るのも面倒なので復旧できないかやってみるが全然ダメ。
物理フォーマットでHPとBuffalloでNG。その他のツールでも回復しなかった。(TT)

捨てる前に記念写真。(TT)

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オーディオ入力(24)

ExeModeの改造も終わり、スピーカもJSP方式にしたが、元のスピーカはやはりExeMode。

そこで、改造型ExeMaodeを聞いてみる。
1)アンプは低音ブースト回路をつける
2)スピーカエンクロージャはJSP方式に変える

2)で外形はかなり大きくなる。

素晴らしい!!
まあ普通のコンポ程度の音になった。
最初のラジオ風の音からは想像できないほど変わった。(^^v

影響度合いから言えば
JSP方式のスピーカ>バスブースト回路
みたいな感じで、どちらも明確に変貌するが、音への影響はJSPの方が大きく感じた。
もっともバスブースト回路は中高音を抑えているだけだ。
JSP方式で行くなら、案外バランスもよくバスブースト回路は要らないかもしれない。
スイッチをつけるべきだったのか。まあ出すぎでもないが低音は強くなった。ちょっともやついているが。
ただ元々ついているバスブーストスイッチを切るとやはり情けない。
これはこれでいいのだろう。

つまり回路*JSP方式の相乗効果となり、かなりしっかりと低音が出る。
そもそも10mm厚のパーティクルボードが振動しているのがわかる。強度不足なのか。(TT)
JSPスピーカはFostexかTagnbandかDIYAudioでも入れたかったが、作り直したほうがいいのか。
場合によってはf0=100Hzってのは高すぎるのでダクトは20φ*10cmぐらいにしないといけない。
30φの中に埋めればいいのだが。

とどのつまり音としては満足で、最初からこの程度であればよかったと思う。
難点を言えばスピーカが大きいことで設置は前のようにはいかない。従ってこういう聞き方だと設置場所がない。(今考える問題ではないが。)

このユニット&ダクトの面は今のサイドの方が普通のスピーカっぽいのだが。
それだと設置面積が下がるのでまだいい。でも性能は出るのやら。
普通っぽくなるのを嫌っただけなのか不明。

それでも、ためしに上に向けたり、下に向けたりするとやはり面白くない。耳に向けないとちゃんとした感じにならない。上に向けて、開口部を耳に向けるのが一番設置面積は少ないがちょっと置き方が難しい。
いずれにしてもJSP方式はかなりよいのだが、
・容積が大きい
・奥行きが大きい(サイドにもってこられないか)
という感じ。
スピーカは2”(5cm)程度のもので作れば、小さくできるがf0は200Hzだし。
でも卓上型はそういうの+バスブースト回路で十分なような...。


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オーディオ入力(23)

改造が終わったので組み立ててみる。

すると液晶が出ない。(TT)
また分解して組み立ててみる。
...そういうようなことを数回繰り返していたらちゃんと動いた。(^^!
なんとも不思議。

そもそも改造そのものより分解の方がはるかに面倒だった。
良く組み立てていると感心する。
今回の場合、結果的にはチューナーボードというか一番はずれやすいものだけ外せば改造できるので、最初からわかっていれば、もっと短時間で済むと思う。
部品もハンダ面につけても(高さがある程度なら)そのままとめられる。

なのでせっかく組みあがったが、もう1度チューナーボードを外し、ブーストの効果だけは実験した。
当然ながら低音は増強される(というか中高音が下がるというか)

でちゃんと組み上げる。

・片側はオリジナルのものを改造し吸音材+パイプダクトを入れたもの
・もう片側はナチュラルダクトに改造したもの
である。

で聞いてみると、低音と中高音のバランスは、まともになった。(^^v

そしてナチュラルダクトからは驚くべき低音が...ということは全くなかった。(TT)
数日放置したのでホットボンドなどは乾いたはずだし。
エージングをかねて、しばらくは鳴らしておいた。

話は脱線するが、この状態で聞くと、ナチュラルダクトより改造版の方が音が大きいので定位が狂う。
ナチュラルダクトのほうは元々中音が引っ込むような印象だが、改造版は中音も元気がいいので、改造前後で差異がはっきりわかる。
フィルタ定数からして「重低音」にはならないものの、それこそナチュラルな感じがする。(元々、そんな低音は出てないような気がするし。)

改造前は中音だけが飛び抜けているような感じで、明るいというより「軽い」「耳障り」みたいな音(例えて言えばラジオ風の音)だったが、これなら少し「しっとり」して聞こえる。
ただCDR-291のファンのために言うと、「そういう音が好き」という場合もあると思う。

というか、自分にとっては、このあたりで「普通の低・中高音バランス」という印象。
端的に言えば「ラジオの音」から「オーディオっぽい音」になった感じがする。
抵抗を減らして、コンデンサを増やせば、低音がより強調されるが、まあこのあたりでいいような。
物事、適度というものがあると思うし。
クリアとか歯切れを求めるのは無理だろうし。

今はこれにビクターのスピーカをつけて聞いている。
これだと少しオーディオに近づくように思う。

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オーディオ入力(22)

改造の方法は2通りあって

・YD6409を違うアンプにしてしまう
 電源は9Vみたいなのでそこで動くアンプなら通用するだろう。
 但し出力の片側はGNDでないといけない。(そこも変えればどうでもいいが)
・YD6409の特性を変える
 具体的には低音ブースター

が考えられる。
このアンプはLowのカットオフ周波数も設定できて、30Hz付近なのでそこはいいようだ。
ゲインも絞れば20KHzまではリニアになる。低音が100uなのでレスポンスが低域で遅れるようだが、倍にしてもたいして改善しなさそうだし、そもそも今の音ではそれどころではないし。
それを言えば、オーディオ部品ってのが搭載されていないし。(TT)

まあ、今回はお手軽なほうから試してみることにする。

というのでYD6406に低音ブースター(というかハイパスフィルタというか)を入れる。
つまり
・10Kと0.33uを直列にしたものを作成し
・YD6406内部の10Kと並列になるように入れる
 裏から

 横から

これで完成!!
 まあやることがわかればお手軽には違いない。

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オーディオ入力(21)

ずっとExemodeのCDR291を聞いていた。

エージングが進むにつれ驚くほどの低音...ということもなく、日々が過ぎていく。(TT)
そもそもスピーカはExemodeではなくビクターのコンポから外したもので、これは結構使ったし、エージングしても進まないのは道理というか。
それに自分が「慣れる」ということもない。

別に聞いているのがエクリプスだったりヴェロダインだったりするので余計かもしれない。
それにしても、割と音に寛容だと思った自分でも「許せない音」があるのは意外な発見だった。
CDR-291は口コミでも音質に対しては、そう悪い評価がないだけに、「好み」と言えばそうなのかもしれない。
今のままでは中高音が盛り上がっていてラジオみたいな音に聞こえ、なんだか聞き疲れする。
ちなみにエクリプスもヴェロダインも試聴位置で特性をとると、低音まで割とフラットだ。(異様に低音ブーストしているわけではない。)
なので、CDR-291自体にその(中高音の盛り上がり)傾向があるのだと思う。
そういうのもいいのだが、好みじゃないのでなおしたいが、イコライザがない。
バスブーストスイッチは入れっぱなしでもこういう感じだ。(入れないと悲惨)

スピーカ改善をやっていても、まあ良くはなるのだが、本質的にアンプを改造したくなる。
元々はそっちが悪いような気もするし。(どのスピーカをつけても同じ傾向なので。)
しかし、回路図の何もないので手探りになる。
まあ危険はあるのだが、「どうしても」という誘惑(?)にかられてバラしてみた。
メインアンプの位置がわかればなんとななるかもしれない。

紆余曲折の上次のような構成になっている。
・CDの下にあるのがCD+メモリ制御基板
・フロントパネルの上がコンソール基板と液晶
・その上がチューナ+電源+メインアンプ

このアンプが小さくてわからなかった。
なので全部バラバラにして調べた。
ぶれたけどせっかくだし。

この両側にフィン(放熱板)のついたICがメインアンプのようだ。
フィンが邪魔で型格もわからない。
しょうがないので一旦フィンを外すと、YD6409とある。
Webで調べると(なかなかわからなかったが)どうもサンヨーのLA4192とコンパチのようだ。
データシートも苦労すると思うので以下においておく。
LA4192データシート

今度はデータシートを調べると内部に10Kの帰還抵抗がある。
しめしめ、これでなんとでもなりそう。(^^)


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ナチュラルサウンド(2)

ナチュラルサウンドの続き。

まあ、NS工房さんのNS-1から3は販売中止みたいだが、ちょっと高い感じだし、スピーカを工夫したほうがよさそうである。
もし
>クロストーク打ち消し信号をμ秒の単位で遅延させる
をやりたい場合は、追加スピーカを上とか後ろに向けて間接音波にすれば、音速からして、その程度(
μ秒)は遅れるだろう。
そこまでしなくても前面を3.4cm離しても音速からすれば100μ秒遅れてしまう。
つまりは、(補助?)スピーカを3cmほどメインより後ろに設置するとこれができることになる。

で、早速やってみる。
が...殆どわからない。(TT)
抵抗も入れてはみたのだが...。

結局のところ(自分がやった実験の限りでは)
・マトリックスサラウンドとしては機能する(当たり前か...)
・これは試聴位置を選ぶ(最適位置が存在する)
・抵抗によって試聴位置が中央であれば、ある程度調整できる
 つまり前後方向だけというか。
・スピーカを前面にするより、素直に横乃至はやや後ろに位置させたほうがサラウンドとしては望ましい。
というのが自分の感想。結局は至って常識的な結論なのだが。(^^!

同じスピーカが4つが望ましいとあったが、これはすぐに実験できないし。(TT)
安物でも雰囲気だけはわかるので、それで「良くなって、スピーカの音が気に入らないのなら、ちゃんと買う」ってのが正解に思う。

抵抗だけは面白いように思った。

例えば設置で「前側で全部!!」というのはちょっと極端だが、少なくとも
・フロントスピーカがセンターに寄って設置している場合に補助SPで補正とか。
・補助SPは真横は無理にしても、若干前ほどに設置するとか。
そうやって、配置を部屋にあわせて決めた場合に試聴位置を決めるとやはり音量バランスがほしい。
左右はバランスボリュームだが、前後はこの抵抗でやれると思う。

バランスボリュームで左右を変えると、モノラルでも音が出てくるがサラウンドでもなさそうな。
まあ音が飛び交うので「音につつまれる」ようにはなる。(周囲に置けば)
ただ、高級スピーカにこれらをまぜると音は濁る方向に働くと思う。
全部が高級ならそれはそれで問題ないだろう。(全部安物でも問題ないが)

マルチスピーカ接続の一種だが定位は向上していると思う。(ソースにもよるのだが)
これは安物でもそうはなる。(ちゃんと設置してちゃんとしたソースを聞けば)
ナチュラルサウンドのページでも定位を述べてあるがこれはそう感じる。ただ定位はサラウンド配置の方がやはり顕著によくなる。

音が良くなるわけではないのだが、そう感じる場合もあるように思う。
特に演奏では中央が引っ込んで左右が出てくるので、ボーカルより伴奏が大きい方がいいとか。(^^!
まあこれは冗談なのだが、実際問題としては設置によって特にスピーカを2つ中央よりに配置している場合には、左右を分離強調したほうがスピーカを離しておいているように聞こえると思う。
この実験では左右を2.5mは離しているので、そこはさほど期待していない。というか効果が大きく出ない。

抵抗で設置自由度は広がると思うがやはり
・無理してやったものは不自然
みたいな感じは免れない印象。
つまり前面のみでサラウンドには無理がある。
但し、そういう音を好む人もいるように思うので、そう思えればそれでいいと思う。
(音というか、スピーカが近接している場合に広がるように感じるのでは?)
その場合でも安物はやはりそれなりの音なので、高級品には混ぜないほうが良いように感じた。
(ひどすぎるスピーカのせいかもしれないが。)

結局は、そういうものを好む場合でも設置は可能な限りサラウンド風にしておいた方が良いように思う。
音量は調整できるわけだし。
とは言え、スピーカを近接して設置するからには制約が厳しいのだろうけど。
設置面積と試聴位置の制約はサラウンドの宿命というか、これはあきらめるしかない。
案外、天井からつるせばいいのかも。

なので得られた結論は
・やはり高級品には見合うスピーカが良い
 例外なのは、音量を凄く小さくする場合。つまり前面に近い設置の場合。
 但しこれは(サラウンド)効果も小さい。
・可能な限りサラウンドに近い配置にする
 上の効果も得られる。設置面積に余裕があれば...。
というもの。

結局、ナチュラルサウンドというのは(音が良くなるのではなく)
・左右の定位を外側に向ける
というものではないかと思う。
なので効果的なのは
・左右のスピーカが中央に近接している
・試聴位置がスピーカの近傍である
という設置をしている場合には空間表現として効果的かもしれない。
なので、(無理して左右を離した)今の位置では効果を求めるならサラウンド配置しかない。

それにしても「モノラル」で効果はないように思うが。(^^!

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ナチュラルサウンド(1)

Webを見ていたら偶然ナチュラルサウンドのページを見つけた。
NS工房さんが、執筆されてそのプリアンプもあるらしい。

ナチュラルサウンドであるが、作り方は至って簡単で2個の(安物の)スピーカを用意してつなぐだけ。
音の調整用に抵抗(W数は大きいが)が必要。
アンプによってはできないものもあるので、やる場合は要注意。最悪、アンプを破損するかも。

配線上のページに配線もあるが、どこかで見たことがある。(^^!
これ単純な「マトリックスサラウンド」の結線方法だ。
例えば、ここのページに紹介されている。

とどのつまり、ナチュラルサウンドというのは
・スピーカを前面において
・それをサラウンド結線して
・適当(好み)に音量調整する
ものなのだろうか?
と思ったが、どうも記述を読むとそうでもない。
これを2chでやる場合、LよりkR(kは定数)を減じ、同じくRよりkLを減ずるようだ。
一体どんな音なのだろうか?

幸いにしてアンプで対応できるものがあったのでスピーカを2個つないでやってみる。
やはりサラウンド風の音になる。(^^!
当然だが、この場合はリアではないまでも側面にスピーカがあったほうが効果的だ。
前面に置くと、違和感とは言わないが、それに近い感じもする。
・「これが好きだ!!」という人もいると思う
・抵抗で音量を変えれば「最適=好み」がある可能性もある
ので、さほど否定的でもないのだが。

考えるとLとRの同相成分(つまり中央にいる演奏者というか)は音量が低下して、両端の演奏者(つまりLとRが違う場合)は強く出てくることになる。
サラウンドとして考えると、スピーカも横乃至は後ろなので理解できる。ドルビーサラウンドが、そういう成分で作成されていることもあるし。
サラウンドの原理はやはりここが詳しい。

しかし実際、ここにあるように
・試聴位置
どんなサラウンドであろうと視聴位置にはベストポジションが存在します。
センタースピーカーを使わないマトリクスサラウンドではその傾向が顕著です。
・モノラルには効果なし
マトリクスサラウンドはステレオソフトを対象として可能なサラウンドです。
モノラル音声では全くサラウンドしません。
(これは原理上もL=Rなら音は出てこないはずだし。)
のはず。

ところがNS工房のこのページでは
>NS回路はモノラル音源の再生にも大きな効果を発揮
とある。
その前に
>クロストーク打ち消し信号をμ秒の単位で遅延させる
とあるので引き算するものが少し遅れているということなのか...。
ただNS-1、NS-2、NS-3とも販売中止みたいだが。

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オーディオ入力(20)

ExeModeスピーカの改造の続き。

人間の耳はリニアではなく一般的にフレッチャー&マンソンの特性がある。
大雑把には3~5KHzほどは減衰させたほうがいいようだ。
ここらも普段聞く音量があるし、好みの音楽もあるし、試しながら。

ネットワークはいろいろやった結果
・ウーハー
 直列にコイルを入れる。(低音増強)
 並列に抵抗+コンデンサを入れる。(中音減衰)
・ツイータ
 直列にコンデンサ+抵抗を入れる。(高音減衰)
とした。 

次に、バスレフポートなのだが、これがどうも変な構造だ。
ふさいであるのだが隙間もある。耳をあてると濁ってはいるが低音がある。
そもそも、このペコペコのプラエンクロージャで密閉というのもきつそうだ。
つまりスピーカの背面圧力に負けてしまう。
そこでバスレフ用にしてしまう。
エンクロージャ容積そのものが不足しているし、バスレフ計算も成り立ちそうにもない。
しょうがないので、8cmのパイプを継ぎ足した。

ついでに、エンクロージャには吸音材を盛大に詰め込んだ。

吸音材は低音というよりも、音がスッキリするため。
補強のために制振材を入れたかったのだが売っていなくてあきらめた。(TT)
まあ石膏などで固めてもいいのだが。

で試聴してみる。
・音質は良く(は)なった
 音は濁りがなく少し透明感が出てきた。
 特にバスレフダクトの音の濁りは解消されている。
 ただ、一般コンポにはやはり負けると思う。
・低音は(わずかながら)出るようになった
 バスレフダクトが大きいように思う。
 ネットワークも貢献はしているがそう盛大に変わるわけでもなさそうだ。
 これも、一般コンポには負けると思う。

つまりは近づくことは近づくが、一般コンポまでは至らないというレベルだ。
総合的にはやはり「外付けアンプ」+「外付けスピーカ」には並ぶべくもない。
我慢できるかは微妙な領域ではある。(TT)
だいたい目をつぶって...(聞いて)もわかる。(TT)

その後、偶然ショップでディスカウントの2.1chを聞いた。
低音は凄いのだがボコボコ・モヤモヤで、これならないほうがいいかも。(ロジクールがそんな低音だ。)
まあExeModeに歯切れの良い低音を求めるほうがいけないのだろうが。

ただ、このスピーカ、なんだかデザイン重視になっているが、ちゃんとした構造にすればそこそこの音はするように思う。
・構造的にしっかりした筐体
・容積の確保とバスレフポートの正しい設計
・吸音材などの適当な配置
で、まあスピーカの価格はおいておいてコンポスピーカぐらいにはなるかもしれない。
それでもアンプはやはりいただけない。
設置が決まっていないのだからイコライザぐらいはほしいもの。

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オーディオ入力(19)

ExeModeであるが、考えると
・結局は外付けアンプと
・外付けスピーカと
・アンプは低音補正し放題
であった。
改造はと言えば、ACの連動なので、これはもうただの電子工作だ。
まあ、そうやってしまえば、コンポぐらいの音になるのは当然と言えば当然。

これでは、結果はともかく全く面白くない!!
まあ特に面白くなくてもいいのだが、ちょっと努力が足りない感じがする。
そこでExeModeのスピーカを改造する。
とは言え、まあ全然期待できない感じがする。

結局、低音を出すには
・中・高音を下げる
幸いにして2wayになっている。方法としてはネットワークしかない。
劇的な期待は薄いが、細工はできる。
・エンクロージャを細工する
これはバスレフ構造みたいだが、おかしな感じでふさいであるというか変に開いている。
である。
後、音質改善として期待できそうなものは
・吸音材
今はまったく入っていない
・エンクロージャの補強
これもプラスチックでペコペコしている
ぐらいである。

結局、パッシブなので劇的な変化は望むべくもないが、何もしないよりはいいだろう。

まずはアッティネータからとりかかる。

これはツイータにシリーズに2Ω入れている。
これで高音が減衰する。
このあたり聞く曲にもよるが、耳障りな音(?)は小さくなる。音は穏やかな(パンチのない)方向になってくる。
別段パンチがほしいわけではないので、こうしておく。
ただ高音が下がると低音まで下がったような錯覚にもなる。

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オーディオ入力(18)

またまた続き。

使ったのは秋月のソリッドステートリレー。(フォトトライアック)
これをACラインに入れる。
入力は例の+12Vでよいが、秋月の定数は8Vまでなので、750Ω程度に交換して12V用にする。
これで12Vが出ると、ACがOnする回路ができる。
とは言え、さすがにACをむき出しにすると危険なのでケースに入れる。

このあたりからはさすがに中身を改造しなくてはできない。(^^!
まあそれでも+12VでACのOnOffだけなので回路としては簡単だと思う。
で出来上がり。

ACコンセントがついている。
この後、内部のコネクタ抜けなどのトラブルもあったが、なんとか動作した。

まあ「ここまでやるのか?」という話にもなるが、これでやっと一般コンポ程度の音になる。
結局は入力部分だけの方が良かったのかもしれない。

それにしてもExeModeも
・もう少しましなアンプ
・もう少しましなスピーカ
・もう少しましな操作性
であれば、もっと高くても売れると思うのだが...。
ってビクターかKenWoodかパイオニアならUSBもかかるか...。
しかしCDR-300は録音機能がないとは言え、さほどひどい印象がないのだがCDR-291で途端にひどい音になっている印象。
BGMというのは、小音量がゆえに軽い音になってしまうため、低域を持ち上げた方が良い。
しかし、CDR-291はその手段がまるでない。
外部アンプが唯一みたいで、スピーカに細工しても交換しても「あるレベル」以上にはならない。
新しいものはわからないが、やはりコンポである以上は音質にそれなりの気を使ってほしい。
これならKit+自作アンプの方がはるかにましな音がする。

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オーディオ入力(17)

続きをやってみる。

こうやって、ACアダプタ風のコネクタを引き出した。
ここに+12Vが出ている。

それをアンプにつなぐ。
当然だが、メインスイッチとは連動する。
で、早速動かしてみる。

げげ!!ノイズがひどい。
ブーンという音が出ていて音楽どころではない。(TT)
アンプの電源をACアダプタからとりなおすと綺麗に消える。

まあコンデンサを追加しようか迷うが、いずれにしてもこの方式では電源がもたない可能性もある。
悩んであきらめようとも思ったが、意地になって頑張ることにする。

今度はACを連動させる。

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オーディオ入力(16)

これも聞いて1日とたたないうちに耐えられなくなってきた。(TT)

とにかく音が軽いというか、厚みが全然ない。
低音も出ているのだがなんだかスカスカな音である。

スピーカかと思ってヴェロダインにつないでみる。

確かに良くはなるのだが、それでも物足りない。
根本的にやはりアンプが悪いような気がする。
CDではそこそこなのだが、それでも他のコンポと比べると貧弱に聞こえる。
CDR-300はスピーカの交換だけで良かったのだがアンプまで手抜きしたのか?

しょうがないので外付けアンプを検討する。
D級+ブースターのが余っているのでそれをつなぐことにする。

とは言え中身の回路図もないし、ヘッドホン端子からとることにする。(TT)
試しに聞いてみると、D級アンプ+ブースター+ビクタースピーカならなんとか聞くに耐えそうだ。

そのままだと、電源も2ついるし、なんだか変なコンポだ。
まだ¥3500のMP3PlayerKitの方がいいかもしれない。
(ランダム再生があるのならそういう感じもするのだが。)
せめて電源ぐらいは本体供給を試みるようにやってみる。

探していくとCD部分に+12Vがある。

ただこの部分はメインスイッチとは連動するがスタンバイでも12Vは出ている部分だ。
元に戻せるようにこういうアダプタを作った。

これをかませれば、+12Vが出てくる。
こんな感じ。


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オーディオ入力(15)

やはり聞いているうちにどうしても改良したくなってきた。

何が悪いかと言えば...
どうも音がやせているというかバランスが悪い。
低音に全然厚みがない。
ラジオとまでは言わないが、とてもコンポの音に思えない。(TT)

CDR-300はスピーカの交換だけでそこそこ聞けるようになった。
しかし、CDR-291はそうでもないようだ。もっともつなぐスピーカによるのかもしれない。
ただCDR-291というのは「音質は満足」という人と「音質が悪い」という人がいる。
自分の感覚から行くと後者に近い。
ラジカセならまだしも、コンポだとやはり一定レベル以上の音質が欲しいのだが、そこに達していないというか。
いずれにしてもちょっと自分の許容範囲を超えている。

まずはアンプで対策がとれないものか考える。
CDR-291はネジ4本を外すと中身が見えるのだが、スカスカではある。
ただアンプがどこかすらよくわからない。
スピーカから追うとチューナを外せば見えるのかもしれないが、メモリプレヤー部分にも思える。
低音ブースト回路も外さないと出てこないようだ。(TT)
というので、ここはひとまずあきらめる。

ヘッドホン端子から外付けアンプという手もあるが、それだと電源も2つになり「お手軽」から遠のく。
考えたあげく、「少しだけ低音を持ち上げる」という手法に決める。

単純にはスピーカのネットワーク設計のウーハー接続のように、周波数帯域で効率を変化させる。
毎度ながらここの計算にお世話になる。

その前にスピーカを決める必要がある。
ビクターのものでもよかったのだが、CDR-300のスピーカが余っているので使うことにする。

ちなみにビクターは8cmでCDR-300は12cm、ついでにCDR-291は10cm。
低音の効率というのは、基本的には口径だと思うので12cmは有利だろう。(音はともかく)
それにCDR-291はプラスチックエンクロージャであるが、CDR-300は木製で一回り大きい。
ただお世辞にも、頑丈なつくりではない。(^^!
4オームなのでそれで計算する。

考え方はいろいろあるが低音の厚みを増したいので、思い切ってクロスオバー周波数を300Hz程度にとる。これだとそれ以上が減衰する。
なのでボリュームをあげると低音が増すように感じられるはずである。
高域もあげたいのなら、コンデンサも並列にしておけば良いがここは耳障りになりそうなのであえてつけないことにする。

つまりは単純にスピーカと直列に2mHをつけてつないだだけである。

で、早速聞いてみた。

まあ、狙ったとおりに動いている。
低域は重厚ではないのだが、増している。(中・高域が減ったというか)
音にも厚みが出てきた。
欲を言えばきりがないが、BGMとしては許容範囲に入ってきた感じがする。
しばらくはこの状態で聞いて見ることにする。

前に書いたが、CDR-300に比べて随所にコストダウンのような形跡がある。
・ボリューム位置を覚えない
 電源スイッチで切ると覚えているようだが、リモコンで切ると忘れる。
 まだ手回しの方がありがたい。
・イコライザがない
 バスブーストスイッチ1つというのはどうも...。
 イコライザは好きではないが、好みの状態にできないのは悲しい。
・SDにロックがない
 まあ、この程度は我慢ができる部類ではある。
・スピーカ端子がピンジャックである
 まあこれもまだ許容範囲ではある。

録音機能などが増えている部分もあるのだが、やはりコンポである以上「音量レジューム」と「イコライザ(乃至はトーンコントロール)」は欲しいところである。
ここまで手抜きすると実用性からもずれてきているように思う。

この改造をやって、バスブーストを入れて、なんとか許容範囲だが、それでも音は軽い。
BGMだからいいようなものの、オーディオには不向きだと思う。
それに比べればビクターのコンポはそれなりの音で楽しめたと思う。

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オーディオ入力(14)

最近はCDすら面倒で聞かなくなってきた。

iPODもいいのだが、転送が面倒である。
もっとも120Gもあるのだから全部転送してしまえばいいのかもしれない。
それにしたところで、再生は据え置きなので、そうやって聞く場合はアンプ+スピーカになる。

それならMP3PlayerKitでもよさそうであるが、¥3500ならExeModeのコンポを狙う手もある。
まあ¥3500は無理にしても¥7000程度なら買えるし。

ExeModeは1台あるのだが、添付のスピーカを取り替えたらそこそこ聞けるようになった。
勿論、純正のオーディオには遠く及ばないのだが、BGM程度なら問題もなさそうである。
何より「お手軽」だ。
機能は少ないのだが、かえって操作性もよい。

ExeModeなのだが、どんどんマイナーダウンしているように見える。
コストダウンなのかもしれないが。増えている機能もあるにはあるが、以前のCDR-300より下がった機能もある。
現在はMS-400あたりが売られているのだが、オークションでCDR-291という1つ前らしきものが¥3200で落札できた。(Usedだけど。)
これならMP3PlayerKitと互角だし、アンプもある。CDは微妙だが使わないかも。
古いのにこだわったのは
・なんとなく古いほうが機能が良かった印象がある
・CDR-300はそこそこ良かった(音質はスピーカ交換などで対応)
という理由。
CDR-291は故障が多いという話だったが、Usedなので初期不良はないだろうという判断。
音質は「そこそこ」と書いてあった。

で、届いたので早速聞いてみた。

スピーカはプラスチックですごく軽い。(安っぽいというか)
中を見るとコーン紙ってスチロールでできているような。(^^!

SDもロックがないような感じでやはりコストダウンなのか。(TT)
なんだかCDR-300に比べて随所にコストダウンのような形跡がある。

まあ、純正の音はと言えば、あまり迫力がない。なんとなく安っぽい。
音質は低音ブーストスイッチ1つという割り切り。多分アンプにつけたのだろう。Onでないと余計チープ。
ここらも、もう少し付けてほしかった。
ラジオ音質よりは多少はいいと思うのだが、コンポの音にも及ばない。

しょうがないのでビクターのコンポのスピーカと交換。
これは8cmのメタルコーンスピーカでバスレフのエンクロージャ。(ウッドコーンならよかったが)
随分よくはなるのだが...。まあコンポの最低線ぐらいにはなったのか。

おかしいと思ってヘッドホンで聞いてみると、ここですら迫力が感じられない。(TT)
それでは...とCDを入れると...今度はコンポ程度にはなったように思う。
つまりはアンプというより入力(USBとかSDとか)が今一風に思う。
半導体コンポを目指したのだが...。

まとめると
<良かったこと>
・プレヤーとしてまとまったこと
・安価に入手できたこと
・USBとSDで音楽が聞けること
<残念だったこと>
・音がいまいちなこと(スピーカ交換などで、コンポの最低ラインぐらい。)
・電源を切ると設定が失われるものが多いこと。(これはまだいいのだが。)

まあ、割り切って使うことにする。

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オーディオ入力(13)

wavの再生にあたってwavとmp3を考えてみた。

確かに違うのだがmp3も320kbpsあたりにするとかなり接近する。
よく言われるのは16KHz以上がmp3はかなり落ちてしまうことだ。(128kbps)
対してAAC(Appleのエンコーダ)は同じ128kbpsでもあまり落ちない。
まあエンコーダも各社あって、それによっても結果は異なるようだ。

16KHz付近が聞こえるのか?みたいな話であれば、ここを聞いてみるといいのかも。
まあPCのスピーカでどこまで聞こえるのか?は再生環境にもよるが12Kや13KHzぐらいは聞こえると思う。(多分)
「こんな音は聞こえなくてもいいんじゃないか」と思うのは無理もないが、楽器や声には色々な成分があって、ここをなくしてしまうと、リアリティが失われるようだ。要は「生々しくない」感じになる。「曇った」というか。
それでも音楽の骨子を伝えて情報をこれだけ圧縮しているのだから凄い技術といえる。
ただ(非可逆)圧縮という行為自体は「何かを捨てる」わけで、それが「不要」とも限らないようだ。

最近はmp3の補正もあるようで、それも興味はあるが、失った音は戻ってこないのだろう。
それでも「らしく」聞こえるのはいいと思う。
例えばパイオニアのアドバンスド・サウンドレトリバーというのがある。
ここのサイトに詳しいし、試聴もできる。

<試聴感想>
ちょっとデフォルメはあるかもしれないが、ほぼ感じているものがうまく伝わる内容だと思う。
補正すると「曇った音」から「晴れた音」になるが、オーディオでもそういう感じを受ける。
これは説明には良いサンプルで、mp3とwavの違いを端的にあらわしていると思う。

<説明の感想>
わかりやすいと思う。ただ補正でここまで再現が良いとは考えにくい。(^^!
わかりやすすぎ!!って言うか。それとWMAは可逆圧縮もあるので。

<エンコーダとBitRate>
個人的に
 低BitRateではMp3<WMA<AACと思う。
 高BitRateならMp3=AAC<WMA=WAVと思う。
 WMAは可逆圧縮できる。しかし(PC以外で)再生できる装置は以外に少ない。
 AACもライセンスがあって少ない。
普及から言えば、mp3かWAVが無難な選択といえる。

・MP3
 低BitRate(128Kbps)なら「午後のこ~だ」で高BitRate(320Kbps)なら「Lame」が良い
・AAC
 低BitRate(128Kbps)なら「iTune(Apple)」で高BitRate(320Kbps)なら「SonicStage(Sony)」が良い
・WMAは低BitレートではMP3とAACの中間ぐらい。高BitRateなら非圧縮(可逆)形式がある。

というので極端から極端に走るのなら
・MP3の128KbpsとWAV(非圧縮)あたりが一番良い。
・MP3の128Kbpsに対して、mp3の補正技術はよさげに見える。
このあたりはここに数回にわたって詳しく解説されている。
結論からすると

一番気になる、「音質補正機能で原音に戻せるか」という疑問についていえば、今のところどの技術も原音には戻せていない。

だそうで。(^^!
一旦失われたものは戻らないというか...。

尚、蛇足だけど...
上の前進のサウンドレトリバーは周波数補正ではなくイコライザー風のものであるらしいのでアドバンスド・サウンドレトリバーの説明からすると「別物」ということになる。
どうせなら名前を変えた方がよかったような。

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オーディオ入力(12)

MP3の自作で挫折していたので組み込みLinuxではどうか?とまた考え始める。

・Armaddilo9:ARMのLinux
 まあ、これを買ってwav再生するのなら、iPODの方が安いし使いやすい。
 alsaplayerをなんとか移植して走らせてみるが音質はいまいち。
まあUSBから読み込んでUSBオーディオで吐き出してソフトウェアデコードなのできついだろう。
これならPCと変わらない構成だし、組み込みでは非力。
・GP2X
 どうも後継のGP2XWizはwavも再生できるらしい。
 GP2Xは元々mp3は再生できる。(OggVorbisも。OggFLACならいいのに)
SDもUSBも、なんならLANもできるがNASにはつながらなかった。このあたりは昔やったので今回はパス。
 元々が、Linuxなのでwav再生ができるものがあるだろうと探し回るとCraigAmp3というのがあった。
早速、入れてみた。

おおーーー。ちゃんとwavを再生する。
音もまともである。(^^)
ただ
・日本語のファイル名は文字化けする(しょうがないか)
・なぜかwavではボリューム制御が利かない(我慢する)
である。
しかしよくよく聞くと、まだ音に稀にノイズが入る。転送問題だろうか。まあ我慢の範囲なのか。
SDの2Gのパナの高速タイプなのだが。

しかしさすがにmp3の128Kと比べると音はクリアでハッキリしている。
ベールが1枚とれたような感じにも聞こえる。(^^v

・USBメモリが使える
・WAVが再生できる
という意味では、かなり良いプレヤーとも言える。
ちなみにAVIも再生するのでメディアプレヤーとしても良い。電池で動くのも良い。ただし持ちは悪いと思う。

上海問屋の¥1000には勝つのだが、この価格ならiPODがいいようにも思う。(2万弱だし。)
ゲームも動画も...ってことならついでに入れて遊ぶのもいいかもしれない。

ArmadilloはARM9で200MHz。
このGP2XもARM9だが2個あって200MHzの駆動。
確かコプロセッサが画面とサウンドだったように思う。ってことは2CPUでこの性能になるのか...。
最近の携帯プレヤーは殆どメモリ内蔵だが、余程早いメモリなのか。
まあUSBで使うから特殊なファイル形式ではないのだろうが。

まあPCならいざしらず、組み込みでwavは大変なのだろうか?

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オーディオ入力(11)

wav再生の携帯プレヤーがいまいちだったので、今度はコンポを調べた。

なんとここに一覧表があった。感謝!!
KenWood、ビクター、Pioneerが出しているらしい。
まあ、据え置きで使うのだから、大きいのはいいにしても安いのがいい。
スピーカや(もしかしたらアンプも)使わないわけで、そうなると安いのがいい。

で候補
できれば安くなったUSBメモリがかかるものが有難い。
1.KenWood: UD-E77WSD
実売で32,000ほど。良いのは以下の点。
・SDも使える
・録音端子があるので、AUX-Outがある。
・Supremeで圧縮を補完する。
(これはいろいろ意見もあるだろう。失った情報が戻るわけではないし。ただ「OnOffできれば、ないよりいい」とは言える。)
*割り切ればこれでいい感じもする。

2.ビクター: UX-Z2
実売で26,000ほど。良いのは以下の点
・MDやカセットも聴ける(聞かないけど。ラジオとか。)
*ただAUX-OUTがない。ヘッドホン端子になってしまう。これは悲しい。(TT)

3.パイオニア:X-Z7
実売で57,000ほど。
尚、X-Z7とX-Z9があるが、どうもスピーカの相違のようだ。
これは使わない(だろう)から安いX-Z7で比較。良いの以下の点。
・ちゃんとAUX-OUTもあり光出力もある。
・サウンドレトリバーでmp3などの補完ができる。
なんと夢のような機能があった。(^^)
・ネットラジオが聞ける!!
 ->SmoothJazzのために1台専用コンポがあるが用済みになりそう。
・NASから再生ができる(できそう)
 今のNASはIOデータだがDLNAの1つ前のAvelLinkServer。(TT)
 買いなおしになるが、DLNA対応のNASにすればそこから再生できる!!
 ->今はIOのAvelLinkPlayerで再生している。これも1台専用コンポがあるが用済みか?
この2つは気に入った!!
ついでにUSBなのだが、今のコンポの1つはmp3ならUSBで再生できる。(WAVはできないが)

というので買うなら「パイオニア:X-Z7」なのだが、スピーカなしの廉価版がほしいもの。(TT)
NASも買いなおしになるし、ちょっときつそう。
そもそも「音云々」を言わないのなら、USB・ネットラジオ・NASの再生環境はある。
またPCなら、この3つは簡単にできる。eeePC(初代)もあるし。
機能だけからすれば、eeePCとの勝負かも。価格も互角だし。
後、「ブラウザから設定できない」「ファームアップデートできない」などとあったのでちょっと考え込む。
サイズも奥行きが大きいのも気になるところ。

まだ迷いはあるが、さして困っていないので保留にする。(^^!

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オーディオ入力(10)

オーディオファンはやはりCDプレヤーに凝っている。
でも「ジッタ」などに悩まされているせいか非常に高額なものになっている。
一方メモリ再生っていうのはそれほど普及していないようだ。
問題はDACなのだろうか?
ただCDでも
・バッファがあり
・1倍速以上の速度で読むもの
があるようで、それはそれで珍重されているようだ。(Micoがそうだったらしい)

一方の流れとして携帯プレヤーではmp3などの圧縮も使われている。
まあオーディオファンでもこれは毛嫌いされることが多い。
圧縮は「人間の耳に聞こえにくい部分」をなくしてしまうが、これが忠実再生には問題のようだ。
ライブでの騒音もそうだし、多分楽器でもインパルス風のもの(アッタクが強いもの)は高周波を落とすと立ち上がりがなまってしまうのだろう。そのため、臨場感・生々しさなどが下がってしまうのかも。

まあ、そこまでの「再生システム」と「肥えた(?)耳」を持っていればすごく気にするが、今はさほどでもない。(^^!
ただ、それならなんでwavを再生できるプレヤーがないのかと意地になって探した。
どうせなら外部メモリが使えるのがいい。(取り替えられるし)

製造中止のもあるし、最新では違うのかもしれないが...
1.携帯プレヤー
KenWood MediaKegのこれ
MG-E504・MG-E502
まあ、iPODでも非圧縮はあるのだが、SDに入れられるのは有難いと思う。
ただ外部出力がない!!ヘッドホン端子はあるが、しっかり加工された音かも。
iPODは非圧縮での音は良いようだ。

ううむ。少ない!!
だいたいの携帯プレヤーはUSBから電源をとるが、殆どは充電しながら再生もするので据え置きでもいいのだろう。
操作性は口コミなどを参照にするにして、これでもいいような気がするがもう少し調べてみることにする。

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オーディオ入力(9)

オーディオファンはCDプレヤーに凝る人が多い。
ただ考えると、もう巷ではメモリは半導体である。何もCDでなくても良いように思う。
だいいちかけかえや選曲が極めて楽になる。
それにジッタなどもあまりないだろうし。
問題はDACなのだろう。これは確かにファンには問題なのだろう。
携帯プレヤーにいたってはさらにヘッドホンアンプも介在するので、これは敬遠されるように思う。

そこでパイオニアのDV-610AVを思い出す。
これはUSBから再生できる。
伯耆さんによれば320kbpsでもmp3は悪化するという。
まあ情報を(うまく)捨てるわけなので、わからないでもない。
しかし、どうしたことか非圧縮のwavは再生できない。(TT)
試しに入れてみたがリストにも出てこない。
採用したChipなのだろうか?

しかしwmaは再生できるとある。
であれば「ロスレスwmaが使えるのか?」と思ってやってみた。
やりかたは簡単でWMP11で、CDを取り込む設定に「wmaロスレス」を指定するだけである。
ロスレスとは言え可逆の圧縮はするので、少しばかり圧縮される。
著作権保護もあるようだが、設定はされなかった。(正規品のCDだし。)

さっそくできたものをパイオニアでかける。
ところが「このフォーマットは再生できません」と出てくる。(TT)
まずはwavを作っていろいろなツールでwmaに変換してみたが、どうも読めるのが少ない。
パイオニアのHPだと全部再生できそうに思うが現実は殆ど再生しないのかもしれない。
wmaのエンコーダはWM9のものなら通用するのかと思って、そちらでいろいろ試してみたが、これでも再生できないものが続発する。
全くできないかと言えば、かなり古いrip audicoなどはうまく再生した。

wavで取り込んでロスレスでwmaに圧縮するツールを探すとHiFi WMA WAV Converterというのがそうらしい。
$10ぐらいなので、動けば買うのもわるくないと思ってやってみた。
体験状態なのだが、なぜかwavを入れて出力にwmaを指定してもwavで出てくる。つまりはちゃんと動かないというか。
仮に変換できてもパイオニアが再生する確率を考えると期待はできない。
他にも探しているとEfficient WMA MP3 Converterでも変換はできるしFreeだった。
やってみると...やはりうまく行かない。

・wavからロスレスでwmaに変換
・パイオニアで認識&再生する

ということができれば、かなり優秀なプレヤーになるのだが。
DV-610AVではないがここを見ると非圧縮wmaはできないのかもしれない。

しかし、なんでwav対応しなかったんだろう???オーディオプレヤーなのに。
ケンウッドを見習ってほしいような。

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オーディオ入力(8)

GP2Xの続き。

GP2Xのネットワーク接続はうまく行くが、LanDiskをマウントできない。
なので再生もできない。

悲観にくれていたが、逆転の発想というか、GP2XをNASにみたてれば良い...という妥協を思いつく。
つまりはメモリ(USBなりSD)の抜き差しとか入れ替えが面倒でNASの再生になっている。
考えるとGP2Xのメモリ(USBなりSD)を、ネットワークで操作できても似ているのではないかと思い始めた。

FTPなどはGP2Xに内蔵されている。ただanonymousでは動かないようだ。
ついでにTelnetも動かせる。
で、やってみると、当たり前だがちゃんとFTPできる。コードもUTF-8で表示すれば日本語もOKである。

まあ妥協の産物とは言え、合格点に近いような気もする。

調子にのってインターネットラジオソフトも、探してみたがないようである。
ARMのAlsaPlayerとかmpeg123あたりを入れたらいいのかもしれないがまずはライブラリのVer問題がある。
仮に動いたとしてもUIは問題だ。Telnetで動かすのも、ちょっとしんどい感じがする。

まあ、スタンドアロンのプレヤーと考えるといいのかもしれない。
・携帯音楽プレヤーより画面が広い(その代わり大きい)
・常時ACで動かせる
・SDもUSBもOKである。
肝心の音は可もなく不可もなく...という感じ。
面倒ではあるが、
・SDやUSBのファイルをFTPで変えられる。
というのが最大の売りだろう。
便利と言えばそうだがあまり使わない気がする。(^^!

ここまでで、一応完成した...ことにしておく。
あまり困ってないことには不熱心だ。

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オーディオ入力(7)

GP2Xの続き。

USBのHostができたので、LANアダプタをつけてみる。
まずは有線LANだが、Lanneedのものは、pegasusというドライバで認識する。
無線は結構相性があるようで、rt2570なら認識した。例えば任天堂のLANアダプタである。

GP2XはインターフェイスボードでDebugした。
もってないと「USB-Hostコネクタは自作」になるが、その場合USBデバイスにもできるので、それでDebugできる。
どちらもPingは通ったのでつながっているようだ。

しかしmountがうまく行かない。
mount: RPC: Unable to receive; errno = Connection refused
なメッセージから抜け出せない。
LANDISKの設定かと思ったのだが、Windowsの共有もマウントできない。

そういえばIOデータのLanDiskはtelnet改造できるらしいので、少しやってみるがVerの関係で挫折。
というか、怖かったというのがあるし、WindowsでOKなら元気もでるが、この状態だと先が流そうに思う。

ここで再び暗礁にのりあげる。

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オーディオ入力(6)

ずっとNASのフォルダ再生にこだわっている。

PCでラジオ放送するおも悪くはないが、音楽のためにずっとPCをつけておくのも環境負荷はおおきそうだ。
つまりは小型のPCでそうすればいいのだが、WinCE(PocketPC)で接続で挫折した。
考えるとLinuxクライアントはどうか?と考えるようになった。
発想は同じでOSというか機器が異なるだけである。

真っ先に思いつくのはZaurusであるが、あいにく所有していない。
PDAは懲りながらもPocketPCと最後はeeePCを買った。
しかしGP2Xが眠っていた!!
自分は全くゲームはしないのだが、これは純粋なLinuxマシンで、
・SDKは全部公開
・液晶がついている(ゲーム機だから当然なのだが)
・USB-Hostがついている
という代物で、クライントとしてはとても面白い。
任天堂のDSもいいのだが、オープンではないので環境に苦労しそうなのでパス。
まあゲーム機だけあって、価格の割りに機能が凄い。
ただ日本では販売はされたがマイナーには違いないし情報も少ない。
そこはそれLinuxだからなんとかなるだろうという甘い考えで買って保管してあった。

まずは何はともあれLANにつながなくてはいけない。しかし、特にLAN機能はついていない。(TT)
なのでUSB経由の接続になる。
ところがUSBホストは別売りのインターフェイスボードが必要になる。
それも買ったのだが、(今はスマートなものが出ているが)当時は開発用の大きなボードだった。しかもケースがない。
海外のサイトで中にコネクタを組み込むサイトがあったのでまねてやってみた。
カバーも削るので抵抗はあるが、特に難しいわけではない。ハンダがちょと細かいというか。

mp3プレヤーは内蔵している。GP2Xのサイトもあるのでプレヤーも幾つか紹介されているので、それらを入れてもいいかもしれない。

ためにしUSBメモリをつけてみた。

ちゃんとUSBから再生する。(当たり前?)
まあ、これでUSBプレヤーとしては使える。
元々はSDプレヤーなのでそれでもいいのだが。
音質はわからないが、wavも再生は可能だ。

まあここまでなら「携帯プレヤーだろう」ってことで終わりになる。
しかも携帯には大きいし、電池も食いそうだ。操作性もさほどよくないし。
やはりここはネットワーク接続だろう。


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オーディオ入力(5)

しつこくNASのフォルダ再生にこだわる。

NASのファイルを再生する方法としては、PCのメディアプレヤーとかフォルダ再生ソフトを使うという手がある。
気に入ったのはKuspというもので、操作が簡単なのがいい。
しかし、
・PCにオーディオシステムをつなぐことになる
 別段2.1chの音が良いPCスピーカでもいいのだが。
・mp3のデコードがPCになり負担がかかる。
 まあ今時のPCならその程度はいいのだろうけど。
ということになる。

せっかく秋月のBB-Shautもあるし、PCスピーカよりはかなり「まし」な再生環境もある。
そこで放送局で、PCをストリーミングサーバにして再生してみる。

やり方はここに詳しくある。
その通りにやれば再生できた。(^^)
WinAmpのPligInでストーリームを流す仕掛けなので、WinAmpで再生するものを選択するとそれが放送される。
WinAmpはフォルダ再生ができるのでプレイリストも要らないしシャッフルもできる。

ShautCastのmp3とかは、httpに「ヘッダ+バイナリmp3データ」をそのまま流している。
つまりはエンコードやデコードも要らないからNASからファイルを読んでhttpサーバになる。
それをネットラジオと通信するのでPCに負担がかからないはず。

というのでリソースを見てみると全然使っていない。(^^)

これなら常駐させておいてもいいかもしれない。

欠点がないわけではなく...
・あまり操作性が良くない
 なんだか設定を覚えないみたいだ。特にmp3を設定しても毎回AAC+に戻る。
 それに128kbpsステレオも忘れる。自動起動は成功するのだが。
 どうやっても覚えないのでAACのエンコーダを
"C:\Program Files\Winamp\Plugins"
 消してしまうと、さすがにmp3だけになり選ぶのは簡単になった。(^^!
 これをやるとAACの再生に問題が出るのだろうけど、mp3専用に割り切る。
・音量が変わらない
 mp3はそういうタグがあるので読み替えて放送すればよさそうだが、そうならないようでmp3Gainなどのソフトで調整するらしい。#面倒
 普通のShautCastの放送局に比べてかなり小さい音量である。
 dsp_sc.iniがあってMusicVolume=9などもあって変えてみるがうまく行かない。
 これもUIで設定して覚えておいてほしいのだが...。

 これらが、修正されるのかどうかはわからないが、これがOKだと便利だ。
 まるでコンポをPCで操作しているようだし、WinAmpのUIはいいので、NASの好きなフォルダ(アルバム)が手元で再生できる。
BB-ShautはPCからブラウザ経由で操作できるので、これも具合はいい。

サーバプラグインの操作性と設定がいまいちなのはそのうちなんとかなるにしても、問題は
・PCをつけておかないといけない(放送局)
・クライントにネットラジオ(BB-Shautなど)がいる。(日本ではサン電子も出したが、なぜかはやらなかったようだ。)
ということだろう。

こういう小さな電気を食わないものがあったらいいのに...。

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オーディオ入力(4)

NASのファイルを再生するという話からの思いつき。

あいにくLinuxが自由にできるNASのサーバもないし。

そういえば唯一のLinuxマシンを廃却した。
ここで無料で引き取ってくれる。送料はかかるが有難い。
まだ動くが場所もないし。(TT)

話が脱線したが、話を戻すと
・NAS(Linux)でラジオサーバをたてる
という。

秋月のBB-Shautを使っているがこれのサーバ。
つまりは自宅放送局を作るという。
ここにサーバの様子がある。
どうせ1名だけの視聴だし非力でいいのかも。
SHOUTcastDNASであるがちゃんとLinuxもある。
ってことは、これをLinuxNASに入れて動かせば放送してくれる。
でクライアントは秋月のネットワークラジオ。
BGMには最高かもしれない。
でもLinuxNASがない。(TT)

こんなことをやっているのならeeePCに再生ソフトを入れてクライアントにしても価格も似たようなものだ。
安くなったものだ。電力も小さそうだし操作もよさそうだし。
でも軟弱でサプライズがなさそう。(TT)

そうこうしていたら伯耆さんからメールが来た。
「320kbpsのmp3をDV-610AVで再生してもCDには及ばなかった」
という衝撃の真実。(^^!
まあ自分は128kのネットラジオなので随分レベルが低いのだが。
DV-610AVはmp3はOKだが、PCM(WAV)ができない。
携帯プレヤーもそういうのが多いがケンウッドのはできる。SDも交換できる稀少もの。
心が動く。でも交換が面倒そうだ。

DV-610AVはUSBのHDDがつながるらしいのでそれに全部mp3にしてほうりこめばいいのかもしれない。(ファイルの数とか制限は知らないが。)
でも入れるのが面倒。LANで放り込みたい。
SonyのNetJukeはHDD&LANの割りに融通が利かないし。

そのうち放送局は自作してみたら面白いかもしれないなどと思う。

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オーディオ入力(3)

今のところNASからAVelLinkPlayerが一番手っ取り早い。
ただ
・操作が面倒
・再生が不安定(時々おかしくなる。途切れるというか止まるというか。)
 これはWindowsでも並列で重くするとそうなる。
・なんだか大げさ
である。
そこでPocketPCの遊んでいるのでやってみる。

結果的には失敗するのだが、少し進んだので備忘録。
使うソフト
・GSPlayer
Freeだし、フォルダ再生もできそう。
ローカルでは問題なくあっさり動く。しめしめ。

・LANアダプタ
まず無線でCGuysのSDの無線LAN(C-guys SD-Link11b )を使おうとするがドライバがない。
Linkも切れている。(TT)
C-Guysはゼンテックという会社に営業権を譲渡したらしい。
ここにあった。
IPも設定しPocketIEで外部も見える。1歩前進。

・ネットワーク接続
Pingも通るのでつないでみる。
まずネットワークドライブにアクセスできない。というか概念すらないみたいだ。(^^!
MSなのにネットワーク共有サービスがないのか?ってWinCEか。

どうもgsgetfileを入れるようだ。
で、ダイアログを変えるのにfiledlgchgというのを入れる。
さらにgsfinder+というのを入れる。
要らないのがあるかもしれないが、とりあえず全部入れる。

gsfinder+でネットワークドライブのアサインができるようになる。
1歩前進。

しかしIPを入れてもエラー53というのが出る。
調べると
1.マシン名でしかアクセスできません。つまり、IP直撃ちではアクセスできません。
2.相手がファイアウォール等で遮断されているとアクセスできません。
3.相手と同じサブネットにいないと、名前解決できないためアクセスできません。
らしい。(TT)
3はOKの設定だ。

まずは1から解決させる。マシン名を入れても同じくエラー53。(TT)
散々悩んだあげくhostsを探し始める。
PocketHostsというのをここで見つけた。
早速設定。


これならどうだ!!


エラー58。(TT)
エラーが変わったので調べてみると、どうも2のファイアウォール。
ってそんなものはないので調べるとLinuxとの相性らしい。
LinuxならSambaの設定で回避できるらしいがあいにくIOデータのNASは無理。
LAN-TANKならできたのかもしれない。玄箱とか。
設定しようにも項目はないし。

でここで断念。
教訓:これをやるならLinuxを自由にできるNASに限る。

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オーディオ入力(2)

入力環境として
・DVD/CD/SACD/USBメモリ(DV-610AV)
 USBだけがmp3品質?
・ネットラジオ
 頑張っても128Kのmp3品質。
 SmoothJazzが好きで良く聞いている。
・AVelLinkPlayer
 NAS経由のmp3(^^!wav(PCM)もOKらしい。
まではできてきた。
これだとmp3統一で、Kochaiが泣きそうである。
というか、これは「Kochiaもどき」なので丁度釣り合うかもしれない。
そうなると携帯プレヤーもつないでみたい。

携帯プレヤーはいろいろ持っているが、ネットではザウルスの音が良いらしい。しかし、これはPDAだ。
Wizpyもいいらしいが、これはLinuxメモリだ。まあそれでもいいのだが割安ではなさそうである。
といいながらWizpyは買って見た。確かに他のよりは良い音質である。
もう少し調べるとKenWoodも良いらしい。

KenWoodがいいのは「SDメモリが使える」というので希少価値だろう。
「そんなに入れるのか?」という話はあるにしても、あるほうが有難いし、PCで書くことを考えると本体とは別になったほうがいい。

そうこうしているとその昔買って使わなかったブロードウォッチを思い出す。

ううむ。小さい!!有機ELでも小さすぎ!!
2Gなのでそう沢山は入らないがまあ我慢する。携帯性とのトレードオフだし。
動画は確か独自形式だった。入れてみたが、なんとなくわかるという感じだった。
ただ圧縮はすさまじく1時間のが余裕だった記憶がある。横幅100dot足らずっだったような。

話がそれたが、まあつないでもさほど便利でもない。(^^!
NASからとれるので、別段ソースには不自由しない。
いいのはTVをつけなくても操作できる点。(でもブロードウォッチは操作性が悪い。上下左右が直感的ではない。)
もう1つは、Wizpyもそうだが、充電しながら再生できる点。当たり前か...。
これができると電池を心配しなくていい。ブロ-ドウォッチは電池の持ちはいい。
今は暗記用ステーショナリーになっちゃったのか。

こうやっていると携帯プレヤーも不要に思えてきた。
遠出専用ってところだろう。

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オーディオ入力(1)

Kochiaもどきができたので、再び入力環境に戻る。
オーディオファンからするとmp3は良くないのだろうが、自分はこれが中心。
DV-610AVのおかげてUSBの再生もできる。
TVをつけないと操作できないのが難点ではあるがそれでも助かる。
しかし、やはり曲をもっと入れたい!!
そこでUSBのHDD...へ行く前にIOデータのAVelLinkPlayerを思い出した。
前にも同じようなことを思って買ったのだが、結局あまり使わなかった。(^^!
しかし、使用者は多いのか今でも販売はされている。(^^)

そこで引っ張り出してきてDV-610AVの下に設置。

自分はCDは全部mp3にしてNAS(これもIOデータ)に放り込んである。
IOデータのNASはDLNAサーバにもなるのでAVelLinkPlayerで見える。
単純にはネットワークHDDから音楽再生できる。
これでUSBの入れ替えすら不要になる。(^^)
まあ他の手段として
・32GでいいのならそういうUSBメモリを買う
・HDDをUSBでつないでkCDを入れておく
でもいい。後者はCDを買う都度PCで書き込みになる。
ネットワークHDDだと、PCから掘り込めばいいのは楽である。
動画も見えるというか、本来はこちらが主体なのだろう。
WMVが見えるのは嬉しいがFLVが見えないのは悲しい。
そのWMVもなんだかくせがあって再エンコードしないと再生できなかったのもあって面倒で使わなくなってしまった。

久々に使ってみた。使っているのは1つ前のAVLP2/DVDG-2。
<良いところ>
・NASを直接再生できる(PCで操作できる)
 PCもDLNAサーバにすれば再生できる。(ソフトはIOデータからDLできる)
・一応フォルダのシャッフル再生ができる
・出力が2系統ある。(TVとアンプにつなげる)
<悪いところ>
・操作がもったりしている。(TT)
・電源を切ると再生しているフォルダを忘れて最初からになる。
 なので多いフォルダの深い位置に曲があると大変。
・日本語が化けることがあるし、それが原因か止まったり途切れたりする。

(TT)使い物にならないかも。音は我慢しても。
しょうがないので以下の対策をした。
・NASの直下にmusicフォルダを作る
・そこにNASで好きな曲をCopyする
・英文字にリネームする
こうすれば操作は少なくてすむし安定なのではないかと思う。
自分だけのジュークボックスみたいなものだ。
今のところはOKみたいなのだが...。
音は期待してはいけないが、利便さはいいと思う。

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オーディオ用CDプレヤー(2)

CDプレヤーとしてはMico DVDプレーヤー DVD-M02B/Wも悪くはないのだが、どうも自分の使い方にあわない。
どちらかと言えばCDは一旦mp3(これはいけないのだろうが)に落としてHDDに入れている。
CDはかけかえが面倒なので、USBかSDなどで再生している。
これはこれでまだ工夫の余地があるのだが、それは別に譲るとして、ゴールドムンドが採用したというDV-610AVを購入する。

で届いた。(^^)

これも、ありふれたDVDのような感じ。(^^!
早速つないでみるが、Kochiaがないのはやはり残念。

音はクリアな感じがする。メニューで細かく音場などの補正ができる。
デフォルトでもあまり問題はないようだ。
USBにトライしてみる。当然だがうまく再生する。(^^)
ただ難点を言えばTVを見ながらの操作になる。
DVDプレヤーなので当然と言えばそうだが、USBで音楽だけ聞きたい向きには携帯プレヤーのような手軽さがほしい。
表示窓も小さいのでしょうがないのであるが。
携帯メディアプレヤーは幾つか所有しているが、それと比べると良い音である。
携帯プレヤーはヘッドホンにあわせてあるからなのかも知れない。ヘッドホンアンプも介して出てきてしまう。
ネットで調べると、USB接続のHDDでも動作するらしい。
ならばCDをかなり放り込むことができそうである。もっともUSBでも32GもあればOKだが。
450曲入れたら途切れるという書き込みもあった。(TT)
そのときに考えることにする。

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オーディオ用CDプレヤー(1)

Kochiaの時に伯耆さんからテストCDをいただいたのだが、どうもプレヤーが良くないらしい。

手持ちになる中でましなのが、SonyのCDウォークマンという。(^^!
これはメモリバッファに先にある程度読み込んで音とびを防止しているのがいいらしい。
巷ではリクロックによるジッタ防止もあるらしい。セシウムも使うものがあるらしい。
なんとなく涙ぐましいが、オーディオでは1倍速が原則なのだとか。

それならいっそ、メモリに入れてそれを水晶で読み出してやればジッタは無視できる。
だからそういう機械式のプレヤーよりはメモリプレヤーの方がよさそうだが、どうもその道には走らないみたいだ。(これも不思議なことだ。)
メモリに格納するのはさほど手間でもないし、Win標準のメディアプレヤーで可能だ。
出力形式はmp3でサンプリング周波数を上げるのもいいだろうし、気になるならPCM(WAV)という無圧縮もある。
ある程度のサンプリング周波数であれば、非可逆圧縮でも余程でないと違いはわからないらしい。
実際に自分が多用しているのはUSBメモリにmp3で入れてかけている。
2GだとCD40枚(128Kbpsサンプリング)入るので、1日流しておいても同じ曲は出てこない。
ちょっとピュアなオーディオファンは毛嫌いすると思うが、320Kbpsにしても8Gあれば同じことになるし、恐らく違いはわからないと思う。
なんならWAVで32Gのメモリでも同じで、これならCDとデータは互角のはずである。

話はそれてしまったが、結局オーディオというのは最後はスピーカでアナログになる。
D級アンプもあって、これもそれなりなのだが、結局はPWM(パルス幅変調)だ。
駆動はデジタルにしてもスピーカのアナログ振動を作成しているには違いない。
アナログアンプかデジタルアンプかは好みも分かれると思うが、後者は(そう作られたせいか)IC化が進みカスタマイズが狭く自在に作るというのにはむいていないのだろう。

するととどのつまり、良いCDプレヤーというのは
・ある程度のバッファリングがあるもの(これは殆どあるのではないかと思う。)
・優秀な(?)D/Aを使ってノイズなどに配慮されているもの
になる。ただデジタル出力であれば後者は無視していいのだろう。

このあたりは別に高いCDプレヤーでなくてもありそうな気がする。
と思ったらゴールドムンドの140万プレヤーとパイオニアのDVDプレヤー(DV-600AV)と中身が同じという記事もある。(後継はDV-610AV)
中身が同じと言っても電源など幾つかは改造されているらしい。
そんなことを考えていたら
Mico DVDプレーヤー DVD-M02B かMico DVDプレーヤー DVD-M02W
も良い音がするという雑誌投稿があり話題になっているようだ。
ところがもう生産終息で入手できない。
しょうがないのでヤフオクでGetしたが、かなり競りあがってしまった。(TT)

ありふれたDVDのような感じ。
早速つないでみる。Kochiaがないのは残念。

上に見えるFDDのケースに入ったものは自作のD級アンプでその上がネットラジオ。
ネットラジオは秋月電子のを組み立てたもの。
128kbpsのチャネルだとmp3ぐらいの音で試聴できる。
D級アンプはストロベーリーLinuxから買ったものでMAX9704を使用している。
透明感もあり、そこそこではあるが、軽い音である。
もっぱらBGMなので重たいよりはいいし、何より省エネ。

で、DVD-M02であるが、まあそれなりに良い音がする。割と素直な感じ。
とは言え、CDウォークマンと大差があるかと言えばさほどでもないような気がする。(^^!
CDウォークマンはDAの後のヘッドホンアンプも音質影響するはずだが、割と優秀なのかもしれない。
自分の中では影響度合いは僅少みたいな印象で、価格が価格なのでお買い得かのかな?という感じ。

お買い得と言えばDV-610AVも実売では安い。
USBがついているのが自分向きに思うが、どうもPCMに対応しているのかわからない。
まあmp3でもサンプリングをあげればわからなくなるのだろうが。
D/Aはゴールドムンドがそのまま採用するぐらいなので優秀なのだろう。
WAV対応の優秀なUSBプレヤーが一番だと思うのだが。

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