イコライザ(3)
イコライザを外すにあたって、自分の好みのフィルタを設計してみた。
LTSpiceという無料のアナログ回路シミュレータがあったので、有難くつかわさせていただいた。(^^)
リニアテクノロジー社から提供されている。
面倒だったのでオペアンプは適当なものでやってみた。(^^!
リニアテクノロジー社のものは登録されているが他社の場合はデータを入れるか入手する必要がある。
回路図はこんな感じである。
実際にはオペアンプではなくトライパスのLSIになる。
オペアンプのFBの後ろが抵抗とコンデンサのパラになっているが、ここで調整する。
・コンデンサを大きくすると増幅する低域が低くなる
・抵抗を大きくすると、その増幅率があがる。
周波数特性は以下になる。
以下は約6dBほど低音を強調したい場合である。
12dBにしたいならRは100Kぐらいになる。Cは0.047uにしているが、0.1uでもいいと思う。
この手は難しいというより、「ちゃんとやる」ってことに感じる。
・聞くスピーカを決める
固定しないと、万能選手にはならない。
・好きなレベルをグライコで調べる
測定してもいいのだが、普通の試聴位置で耳でやったほうが気に入ると思う
極端にやるのではなく、スピーカの弱そうな部分を補完する程度がよさそうである
スピーカによっては、低音が出ないものもあるがそうなるともうどうあがいても出ない(^^!
・そこからフイルタを計算する
小口径スピーカの場合は恐らく低音になると思うので上のような回路でよいと思う。
あまり急峻でないほうが自然な気がする。あくまで「補正」なので。
・計算をSpiceあたりでシミュレーションする
特に「周波数vs増幅率」が上とあうようにすること。
でもってそれでアンプを改造する。
するとイコライザを外しても同じような音が...というわけでアンプを改造する。
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