VoiceBar
PCに於けるGoogle音声認識の利用の一環で、そういうソフトを作成してみました。
アプリですが、その後改版しIEのタイトルバーに張り付きますしIEがない場合に起動もします。
IEとは別物ですのでIEの速度も下げず安定性を下げることもないし、場所もタイトルバーなので面積を占有せず、考えようによってはこの方がいいかもしれません。
注)201405:Google音声認識APIでV1が打ち切られたためV2に変更。
■スクリーン
■ダウンロード(Ver0.17)
Zip版ダウンロード
1.概要
VoiceBarはWindowsでGoogleの音声認識・検索機能を利用するためのツールです。
単独アプリケーションとして動作します。
2.特徴
・IEのタイトルバーに重なるので場所をとりません。
・WindowsのアプリとしてGoogleの音声認識が使えます。
・ジャンルを指定した検索ができます。
・認識結果をクリップボードに転送できます
・クリップボードに入れた場合、その語句で検索ができます
・検索テキストで予測変換をかけました。
3.インストール/アンインストール
適当なフォルダに展開しRunVoiceBar.exeを起動すれば動きます。
レジストリは使用していませんので、そのままフォルダ毎消せば消えます。
4.動作説明
RunVoiceBar.exeを起動してください。
(RunVoiceBar.exeでもかまいませんが、Vista/7の場合、設定によってはうまく表示でき
ない場合があります。)
RunVoiceBar.exeは起動したらRunVoiceBar.exeを立ち上げ自動的に終了します。
IEを選択するとバーが出現します。(右クリックで単独終了も可能にしました。)
動作内容)
起動したときにIEがなければIEを立ち上げます。
IEがある場合でアクティブな場合、姿を現します。(アクティブでないと消えています)
IEを(全部)終了させると自動的に終了します。
・マイクアイコン
これを押すと音声認識が起動します。
Googleの音声認識になります。
・検索用テキスト
音声認識が終わるとここに出力されます。
キーボードでも入力できます。
・検索種類
検索するサイトの種類が選択できます。
「一般」「地図」「ニュース」「画像」「動画」「YouTube」「Amazon」から選択が可能です。
・検索ボタン
「テキスト」「種類」から検索します。結果は別のタブで開きます。
・Copy
検索テキスト(=音声認識結果)の内容をクリップボードにCopyします。
これは例えば入力部分で音声入力を使いたい場合に発声・認識後、Copyすれば、入力部分に貼り付けて使うことができます。
・その他
クリップボードを監視しており、クリップボードにテキストが入ると検索窓に入ります。このことで通常のアプリ(メールなど)の語句も検索できます。
5.ライセンスなど
・flac.exe
は
http://flac.sourceforge.net/
で公開されているコマンドラインソフトです。
改変はしていませんが、BSDライセンスになります。
「再配布する際に著作権表示を行うことのみを条件とする」
ためここに表記いたします。
【独り言】
・IEのツールバー用のものを作成していたのですが、IE9からだと思いますが、子プロセスが実行できないようです。
そのためflac変換が動きません。XPはIE8なので動くようです。
多分、wav->flac変換など、最低でもdllで呼べば動作するのではないかと思いますが、対応には時間がかかりそうです。
flacというのはなかなか作成方法がわかりませんが、LibFlacを使うとできるようで、実はやってみましたが、不安定で改良が必要なようです。(TT)
IEのツールバーなので子プロセスでexeを禁止したい気持ちもわかならいではないです。ただ作成的にはdllですが、親がIEのアプリの一種のような感じです。
「ツールバー」はブラウザなのかアプリなのか?
このあたりがセキュリティとのジレンマだと思います。
追記)
そちらはできましたが、不安定さもありますし、こうやっても同じ感じです。
ただ、Vista/7は最初にIEを起動するとうまく描画できません。もう1度やると再描画するようです。しょうがないのでRunVoiceBar.exeを作りました。これで動きます。(^^v
さらに使っていくと...
・ボタンの場所が悪い(マウスストロークが長い)
・リタンキーで検索しない
などの細かい点が気になり修正。
Siriやしゃべってコンシェルを目論んだが、考えるとPCにはPCらしいやり方もありそうだ。
思ったのは検索には慣用句を多用する。例えば場所で「金沢」など。
「お花見」「金沢」でも通じるし、「時刻表」「金沢」、「天気」「金沢」、「レストラン」「金沢」などでも通じる。
なのでこういう自分なりの慣用句を登録しておいてそれをマウスで選択するようにした。
元々音声結果を入れていた部分が引き出し風になっていたのでそこを利用した。
やってみると、案外よくて簡単なキーとマウスだけでも結構サーチできたりする。
Ver0.14で修正しておいた。
さらに使ってもらうと予測変換を多用するとのこと。
Ver0.15で修正しておいた。
さらにデフォルトブラウザがIEでない場合そちらで開く。
Ver0.16で修正しておいた。
Chromeを使わなくてもPCで音声検索できないかと探していたところ、こちらのソフトを見つけました。
Ver016でIE以外で開くというのが修正されているようですが、IE以外でも使えるようになればすごいと思います。
IEを起動するのではなく、単独アプリとして起動>音声入力>検索結果を規定のブラウザで開く、というような感じに。
Internet ArchiveからVer15が落とせたので試したところ、firefoxで表示できたので、入力にいちいちIEが開くのさえ回避できれば便利なのにと感じました。
みきのさんコメントありがとうございます。
現状はIEに依存しており、難しいです。
IEのタスクバーを自分の場所にするためIEが起動してい場合に立ち上げないと居場所がなく終了します。
もしプログラムをされる場合は
GoogleApiKit(Zip版ダウンロード)
http://wind-craft.net/myjobs/2012/03/googleapikit.html
で動作させることは可能です。
ただ、この中のGoogleSearch.dllは、結果でIEを起動します。それ以外はIEには依存していません。
お役に立てなくてすいませんが、何分にもIEに寄生するコンセプトですのでよろしくご了承お願いいたします。
よろしくお願いいたします。
dll利用させていただきました。
プログラムなんて作った経験がないのでかなり無理やりですが。
一応ブログにアップしていますが、不都合ありましたら、コメント下さい。(GoogleApiKitの転載とか同梱とかはしていません。)
みきのさん、こんにちは。
早速のご利用ありがとうございます。m(__)m
ブログも拝見させていただきました。HSPでサクっとつくるなんて凄いです。
DLさせていただきました。(^^)
シンプルイズベストかもしれません。設定も何もないのが逆に凄いです。
PCにマイクをつけていると確かに検索には便利ですよね。
また、dllは再配布されてかまいません。flac.exeにならってBSDライセンスにしています。なので
基本的にはFreeWareで再配布も自由ですが、ライセンスはBSD相当として
「再配布する際に著作権表示を行うことのみを条件とする」
なのでReadMeでもつけて配布してください。
また、レアな(?)Ver015をお持ちだそうですが、このdllも扱いは同じでかまいません。
Ver015のGoogleSearch.dllですが、
Ver015は「デフォルトブラウザ」で開きます。
Ver016は「IEで」開きます。(^^!
それ以外はVer015もVer016も一緒です。
なのでfirefoxならVer016よりはVer015のほうがいいと思います。
少ないながら自作の方はおられるようですが、HSPは初めてですね。
どうもご利用ありがとうございます。m(__)m
2014.05にGoogle音声認識APIでV1が打ち切られたためV2に変更しました。
以前のものは「サーバ接続」できず認識できなくなります。
新しいものを利用してください。