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AndroidStick(14)

でもって、AndroidStickのまとめ。

<cx-01系>
・ファームは最新版ならある程度使える。
 CX1-V1.0-v12.06-r1-v8-8189-20121210134229test.keys
かそれ以上でないとまともに使えない。
・無理すれば有線で使える
 AsixのAX88772系のドングルなら多分OK。要root。コマンドは登録しておく。
・無線速度をあげることは限度がある
 近づけるの以外にチャネルをWiFiAnalizerで調べてあいていそうなところにすると上がる。有線には及ばない。
・Gyao!は工夫で可能
 ブラウザのUAをHoneyCombにすれば見えたりする。
総合)
・YoutubeやGyao!が見えるのはありがたい。
・日本語検索できるのは利点。
・メディアプレヤーとしてはFullHDでなければNASでもなんとか再生できる。
・レンタルビデオ系はよくわからない。

一方のAV-LS700は
・起動が高速
・レンタルビデオでアクトビラとTsutayaTVに対応している。有線だと見られる。(操作はもたつく)
画質はよいと思う。
・NASはDLNAだと問題ないがSambaだとマスタブラウザの関係でPCが1台立ち上がっていないとSambaが動かない。(ホストが見つけられない。)
・Sambaが動けば、対応しているファイルはFullHDでも問題がない。
という状況。

メディアプレヤーからするとやはりAV-LS700はよく出来ていて、Androidでは似たことはできるが、そこまでの性能が出ない。反面、自由度が高く最適のアプリを選ぶことはできる。

なので
・YoutubeやGyao!の再生ならcx-01
・NASの再生ならAV-LS700 画像が小さいのならcx-01でも可能。
・レンタルビデオもAV-LS700(HuluはWiiでやるとか。)
が現実的には安定していると思われる。
それにしてもAV-LS700は最近はネット接続ではUpDateが最新版となってできなくて、USBからやるはめになっている。それもLinkがわかりにくい。なんとかして欲しい。

似たような製品でO!Play Mini Plusというのがある。(ASUS)
Plusがないものはネットワークがついていないものの模様。
これはメディアプレヤーだがどうもAndroidベースっぽい。評判はそこそこいいようだが、知名度は低い。下手にRikomagicの最新版を買うより案外バランスはいいのかもしれない。
ただオールマイティを求めるにはまだ無理があると思う。

安くあげるのならAV-LS700みたいなのとCX-01みたいなのをつけておけば、なんとかなるのかもしれない。

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AndroidStick(13)

AndroidというかDLNAに比べてSambaが遅い。

しかし、DLNAは対象が限定的になってしまう。装置もさることながらファイル形式も限定される。TVなどで再生されるのだからしょうがないのかもしれない。
ネットを見ていると、Sambaというより、リモートドライブをそのままマウントしてしまうという話が出てくる。ただmntを扱うのでroot必須だが、これはやってある。

やるにはAndriodにCifs ManagerとかMount Managerを使う。(他にもあるのかもしれない)
ためしにCifs Managerでやってみた。当然ながらうまくいく。
起動からマウントさせるのなら後者がいいかもしれない。ただcifsドライバがいるのかも。

で、高速になったのかと言えば気持ち程度か変わらないのかわからないぐらい。
ただローカルで再生できるので例えばMXプレヤーから直接再生できるのは長所に思える。

FullHD以外は殆ど止まらないがFullHDだとカクカクしたりする。ためしにAV-LS700で再生するとこれはスムーズ再生...なのだがflvが再生できない。

flv形式はAV-LS700が対応していないのでしょうがないがmp4は再生できるので変換すれば済む。
例えばコンテナ変換だけならffmpegでできるしGUIだt
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se493235.html
FLVをMP4に無劣化変換(ffmpegフロントエンド)
でできる。これは高速だし劣化もない。
2-3本やってみたが、ちゃんとAV-LS700で再生できるようになった。(^^)
他にもAVIとかあるような気がするが見たくなった場合に変換してもいいかもしれない。
AV-LS700はsambaもOKだが、マスタブラウザの関係からか1台はPCが必要。そこが悲しい。

YouTubeのFullHD動画が殆ど止まらないことを考えると、家のNASが劣悪なのだろうか?
話変わって、うちにはIOデータのNASが2種ある。1つはRecboxだがもう1つRaidのHDL2-AHシリーズってのがある。
それでNASの速度を測定してみる。
CrystalDiskMarkでネットワークドライブを割り付けてやってみた。
するとRecboxの方がHDL2-AHより20-30%は高速になっている。確かにRecboxの方がスムーズな気がする。(完全ではないが...。)

当然だがNASから再生しようとすれば
・LAN速度:有線にすれば安定する
・クライアント能力:いいのを買えばそれなり
・NASの能力:これもいいのを買えばそれなりなのかも
ということでNASにまで波及しそうになった。

ただRecboxは「まし」だし有線のAV-LS700はまともなので、やはりやることによって変えたほうが現実的かもしれない。

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AndroidStick(12)

CX-01の有線LANはかろうじて成功した。
root化は必要だが、コマンドをたたけば有線接続になる。
フォーラムでは自動化にスクリプトマネージャーを入れるとある。
https://play.google.com/store/apps/details?id=os.tools.scriptmanager&hl=ja
自分はGScriptLiteを入れたが、これは最後でなぜかエラーで落ちる。(TT)
しょうがないので$criptなるものを入れた。ほぼ同じである。
中身は
ifconfig eth0 up
dhcpcd eth0
svc wifi disable
というだけ。
最後の
svc wifi disable
でWiFi接続がOffできる。
で、電源を入れたら、まずは$criptでこのスクリプトを実行すると有線になる。1手間増えるが5Mbpsが20Mbpsになる。

でやっと再生まで行く。
1CPU+1GPUでDLNAでFullHDは再生できるか?
というのが課題であるが、やはり動きがいまいちである。MXプレヤーのHWデーコードでやってもそうなる。「惜しい」という感じで我慢すれば鑑賞できる範囲かもしれない。1Coreのせいかと思ってバックのソフトをすべて落としてもそんな感じだった。1.6Gの2Coreならいいのだろうか?
他にもWiFiをOffにすると接続チェックしているソフトが幾つかあって、そこらが問題。設定でチェックを外せるものが大半だが、外れないものもあった。有線では使えないらしい。

スマホだと、そこらはまだましなので、これでやっと能力の限界かもしれない。
MXプレヤーのHWデコードを外すと悪化するのでGPUも貢献が認められる。気のせいかCPUよりGPUが利くかもしれないので2Coreの4GPUならまともかもしれない。
有線にすると(気のせいか)どれも安定性があるように思える。無線が不安定すぎるのかもしれない。再度測定すると一旦は7Mbpsまで出たがまた4Mbpsあたりまで落ちてきた。時間帯か?

<cx-01のまとめ>
・ネット接続は有線に限る
 rootをとればできることはできる。20Mbpsは出る。
・sambaは遅くDLNAはまだ高速
 ここれがちょっと手痛い。DLNAクラアントなら、LS-700もDigaもある。
・プレヤーはMXプレヤーが使った中ではもっとも滑らか
 非力でもGPUの効果はそれなりらしい。
ということだった。

DLNAでつなぐのなら別にこれでなくても有線で安定しているlS-700やDigaがあるので、そちらで見たほうがストレスがない。
一方lS-700やDigaはsambaのようなフォルダが見えないし、flvなども再生できない。このあたりはこのcx-01のほうが優れている。

従って現状の最適な策としては
・FullHD動画はすべてm2tsのBDAVなりの形式に変換してRecboxのcontentsフォルダに転送し、LS-700またはDigaなどで視聴する。
・それ以外はそのままcx-01で見ることにしてRecboxのdiskフォルダに転送しておく。
もし止まるようならサイズか何かを変換するなどすれば多分大丈夫ではないかと。

それにしてもYoutubeはFullHDをこんなに低速のWiFiで再生していることに驚く。
・低速でも問題がない圧縮率
・それでいて非力なクライアントでも再生できるソフト(?)
ってのがすごいように思う。Googleのサイトになったせいなのかしら?

こういう使い方をするかどうか別にして
・2Coreの4GPU程度(CPUは1GHz以上)
・有線ができる
程度はあったほうがいいと思う。
ではそれでOKかといえばそうでもなく、FullHDだとsamabaはNGでDLNAはOKみたいな結果になると思う。また再生プレヤーもMXプレヤーが現状ではよいように思われる。
ここらは多分4Coreで有線LANでもそうなりそうな気がする。多分sambaはどこかのオーバーヘッドが大きすぎるのだろう。
CPUの性能をあげても解決しない問題も多いと思う。逆にcx-01でも割り切ればそれなりに使えることがわかった。DLNAしか対応できないのならcx-01でやる意味があまりない。もっと優秀(?)なプレヤーが出ているように思う。

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AndroidStick(11)

まずCX-01のWiFi速度をあげる。
方法は
http://www.pandawillforum.com/showthread.php?12607-Poor-Wi-Fi-Performance/page3
にある。
・54Gモードで
・チャネルを13にしてみろ
という...。(要再起動)
http://www.pandawillforum.com/showthread.php?12607-Poor-Wi-Fi-Performance/page4
ではチャネル8がいいぞ、とあるので結局は全部変えて一番いいのにしろという...。
この場合
what I know is this: download speed was under 3Mbps before change the channel, and then, without rebooting the cx-01, jumped to 12Mbps.
なので3Mから12Mになったぞ...とある。
やってみるといろいろ探しても5Mが7Mにはなるが、それ以上にはならなかった。
多分もっとも効率がいいのはWiFiAnalizerで近接のチャネルに電波がないところのチャネルに設定すれば済むのではないかと。(1回で終わる。)要は近所とは自分が使っているチャネルというか設置場所で変化するのでどれがいいかは状況次第になる。

そうなると、やはりどうしてもCX-01に有線LANをつけたくなる。
でいろいろ探すとPandWillのフォーラムのその次の比較的新しい投稿に出てくる。

http://www.pandawillforum.com/showthread.php?12607-Poor-Wi-Fi-Performance/page4
で有線のドングルが出てきて
http://www.pandawillforum.com/showthread.php?12607-Poor-Wi-Fi-Performance/page5
に対応が出てくる。
でこのドライバをDLしようとすると登録が必要になる。
しかし登録してもメールが来ない。どうもNiftyのPort25のブロックに引っかかるようだ。しょうがないので別のアドレスでもう1度やる。

方法は
1.rootをとる(これは前にも書いたので割愛)
2.ドライバを入れる
 SDがないのでネットから入れるはめになる。
3.Shellを書いて実行する
と使える。

やっている人は
・BobjGear ASIX AX88772A
・SYBA SY-ADA24027 ASIX AX88772B
というASIXのAX88772系を使っているようだ。
読むと
Now I have 4 diferent dongles but only one works the asix one, I need drivers for :-
AM815 Pegasus II
DM9601
rtl8156
というのがあって、4つあってもasix以外の3つは全滅とあった。
多分
insmod mii.ko (共通)
insmod usbnet.ko (共通)
insmod asix.ko <--asixの88772系chip?
insmod mcs7830.ko <--asixの7380chip?
みたいだ。

まずはドングルがいるのでAmazonで探した。
以下はASIX AX88179チップセット。

以下はASIX AX88772系チップセット。

他にもあると思うがよくわからなかった。
ASIX AX88179は新しいので避けたほうが無難で選ぶなら AX88772系がいいように思った。
その前に、自分の持っているものをdmesgで見てみた。
もっているのは
BUFFALO 10/100M USB2.0用 LANアダプタ (Wii、Wii U、MacBookAir動作確認済み) LUA3-U2-ATX

これはWiiでも動くし、Nexus7でも動く(再起動すれば)。
dmesgで見るとなんとAX88772系で認識したりする。(^^)
見ているとドライバも読み込んでいる。
端末から
ifconfig eth0 up
dhcpcd eth0
とたたくとうまくIPを獲得しに行く。でもってWiFiをOffにすると有線で接続できた!(^^v
なんだかドングルも買わなかったし、ドライバも入れなかったのでこれが一番早いかも。
ドングルも安いし。
ちなみにGyao!のSpeedTestは20MbpsとかなりUpする。

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AndroidStick(10)

やっているとやはり新しいものが欲しくなる。

買うとしたら
MK802 IV RK3188 Quad Core Android Mini PC
あたりだろうがまだ高い。

この価格なら中華PadでHDMI出力がついたのが買えておつりがくる。もっとも2Coreではあるが4GPUなので1つ前程度になる。周辺関係はこちらがいいが、大きいといえば大きい。薄いので気にしなければいいのかもしれない。
N70S デュアルコア 7インチ1024x600 など。
そう考えると1つ前でも高い。

それにまともにそもそもネットワーク動画が再生できるのか?という問題もある。

もう1度実験してみる。

1.ネットワーク速度
メディアプレヤーで大事なネットワーク速度でこれはGyao!のスピードテストで行った。
・CX-01
 5Mbpsほど。場合によっては若干下回ったりする。ルータはすぐそばにあり、輪ゴムでアンテナにとめたりとやってみたが劇的によくなる風ではなかった。
 有線LANアダプタを2種もっているのでつけてみたが無反応。設定はないが、Nexus7のようにWiFi-Offでつながるかと思ったが、つながらなかった。(TT)ただLANアダプタのLEDは点滅したりする。かと言ってWiFi-Offでは外部サイトにはいけない。OnにするとWiFi速度そのまま。
 これをサポートしてくれたら案外行くのかもしれないが...。探し回ったがわからない。できないのかもしれないがUpDateで頑張って欲しいところ。ただ公開が期待できない。CFWでも出回るといいのだが。
・Nexus7
 WiFiだと7-10Mbpsぐらい。(ルータには近いがCX-01ほどではない)
 これは有線をサポートしているので、アダプタをつけると20Mbpsほどになる。(^^)
・Pantone5(スマホ)
 WiFiだと5-7Mbpsぐらい。(ルータには近いがNexusよりさらに遠い)
となる。
 どうも内臓のWiFiがいまいちなのか処理速度がいまいちなのかはたまたルータなのかどうも他に比べて貧弱。距離はアンテナに輪ゴムで止めたので0。それでもこんなもの。

早い・遅いというよりFullHD(1920x1080 29.7fps)だと平均ビットレート5Mbpsは必要。バッファがあれば平均に近づくが余裕を見ればやはり10Mbpsは必要。音声は小さいので誤差のうち。

<結論>
大雑把には有線であれば、問題は少ないが無線だと物足りない。Nexus7や最近のスマホは(余裕があるわけではないが)まあ可能性は高い。

2.再生能力
よくDicePlayerを使っている。これはファイラー兼プレヤーになっていて便利。ところが、CX-01では720*480のいわゆるDVD画質以上のものはうまく再生しない。
Nexus7やPantone5だと問題ないと書いたが、使っていたプレヤーが違う。WiFiで最強だったのはNexus7+有線で、まずはこれでやってみる。
驚いたことにDicePlayerで音が止まることがある。でいつも使っていたMediaHouse+MXプレヤーだとこれが止まらない。他にもやってみると止まらなかったのはMXプレヤーとVLCプレヤーぐらいで後は止まってしまう。止まるというより途切れるというか。WiFiに戻すとMediaHouse+MXプレヤーでも時々途切れる場合があるが概ねは正常。
Pantone5も同じでMediaHouse+MXプレヤーであれば概ね正常に再生する。
cx-05はといえばMediaHouse+MXプレヤーでも途切れる。ただ正常に再生しては途切れることを繰り返すのでもしかしたらWiFi速度だけかもしれない。MXプレヤーはGPUを活用するらしくH/W(デコード)マークも出る。

3.sambaかDLNAか
 ネットワークメディアプレヤーとして使う場合はファイルを何で開くかというのがある。
普通に考えるとsambaクライントを搭載したファイラーがいい。ただ、これも直接再生できるものと、ダウンロードするようなものがある。
 ESファイルエクスプローラでもできるが、操作がかなり面倒。DicePlayerもsambaではないかと思われる。UNCOPT File Browserというのが拡張の関連付けができるらしいが、LANのPluginで頻繁に落ちるので使い物にならない。実験としてはESファイルエクスプローラを使う。
もう1つはDLNAでやる方法でこれは相手がDLNAサーバに限られる。当方はRecboxなので入れるフォルダによってはDLNAサーバとして視聴できる。
同じファイルをsamba経由とDLNA経由でMXプレヤーで再生してみる。するとsamba経由は途切れるのにたいしてDLNA経由は途切れない。
 つまりはHediaHouse+MXプレヤーが最強ではあるが、DLNAなので対応サーバ内部だけの再生になる。勿論Winならsambaというそれ経由でも止まらない再生が可能である。
 ううむ。DLNAのほうが早いのか...。ってことはMediaHouse+MXプレヤーが最速ということになる。実際、Nexus7やPantone5ではそこそこ再生する。
が、しかしCX-01では途切れてしまう。 (TT)

4.結論(?)
・一番大きいのは無線速度
 仮に4Coreのものを購入しても有線でないと面白くない。逆にWiFiの速度が7-8Mbps出れば2Coreでの再生はできそう。
・DLNAで接続しないとそれでも無理
 Nexus7+有線LANでもsamabaでは動きが滑らかではない。
・DLAN+MXプレヤーでないと滑らかではない
 VLCも早いがMXプレヤーの方が高速っぽい。
 この3つ(中でも上の2つ)はかなり大事で、これを条件とすれば、実際のところ1Core+1GPUでもできるように思われる。(CPU=1GHz)ただ今もそうだがそうやると、AdvancedTaskKillerなどで他のアプリは落としておく必要がある。とにかくメールとか常駐アプリを外せば案外4Coreは要らないような気がする。

 では、GPUがなければダメか?と言えばMXプレヤーでGUP支援を止めても若干落ちる程度でもしかしたら動くかもしれない。
 そんな中
Huntkey ibox a9というのを見つけた。Android2だしメモリも少ない。1CoreでGPUなし。ただ有線がつかえる。
http://huntkey.co.jp/android/iboxa9/index.html
いいのは¥1980で売っているので。(^^!きっと処分価格なのだろう。
頑張れば動くかもしれない。

というかDLNAでやるなら、Diga(有線)のDLNAクライアントでいいのかも。これだとぜんぜん止まらない。
まあ気長にCX-01の有線対応を待つか、情報を待つか、CFWを待てば夢ではないのかもしれない。
あれもこれもやれば別だが、これしかやらないのならそれでいいのかもしれない。

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AndroidStick(9)

今度買うなら...というので調査。

中華パッドは沢山通販サイトがあったが、AndroidStickは少ない。AndroidBoxも少ない。
それにAndroidBoxはAndroidStickから見ると1世代古い感じの仕様が多い。
不思議なことにAmazonとヤフオクが多かったりする。
ヤフオクはAmazonに比べて割安の場合もあるが、そうでない場合も多々ある。

まず思うのはやはりしっかりしたメーカがよいということだろう。
中華でそれはないのだが、例えばRicomagicはHPもあってちゃんとUpDateを公開している。
http://www.rikomagic.co.uk/
http://www.rikomagic.com/en/download/do_1.html
PandaWillも公開はしているらしいが、どこにあるのかさっぱりわからなかった。

大雑把にはRokomagic系とCX-01系があって、後者はそんなに進化していない感じ。

【Rocomagic系】
・Rikomagic MK802 Ⅱ Android 4.1
 CPU A10/ 1GHz Cortex-A8 Single Core MALI 400 GPU
 GPU MALI 400 Processor
 Memory 4GB Flash
 System Memory 1GB
 Expansion Micro SD 2-32GB Memory
 ¥ 4,150 -¥ 3,980 程度。ここが初代になるのかも。
・Rikomagic MK802 Ⅲ Android 4.1
 ○CPU RK3066 Dual Core - Cortex-A9 Up to 1.6GHz
 ○GPU Quad- Core 2D/ 3D/ OpenGL ES2.0(AMD Z430)/ OpenVG1
 ○Memory 8GB Flash
 Expansion Micro SD 2-32GB Memory
 ¥ 6,500-¥ 5,500
 CPUが2Core1.6GにGPUが4Coreになりメモリが増えている。
・Rikomagic MK802 ⅢS Android 4.1
 CPU RK3066 Dual Core - Cortex-A9 Up to 1.6GHz
 GPU Quad- Core 2D/ 3D/ OpenGL ES2.0(AMD Z430)/ OpenVG1
 Memory 8GBtype or 4G Type Flash
 System Memory 1GB DDR3
 Bluetooth - Compatible with v1 to v3 or None
 ¥ 6,800-¥ 6,100
 見る限りはMK802 Ⅲと同じだがMK802 Ⅲが1モデルに対して多分3モデルある。
 8G+BlueTooth,8G,4Gの3モデル。なので購入時はどのモデルかを区別する必要がある。
・Rikomagic MK802 Ⅳ Android 4.1
 ○CPU: Rockchip RK3188 quad core Cortex A9
 GPU: Mali-400MP4
 Memory 8GB Flash
 ○System Memory 2GB DDR3
 Bluetooth - Compatible with v1 to v3
 ¥ 10,360-¥ 9,100
 新製品などで価格は高め。CPUが4CoreになってRAMが2Gになった。
 これだと今の最新のスマホ程度の性能かも。

【Ricomagicの互換品?】
本当に互換があるのかどうかはわらない。
CFWかもしれないし純正ツールではできない可能性もある。
・MK809Ⅱ-Android 4.1搭載 Mini PC(互換品?)
 MK802 ⅢSの8G,BlueToothモデル?
 ¥ 6,499-¥ 5,900
・MK808Ⅱ Android 4.1搭載 Mini PC(互換品?)
 MK802 ⅢSの8Gモデル?(BlueToothなし)
¥ 5,980-¥ 5,500
・UG802 RK3066搭載 Dual Core(互換品?)
 MK802 ⅢSの4Gモデル?
 Memory ?GB
 ¥ 4,650
・MK908 RK3188搭載(互換品?)
 MK802 Ⅳ?
 ¥ 10,000

【PandaWill CX-01系】
 CPU TCC8925 CORTEX-A5(1GHz)
 GPU Mali 400
 ×Memory 512MB DDR3
 Expansion Micro SD はあるものとないものがある。
メモリは512Mらしい。初代の仕様でそのままのような。
ファームは
CX1-V1.0-v12.06_r1-4096-8189-en -20121115.104535 test-keys
でないと、YouTubeすら危なくて使えないレベル。
 ¥ 8,800 -¥ 4,100

印象であるが、前にも述べたがファームで結構変わった。
当方が買ったのは、cx-01なのだが
¥ 5,680 (エアマウス付¥ 2,720 )
というものでエアマウスが¥ 2,720 なので本体は¥2,900とも言える。
メディアプレヤーと考えるとリモコンは必須なので、体験の意味もあってそうした。
HDMIのあいたTVがあると気軽につけられるのもよい。

こうやって見るとどうもRicomagicが牽引している印象で、そのため新製品なども投入されていて活性化している(?)ようだ。
cx-01はオフィシャルファームは入手できるが、Rokomagicのような感じで正規のサイトの印象がない。
今度買うのなら
・ちゃんとしたサイトとメーカがわかるもの
 Rikomagicしかない。UpDateなどがあると不具合が修正される可能性が高い。
 ファームで激変した経験からして。
・仕様は多分...
 CPUは2Core以上、GPUは4Core、外部SDが使えればFlashは4G以上、RAMは1G.
 BlueToothはあった方がいいが必須ではない。但し周辺機器が限られる。
 Rikomagic MK802 Ⅲ/Rikomagic MK802 ⅢS以上になる。さほど価格差もないようなのでRikomagic MK802 ⅢSの8G+BlueToothモデルか。
 少し高くなるがMK802 Ⅳならこれ以上は(現在)望めない。最新スマホという感じ。
・有線LANが使える
 やはり無線よりは安定すると思う。Rocomagicのストアで紹介されているので適合するものはあるようだ。(マイクロUSBではないほうがよい) 
http://mk802-naka.ddo.jp/upload/MK802NAS-QuickStart.pdf
を見るとLAN-TX/U2H3でできるらしい。
Amazonで買えるがちょっと高かったりする。
http://www.upupdd.com/wordpress/?p=2465
を見ると
LANチップがRTL8150、DM9601の製品は、標準対応しています。
とある。
レビューにも
dm9601.ko
と書いてるあるので、多分...以下が適合するのかも。

ファームさえよければFullHDでネットプレヤーができる。

【おまけ】
MK802をDebianにするサイト
http://romanrm.ru/en/a10/debian
上のもの(PDF)はNASにしているもの。

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AndroidStick(8)

というのでAndroidStickも一通り設定が終わった。

メディアプレヤーで使うという試みは、万能ではなかったもののある程度は使える感じ。
そのまとめ。

<cx-01系の全体的注意事項>
1)電源は1A以上のものにすること
 ちなみに電池にしたら、再起動を繰り返した。
2)電源を切りたいならACスイッチ付ACアダプタを買うこと
 立ち上げっぱなしの場合はこの限りではない。
3)WiFiはルータを増設すること。(有線は使えない)ルータはPlanexなどなら安い。
 見通しがよくても離れるとぜんぜんダメ。
4)KB+マウスは必須
 家庭TVなら無線のものがよい

<改造派向け情報>
・cx-01はハードはプア(第一世代)程度。
 そのためか改造の情報は比較的多い部類。
・ファーム使えるのは
CX1-V1.0-v12.06_r1-4096-8189-en -20121115.104535 test-keys
というファーム以降のもの。それ以前のものは使い物にならない印象。
しかしこれはPandWillのオフィシャルで公開されていない。
・ツール関係は入手できる

<メディアプレヤーとして>
【動画サイト系】
動画サイトはGyao!はかろうじてマウスで操作できるが、後は検索でキーボードながいとつらいと思われる。
◎YouTube
 FullHDでもほぼ問題なく再生できる。これだけでも結構うれしい。
△Gyao!
 アプリはインストールできるが「映像情報が取得できません」となって再生できない。ブラウザでUserAgentをHoneyCombにすると再生できた。不思議なことに解像度設定が出てきて瞬時で消える。放置すると解像度は標準で粗い画像になる。気のせいかそのままにしておくと次第に解像度はあがるような...。
 視聴は問題なくできる。それでも十分ありがたい。
 *これはハード性能とは関係ないかもしれない。
*以下は自分ではあまり見ないので参考程度*
○UStream
 回線のせいか止まることがあるが、音声は出ている。ネットのせいもあるのでほぼ問題はないように思う。
○ニコニコ動画
 まじめに見ていないが、ほぼ問題はない模様。高解像度のものはやっていない。
○NHKオンデマンド
 ほぼ問題はないが、画面構成でフルスクリーンにできない。(NHKのせい?)ここらはNHKでちゃんと工夫して欲しい。
 プレヤーはあるけどただのブラウザのようだ。
 なんだか有料が多すぎる。受信料をとっているのだから、別のビジネスをやるのなら値引きするかサービスとして無料化すべきような。公的放送なので後者ではないかと。

【ネットレンタルビデオ系】
・Hulu
 端末が対応していない...と出てくる。(TT)まあWiiでもできるわけだし。
 スマホだとそういう警告がないので、やはり端末のせいなのだろう。
・アクトビラ
 これは最後までは行かなかったけどできるかも。 
・TsutayaTV
 これって機種の専用みたいでマーケットにも出てこなかった。
対応はこちら。
http://tsutaya-tv.jp/service/index.html
SoftBankのスマホなら対応しているかと思ったらそうでもなかった。
つまりは現状は全くオープンではない。
参考)
まさか3つは入らないと思うので
HuluとTsutayaの比較(月に3本以上ならHuluが安い)
http://matome.naver.jp/odai/2133834746180010601
Huluとアクトビラの比較
http://vod-service.sblo.jp/article/62851318.html
*どうしてもという場合はアクトビラなら可能性がある。Huluは対応していないとは言うがやればできるのかもしれない。

【ネットワークメディアプレヤー系】
・DLNA系はMediaHouseを使った
 再生はMXMediaPlayerを使ったがFullHD(1980*1080)の再生ではやはり止まる。
 サイズがDVD系(720*480)であれば、これは止まらないで再生できた。
 DLNA系はあらかじめインストールされているものもあるが、これは正直使えない感じ。(いつまでたっても再生がはじまらない。)
・Samba系はDicePlayerを使った
 これもFullHD(1980*1080)の再生ではやはり止まる。というか上よりひどく使えないレベル。
 サイズがDVD系(720*480)であれば、これは止まらないで再生できる。

 USBメモリは認識していたので、ローカルだとWiFiよりはまともに再生するとは思われるが、如何せんハードがやはり限度っぽいような気がする。しかしメールとかそういうのは立ち上げていないのでGPUのほうが効果的かもしれない。そもそもシングルタスクに限りなく近い。
 安定性はまあまあという感じ。Nexus7でもアプリが応答しなくなったりするし、まあフリーズというのがない分いいのかもしれない。

正直なところ、「惜しい」という感じで結構実用的なのに驚いた。そういう意味では物足りない部分もあるので、(買うかどうか別にして)次回というのも目標が出来た。
 一番驚いたのはファームで、以前の中華パッドでは劇的というほど変化しなかったが
CX1-V1.0-v12.06_r1-4096-8189-en -20121115.104535 test-keys
は劇的によかった。(購入時に入っていたもの。)
これを前に戻すとYouTubeでも止まりまくるし、そもそも解像度が動画再生の都度変わるので使えない代物になる。こんなのがオフィシャルファームでそれ以前の人はこれを使っていたのかと感慨深い。

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AndroidStick(7)

しつこくGyao!をやってみる。

そういえばキャリアからも各種のAndroidStickが発売されている。
auのものはGooglePlayが使えるらしいし、リモコンもあるが、他のものは自由でもないようだ。
auとdocomoは単体で販売している。
auはLISMOがあるのがよさそうだ。フナイのものらしい。SoftBankはIOデータのものらしいが製造は違うのだろう。
どこも1万弱だが、SoftBankで2年契約して、すぐに解約して違約金4,750円を払うと一番安上がりなのかしら?

それはともかく、そういうのでレンタルビデオっぽいサービスをやっている。SoftBankはTsutayaTVだ。
興味があれば以下にある。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/20130328_593299.html
でSoftbankは当然なのだがGyao!がある。YahooTVっていうか。

動かないのはDRM関係かと思っていたが、そうでもないようだ。
Gyao!の純正アプリはこの際あきらめてブラウザでやってみる。

まずSkyFireBrowserでやってみたがこれは同じ。ただ「もしや」と思ってUserAgentを変えてみた。
不思議なことにAndroid,iPad,iPhoneはNGだが、他にFroyoやHoneyCombがあって、そっちにするとなんと動作したりする。

でUserAgentあたりを変えたら動作するのかもしれないと思ってやってみる。
1)純正ブラウザのエージェントを変える
結果はブラウザではOKだがGyao!アプリはNG。
やりかたは"about:debug"と入れて設定から変えられる。
2)com.android.browser_preferences.xmlを変える
場所は調べれば出てくるが
string name="user_agent"のところでfroyoとか。
とする。(念のため再起動)
結果は同じでブラウザではOKだがGyao!アプリはNG。
3)build.propで変更する
エディタも入れる。どうも製造メーカとモデルを変えるらしい。(再起動)
結果は同じでブラウザではOKだがGyao!アプリはNG。
(元はtelechipsとTCC8925_HDMI_DONGLEとなっている。)

このあたりで手詰まりになる。
ブラウザのUserAgentだけ変えればいいのかと思って、例えばAngelBrowserに
http://www.openspc2.org/userAgent/
を見て
・Froyo
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.1-update1; ja-jp; SonyEricssonSO-01B Build/2.0.2.B.0.29) AppleWebKit/530.17 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/530.17
・HonyComb
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 3.0.1; ja-jp; MZ604 Build/H.6.2-20) AppleWebKit/534.13 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Safari/534.13
・ICS
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 4.0.4; ja-jp; SC-06D Build/IMM76D) AppleWebKit/534.30 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/534.30
などを設定してみる。ICSはともかく、他もうまくいかない。タイプミスかもしれない。(^^!
まあやっていることは同じはず...なのだが...。

どうも微妙な逃げ道があるようだ。

FireFox+Phonyとかそういうのでもできる。しかし、FireFoxがどうも遅い印象。
そこで標準ブラウザもどきのICSBrower+を入れてGyao!をTopページに設定しておいた。まあGyao!っぽくは使うことができる...ように思う。
あ、FlashPlayerが動かないと再生できないかもしれない。

考えると対応としては、この方が改造しなくていいのでいいかも。FroyoかHonyCombにすれば動作すると思う。FroyoでもHonyCombでも同じならHonyCombのほうがいいのかも。携帯ではなくタブレット専用だったような。日本だけかな?
ちなみにGarapaBrowerで携帯にしてみると見事にはねられたので、これは無理なのだろう。

で印象はといえば...

・なかなか高解像度設定できない
 コンテンツ単位に瞬間的に出るが、あっという間に消えて2度と出てこない。キャッシュクリアすればいいのかもしれないが。
 不思議なのだが、GalaxyS3とかそういうGyao!アプリが動くもの(ICS)は高解像度で送ってくるようだ。このやり方だと標準画像がデフォルトのようだ。FroyoでもHonyCombでも同じ。
 自動設定してくれているのかもしれないけど。
・回線状態が悪いとよく止まる
 これは前からそうだったのだが余計ひどいかも。
・すいていそうな(?)コンテンツだとちゃんと見えた
 止まらない感じで、これはこれでよかった。

結果としてはエージェント変更でなんとかできたが、それにしても不思議な現象だった。
完全とはいえないができないより「まし」になったかも。

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AndroidStick(6)

復帰したのはいいのだが、なんだかbootが遅くなったような。
人間って贅沢なものだ。

それとは関係なくバックアップとリカバーを考えてみる。
もともと書き換える前にやるべきだったのだが...。

普通に考えると(普通は考えないけど)RomManagerあたりが順当に思われる。有料版ではないのではっきりとはわからないが、AndroidStickのcx-01は対象外機種のようだ。

悩んでいるよりできる方法を考える。

<バックアップの手順>
1)root化する。
http://www.pandawillforum.com/showthread.php?12688-How-To-Root-CX-01
にある。2つ方法があるが2番目の以下が簡単そう。
1 - Download the root patch: http://www.4shared.com/zip/Q-ggIAHo/Root_-_CX-01.html
2 - Un compress it
3 - Plug your cx-01 (using mini usb) to the USB from your pc
4 - it will pop up a windows an will try to install a driver, select the location were you un compressed the files and select the directory drivers
5 - The usb cx-01 driver will be installed
6 - Run the Root patch and follow the instructions.
ドライバがうまく入らない場合は、AndroidSDKのドライバにinfだけ名前を変えてCopyし、それを指定すると多分うまくいく。
busyboxが古いようなのでGooglePlayでUpDateした方がいいかもしれない。
ここまでは割りと簡単にできる。

2)NANDのバックアップ
GooglePlayから
Online Nandroid Backup * ROOT
をインストールしておく。
バックアップだけならOnline Nandroid Backup * ROOTだけでOK。
次にFAT32などでフォーマットしたUSBメモリを用意する。HUBも必要。
普通ならSDなのだが、これは入らないので。
でOnline Nandroid BackupでUSBにバックアップする。Onlineといってもクラウドではない。
3分ぐらいでバックアップできる。

アプリなども入れたい場合はAndroidAssistantなどでやはりUSBにバックアップしておく。
この場合はUSBにバックアップできないのでESファイルエクスプローラなどで移動することになる。
これも簡単。

<ファームのリカバーの手順>
実はここからがよくわからない。

1)リカバーツールでやる場合
Nandroid Manager * ROOT
これはOnline Nandroid Backup と相性はいいが、全部をリカバーするものではないらしい。
どうも「RcoverBoot」するか「Rcoverimageを入れるか」みたいなツールらしい。
clockworkmod\backup以下などに自分のBackupと似たようにして作っておくと動作はする。
ただ全部書き換えてくれるわけではなさそう。
まあアプリなので自分が消させると動作できないのはわかる。RAM上ででも動作すれば...。
実際にやってみたが、どこまでリカバーできたのかわからなかった。そもそも元は同じなわけで。
ただ「軽症」ならこれで復旧できるかもしれない。やってみる価値は大きい。

2)PCでやる場合:その1
FWDN_V7_v2.22.exeでやる。というかそれしかない。
bootの通信が生きていれば可能。cx-01にはボタンがあるが、これを押しながら挿入するとVtcDrvで接続されWinからは操作できる。
ここが生きていて、バックアップがあれば復活の道はある...と思う。
例えば
Plain Nandroid (4GB Device): http://ul.to/kfctrf1e
からbackup.tar.gzをとってきて展開するとこれは上のバックアップと似た形式になる。(これをとってくるのが一番時間がかかるかも。)
この段階でFWDN_V7_v2.22.exeで書けるのだが、この場合NANDの配置を知っていないといけない。
多分
A)cat /proc/mtd で配置を知る(走らないとわからないので事前に)
自分のマシンだが、以下のようになる。(要root+busybox)
# cat /proc/mtd
cat /proc/mtd
dev: size erasesize name
mtd0: 00a00000 00100000 "boot"
mtd1: 00500000 00100000 "kpanic"
mtd2: 12c00000 00100000 "system"
mtd3: 00400000 00100000 "splash"
mtd4: 09600000 00100000 "cache"
mtd5: 4c300000 00100000 "userdata"
mtd6: 00a00000 00100000 "recovery"
mtd7: 00100000 00100000 "misc"
mtd8: 00100000 00100000 "tcc"
B)バックアップしたonandroid.logをみると
----rwxr-x 1 2163712 May 31 07:09 .android_secure.vfat.tar
----rwxr-x 1 10485760 May 31 07:06 boot.img
----rwxr-x 1 118272 May 31 07:09 cache.yaffs2.img
----rwxr-x 1 304085760 May 31 07:09 data.yaffs2.img
----rwxr-x 1 302 May 31 07:09 nandroid.md5
----rwxr-x 1 10485760 May 31 07:06 recovery.img
----rwxr-x 1 250939392 May 31 07:07 system.yaffs2.img
などとなっているので各imgをNANDに割り付ける...のではないかと。
名前からして
dev: size erasesize name
mtd0: 00a00000 00100000 "boot" boot.img
mtd1: 00500000 00100000 "kpanic"
mtd2: 12c00000 00100000 "system" system.yaffs2.img
mtd3: 00400000 00100000 "splash"
mtd4: 09600000 00100000 "cache" cache.yaffs2.img
mtd5: 4c300000 00100000 "userdata" data.yaffs2.img
mtd6: 00a00000 00100000 "recovery" recovery.img
mtd7: 00100000 00100000 "misc"
mtd8: 00100000 00100000 "tcc"
ではないかと。
で、これをFWDN_V7_v2.22.exeで書くのだが、これも.romならぬNAND Data.faiをまず作成する。
この使い方は自分で説明すると間違があるので...
http://wm8650.com/showthread.php/51-Firmware-CX-01-Devices-ROM-with-SD-CARD
のAtai.IV-307.ROM.RARなど(多分名前で検索したほうが早い)をDLして中にあるdocを参考にしたほうがよい。(これを書いてはいけない。モデルが違うのでWiFiが動かない。)
こんな画面でやる。

でできたNAND Data.faiをlk.rom(ブートローダ)と一緒に書く...。

みたいな感じでやるのだと思うが、それでちゃんと動くのかは定かではない。(^^!
緊急事態になったらやってみることにする。
この場合はPCからUSB経由で書くことになる。

ちなみに
----rwxr-x 1 1536 Apr 26 08:28 .android_secure.vfat.tar
----rwxr-x 1 10485760 Apr 26 08:25 boot.img
----rwxr-x 1 4224 Apr 26 08:28 cache.yaffs2.img
----rwxr-x 1 202494336 Apr 26 08:28 data.yaffs2.img
----rwxr-x 1 302 Apr 26 08:29 nandroid.md5
----rwxr-x 1 10485760 Apr 26 08:25 recovery.img
----rwxr-x 1 250909824 Apr 26 08:27 system.yaffs2.img
が購入時点らしく自分のを見ると(アプリを追加で入れたもの)
----rwxr-x 1 2163712 May 31 07:09 .android_secure.vfat.tar*
----rwxr-x 1 10485760 May 31 07:06 boot.img
----rwxr-x 1 118272 May 31 07:09 cache.yaffs2.img*
----rwxr-x 1 304085760 May 31 07:09 data.yaffs2.img*
----rwxr-x 1 302 May 31 07:09 nandroid.md5
----rwxr-x 1 10485760 May 31 07:06 recovery.img
----rwxr-x 1 250939392 May 31 07:07 system.yaffs2.img
となっていた。*はサイズが違っていて、自分が入れたソフトのせいだt思われる。
次の手もあるが、リカバーはこちらのような気がする。

3)PCでやる場合:その2
これもFWDN_V7_v2.22.exeでやる。
これは.romをもってきてPCで書く。手っ取り早い。
実際にこれで動かした。
ただ、.imgを.romに変換しないといけない。
これを行うにはtccutilsでrom形式にできるらしい。
例えば
tccpack boot_new.img system_new.img recovery.img CX-01.v0.0.rom
みたいにするらしい。
もう1つmkbootimgというのがあって、これは以下になるらしい。
mkbootimg --kernel boot.img-zImage --ramdisk ramdisk_new.gz --cmdline "console=null" --base 0x80000000 --pagesize $page -o boot_new.img
みたいな。興味があれば以下に...。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1873041
でそれはどこにあるかと言えば
https://github.com/cnxsoft/tccutils
にソースがあるので自分でコンパイルするという...。
WinのバイナリのLinkは中国サイトにあったが、変なexeが落ちてくるので断念。
mingwなどで挑戦してみるがヘッダが足りなくてうまく通らない。
それではあまりなのでLinuxのバイナリが以下にある。
http://fei-yen.jp/maya/wordpress/2010/08/30/android2-1%E7%AB%AF%E6%9C%AB%E3%82%92%E5%85%A5%E6%89%8B%EF%BC%81%EF%BC%88%E6%9B%B8%E3%81%84%E3%81%A6%E3%82%8B%E9%80%94%E4%B8%AD%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A9%E5%85%AC%E9%96%8B%EF%BC%89/
ubuntuなどがあれば問題ないのかもしれない。
つまりこの方法では.romに変換するのが大変で、書くのは楽だが作るのは大変...。

.romをUPしてくれたsambartleさんが神様に思えてきた。感謝!!
(Linuxをもってない人はかなり面倒のような...。)
っていうので道筋だけしらべて中断。

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AndroidStick(5)

手持ちのCX-01はメディアプレヤーとしては全然になってしまった。
まあGyao!は元からとしても、DicePlayerはおろかYouTubeすら使い物にならない。
新しいVerがリリ-スされたのは2012.11程度らしく、それ以前はひどかったのだろう。

しかしTVにつないで動かすとなると、確かにブラウザという話はあったにしてもあまりにも寂しい。
以前に戻したい...。

そこで無理やりやってみる。
まずPandaWillのオフィシャルファーム。
http://www.cnx-software.com/2012/08/16/how-to-upgrade-firmware-for-cx-01-mini-pc/
これでなくても以下で検索するとこれは出てくる。
ROM for android TV CX-01.rar
ここから4GのイメージとツールがGetできる。またCX-01は動くがこのファームは重くて話にならない。

似たようなものでAtai.IV-307.ROM.RARがあるが...
http://wm8650.com/showthread.php/51-Firmware-CX-01-Devices-ROM-with-SD-CARD
ここからはとれないが、ファイル名で検索すると出てくる。設定はかなりややこしい。
ただ頑張って戻しても(多分モデルが違うので)WiFiが動かない。
なので、これは使ってもうまく戻らない。

でPandaWillのフォーラムの投稿。
http://www.pandawillforum.com/showthread.php?19439-New-F-W-Versione

Compiled .ROM (4GB Device): http://ul.to/1kx3h1w4
がある。2013.04なのでかなり書き込みとしては新しい。
ul.toは有料登録しないとかなり速度制限や本数制限がある。1日1本かも。無料登録すると速度だけは気持ち速くなる。
これを落とすとCX-01.v0.0.romが落ちてくる。

でもってさっきのオフィシャルの中から
lk.rom
NAND Data.fai
を出して、
lk.rom
NAND Data.fai
CX-01.v0.0.rom
の3本で書き込む。

ドライバと書き込みツールはAtai.IV-307.ROM.RARに入っている。説明もあるので、同様にすればOK。エラーが出る場合はraw指定で書き込めばよい。

ハラハラドキドキ...。

すると元に戻せる!!まあrootがとられていたりするし、若干違うには違うが大筋は一緒ってことで。
戻ったのがこんなにうれしいとは思わなかった。

やってみるとYouTubeは戻った感じ。DicePlayerも戻った感じ。動画を再生しても解像度が変化するというこyとはない。(当たり前?)
Gyao!も戻ったというか、これは相変わらずできないまま。
rootもしっかりとれているみたいなので、これはこれでいいような気がする。
気のせいかHDMIの自動設定もOKのような。

後、常駐ソフトはなるべくはずしておく。メディアプレヤーとしてはギリギリで動いているような感じで変な負荷がかからないほうがよい。

それ以外にも音楽プレヤーで使えるがせっかくのHDMIが泣いてしまう気がする。
どうもPandaWillからの正式提供は探せど探せど以前のVerしかなかった。
やっているとこの新Verがいかに偉大かわかったような気がする。

rootをとるツールはこれでも通用するが、そもそも上のやり方で戻すとrootがとられているので無意味になる。
なんとか戻す道は見つけたので一安心。(^^v

Gyao!は残念だが「映像の取得に失敗」というのは多分DRM関係でフレームワークが入っていないような気がする。(想像だけど。)中国には著作権がないから?PCのSilverlightでもそういう現象が出ることがあるようだが、PCの場合はエラー番号があるだけいいのかもしれない。それに修復もできる(らしい)。
調べてもあまり出てこないが、FirmをUpしたらできたとか言うのがあるので、このままだと難しいのかもしれない。
Gyao!をあきらめても、ニコニコ動画、UStreamなどもあるし、マーケットからはなくなったがFC2動画というのもある。もっとも全部やってみたわけではないが、新しいファームだとまあまあのようだから、これで良しとすべきだろう。

それにしても2012.11以前に購入する悲惨なように思う。これにUpすると多少はよいかも。

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AndroidStick(4)

使っていると、やはりいまいちでせめてGyao!をなんとかしようと思った。
今考えると、これが大誤りだった。

入っているものは
CX1-V1.0-v12.06_r1-v8-8189-20121210.1314229 test-keys
でこれはかなりよいもののよう。

http://www.cnx-software.com/2012/08/16/how-to-upgrade-firmware-for-cx-01-mini-pc/
にPandaWillのファームがあった。(ツールも)
CX1-V1.0-4096-8189_en.rom
は入っていたものより古い。
ただ、経験上はVerDownするとGyao!が動いたりするので、思い切ってやってみた。

現状のファームのバックアップをとらなかったのは大きな間違いだった。(TT)
今考えると
Online Nandroid Backup
でも使っておけばよかった。rootまではやったのだが...。

でどうなるかと言えば、ちゃんと動くには動くが
・WiFiがかなり遅くなる
YouTubeはまともに見れなくなった。またNASの再生もまともではない。
・HDMI出力は自動といえばそうだが、YouTubeにしろDicePlayerにしろ動画をかけると解像度が変更されてしまう。
 FullHDなどは再生できない。(勝手に解像度が640*480になる)
というので大幅レベルダウン。
で肝心のGyao!はといえば症状が全く同じ。

つまりは、戻したほうがましなのだが、戻れない。
探し回るとAtai.IV-307.ROM.RARというのがかなり近い。
CX1-V1.0-v12.06_r1-v8-8189-20121210.1314229 test-keys
とあるので、「そのもの」なのだが、with SD-CARDとあるようにもともとはSD付のものらしい。
中身は、4G用なのか8G用なのかよくわからない。
説明を見ると4G用に書いてあるが、パーティションを見ると最後が8Gの端数が出ている。

まあこれ以上悪化しないだろうと思って入れてみた。
すると画面というホームは購入のものになった。しめしめと思って日本語にして、WiFiを...Onにならない。(TT)MACアドレスすらとれてないようなのでDHCPはまず無理っぽい。
つまりはWiFiすら動かず、それどころではなくなった。

結局は、動く
CX1-V1.0-4096-8189_en.rom
に戻してrootとToolを入れておいた。
このVerは全然出来がよくない。

考えると解像度が自動で変わらないのも動画で勝手に変わるよりはましだ。
長い目でみればいつか誰かが公開するかもしれないが、購入に戻れないことはやるものではない。
当たり前か...。

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AndroidStick(3)

その後いろいろ他をためしてみた。

まずレンタル系もスマホなどの対応が進んでいるので
1)Hulu
 インストールは可能。案外うまくいくかと思ったら「対応外端末」になってしまう。
 いろいろ条件があるのかもしれない。
 そのせいかどうか無料サンプルはなかった。(無料お試し期間はある)
2)アクトビラ
 インストールは可能。警告もない。ただ昔はあったと思うが無料サンプルがない。
 購入前にサンプルがあるらしいが、まずは見てみたかった。
3)TsutayaTV
 インストールというか、対応外らしくGooglePlayに出てこない。
 なのでサンプル動画以前の問題。HPを見ると端末は限定している模様。

話はそれるがTsutayaはTsutayaTV Stickなるものがある。
http://tsutaya-tv.jp/tsutaya-stick/
これも似たようなものでAndroidStickみたいなのを購入する。
話がまたそれるが

NTT東日本 フレッツメンバーズクラブサイト ポイント交換プログラム
はあるがNTT西日本がない。
会社都合で分割するのはいいが、サービスぐらいは日本で統一して欲しいもの。

操作はT-リモコンなるものがあってそちらでやるらしい。専用ってのは引っかかるけど。

というのでアクトビラ以外は全滅状態。そのアクトビラも無料があって確認できるというものではなかった。確認といっても多分通信や性能だろうから、「高画質」「中画質」「低画質」ぐらいのサンプルがあって、それでテストさせてくれればいいのに...。
なんだか携帯のキャリアと同じでオープンな感じがしない。
・アプリや課金は専用でもいい
・どの端末でも自由に入れられてテスト動画で「高画質」「中画質」「低画質」が設定できて
(それでも動かない端末は無理ってことで)
ってのがいいのだが。
そういうになると価格次第ではあるがレンタルビデオよりはいいような気がする。

そう考えると「高画質」「低画質」が選べて、無料も沢山あるGyao!はとても貴重な存在に見える。有料であってもBigLobeなどから購入できる。
それを考えると、これが走らないのは残念でならない。(TT)
まあ滅多に見ないが、それでもたまに面白いものをやっているし、購入したものもある。

中華パッドでV3.0からV4.0にするとGyao!が動かなくなった経験がある。
今のCX-01はどうも書かれているファームの日付は新しく、CFWを探すとそれ以前に戻ってしまうので安全ではないかもしれない。

つまり
・現段階に戻るすべがなくなる
・以前に戻す作業に危険性がある
・戻ったからといってGyao!が動く保証はない(多分YouTubeは動くだろう)
・Gyao!が動いたからといって快適に視聴できるとは限らない
という状況になる。

一方root化はこれとは関係なく安全でもないがむしろ危険性は少ないように思われる。
簡単なのでやってみたらあっさりできてしまった。busyboxが古かったのでそれだけUpDateした。
Gyao!は当然のように走らないまま...。

手詰まりだが、やる危険性とメリットを考えると微妙...。

それより
・NAS経由でFullHDが再生できる能力
・有線も使える
もので
・スクロール操作しやすいリモコン(パッドのが良かったのか)
というハードと
・GooglePlay,Gyao!対応
・Hulu・アクトビラ・Tsutayaのどれかに対応
っていうものがあると、メディアプレヤーっぽい。
そういえばLS-700はアクトビラができたかも。

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