空を見上げて
トップページ » 2010年03月

イコライザ(6)

後は個人的な感想であるが、どうも200Hz近辺を持ち上げると不透明感が増す印象である。

200Hzというのは、低いように聞こえてさほど低くもない。
100Hz以下ぐらいだと、大きな影響はもっていなさそうであるが、それでも急峻なフィルタはどうかと思うので、低音を強調したいのならもっと下を狙っておいたほうがいいと思う。

逆にそうすると、スピーカもある程度のものが必要になってくることになるが、恐らくはJSP方式だと10cm以上もあって、まじめに作ればそれなりではないかと思う。
エンクロージャはおいそれと取り替えるのは大変だがユニットの交換はまだ楽だ。
しかしJSP方式でも万能でもなく相性の悪いユニットもあるので注意したほうがいい。
失敗しても出来の良いバスレフ程度にもはなると思うので、そう心配することもない。

今のメインシステムは、何も味付けがなく...
・入力=パイオニアのDV610AV(2万ほど)
 ゴールドムンド採用のユニット...なのだが、USBでmp3も再生できる。
 ただUSBの再生は
 1)WAVの再生はできない
 コンポだとできるのも出しているのに...。
 2)TV画面を見ながらでないとつらい
 フォルダに分けたら何もなしで再生させるのがつらい。
 3)ランダムなどの機能がなぜか使えない
 CDなどはできるのに...
 4)ついでに「でかい!!」
 半分のサイズにできそうな...。
という感じで自分にとっては、100点というわけではない。(音質ではないのだが)

・アンプ(3万ほど)
 エクリプスのTDA501で、伯耆さんからの借り物。
 これは「素」という感じ。デジタルアンプだが中国製のトライパスでも似たような音はする。無味無臭という感じではある。
 1)ACアダプタがやけに大きい
 2)電源スイッチが後ろにあって触りにくい
などという感じでこれも100点ではない。

・スピーカ(18万*2ほど)
 ヴェロダインDF661で、これも伯耆さんからの借り物。
ヴェロダインはサブウーハの専業でそっちは有名だし、低音も恐ろしく切れが良いらしい。
専業とは言え、昔はスピーカも出したらしいのだが、このあたりはさほど有名でもないらしい。
しかし、16cmでもズッシリとした低音がでるのはさすが。
 1)とにかく重たい!!1個20Kgはあるのでなかなか大変
 2)(自分にしては)音がややきつい。BGMにはつらい感じ。

そしてそれに近づけようとあがいたのが以下のもの。
・入力=自作mp3プレヤー(@5000ほど)
 このあたりからして大敗必至であるが...。
 AitendoのKitであるが、出力が小さいので「素」のアンプをつけてある。
 1)ランダム再生ができない
以外は言う事がない。
 これで「ランダム再生」できて「wav再生」できてUSBでHDD認識すれば「買い」なのだが。
 iPODが近いといえば近い。

・アンプ(@5000ほど)
 ヤフオクで買った中国製アンプでトライパスのTD2024のもの。
 フィルタは改造しているがスピーカの補正程度。
100Hz以下を持ち上げている。
 これは改造もしやすいのでお気に入り。
 欠点と言えば...
 1)ポップ音(電源ONのとき)がでかい!!
 DCオフセットは調整したがそれでもでかい。

・スピーカ(@5000ほど)
 JSP方式の8cm口径のもの。2種あるが、今はTangBandのほうで設計図はJSPのHPのものそのまま。
 TangBandは1本@1500ほどで、あとは材料費だが木材だし。
 別段、これと言った工夫はなくて、ポートの調整をやったぐらい。ポートは30φのものを20cm*4つけている。
 結局はグライコで、これをフラットになるように、ファイルタを設計した。

 このまま勝負すると入力で負けてしまう。(TT)
mp3ではどうあがいてもCDには勝てない。そこで、ここだけはパイオニアのDV610AVにした。
30万オーバーのシステムに1.5万で適うのかというのは興味深いのだが、結果はと言えばいい勝負をしたと思う。
 こうやると音バランスってのはだいたい似ている。
 低音はやはり質感でヴェロダインが良いと感じるが、反面中高音はJSP8cmは捨てがたい。
互角かどうかは好みの問題もあるが、BGMであれば1.5万でも十分という気がする。
 どちらも透明感はあるが、フルレンジの小口径は定位も良い感じがする。

 欲は言えばきりがないが、この価格なら...と思う。
それにしても、iPOD以外になぜ良い据え置きメモリプレヤーがないのだろう?
コンポでは発売されているが、コンポのスピーカっていまいちなのが多いし。
複雑な機能は要らないのだが...。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

イコライザ(5)

イコライザでやっていると結構いろいろわかったような気がする。

趣味としてカメラとオーディオはお金がいくらあっても足りないという。
そんな気がするが、オーディオに限っては自作とか改造というのが程度こそあれ、まだ範囲は広い。
どちらも究極はあるにしても、最後「個々人の好み」ってのがあるように思う。
ただそれにしても「最低限」みたいなものが存在して、その上に「好み」があるのだろう。

やっている感触なのだが...
・安くてもかなりなレベルでできるように感じる。
但し、アンプ+スピーカで成立させることが前提で、片方が独立してよいということにするには、かなり投資が必要だと思う。
確かにそのほうが美しいのだが、自分で聞くのでどうでもいいと思えば「アンプ+スピーカ」で成り立つものでもいいと思う。

それを前提に思うのは
【スピーカ】
・自作する。(面倒かもしれないが、多分一番安上がりで良質に思う。)
・フルレンジ1発がいい。(つながりや定位が良い。3wayでも良く出来たものはあるが、後で補正すると曲によってバランスが崩れる。)
・口径は12cmから16cmぐらいがよく、部屋にあわせて選ぶ。
 FostexとかTangBandとか...。
・エンクロージャはでかくなるがJSPが良いと思う。
 JSPは10cm以上を推奨しているが、自分も大きさが許すのならそれ以上がいいと思う。
 8cmで2種類作ったが、やはり低音の質感がいまいちな印象だった。逆に大口径は中高音が面白くないので、16cmぐらいまでだと思う。
■スピーカはかなり重要
フルレンジの小口径だと中高音はどれもそれなりに出るように思うが低音は期待ほどは出ないと思う。
JSPは出るほうだと思うが、質感はやはり口径なりのものになる。
ポートの調整である程度は出るし、低いほうでも下がっているだけで存在はしている。
勿論、出来合いを買ってきてもいいのだが、同じ金額だと自作の方が有利に思う。(面倒だが)
それに最後、ユニットを乗せかえるのも簡単に可能だ。

【アンプ】
・中国製のD級アンプ(トライパスなど)が良いと思う。
 D級はPWMでパワーが出るし、省電力、透明な音質である。
 下手なアンプよりは余程音は良いと思し、@5000以下で入手できる。
■アンプはそんなに影響力が大きくない
昔ならいざしらず、今はアンプでの差異というのは大きくないと感じる。
ただ透明感というかパーカッシブフルな音に対して応答性が高いほうが透明感が出る。
D級はPWMなので基本的には瞬間的に大きな電力が出せるはず。(電源は十分大きいとして)
普段は小さい音にしても、電源容量は大きなものが良いと思う。
D級でも、メーカで若干音は変わる。尚、トライパス社は倒産してしまったが、音は良いと思う。
トライパスは、内部で後者の細工が可能で、これはとても有難いもの。

【イコライザ】
 上のスピーカとアンプの組み合わせで希望する音になればいいのだが、1発でそういう音になるのはまずもって難しいように思う。
 多分、普通に考えて「低音が出ない」「出てるけどいまいち」みたいな現象になると思う。
 透明感からすると「何もない」にこしたことはないが、それで成立させる場合はそれこそお金がいくらあっても足りなくなる。
 そこで「最低限のイコライザ」を検討する。
 このあたりから普通はやらないように思うが、一番のミソにも思う。
1)測定器にて行う場合
 自分の耳というより測定器であわせる手法。測定器と言ってもマイクとPCがあればいい。
 それで周波数特性を測定する。
2)聴感にて行う。
 この方が現実的かもしれない。
 どちらにしても、この時にグライコをつける。@5000なら自作よりは安い。
手持ちの、グライコは+12dBまで補正できる。(機種にもよると思うが)
 これで特性がフラット乃至自分の好みのバランスを見つける。
 ポイントとしては
1)なだらかに変化させる
2)0dBのポイントを増やす
ということだろう。
急峻に変えるとどうしても曲によって不自然になってしまう。またなだらかであれば、フルレンジだとそんなに違和感は出てこない。
 このあたりは非常に重要で、気に入るまでやったほうが良い。
もし+12dBで足りない場合は他をすべて-6dBとかにする。
なので最大+24dBまでできるが、そこでも足りない場合はスピーカを変えた方が良い。
(またはサブウーハをつけるとか。)

 面倒なら、このままでも仕上がりになるが、グライコより素子数を少なくしたほうが透明感などは有利だろう。
 その場合、自作になるが、その回路の1例は前のページにもある

みたいなものである。
 トライパスの場合は内部回路で、こういう部分があるので、そこに細工すればグライコは取り払える。
 面倒かもしれないがLTSpiceなどで、自分の好みの特性とあうまでやってみる。
 後は、これを自作してアンプの前につければ好みの音になる。注意深く設計すれば、グライコよりは透明感も上がる。
 このイコライザは「音を変えている」のではなく「スピーカの特性を補っている」ような感じである。
なので例えば、低域だけを持ち上げるとかそういう補正がよいと思う。
スピーカを組み替えるよりははるかに安価だし、好みの音バランスまで一気にたどり着く。

 もし、補正が2dB程度であればPST回路も有効に思う。
 それ以上になればやはり電気的イコライザが良いと思う。
・最低限の周波数のみ
・変化と連続性がなだらかである
という前提であれば、そんなに違和感がなく音バランスが保たれる。

但し、結果的にはやはり良いスピーカには及ばないと思う。
補正が大きいというのは、それからは遠ざかっているということになるが、そういうスピーカを見つけるのは至難とも思うし、¥もかかる。
次に修正すべきなのは、やはりスピーカだと思うが、個人的にはユニット口径とエンクロージャが支配的に感じている。
ある程度、口径を大きくしておけばユニットの付け替え程度で好みに近づけられるかもしれない。
口径が小さいものでも、foが低いスピーカを使えば出るにはでるが、効率も悪いためアンプで無理やり出すよう感じでパワフルなアンプが必須し、個人的には、大口径の奏でる質感に及ばない印象がある。
一方、中高音は例外なく小口径がいいように感じている。
なので、作るなら12-16cmぐらいまでがいいという印象がある。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

イコライザ(4)

さっそくアンプを改造しようと分解した。
対象は中国製アンプ。これはわkりと改造しやすいし透明な音がする。

と思ってケースをあけたら、誤って基板を落としてしまった。
するとボリュームが根元からポッキリ...。(TT)

基板に端子がついていて重たいので、落ち方のよってこうなるのね。(TT)
それにしても見事に折れてしまった。

どうも50Kの2連らしいが手持ちにはない。
そもそも「軸がローレット溝」「基板実装タイプ」みたいなのは持ってないし。
売っているのも知らないし...。(TT)

手持ちに100Kがあったのでそれにする。
ワイア用だったが端子を加工して無理やりプリント基板につけてしまった。
これ、ボリュームの位置もシビアでフロントパネルに軸も出てくる。
それも無理やり出した...
で、問題はローレットでこれはさすがにツマミが入らない。(TT)
泣く泣く安物のをつけておいた。

とどのつまり、フィルタの改造ってのは部品があればあっという間だったのだが、ボリュームの修復に随分時間がかかってしまった。
部品探し以外にも落ち込みからの立ち直り時間とか。(TT)

でもって、やってみると当然だがグライコと同じ音がする。
イコライザを外した分、少し透明感も増したような気がする。

というので
・改造アンプ+8cmのJSPスピーカ

・無改造アンプ+ヴェロダインスピーカ
というのは似たような音バランスになった。(^^v
 低音の質感はやはりちょっと負けているが、8cmにしては大奮戦だと思うし、中高音はいい。
なのでBGMはヴェロダインから乗り換えた。

 試しに
・改造アンプ+ヴェロダインスピーカ
をやってみたら、低音過多だった。
やはりスピーカにあわせる必要がありそう。
もしかしらJSPなら10cmあたりから、これをやれば質感も似るかもしれない。
12-3cmで作れば、互角になりそうな...。
でも、口径増やすとエンクロージャがでかいのよね。(TT)

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

イコライザ(3)

イコライザを外すにあたって、自分の好みのフィルタを設計してみた。

LTSpiceという無料のアナログ回路シミュレータがあったので、有難くつかわさせていただいた。(^^)
リニアテクノロジー社から提供されている。
面倒だったのでオペアンプは適当なものでやってみた。(^^!
リニアテクノロジー社のものは登録されているが他社の場合はデータを入れるか入手する必要がある。

回路図はこんな感じである。

実際にはオペアンプではなくトライパスのLSIになる。
オペアンプのFBの後ろが抵抗とコンデンサのパラになっているが、ここで調整する。
・コンデンサを大きくすると増幅する低域が低くなる
・抵抗を大きくすると、その増幅率があがる。

周波数特性は以下になる。

以下は約6dBほど低音を強調したい場合である。
12dBにしたいならRは100Kぐらいになる。Cは0.047uにしているが、0.1uでもいいと思う。

この手は難しいというより、「ちゃんとやる」ってことに感じる。
・聞くスピーカを決める
 固定しないと、万能選手にはならない。
・好きなレベルをグライコで調べる
 測定してもいいのだが、普通の試聴位置で耳でやったほうが気に入ると思う
 極端にやるのではなく、スピーカの弱そうな部分を補完する程度がよさそうである
 スピーカによっては、低音が出ないものもあるがそうなるともうどうあがいても出ない(^^!
・そこからフイルタを計算する
 小口径スピーカの場合は恐らく低音になると思うので上のような回路でよいと思う。
 あまり急峻でないほうが自然な気がする。あくまで「補正」なので。
・計算をSpiceあたりでシミュレーションする
 特に「周波数vs増幅率」が上とあうようにすること。

でもってそれでアンプを改造する。
するとイコライザを外しても同じような音が...というわけでアンプを改造する。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

イコライザ(2)

9バンドのイコライザの感想であるが...

1.スピーカの補正はできるか?
 結論からすると「程度問題」というありきたりの答えになった。(^^!
このイコライザは+12dBできる。
なので例えば、同じアンプで「低音を+12dBした8cmのJSPスピーカ」と「何もしない16cmのヴェロダイン」の比較ができる。
まあこのぐらい極端にやると、確かに音は似てくる。(元々そうなのだが。)
逆に言えば、JSPは成分として50Hz程度を含んでいることになり、これは優秀にも思う。

個人的には低音は「何もしないヴェロダイン」が好きなのだが、中高音は「8cmのJSP」が気に入っている。
ただ、こうやってもバランスは確かに似てくるが、音はやはり違うし、質感も違う。
後は「我慢できるか?」みたいな話だと思う。12-13cmのJSPならあっさりOKかもしれない。
そういえばHPに「10cm以上を推奨」とあったような。8cmではこれでも「善戦」の部類だと思う。
(他の8cmはこんなに低音は出ないし。)

2.mp3は補正できるか?
 これも興味はあるが、元々mp3は128Kbpsだと16KHz以上はバッサリ切られている。
なのでそこらを動かしてもあまり...と思ったが、その付近を動かすとややメリハリは出てくる。
ただ、どうあがいたところで、一旦非可逆圧縮したものは元に戻るはずもなく、「好みになる」とか「聞きやすい」というのがあるに過ぎない気がする。

3.プリアンプとして使えるか?
 このイコライザの説明書にもあったが、なるべく0dB以下が良いと記載されている。
やってみると増幅はできるし、音も悪くはないが、透明感は乏しく感じる。
実際のところ例えば、LiniInとメディアプレヤーのヘッドホン端子では音圧が違うので、これをかませるというのは良かったりすると思ったのだが。
 機種によるかもしれないが、これはやらないほうがよさそうである。(試す価値はあるが。)

いろいろ遊んでいると、「この曲はこんなのもいい」みたいなものもあるにはあるが、総合的にいえば
・何もしないのが一番自然
・ただスピーカで伸びていないと思われる低域だけを補えばよいぐらい
・段階は急変させるのではなく、なだらかなほうが自然
みたいな至ってありきたりの結論になった。(^^!

このままでは「ただ遊んだだけ」であるが、得られたのは自分の好みのレベルである。
今度はそれをアンプに反映して、イコライザを外すことを考えることにする。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

イコライザ(1)

オーディオの世界では邪道とも思われているイコライザを試したくなる。

邪道というのは大げさにしても、信号ラインに細工を入れることが、やはり抵抗があるのだろう。
とは言え、アンプにだって「高音」「低音」とかある場合もあれば、「バスブースト」「ラウドネス」などもある。
まあ全くない場合もあるわけで一概にどうのこうのではないと思う。

個人的には「スピーカ」「設置」「アンプ」「好み」などで、それらをドンピシャにあわせるのはかなり難しいと思う。
ショップなどで試聴できれば、リスクは随分軽減できるが、それでも設置環境は違ってしまう。
なので、ある程度はあってもよい感じはもっているが、このあたりは単純なものでよい感触もある。

では「なぜイコライザ」かと言えば、やはり「8cmのスピーカは16cm並みの音がするか?」という疑問がとれなかったせいもある。
最初はトーンコントロール風のものを探していて若松通商あたりで@5000で販売されているのを知った。
ただ「どうせなら」と思ってグラフィックイコライザを探してみると、そんなに高くない。
9バンドなら@5300だし、15バンドでも@9800、31バンドで@12800という具合である。
(購入したのはサウンドハウスさん)
まあ、ボリュームを買ったりケースを加工したりすることを考えると、この方が安上がりだし動作もするだろうし。(^^!
PAをやるわけでもないので9バンドの一番安いのにしておいた。サブウーハ出力のあるのもあって、それはそれで心惹かれるものがあるが、「サブウーハは外せるのか?」というのも興味がある。

でもって届いた。(^^)

設置するとこんな感じ。

なんかLEDがボリュームにまで灯って、結構派手な電飾。
暗い場所で使う想定なのかしら?

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

アクティブコンタクトスピーカ(2)

ランブルソニックがいまいちだったので、今度はFostexのGY-1(エア:eA)を試すことにする。
これは、1.5万はするのだが、偶然にも借りることができた。

これも超磁歪素子らしいが定かではない。(磁性材料とだけある)
これは乾電池ではなくACアダプタ。また、「置く」ように設計されていてズッシリ重い。おまけに相手に貼るシートも同梱されている。(つけてないけど)
こちらはオーディオメーカだけあって期待できそうだが、逆に自作素材には向かないような。まあ完成度は高そうだ。

やはりいろいろ試してみた。
やはり机よりも床あたりがいい音になるように思えた。
こんな感じ。

ランブルソニックよりははるかに良い音がするが、やはり普通のオーディオには及ばない。(TT)
設置にもよるのだが
・やはり音が篭っている
・低音がさほど出ない(ランブルソニックよりははるかに出る)
・高音も弱い
みたいな感じがする。
評価も分かれているが、「(従来方式の)価格並みの音」を期待するとちょっとはずれるように思う。
置き方や設置が面白いので遊ぶのとしてはいいように感じるし、これなら小さなBGM程度なら許せるようなレベルかもしれない。3-4Wらしいので電気も食わないような。

音なのだが、オーディオのように「遠くから鑑賞するように聞く」とかそういうのと比較するとちょっと厳しいと思う。
多分、かなりニアフィールドで小さな音量で聞けば、まあ「そこそこ」という感じに思う。
それなら「小型スピーカでもいいじゃないか!」という声もあるが、それよりは設置の自由度はあるかもしれない。

驚くほどの音にはめぐり合えないが、驚くような設置環境はできるし、ニアフィールドでさほど聞き込まないような音楽を鳴らす向きにはいいのかもしれない。我慢できるというか。
これもスピーカエンクロージャの上に置いてみたが、ランブルソニックと似たような感じだった。
Webでもそうだが「引き出し」などでの共鳴効果もあるので、置き方で結構変わると思う。
そうやって遊べるのだが、ACアダプタなので、全く自由設置もできない。
床ってのは一番くせがないのかもしれない。
試しに板材の上に乗せていろいろやってみたが、床ほどの音ではなかった。(TT)

こういうのを素材にして従来を超えるのは結構難しいような結論。(TT)
まあ、それができれば各社やっているだろうし。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

アクティブコンタクトスピーカ(1)

普通のスピーカに飽き足らなくなったわけでもないが、アクティブコンタクトスピーカを触ってみたくなった。
波動スピーカと言えばエムズシステムの両側にスピーカのついたものを連想するが、寺垣先生が作ったものもある。(こちらは商標の関係か物質派と呼ぶらしいが)

いずれにしても従来方式のスピーカでない音がするのは面白いと思う。
でまずは、秋月で売っていた「ランブルソニック」なるものを試した。
超磁歪素子で振動を伝えるというものらしい。骨伝導も可能。
乾電池で動作するのだが、時間は8時間。また、「置く」のではなく「手で押し付ける」構造なので、音楽を聞く間はずっと押し付けていなくてはならない。(TT)
携帯用なのかしら?
このあたりからしてオーディオにはどうかな?って感じがする。
秋月で¥5800であるのでそんなに高くはない...のかな?

それでいろいろ試してみた。
やはり机あたりがいい音になるように思える。
とは言え
・音が篭っている
・低音は出ない
・高音も出ない
みたいな感じでまあ「音が聞こえる」って感じのもので、オーディオにはならないような。(^^!

ちょっと遊んで周波数特性をとってみた。
机に置いたが、置く場所で結構変わると思う。

・低音は200Hz以下は出ない
・高音は5KHz以上はダラ下がりになる
というので「なるほど」みたいな音になる。

置き台もないし、電源が乾電池だけなのでちょっとしたモニタという感じでもない。
まあ自作すればできるのだが、何か固定するものぐらいはつけてほしかった。

なんとなくであるが、机も振動しているようだが、その反力で本体も振動して本体からも音がしている。
なので、ここを工夫すれば少しよくなるのかもしれないが、多分大幅な改善はないような。
後、スピーカエンクロージャにあてると、それなりに音量があがる。
音質はいと言えば、やはり篭った音になる。
これはそうやって遊ぶものなのかもしれない。

これを改造して相手側を木で作って...という構想だったが、ちょっとこのままでは...。(TT)

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

自作エンクロージャ(8)

8cm+サブウーハも悪くはないが、やはりここは普通になんとかしたいところ。
使うのなら16cmフルレンジ1発でこれを狙いたい。
ただ、サブウーハのような制御は利かないまでも、質感・量感は得たい。

それならJSP方式で16cmでやれば出そうに思うが、それでも解の1つだと思う。
もう1つは、JSPほどではないにしろ、
・Qは高くても良いので効率の良いユニットを使う(92dbとか)
・容積は十分にとる(foを下げる)
みたいな設計の方がエコだしのびのび鳴ってくれそうに思う。

それで、まじめなバスレフを作ってもいいのだが、「容積」で引っかかる。
60Lともなると、やはりそれなりの設置空間が必要になる。
ただ見渡すと、例えば本棚と天井の間とか、使えない空間でもない。

結局、以下のことが成り立つと面白いと思う。
・スピーカはちゃんとしたバッフル板につける
・それを直接床というか設置場所に置く。
 つまりスピーカの振動はここから床に伝わる
 タイムドメインほど積極的ではないが、エンクロージャには振動は伝わらない。
・それとは別にエンクロージャを用意する
 但し、これは強度は要らない。箱なりすれば防振材などを貼る。
 それは、ただバッフルを囲むだけの存在にする。バッフルからの振動は受けない。
 極端に言えば「ダンボール箱」でも良い。
 逆相の音との干渉はこれで結構防げるが、強度が弱いのでバスレフっぽい動作が心配。
 基本的にエンクロージャは内部の音圧でも振動しない強度がいる。(程度問題だが)

すると、容積は大きいが
・自由な大きさ&形で
・軽いエンクロージャ
ができる。これは天井空間にはもってこいかもしれない。

というので再び背面開放型のエンクロージャを引っ張り出す。
それにダンボールをかぶせる。
デザインは成功したら考えるということで。
本当は、バッフル部分は床に固定したいが、今はあきらめる。

ストーブのダンボールが丁度60Lなのでそれをかぶせてみる。
デザイン以前にゴミ同然のムードがある。(TT)
それでも気をとりなおして聞いてみる。
低音は確かに出るが期待ほどでもない。
背面開放よりは低音が伸びている。
雰囲気的にはJSPの8cmと互角というかそういう感じの低音は出ている。確かにもっと硬い材質で作った方が効果的にも思えるが、この軽さが捨てがたい。
プラダンなどは案外いいのかもしれない。ちょっと吸音ぽっくはないし。
しかし、波動スピーカも紙の筒なので紙が悪いわけでもないだろう。天井に吊るしたいという考えはあれと似ている。
質感はやはり16cmだけあって、少し重たい音に感じる。但しフラシボー効果かもしれない。

ちゃんとやるかどうか悩ましい感じがする。
JSPの8cmに比べると4倍はでかいので、場所は食う。
但し、軽いので本棚の上とか空いた空間は利用できる。
見てくれは良くないが、外周に壁紙でも貼れば見られるようにはなるだろう。

ただ正直なところ、低音は出るが、質・量とも満足な低音でもないのも事実。
多分、16cmでまじめにJSPにした方が、無難にも思える。
これはこのままにしておいて「30分で遊べるエンクロージャ」というのもいいかもしれない。
サブウーハをつけるには「少し足りない」ぐらいなのだが、その「少し」がなかなかだ。
「紙」のエンクロージャは魅力があるのだが。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

サブウーハをつなぐ(2)

早速試聴してみる。

確かに凄い低音だ。
JSP方式8cmTnagBandでは、50Hz近辺のfdのはずで、55Hzでクロスオーバーさせるとつながっている印象だ。
ボリュームは最低から少しあげるだけでよい感じだ。それ以上は出すぎ。(^^!
質感は、さすがにあるが、そう明瞭な音でもない。
「キレの良い重低音を再生する」とあるので、これでもいいのかもしれない。
消費電力:40W
とエコでもないのでBGM向きではないのだが、それならば電源を切っておけば済む。
リモコンがほしいのだが、そんなに気が利いていないし、電源OnOffのリモコンは常時Onの部分があるので余計エコではないかもしれない。

まあ欲を言えばきりがないのだが、低音も満足なものが出てきた。
それではヴェロダインに勝てたのか?と言えば、ちょっと微妙である。
・中高音はやはり8cmの方がまとまりがよい
・低音は継ぎ目はあるが、かなり下だしまあ質感も量感もある。キレが少し悪いが、まあ我慢の範囲。
 多分、この微妙なあたりで、少し相違があるように思う。
勝ち負けとかいう次元でなければ、これはかなり聞けるシステムになったと思う。
少なくともヴェロダインにかなり肉薄していると言える。
まあタイムドメインにつけてクロスオーバーを上げるとやはり似たようにできるのかもしれないが。
ただ多少まとまりは悪くなる感じがする。

全体的にコンパクトにまとめるのなら悪くない手法に思う。
ただエコの時代、D級のサブウーハがほしいところ。
多分、中高音は1Wも出ていないだろうし、プレヤーも1W以下だろう。対してウーハーが
消費電力:40W
ではちょっとつりあわない。電気をつけっぱなしのようなものだ。
それ以外は手法としては良いが、メーカには電力低下をお願いしたいもの。
(オーディオマニアはそれではいけないのだろうが。)

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

サブウーハをつなぐ(1)

JSP方式で8cmのTnagBandを聞いていたのだが、やはり低音が物足りない。
出ていないというより8cmにしては頑張っているように思う。
ただ質感がいまひとつだ。

そこでサブウーハを足すことにした。
足すならやっぱり大きいのがいいのだが、今度は置き場所の問題がある。
そこでヤフオクで探していたらYST-SW45が出ていた。
試しにやってみたら@4000で落札できた。(^^v

自分で組んでも「ウーハー」「アンプ」「エンクロージャ」なので近い価格になるだろうし。
どうも改造が自由自在でもないが、さほど改造の予定もないし。

・クロスオーバー周波数が設定できること
ハイカットフィルター:50~150Hz連続可変
・ステレオ・ライン入力があること
これは可能
・16cm以上の口径であること
ユニット:20cmコーン型(防磁)
・小さいこと
外形寸法:235W×365H×318Dmm

だったのでまあまあだ。
再生周波数変域:30~200Hz
であるが、50Hzから60Hz以下が出ればいいし、それ以上を出すとつながりがおかしくなるので55Hz程度がいいのだろう。

すぐに届いた。添付品はなかったが別段問題はない。
問題は置き場所だが、高さをはかると横に寝かせて少し足せば、今のスタンドぐらいなので、そうした。


まあ違和感がないわけでもないが、よしとした。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

自作エンクロージャ(7)

16cmの実験の様子というか。

まず「壁掛け用」の16cmエンクロージャを見つけた。
背面開放型というかそういう感じで低音は出ない。
元々は工房の梁の上にでも置いてBGMを...と考えたが、音質もそうだし使わないまま放置してあった。ただ16cmのサイズとしては小型なのでそこがいい。

16cmフルレンジの話は前にも書いたが、背面開放にしても、下手な10cmよりは低音も出るし、良い音がする。

・無指向性型16cm
 このユニットを上面に向けて、背面にはスキマをあけて反射させる。バスレフには程遠いが、干渉が少なければそれなりになる。

*格好はともかく、やはりハイ下がりというか、ちょっと中高音が情けない。

・指向性型16cm
 このユニットに本で反射板を作ってメインの音を前面にまわす。

*今度は音はよくなったが、格好がいまいちだ。もっと見栄えのよい反射板ならこれはこれで面白く聞ける。しかし、このままでは上に物も置けない。(TT)

・バスレフ16cm
 乱暴にもJSP用の11Lの前に置いてみた。密閉にも見えるが、スキマがあるのでバスレフ。(^^!
置き方で開口面積が調整できるという。(TT)

*容量は不足していると思うが、これでも上よりは凄い低音が出る。
JSPの8-10cmクラスは出ているように思う。ただ、質というかいまいち。それ以下に伸ばしたいのならやはり容積を増やすことだろう。まじめにやれば伸びると思う。

・小型バスレフ16cm
 ここで、大きくいくのが普通なのだが、それに逆らって小さくゴミ箱をつけてみた。スキマがあるのでやはりバスレフ?

*容量は全然不足だが、背面開放より多少は低音が出ている。
半分は冗談もあったが、こういう感じでバケツとかゴミ箱で容積が変えられると楽しいと思う。四角いゴミ箱もある。強度的な問題はあると思うが。
そういえばポリタンク(18Lなど)などよさそうだと思ったが、現実にやっている人がいた。凄い!!
発想に感動する。

現実的な話として、小音量で聞く場合を想定すると
・バッフル板はしっかり作る
 スピーカをしっかり受けるようにする。
 上のような形状はいいように思う。
・エンクロージャは「共鳴箱」と考えて強度をあきらめる。(できるなら頑丈なほうがいいのだが)
 これは、柔らかい材質でも良いように思う。バッフル板を簡単にとめるだけにする。
 空気漏れはスキマテープなどでふさぐ。
 箱なりするようなら制振材・防振材を内側に貼る。
 変な音の反射があるのなら吸音材を入れる。
ぐらいで作っても良い音がすると思う。
というか「共鳴箱にスピーカの振動が直接伝わらない」方が音はクリアになる。タイムドメインは苦労して浮かしているぐらいだ。(バッフル板も小さいほうがいいのだろうが。)

・組み込みバスレフ?
 もっと設置の自由度が高く、設置で遊べるという。(^^)

*棚に入れてしまう。(棚には背面仕切りがある)棚そのものは自由だが、例えば40cm(W)*30cm(H)*25cm(D)では、30Lある計算になる。これならまあ16cmのバスレフでもOKだろう。
そこで背面開放型のエンクロージャを入れて適当に本を入れる。
本の入れ方や隙間で音が変わるという。(^^!
ハードカバーとかでも微妙に変わると思う。著者で変わると面白いのだが。
それはともかくどんな音がするかと言えば、予想通り「バスレフ16cm」に近く、低音もそこそこでる。
16cmフルレンジでしかも場所をとらない!!
と思ったが、やはり背面空間を広くしたほうがいい感じになる。
安定性を求めるなら、ちょっと問題もあるのだが、本棚にできる隙間を利用してスピーカ容積にしてしまうのも面白いかも。
ちゃんとやるのなら、文庫本だけ前側にして段数を....とかすれば。
結局は、背面開放型からバスレフっぽくなっているだけかも。(^^!

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

JSP方式スピーカ(36)

思いつくまま駄文を書いていたら、TangBandの8cmが届いた。(^^)

おさらいすると購入したのは
TB (TangBand)  W3-582SC(1,980円)
再生周波数帯域………100Hz~18kHz
出力音圧レベル………86dB
・DIY AUDIO A/F80AMG(3,840円)
はマグネシウムコーン
・DIY AUDIO SA/F80AL(?????円)
はメタルコーンで基本は同じのようである。
ただポリプロピレンなので、foは高いが音圧も大きく能率はよい。

実物はこんな感じである。
ポリプロピレンは薄くて裏が透けて見える。

写真には写していないが、マグネットは巨大で高さも高い。

10cm用に穴をあけてしまって作り直すのも面倒なので、もう1枚バッフルを入れた。
かなり奥まっているように見える。(^^!

前面に取り付けないのはJSPのHPにもあるが、そうやると板の厚さでスピーカの裏側の開口面積が減るというか無くなってくる。厚いバッフルにつけると大変に思う。

インスタント工作なのでサクサク進んで、すぐに音だしまでたどり着いた。
で早速試聴。音は、激変した。

第一印象は...
 スピード感が出てきた。制動が利いている感じで歯切れが良い。
 感じとしては、木製的な響きから金属的に響きに変わったとでもいうか、澄んだ残響がある。音は柔らかいというより多少とがった印象を受けるが、これはエージングでなおるようなレベルだ。
 ちょっときつい感じの音なのでBGMに向いているかどうかは疑問もあるが、オーディオとしてはこの方が好まれると思う。
 低音であるが、JSPとしては機能しているようである。ポートの調整は先日の55Hzのままだが、まあ良い感じに思う。ポリプロピレンのせいか、前のものより出ているという感じはない。ただ前述のように「歯切れがよくなった」ので低音の解像度はあがっている。なのでブーストすれば案外もっと出せるのかもしれないが、今はそのまま聞いている。

 総じて言えば、安いわりにお勧めだと思うし、JSP方式とも相性はいいと思う。
「重低音」というわけではないが、歯切れの良い低音が適度に出るような感じで、楽しめるユニットだと思う。能率もちょっと低いが悪くないと思う。能率の低いユニットもいいのだろうが、全体を考えるとこの程度はあったほうが無難に思う。

これはひとまず、これで完成にしておこうと思う。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

自作エンクロージャ(6)

そういえば、簡単ではあるが16cmの実験もやってみた。
エンクロージャは10Lクラスなので小さいものであるが、JSPの8cm用のものだ。
これに16cmを入れると...
・バスレフであれば、JSP並の低音が出る
 構造上はJSPではなく、ダクトは1つだけ。しかもいい加減なもの。
 これでもあっさり同等のものが出てしまう。
・ユニットにもよるが中高音は8cmがよい
 個人的な見解かもしれないが、抜けというか8cmの方がスッキリ聞こえる
なので、これに限って言えばJSPの8cmの方がいいのだが、仮にもっと大きなエンクロージャを許容するのなら、16cmは今以上の低音も狙えるので、中高音の差以上に魅力的かもしれない。

いいところをとるなら、
・16cmはウーハーにしてしまって100Hz以上をCutしてしまう
とやれば素直だ。そこでLを8mHほど入れてみる。低音は出るのだが、バランスが悪い。中高音が大きすぎる。
こういうパッシブタイプは、そういう調整が面倒だ。中高音にアッティネータを入れるとさすがにいい感じになった。ただ、こんなのを2個用意するのなら
・サイズのでかいのが2個存在する
・Lなどは結構高い(PSTがはやらないのもこのせい?)
のでサブウーハの方が合理的だ。どこにあってもいいわけだし。
そう考えると「タイムドメイン+サブウーハ」ってのは現実的にはかなり有望な解に思う。少なくとも低音は「ちゃんと出す必要はあるが」「そんなに凝る必要はない」と思う。

実はJSPの前までは16cmのフルレンジ(Fostex)を聞いていた。エンクロージャは大きくないのだが、まとまった音がする。いろいろ聞いていると、やはり刺激の少ない自然な音が癒される。
JSPに頼らない場合は、やはり(低音からして)16cmフルレンジのバスレフをまじめに作ればそれなりの音になるように感じる。
そう考えるとこのKitなどは案外面白いように思う。(安いし。)
【ダイトーボイス DS-16F】は、安いし結構面白そうだ。ただ密閉で60Lなのでバスレフでも18Lは小さいような。
ちなみに後面開放型でもそこそこ鳴ると思うが、低音を期待できなくなる。もっとQが低いのがいいのだろう。
サプライズはないが、Fostexの推奨箱+Fostexが無難なのだろう。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

自作エンクロージャ(5)

もう1つの方式としてタイムドメインがある。
これはエンクロージャというよりスピーカの取り付け方ではないかと思う。
スピーカがそれだけ単品で鳴って、周囲の寄生振動がまったくなければきわめてピュアな音がする。
これは実際に(干渉を無視して)スピーカユニットを手で持って耳を近づけて聞くとわりとわかる。

そのあたりから考え方はいろいろあって「剛性の高いバッフル&エンクロージャ」というのが良いとされる場合や、「楽器のような自然素材」が良いとされる場合などがある。
タイムドメインはエンクロージャは音の共鳴体という考えなのでそこに凝っているわけではない。むしろ根源の音をピュアにしようという考えのようだ。
なので、スピーカをエンクロージャから浮かせる。でもそれだと固定できないので、大きな質量のものを下げて慣性力を上げる方式をとっている。なのでスピーカは割とピュアな音がしている。

考えるに、これとエンクロージャは別物なので、例えばJSPエンクロージャのスピーカ取り付けだけがタイムドメインでも成立するはずだ。固定が難しいが「なるべく浮かす」程度ならできないこともないだろうと思う。そもそもタイムドメインminiなどは横型なわけだし。

ただ、8cmのフルレンジてっのは、ちゃんとしたエンクロージャにちゃんとつけたならそこそこピュアな音がする。
16cmぐらいになると、ちょっとピュアな感じは薄れてくるが、8cmならそれはない。
むしろピュアさより、低音がJSP方式でも足りないぐらいだ。
エクリプスの低音はもっと悲惨だ。低音を出すと、ピュアな感じからはずれてきてしまう。
難しいものだが、好みとしては8cmの中高音とJPS+アルファの低音だ。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

自作エンクロージャ(4)

スピーカの選定であるが8cmだとどうしてもfoの小さいものを選びたくなる。
自分も例外ではなく、そのほうが低音には有利に働くには違いない。
しかしfoの小さいものはメタルコーンやマグネシュームコーンなどの重たい材質で効率が悪いのが一般的だ。
最初に選んだのは
FOSTER  FF70EG(7cm)
でこれは価格も安くfoも135Hzと低い。しかし
出力音圧レベル………83.5dB
と効率は悪い。
例えば
FOSTEX FE83En
は、fo=165hzだが
出力音圧レベル… 88dB
とまあまあだ。これだと4倍近く違うことになる。
なのでアンプの音量はあげてやらないといけなくてエコではない。
まあ、アンプの能力がどうのこうのではないにしろ、ドライブは負荷が増える方向になる。
効率だけを求めるのなら16cmでは92dBってのもある。

FOSTER  FF70EG(7cm)は、いいユニットだと思うし、中高音はよい感じだった。
JSP方式も成立し低音も出るのだが、80Hz近辺で軽い印象である。

考え方次第だが8cmを選ぶなら
・foが低く(140Hz以下)
・効率はせめて86dB以上
のものがいいように思う。低効率だから音がどうのこいうのというよりエコではないような。
中途半端な選択には違いないが。

ただ、前にも書いたがJSP方式は重低音がガンガンする...のではなく、低域が音響的にのびているのでバスレフよりは良い...ぐらいに考えたほうがいいと思う。
ちゃんとするのなら16cmはもってこないと出ないと思う。(JSPの場合は12cmでも出るらしいが。ただしエンクロージャは大きい。)
なので、それ以上の低音が欲しいのなら2.1chの方が小さくできると思う。

今の不満であるが
・低音の質というか、もう少し下まで再生したいこと。
・JSPどおりに作ったので奥行きが大きいこと。
だろうか。
やはり2.1chを検討してみたくなる。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

自作エンクロジャー(3)

さて方針はそうとして

・スピーカと方式の選択
 スピーカは最初は安いものの方が良い。これは投資効果が大きいので。
 自作の場合は、後で交換できる。(そう作らないといけないが)
 一番悩むのが口径である。
 今までの経験的な印象だが
 「中高音」だと8-10cmが良く聞こえる。
 「低音」は16cm(以上)が良く聞こえる。
という感じで、置くのなら8cm-10cmにしたいのだが、そうすると低音の不足に悩まされることになる。これは誰がどうやってもだいたいそうなると思う。
 中高音は比較的良質なものが得やすいと思う。
 例えば
・バッフルやエンクロージャをしっかりする
・吸音材でも中高音はある程度調整できる
・なんならタイムドメイン風に浮かせてしまえば変な振動は伝えない
という感じがする。
 ユニットによっても変わるので一概にはいえないが、容積が多少違っても割と良質なものになる。

 仮に8cmとして、低音を出す場合は単純なバスレフではなく以下が良いように思う。
8cmではどうあがいても16cmには適わないと思う。
 1.バックロードホン
  構造というか製作がかなり面倒だと思う。(楽しいとも思う。)
 2.ダブルバスレフ
  設計がかなりユニットに依存して難しいように思う。
 3.JSP方式
  容積が大きいが作りやすいしシンプル。
特にお勧めなのは3のJPS方式で、これは(同社のHPだと)8cmだと10-13Lぐらいで作ればユニットを変えても遊べる。(ただ動作しにくいユニットもあるらしい。)
奥行きの問題に関しては同社にあるように
・容積をあわせ
・前面にシンメトリックに配置
すれば動作すると思う。
例えば、fo=140Hzのスピーカを使って、バスレフで100Hzまでとしても、JSP方式なら70Hzぐらいは狙える。
ただ経験的な感触はJSPの8cmも16cmのフルレンジ程度の低音ではないかと思う。勿論、ユニットでも違うが、16cmもユニットで異なる。
それと注意しなければいけないのは、バックロードホンにしろJSPにしろ予想外に大きい。
それなら素直に16cmのバスレフを作ったのとサイズは変わらないかもしれない。また、それであれば低音を出すのもそう苦労はしないように思う。ただし、私見であるが、中高音は8cmが有利に思う。
それでも、8cmで16cm並み(に少し負けるように思うが)というのは凄い。12cmで30cm級の低音らしいので、そこまでやれば面白いのだが、一般的には大きすぎるように思う。

このあたりから主観もあるが、JSP方式は確かにバスレフよりもポート周波数が低くなり低音が出る。ただやはり70Hzの音というか。50Hzぐらいがほしいというのが今の目標で70Hz程度は軽さがある。
しかしながら口径をあげると、10cmの口径だと容積は15-21L、16cmだと36-55Lになる。(TT)
もしバスレフならやはり16cmはほしいところである。これもいろいろあるが、最低でも20L程度はいるように思う。
設置場所が大きければ、大きな口径を狙うのもいいのだが、設置を考えると、なんとなく、2.1chのサブウーハが一番現実的なような気がする。
2.1chでも市販のコンポのものはクロスオーバー周波数が高いように思う。確かにこれだと小さくなるが、定位は悪い方向になるし、ウーハーもそれなりのものが必要になる。
2.1chにしてもクロスオーバー周波数は100Hz以下にして安いウーハーで「補う」程度がよいと思う。
良質な音はやはり中高音というか100Hz以上に集中したほうがいい。
これであれば低音部分は1つで済むし音も大半は「良いもの」から得られる。あわせるのも楽だ。
ただそれでも100Hz程度は再生したいわけで、バスレフよりはJSPが有利だ。

JSP方式は
・作りやすい
・設計条件が同社によりある程度開示されている(ありがたい)
・うまく選べば安価で高性能になる
方式であるが、反面容積は大きい。とは言え8cmまでは許容範囲だと思う。(限界というか。)
それでも低音が必要なら2.1chで100Hz以下だけ付け足すことが現実性が高い。(サイズとコストの問題。)

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

自作エンクロージャ(2)

なんでスピーカにこだわるかと言えば、一番音に影響する部分に思う。
他もそうなのだが、とにかく一番影響度が高い。
特にエンクロージャの影響が結構大きいと思う。(スピーカユニットより大きいような。)

大雑把だが自分の感触
・量より質
 質さえよければアンプで補正してもいい音で聞こえる。質が悪いとどうやっても良い音にならない。
 特によくある「ボコボコした低音」はアンプで増幅したら余計ひどくなる。(ないほうが聞きやすい)
・デザインよりサイズ
 市販のものは良いデザインに仕上げられているが、一般のスピーカユニットの特性から見るとエンクロージャ容積が不足しているようなものが多いと思う。ただ2wayなり3wayでネットワーク調整されているため、不足には聞こえないかもしれないし、そういうやり方もありだと思う。市販するのならデザインや設置は大事なことになる。
 ただ自作するのなら、容積は少なくともメーカ推奨値で作った方がいい。JSP方式などは2倍だし、バックロードホンも大型になる。つまり「ある程度大型になる」と思う。
・フルレンジ1発でやる方がうまくいく
 2wayや3wayもいいのだが、フルレンジ1発が素直に思える。スピーカで分担するにつれ、再生範囲は広まるのだが「(周波数の)継ぎ目が不自然(曲でわかることがある)」「中音・低音の音質に相性がある」などから自作するのは、選定からして、かなり難しいように思う。ネットワーク設計はさほどでもないが、部品は結構高い。2wayや3wayはやはり市販メーカの領分のように思う。メーカであれば(メーカ独自ではあるが)比較的うまくあわせてある。
 自作でやるとしたら、例えば
極端な高音だけツイータにして、後はフルレンジ
極端な低音だけウーハにして、後はフルレンジ
などの方が自然に思う。
後者の1例で2.1chがあるが、これはうまくやれば効果的に思えている。
それでも、あくまでも「音の90%はウーハー以外」という前提がいいと思う。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

自作エンクロージャ(1)

今までやってきたことと自分の感想。

・製作にあたって重要なこと
【具体的な理想を持つ】
まず、一番大事なのは「自分が好みと思う音の理想」を知っていることだと思う。
聞く音楽ジャンルやアーチストにもよるだろうし、ちゃんとリスニングしたいのか?BGMでもいいのか?にもよる。
【設置環境を考える】
また設置環境なども大事で、専用の部屋があるのならともかく、そうでないのなら「どこに置くのか?」「ニアフィールドなのか?」「大きさの制限?」などが条件としてついてくる。
【試聴環境を考える】
さらには「音量をあげられるのか?」という話もある。例えば隣家に近接した部屋だとやはり音量はほどほどになるだろう。
また、自分だけが聞くのか?家族も聞くのか?場所は特定できるのか?というものも重要だと思う。

・市販か自作か?
万能選手にしたいのなら、市販のものがそういう思想だと思うので気に入ったものを買ったほうが安全だと思う。予算もはっきりしているし、失敗は比較的少なく「お店で聞いた場合」と「自宅で聞いた場合」の違いだけを意識するといい。
その上で、自宅の設置環境をいろいろ変えたりすれば、その中で良いやり方を探せると思う。
もし「自分だけの音でいいので、安価に望みの音にしたい」のであれば自作なのだが
1)選択肢が多いが特定が難しい
 そもそも、どのエンクロージャ方式がどういう音がするのか知っていないといけないが、これがなかなか難しいと思う。
 次にスピーカユニットも同じで、「どのユニットがどういう音がするのか?」も大変だと思う。これもエンクロージャでガラリと変わる。
2)DIYが好きで時間がとれる
 これは大事な条件だと思う。結構時間がかかる。
もっとも自分もそうだが、実験だけを簡易的(ダンボールとか)でやって、「これかな?」というやり方もあるにはあるし、塩ビ管やボイド管やペットボトルの製作例もある。ただ、それでも時間はかかる。
3)失敗しても気にしない
 このあたりから性格によるし何をもって「失敗」というか?にもよる。理想が高い場合(往々にしてそうだと思うが)結構失望したりすることが多い。70点とれればよいほうだと思う。
 ただ自作なので、(あまり大掛かりなのは無理だが)改造などは可能で、後は努力で満足度はあげられるし、再製作の場合でも例えばスピーカユニットは流用できる。
 とどのつまり自作は自由度も大きいが危険も大きい。
 ただ安全に作れるものもある。例えばメーカの推奨箱があればそれのようにするとか、製作の本が出ているので、それを真似て作れば失敗も少ないように思う。Kitもあるので、それを改造するのも面白い。
少なくともユニットの特性を計算して作ってある。ただ、これはセミカスタムで、カスタムではない。つまりメーカなり作者なりが「理想とする音(ある範囲までは同じだと思うが)」に近づいているが、自分の好みかどうかは別問題だと思う。そういう場合でもスピーカユニットの乗せ換えで結構音は変わるし楽しめるし、メーカ品よりは自由度が高い。
 結果的にはそのあたりを楽しめる人が自作向きだと思う。価格からすれば確かに市販より安くはできるが、市販よりよくなる保証はない。
 しかし、そのあたりが楽しいように感じる。またDIYも、音だけではない満足感があるし、何より世界で1つという感じがいい。(^^)

 ここまでは精神論に近いが、案外大事に思う。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)