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¥1000で作るニアフィールドスピーカ(8)

しばらく聞いていて、中高音は悪くないのだが低音が予想通り全然。
結論を言えば容積が不足なのだが、大きくするとコンセプトも崩れLCDの下に入らない。

これが聞いていた状態。

ポートというより波動スピーカーのようにサウンドホールに近い。
背圧を抜くぐらいの感じであるが、ここから低音が聞こえる。

ためしにサウンドホールにロートを入れてホーン風に。

音はでかくなるが、低音が出るっていうよりホールの音圧があがる。エコかも。
でもホールが下向きなのでいかにもスピーカーとのバランスが悪い。

そこで
・サウンドホールは下向きであるが、これを正面に向ける
・100Hz程度のダクトを設ける(ただこれも容積が小さいし出っ張る。)
としてみた。

穴を塞いだのと、ダクトが正面でデザインとしてはだんだん悪くなる。(TT)
結果としては低音の量感は若干増している感じ。
足りているというほどでもないが、前よりはかなり良い。


デザイン上はボツになったがこうやると中央の音圧がぐっとあがって音が迫り出してくる。捨てがたいが、ロートが邪魔というか。

これをやるなら、いっそスピーカーの角度ごと、もっと急にして耳を狙った方がよいような感じ。それでも音圧はあがるしクリアになる。
その改造をやるなら作り直ししたほうがまともっぽい。
今度作るとしたら...
・スピーカーも耳に向くようにもっと角度をつける。
・とにかく容積をかせぐためにパイプ形状にこだわらず空いた空間一杯を確保する
として方がよいような気がする。

やってはいないが共鳴管であれば80Hz程度は出そうだが、折りたたんだにしても容積が必要。バックロードも入らない。ダブルバスレフも空気室で厳しい。圧倒的に容積は不足するが、JSP方式であればまだいけるかもしれない。
なんとなく、各社がドロンコーンに走る気持ちがわかる。やってみたい気もするが、接着で作ったので、これまた作り直しになる。
考えると容積からは、2”はもっといるので、1.5”ってのは今のもので釣り合っているのかもしれない。

by   at 09:00
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