空を見上げて
トップページ » オーディオ » スピーカ » ¥1000で作るニアフィールドスピーカ(9)

¥1000で作るニアフィールドスピーカ(9)

やはり2”メタルコーンの魅力は捨てがたく以下を購入。
最悪、改造すればいいんだし。
¥1000以下(送料無料)なのでスピーカーユニットを2個買ったと思えば。

ELECOM Bevel shaped USBスピーカー 2W 2ch MS-P03U

そのまま素で聞いてみる。
レビューにあるけど「音が良い」ってのは内蔵よりはいいとあるが、ほかとの比較で褒めている人はレアかも。
実際のところ
・低音は予想取り出ない
・音が曇っている
という感じ。
音圧は高そうな感じで音色もメタルコーンっぽくない。

いろいろ実験してみる。

やはりそのままでは今のものよりかなり見劣りしてしまう。
1.5”のスピーカーに2”が低音から高音に至るまで負けてしまうのはどうも...。ただデザインは良いと思う。

で改良すべき点。
1.ユニットを変える
 D級をつないでみたが、やはりメタルコーン独特の透明さがない。
そういえば
http://www.sp01.jp/7_585.html
にKasunのYD105-2があって、一見メタルコーンに見えるが実は紙コーンに塗装してある。これもそんな感じで、メタルっぽくは見えるがメタルではないのかも。
マグネットは結構でかい。aitendoのものはサイズからはネオジュームっぽいが、価格からはそうは思えない。ただ良い音はする。メタルでネオジュームを期待したがそうではないようだ。そこまで期待するのがおかしいのかもしれないが。
書いてないけど
http://www.aitendo.com/product/2507
はメタル。(前のものに使ったやつ)
2”の
http://www.aitendo.com/product/2505
はどうなのか?気になる。
2”ならAuraSoundのNSW2-326-8Aあたりがよさそうだが、2”だと余計に容積もいるような。実験なら
http://www.aitendo.com/product/2505
かな?どうやって取り付けるか悩みそうだが。

2.容積を稼ぐ
 やはりかなり無理をしているようで、容積を増やせば低音も出てくる。ただこのあたりこの小ささを壊すことになるのでちょっと考え物でもある。
 考え方としては「高さ」「奥行き」はこのままにしたいので「左右をつなぐ」今の方式で稼ぐしかないのかもしれない。ドロンコーンでもこの小ささではきつそうな。

3.アンプの改造
 あけるとCM2038BというChipを使っている。
 データシートを見るとどうも帰還アンプで帰還部分が外付けできるようだ。これはおいしいかも。
 サンプルは1倍なのだが、これは4倍ぐらいしている。多分、コンデンサと抵抗を足せばバスブーストもできるかも。
 透明度はD級をつなぐと、やや向上するが、内蔵アンプも小さくてボリュームも外付けなので使い勝手は良い。なのでこれは改造の方がよさそう。

 後、
・LCDの下に置くとボリュームが触れない。
 PCなどでも調整できるので致命的ではないがサイド方向につけて欲しかった。
・左右を入れ替えたい
 設置にもよるが、右にケーブルを集中させてあるが自分の場合は左がありがたい。
 ただこれは簡単な改造で逆にはできそう。
 
<あらためて良いと思う部分>
・小さくて大半のLCDの下におけるしデザインも良い
・アンプがついている。5V単一で帰還が外部で改造しやすい。
・安い(作ってもこれ以上になる)
<改造すべき点>
・ユニットを変更する
 aitendoの2"でやってまずければ今の1.5"をつける
 2”で低音は期待できるが、かと言って容積がとれるわけでもない。
・容積を増やす
 今のように左右を結合するが、パイプにはこだわらず稼ぐ。
・アンプを改造する
 バスブーストする

ただ、これをやっても現状のものと似たり寄ったりになるのかもしれない。
これでもう少し低音の質感があればニアフィールドでこの大きさならサプライズなのだが...。
 とにかく、「もう1工夫」欲しいところ。

by   at 09:00
コメント

コメントはありません

コメントを書く




保存しますか?


(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


Please enter the security code you see here