¥1000で作るニアフィールドスピーカ(10)
あまりにもベタなのでやめておいたが、誘惑に耐え切れず...
プリングルス型波動スピーカー!!(^^!
作り方も何も前に作ったプリングルスのステレオのものを波動スピーカーもどきにしただけという。
キャップをはめれば出来上がるはずであるが...
実は、底の金属の部分は先端より若干細かったりする。太いよりはいいけど。
というので画用紙を細く切って巻いてある。それをセロハンテープか何かでとめて太さを調整して出来上がり。
線材は細ければそのままでもふたが閉まったりする。
サウンドホールは両側になるが、好みに応じて両側を塞いでセンターでもいいのだろう。
感想は...。
低音は相変わらず出ないが、今の省スペースと似ているぐらいか。
容積は1L近いので1.5”の口径を考えると容量は結構まともに近い。
構造上スピーカーが横を向くので間接音を聞くことになる。
高音部分の解像度は失われるがマイルドになるとも言える。ただこの口径だと、間接音ではなく直接音を聞いた方が解像度の分いいように思う。どこかに設置してBGMにするには小さすぎる。
ちゃんとダクトを設計してやったほうが良いような。
後、エンクロージャの剛性がないので結構振動したりする。そこが面白いとも言えるがなんだか余計解像度がなくなっているような感じ。
マグカップもそうだったが、この場合は剛性がある方が解像度があがるように思う。
良い点としては左右一体なのでアンプもつけてiPodが置けるのなら、ポータブルなiPodスピーカーとしては使える。
音は、一般のオーディオコンポほどは行かないが、サイズにしてはかなりいい音がする。低音がもう少し伸びていればいいのだが、そこにこだわらなければミニBGM用としてはいいかもしれない。ただBGMでも部屋に満たすなら大きな方が当然いいわけで、ベッドサイドとか作業場付近だけならこのほうが場所をとらなくていいような気がする。
場所が固定しているのなら、無理して波動にこだわらなくてもいいものだが、作ることから言えば、こちらのほうが遥かに工作が簡単なのでそういう意味ではお勧めかも。
というか左右プリングルスの方が、音の解像度は上でいいが、(左右別なので)持ち運びに困る・足すとでかい...が欠点かもしれない。
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