ニアフィールドスピーカにアンプ
¥1000スピーカはできたが、PCで使う場合はアンプが邪魔だ。
普通なら内蔵しちゃうところなのでそれを検討する。
ICで自作しても良いが、アナログアンプよりはD級にしたい。
なんたってエコだし、透明感がある場合が多い。
小さいのを探すと、やはりaitendoにある。
http://www.aitendo.com/product/3098
ミニアンプ(3W+3W)[AMP3W-8403VR]
ケーブルは迷ったが、小さいので直接出すことにして買わなかった。
5V単一のD級アンプになる。
ってことはUSB電源でも使えるが、USBは最大5V*0.5Aなので2.5Wだからフルパワーはきつそうだ。
¥950で、秋月のが1W*2で¥2000と思うと安くも見えるが、Lepaiの¥1500を考えると高くも見える。
外装品はツマミ・DCコネクタなどでこういう細々したもので結構かかったりする。
シャーシはプリングルスなのでこちらは細工も簡単。
・組み込んだ様子
・内部配線
この状態でハンダはできないのでハンダしてから組み上げる。
・背面。外装品で一杯。スピーカコネクタはRへの出力に。
尚、RCA端子は絶縁タイプに変更しないといけない。
というのもD級なので、出力の片側がGNDということはない。
一方、入力のピンジャックのフレームはGNDだし、プリングルスの底はスチールなのでショートしてしまう。
音が出ないか、最悪破損の恐れがある。
スピーカだけならほっといてもOKだが、左右で底をくっつけないことが必要。
・完成!!
ってボリュームがプリングルスの上にあるが、この位置でないとまわしにくい。
これならiPhoneやiPODでもOKなのでつないでみた。
プリングルスの反響だけでやるエコのものもあるが、これもD級なので消費電力は少ないと思う。
それにしてもボリームとコネクタを除くと恐ろしく小さいのに感動する。ストロベリーLinuxのものも小さいけど。まあニアフィールドなので1W*2もでればやかましいぐらいだ。ただこのスピーカーは能率が悪そうなので丁度いいかも。
元々低音が出ないものなので、中高音の評価になるがLepaiとはさほど変わらない。というのも小音量なせいもあるだろう。というかスピーカが支配的な気がする。
プリングルスのいいのは細工がしやすいのもそうだが、間違ってももう1度¥120で買って中身を食べれば作れるところ。机の上だけで工作できるのはすごくありがたい。
今回もボリュームの位置変更で穴をあけてしまったが、¥120で回復した。工作は簡単だし。ただ大きな穴はガタガタになるのでヤスリが大変だった。
で、感想でもないが...
・最初はプリングルスのチープな感じから予想もしない音が出て感動した。
しかしそのうちそれが当然になった。
・アンプを入れたあたりから¥1000ではなくなり、市販の¥3000ほどの価格になってしまった。
なので価格から見れば買った方が安いような気がする。この程度の音ならするものはあると思う。
・低音が出ない反面、中音があるので人の声などは聴きやすい。かぶりが少ないので透明感もある。タイムドメインも似ているかも。
・微妙に大きく、置くのに邪魔。
そもそもアンプ内蔵の時点で、省スペースにこだわっているわけでそれなら外形ももっと小さくしてLCDの下ぐらいがいい。
・スピーカとアンプは一緒にしたが、遊ぶことを考えると分けた方がいい。
このクラスだとアンプよりスピーカ(+エンクロージャ)が支配的。
...みたいな感想。
つまりは「悪くないけど使うならもっと小さいのがいい」ということになる。
でもってもう1つ作ってみることにした。
コメントはありません