SonyReader(PRS-T3S)の感想
SonyReaderがようやく届いた。
サガワ急便の配達だったが、配達日指定していて配達集配所に届いたのが指定日の朝。
しかし(そこから30分もかかならないのに)当日は届かず。翌日は外出したりして帰宅したが届いていない。サガワの集配所に電話したら夕方に届いた。配達日指定で、しかも集配所には朝届いているのにそこから2日もかかるってのは...。ヤマト運輸は追跡ももっとできるし日時変更も簡単だ。
翌日にヤマト運輸の配達日&時間指定を依頼しておいたらこれはちゃんと届いた。
状況からしてサガワも配送元はまともだったのだから、どうも集配以降の配達がおかしい。
それはともあれとにかく届いたが、夕方だったのもあり、翌日にやってみた。
アクティベーションがいるというかPCにつなぐか、WiFiを設定するかして機器認証を行う。
多分ストア管理のためなのだろう。なのでインターネットがないとできなさそう。
紙のマニュアルにはここまでの手順があるだけ。アクティベーションが終わると、電子マニュアルがあらわれる。辞典も入っている。ただ入力の都度ちらつく。
○良いと思った部分
・電池がもちそう(これで3日ほど充電していないが大丈夫そう。)
・軽い・薄い
・ページをめくるストレスがない(ハードボタンがあるのもいい)
・片手で操作できる。(基本操作のみ)
・自分で余白を調整できる。(ただ手動調整はやりにくい。)
○許容範囲
元々液晶ではなく電子ペーパーなので、頻繁な書き換えには向いていないのは承知。書き換えしない限りは電気を消費しないはず。
・モノクロ
カラーでないとわからない図鑑とか絵本を読まなければ...。読まないので問題なし。
・コントラスト
そんなに高いわけではないが、許容範囲。紙のようなものなので直射日光の下でも読めるのはいい。逆に暗くなると読めないのも紙と同じ。
・ページめくり
こんなものに思う。早いわけではないが、ストレスを覚えるほどでもない。ボタンで操作するほうが確実で早い。ただボタンのメッキはいただけない。(多分すぐに剥げる。)
・反転
電子ペーパーの特質で残像防止のため反転させるようだが、ページをめくる都度ちらつく。まあ早いのでいいかという感じ。慣れれば「そんなもの」にも思える。
・転送
USBの転送が遅いとあったが多分コミックの50Mを数本とか?テキストのePubを数本だとそんなにストレスはなかった。
・SD
裏カバーをはずさないと交換できない。結構外すのが大変。余った8Gのを入れてUSB転送することにした。
・充電
PCから充電になる。充電しながら読みたい場合は充電専用のACアダプタを購入する必要があるようだ。ただ調べると「充電ケーブル」でやれば普通のUSB出力のACアダプタでできるとのこと。やってみたらできた。ただ現在は充電専用ケーブルでなくても充電できるのが大半なので盲点だった。充電専用って今でも¥100ショップでもあるのかしら?
○欠点
サンプルの本で読んでみて...
・普通の小説はOK
文字も大きく読みやすい。テキストは文字サイズも変えられる。縦書きで読める。(これはそんなにこだわっていないが)
ページ移動はいまいちだが。辞書検索は選択がやりにくい。ただ普通の小説でこれらが頻発するわけでもないので許容範囲?
・マンガは微妙
サンプルで「グラゼニ」というマンガが入っていた。マンガなので文字サイズが変わらない。文字がかなり小さくルビなどは読めない。
コミックとしても6”以上ある。7”以上のタブレットで余白なしで読めるように設計(?)されているものだろうからだと思うが、6”で余白をつけると文字が厳しい。
余白は手動で調整できて、ページをめくっても反映されるのでここはいいのだが。ただアスペクトを保ちたいため連動するのはいいが、センターが決めにくい。ダイアログも邪魔。1冊に1回なら我慢の範囲?これでギリギリにすると随分読みやすくなる。
7”のタブレットでコミックビューアで見たことがあるがこれは普通に読める。(ルビだけ拡大する場合、押せばその部分が噴出しで拡大したりする。)ただ液晶はバックライトか目が疲れる。
読めないことはないが、目が良くても結構疲れそうなサイズではある。スクロールしてまで読む気はしないので、サイズとしての6”はいいが、7”のがあってもいいように思う。
当初目的が青空文庫で考えていたので、そういう意味ではよい商品にも思えてきた。
特にベランダで本が読める(明るいので液晶だと...)のはいいし、電池が食わないのもいい。
しばらく使ってみるか...。