空を見上げて
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全天球撮影アダプタ改良

しつこく全天球撮影。
撮影は特別なカメラもあるが、特に買わなくてもGoogleのPhotosphereのおかげでスマホのカメラでいける。
結果は、こんな感じになる。
手動撮影デモ
マウスでグリグリ動かせる。360度!!

ちなみに閲覧するには(そのまま見ると歪んでいるので)スマホだと以下になる。

通常型)
1画面で見えるもの。指でスクロールするものと、スマホの動き(ジャイロ)でスクロールするものがある。
1)Photosphereと一緒に入るギャラリーで見える。これは指スクロールなのでみんなで方向を変えなくて見るのに向いている。
2)ハコスコで見える。この場合スマホの方向でスクロールして面白い。
 ただハコスコの場合は2度同じものを見てもいちいちCopyするのでいまいち。
3)タオ360
 これはサイドバイサイド(2画面)もできる。スマホの方向でスクロールする。秀逸。

サイドバイサイド型)
 サイドバイサイドは左右の目でそれぞれ見るように横に2分割される。立体になるらしい。
 閲覧には専用のゴーグルが必要だが、ダンボールでもできるし(レンズの入手が問題)Kitやプラスチックのものも売っていて高くはない。
 面倒なのでAmazonで注文したら、発送が中国なのでまだ届かない。
1)GoogleCardBord
 立体視できる(らしい)。全天球の写真も立体視できる模様。
 だたTHETAなどでとった動画などはYouTube経由などでないと見えないのかも。静止画なら気にすることはない。
2)タオ360
 設定でサイドバイサイドにできる。これでゴーグルで全天球の写真も立体視できる模様。
 これは動画なども見えるらしいが、例えばハコスコで見える動画が全部見えるということもないようだ。例えば雑誌にあった動画はこれではサムネイルに出てこなくて見えなかった。
写真だとPhotoSphereのmetaが必要らしいので、VideoSphereのmetaみたいなものがあるのかもしれないが、やり方はわからなかった。(以下がやったこと。)

多分YouTubeと同じに思われたので
https://support.google.com/youtube/answer/6178631?hl=ja
から360.Video.Metadata.Tool.win.zipをとってmetaを入れてみたがNG。Pyton版もあったので入れてみたがやはりNG。何を見ているのかしら?多分、metaに全天空の識別を入れればいいのだと思うが。

 尚、静止画なら気にすることはない。
 またタオ360はCardBordではなくタオバイザーという似たようなもので見るらしい。
 ただ違いはよくわからなかったが同じではないかと。
 尚、動画だとAAA VR Chinemaってのがあって、これならハコスコの動画も再生できる。ただちょっと不安定な感じ。

で動画をとる場合はやはり専用カメラになるが、静止画なら要らない。
どの道、ビデオ動画はとってなくて見るだけだし。
タオ360でハコスコの動画が全部見えればいいのだが、そうでもなく大半が見えるような印象。

写真は無料でできるが、つなぎ合わせるので撮影にコツがいる。
そこでそういう雲台もどきの製作になって作ってみたが、どうもうまくない。

ちなみに先回のは以下。

細かい点を除いて何がまずいか?と言えばスマホのホールド部分。
圧力にもよるが回転すると下がってくる。(^^!
紐でしばれば安定するが、かなりいまいちで取り外しも面倒。
元々スマホのカメラは操作性からかなり上の位置になる。
ここを中心にしようとしてグリップするとかかりが少ない。¥100のも少ない方。
その下には、電源ボタンや音量ボタンがあって、そこを押し続けるとセーフモードになったりする。

構造上は「iPhone用パノラマ雲台」に近かったが、これだとかなり締めないといけないかも。
http://panorama.poo.tokyo/iphone-panorama-mount/
回転支点=ホールド点はシンプルにはなるが、ホールドが期待できない。

そこで回転支点<>ホールド点の構造に変更してみる。
iPhone用パノラマスタンド「Panoview stand」が近い。
http://panorama.poo.tokyo/panoview-stand/
価格は3,580円(税込)とあるが買い方もよくわからない。そもそもiPhoneのホールド方法が不明。

まあ、変更なのでそんなに¥はかからない。
コメリで¥150ほどだったりする。金具1個とネジとかナットとかワッシャのみ。
ホルダーはAmazonから届いたものを使った。¥4とかあったが¥160ほどだった。¥100よりは高いけど。
これはバネ式で結構ホールド力もある。その代わり2箇所ぐらいをボールドする構造になる。

撮影面から見るとこんな感じになる。

雲台としてはこんな感じ。

あっさりできてしまった。
今度はグリップがそこそこ強いので撮影中にズレ落ちるってことはなさそう。

後、三脚ってのも面倒で一脚にしてみようと思う。
・三脚は大げさで可動性が下がる
・三脚の周囲をまわって撮影するが脚が邪魔
・撮影からすると目線にカメラが欲しい。(でないと姿勢が不自然で疲れる。)
なので精度は落ちるにしても一脚を購入してみた。
そもそもが手でやっていたので、それよりはましになるように思われる。


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スマホでの全天球撮影

今更ながらスマホで全天球撮影というのをやってみる。
全天球ってのは
http://www.pano-vr.com/theta/
のような感じで360度すべての方向にスクロールして見える。
撮影はRICOH THETAなどのカメラが有名だが、静止画であれば普通のスマホでもできる。
尚、THETAも初代は静止画のみのようで後継のm15で動画もできる模様。
Android端末でやってみる。
こんな感じになる。
手動撮影デモ
マウスでグリグリ動かせる。360度!!

1.Photosphereを入れる
Googleがギャラリーとして配布している。
http://www.androidcentral.com/get-photosphere-non-nexus-devices-google-edition-camera-app
から
http://forums.androidcentral.com/htc-one-google-edition/292206-google-edition-camera-app-w-photosphere-easy-install-no-root-needed.html#post2884981
へ飛んで
http://cdn.androidcentral.com/sites/androidcentral.com/files/articleimage/684/2012/11/GalleryGoogle.apk
でGalleryGoogle.apkが入手できるのでインストールする。
必ずしも全部のスマホでOKというわけでもないようだが、GalaxyS3,S5はOKだった。(SH-05Eはインストールできてパノラマまではできるが全天球はできなかった=メニューに出てこない。)
これで撮影できるようになる。
またギャラリーが入ってくるので、そこで見ると全天空写真が普通にスクロールして見える。

2.使い方
立ち上げたら最初に説明が出てくる。
自分でシャッターを押すのではなく、位置を指示してくるのでそこにあわせるとシャッタをきってくれる。これを全天空分繰り替えす。結構沢山撮影する。
するとレンダリングというかつなぎ合わせて1枚にしてくれる。(しばらくかかる)
この画像を見るとすごく歪んでいるのだが、インストールされたギャラリーで見る。

と面白くて遊んでいたが、どうもつなぎが甘い。というか遠景ならともかく近くだと誤差が出てうまくつながらない。それでも十分遊べるし、雄大な景色ならそれでもよさそう。(10m以上がいいらしい。)
ただ10mだと制限がきつすぎる。広場の中心でしか撮影できない!!
そもそも上・右・左・前・後の5方向はなんとか10m確保できたにしても下はドローンででも撮影しない限り10mなんて確保できない。なので下が一番つながらない。
この制限は結局手動だと
・カメラを中心に回転させたつもりでもかなりぶれる
・傾きもあわさって結構いい加減になる
・自分の都合のよい風にあわせてしまう
というので近景はまったくひどい結果になるため。10mあると多少の誤差でもOKっていうか。

ここらの事情は世の中同じだと思ったので、探すと「iPhone用パノラマ雲台」というのがある。
http://panorama.poo.tokyo/iphone-panorama-mount/
他にもあるけど、これだとDIYでもできそうである。
(販売もしているらしいが売り切れだった。)
ここに説明動画もあるので、わかりやすい。
要はカメラを中心として回転することで、その精度なのだろう。
普通の雲台だと回転中心がカメラではないので近景がつながらなくなる。
あまり売っていないが
http://panorama.poo.tokyo/panoview-stand/
みたいなのはあったがポピュラーでもない。
なので、実際にDIYでやった人もいる。
http://www.360fishe.com/park/?p=1126
すばらしい!!

でまねてみる。
用意するのは
・スマホの固定用のホルダー
 今回、Amazonに頼んだのが遅いので¥100ショップで買ってきた。
 ただこれだと穴位置が裏なのでもう1つL金具がいる。
 Amazonのものは穴が横位置なので金具は1つでOK。
・L字の金具
 コメリで¥600程度(長いもの)
 スマホホルダ固定用に短いものが1つ。(スマホホルダーの穴位置によっては不要)
後は1/4”のビス・ナットなのだが、これは手持ちのものを使った。

まず、¥100のホルダーの横が足りないので一旦切る。
Galaxyは横幅があるので足りない。SH-05Eなどは切らなくてもOK。

サイドの高さをあわせるためにワッシャを2枚

ワッシャ2枚を両面テープで

実はこれでは弱いので結局はビスナット(ビスは皿ビス)で止めた。

ホルダを金具につけた。

それをサイドで固定。

完成予想だが、実はスマホの裏表を間違えている。これだと写真をうつせない。(金具が写る)

正規につけるとこんな感じになる。
赤のクロス位置にカメラがある。
・回転はカメラの中心にする
・仰角もカメラ中心にする

手動の場合より面倒と言えばそうだが、これだと2-3mでもなんとかつながる画像が得られる。

おまけ1)
1.PCで見たい場合
いろいろあるが、Kolor Eyesってのがなかなか使いやすい。動画でもできる。
http://www.kolor.com/kolor-eyes/
2.HPに貼りたい場合
JSのライブラリを作成した人がいて
・静止画
http://d.hatena.ne.jp/aike/20140102
・動画
http://d.hatena.ne.jp/aike/20140102
デモもあるのでわかりやすい。
静止画は上のデモでつかわさせていただいた。m(__)m

おまけ2)
動画の場合は「ハコスコ」というのが有名。(他にもあるが)
http://hacosco.com/
ダンボールでゴーグル風のもので見るのだが、別になくてもそのまま見える。
Androidだと見た方向で変わるので確かにVR風ではある。(SH-05Eにも入るがこれは方向検知はできないのでつまらない。)
多分、外乱をゴーグルでカットすれば没頭できるというぐらいの意味合いのゴーグル?(近距離用のレンズもあるが。なんか虫ねがね風の。)あ、これがついた雑誌がある。高いけど。
ゴーグル単品で買うほうが安いが¥1000ほどする。
動画となるとさすがにスマホではとれないのでRICOH THETA m15などになる。これは180度の広角カメラが表・裏で合計2台ついている。ただ当然ではあるが全天球になると解像度もそれなりになるので、物足りない模様。ただ1度で済むのはいいかも。
見るだけならスマホならハコスコのアプリを入れればOK。

PCは上のKolor Eyesで再生できる。(方向はマウスで行う)
尚、YouTubeでもこういうのをやっている。

もう1つの路線として、GoogleのCardBordがある。
これもダンボールでゴーグル風のもので見るのだが、左右が別画像で立体的になるという。
こちらはそれなりに機能的な印象だが、表示も原理上半分っていうか。まあ電子シャッターよりはお手軽に違いない。
プラスチックのものも売っているが、磁石がつくのは少ないしスマホサイズもある。ここは惜しくない価格のダンボールがいいのかも。(入門用)
自作が面倒な人用にKitも売っている。面倒というか磁石はともかくレンズで適当なものが入手しにくい模様。¥100ショップでも売っているが、焦点距離が違うのでそのままのサイズとは行かない模様。
設計図は
https://www.google.com/get/cardboard/
で公開されている。
スマホ用のコンテンツはCardBordアプリにデモもあるし、ポールマッカートニーのLiveもある模様。
そこまではやったが、やはりこれはゴーグルがないとつまらない。

自作しようとしたが、レンズで挫折。結局はAmazonにオーダーしたが、海外発送で2週間はかかる模様。
最近はAmazonでも中国発送が多いし、「配送料無料」とあるのにカートに入れると配送料がかかるなど、中華系が入ってから何か変になった。そもそも¥4のカメラホルダーで送料無料だと持ち出しだろうから明らかにおかしいのだが。
話はそれたが、全天空写真もCardBordで見られるらしい。ただ左右の視差はどうなるのかが興味がある。(数学的にずらすのかしら?)
そもそも自分は左右で視力が違うのであまり立体的に見えないタイプなのも心配。

このあたりは届いたらまたやってみよう。

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DocomoスマホのMVNO運用

DocomoスマホをMVNO運用している。

初代:GalaxyS3α(SC-03E )
Docomoで¥3000+消費税でSIMフリーにしてもらった。
ただ、その後Docomoのサービスで電池が持たないことなどでroot化。Titanuimで無効化して運用。
4.3にしたせいか、サービスモードは使えなくなった。ただMVNOのSIMでデータ通信はできる。
その後サイズが(個人的に)大きいので、乗り換え。
欠点というか

【1】MVNOのテザリングができない
 つながるがその途端3G/LTEが切れてアンテナピクトは回復するがデータ通信ピクトが出ない。いつまで待っても...。
 1)非rootでの対応(setting.db?)
 http://hanpenx914.blogspot.jp/2015/03/galaxy-tethering.html
 症状は同じ。
 2)xposed + matsumod
http://pqovopq.seesaa.net/article/358255433.html
 症状は同じ。上にもそういう書き込みがある。
 さらにこれは危険で無理やりやると文鎮化する。とは言ってもダウンロードモードにすればリカバリーはできる。
 どうも最新版ではいけないようで、de.robv.android.xposed.installer_v24_8996c2.apk(2.4)ならいける。
 3)framework-res.apkを変更する
http://takiza.blog39.fc2.com/blog-category-24.html
 起動しなくなった。(TT)リカバーした。
で、これはあきらめてしまった。

【2】セルフスタンバイ対応
MVNOで待機時の電池の減りが早いというもの。
http://pqovopq.seesaa.net/article/353288334.html
でやはりxposed を使う。
http://bl.oov.ch/2012/01/android-sim_10.html
にリストがあるけど、SC-03Eはない。気のせいか良くなった気もするし。

【3】ダイアラーのSIP対応
してない。(TT)
していればSmarTalkは設定で普通の電話というかダイアラーで使える。待ちうけも起動が要らないというか起動しているし、音質がいいような気がする。
これもあきらめ。

二代目:SH-05E
SH-01Eもどきにした。
【1】MVNOのテザリング
 しっかりできる。
【2】セルフスタンバイ対応
 不要っぽい。

【3】ダイアラーのSIP対応
している。なので、今はSmarTalkではなく標準のダイアラーにした。
遅れが増えたような気がするが音質はよくなった(気がする。)
但し「電話帳サービス.apkが起動されていない」ようなトーストが出てくる。電話帳サービスを有効にしてもなぜか出てくる。気にしなければそれまでのようで電話帳は使える。

SH-05はそういう作者のおかげでそうなっているわけで、MVNOには最適になっている。
それでも、Docomoの爪あとがいたるところにあってちょっと閉口する。
結局はDocomoの端末はDocomoへのOEM製品みたいなものなのだろう。その割にはメーカ名が入っていたりするが。

それならば、なからSIMフリー端末を買えばいいのだが...。
どうも海外の平行輸入品は割り切ってあってRAM=512Mってのが多い。1Gあればいいのだが。
それに3GまででLTEのも少ない。(安いものでは)
後、中華製品はどうも信頼性がないようだ。消耗品の電池の供給も気になるのでAmazonで買えるものがいい。
そういえばイオンブランドで販売しているのがある。

やはり512Mで3Gみたいだ。
それにレビューを読む限りは信頼性もいまいちのような。

このあたりでSH-05Eに倒れていったわけだが、考えると案外いい端末に思えてきた。
MVNO専用で売れば売れるかも。ってキャリアで完全グローバルモデルを売って欲しいかも。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)