NASの容量が切迫
NASがそろそろ残り20%を切った。
自宅ではNASが2つある。
・データ用:
HDL2-S3.0 これは1.5TのRAID構造。
・動画用
RECBOX HVL-AV3.0DT これは3Tの保存用
データ用の増加はさほどでもないが、RECBOXの残りが減っていく...。
RECBOXは名前のようにHDDレコーダから録画できたりする。
機能としては有難いというか、それゆえにRECBOXというか。
そのうちシリーズで見ようと思って消さないとすぐに...。
でも見る時間もないかも...と思いながら...。
そのうち消すかどうか決断がつかなくなる。(^^!
実はRECBOX本体にもUSB-HDDは増設できる。NTFSかFAT32らしいが、4G以上のデータはざらにあるのでNTFS以外の選択肢はない。
ただこの「RECBOXの増設」ってのは曲者。
まず、Sambaで見えるわけでもなく、ネットワーク上はまるで見えない。ブラウザでコンテンツを移動して見たりするらしい。
http://masatoshi.air-nifty.com/blog/2014/04/recbox20tb-hvl-.html
にもあるが、編集するとおかしくなるようだ。
そうとは知らず、HDC-LA3.0 を購入した。なんたってベストセラー1位だし。
ところが、極め付きでこれが認識すらしない。(TT)
手持ちの1Tの外付けHDDはちゃんと認識した。まあ3TなのでGPTなのかもしれないが本体が3Tなのでそれはないだろうと。もっともNTFSの3Tってのが原因なのか...。
いきなり想定外が相次いでめげた。
その前に「どうしたいのか?」がある。
HDDをどんどん増やすのは本意ではない。常時通電なので電気も食えば騒音も出る。場所だって食う。
家庭なのでデータセンターにしたいわけではない。
HDDを大容量に変えるのはあるにしても内蔵だといろいろありそうだし、保証もない。
そうなると
・あまり見ないものをHDDに移動しておいて
・どうしても見たくなったら書き戻すか別手段で見る
というのが理想に思えてきた。
1.あまり見ないものをHDDにバックアップする。
コストを下げるのなら裸族のようなケースなしがいいような。
今後も考えるとUSB3.0のが欲しい
高速データ転送にもひかれる。
似たような価格でHDDのCopyができるものもあるが、迷ったあげく単独のものにした。
これでHDDでBackupが可能になる。
速度を測定してみる。(Sequential Read)
RECBOX 39.2M
LAN-DISK(本体)17.5M
LAN-DISK(USB) 9.8M
どうもLAN-DISKはデータ数が多いせいかはたまた、本来なのか遅い。(RECBOXの半分以下)
まあ買い換えるほどでもないので、そのまま放置することにした。
フォーマットは
・Winで吸い出すこと
・4Gを超えるものが存在すること
からNTFSに限られる。
2.バックアップを見たくなったらRECBOXに書き戻すか別手段を考える。
まあRECBOXに書き戻すのはいいにして、「別手段」を検討する。
コンテンツにもよるが、AACSなどがないものは、XBMCで再生できるのでそれを考える。
つまりはNASになるが、フォーマットはNTFS限定になる。
方法1)ルータをNASにする
元々ルータにUSB端子があってNASになるものもある。ただフォーマットがFAT32限定だったり、2Tまでだったりしてちょっといまいち。
dd-wrtでルータをNAS化する試みもあるが、ルータが限定されるので、購入の必要がある。
方法2)NASの外付けでUSB-HDDを使う
これは上のように1台ならつけられる。3Tも認識する。ただHDL2-S3シリーズというのはブラウザ操作がすさまじく重い。これで操作するのはある意味苦痛でもある。
USBの着脱にしてもブラウザのお世話になるが、ちょっとやってられない速度である。
「あまり触らない」ということなのだろうが、これはあまりだと思う。
方法3)別NASの外付けでUSB-HDDを使う
玄箱と、旧LAN-DISKがある。
旧LAN-DISK(HDL-F300)はUSBが3つもついている。できれば今の機種もそうして欲しいぐらい。
その方が外付けHDDは売れるんじゃないかと。3T*3ぐらいあれば、当面は困りそうも無い。
と思ったら、これにも欠点があり
・NTFSはReadOnlyになる。(書き込みできない) これはまだ許せる。
・2T以上は認識できない模様。(TT)
おまけで
旧LAN-DISK 3.3M(USBはReadOnlyになる。)
なので
・速度が全然でない。(今となっては...。)
方法4)自分でNASを作る
選択肢としてはRaspberryPiあたりがよさそうな。余っているし。
以下もよさそうだが高そう。
ECS 超小型 Bay Trail-M搭載デスクトップ 2.1A出力のモバイルバッテリでも駆動可能 LIVA-C0-2G-64G-W
ちなみに
RaspberyPi 5.1M
程度であるが、なんとHDL-F300よりはましである。USB2.0のHDDでRaspberryPiならこの程度かも。
でXMBCでFullHDでもなんとか見られるレベル。
これもUSBが活性挿抜ってわけではないが、HDL2-Sのブラウザ操作よりは遥かにまし。
方法5)PCでNASを作る
なんのことはない。USB-HDDをPCにつないで、共有設定すればOK。
XMBCから再生できる。欠点と言えばPCを入れておかないといけない。
そもそもXMBCは家電TV(というかHDMIモニタ)で見えるだけで、PCで見るのなら何もしなくていい。ただ「寝そべって見る」には不向きかもしれない。
他にもNTFSをNASにするものやUSBで接続できるNASもあるので、出費を覚悟すれば、もっと良いものが見つかりそうに思う。
ただ、今回は(頻度も低いと思われ)安くあげたいので
方法2)NASの外付けでUSB-HDDを使う
HDL2-Sに3Tの外付けをつないでおいた。ただRECBOXから直接Copyすると遅い。
PCを介しても遅かった。
NASに関してはWindows7はXPより遥かに遅く、この件はWebにも対応情報っがいろいろある。
ただやってみても、XPには勝てなかった。
なるなら一旦USB-HDDを外してPCにつけてRECBOXから転送すれば、まだ早い。
ただHDL2-Sのブラウザが重過ぎて、それが面倒な印象。
方法4)自分でNASを作る
RaspberryPiでsambaを入れてNTFSをマウントできるようにすればできるので、それも作っておいた。
この場合は、USB-HDDを(かろうじて)Net接続できる。
まあ永続的ではなく、しばらく見ている分には使えそうという感じ。
RaspberryPiはSDを交換すればいろいろ使えるので面白かったりする。
ただ手持ちがない場合はUSB付きルータを探したほうが早いかもしれない。
また似たものとして
USB HDD活してCloud USBストレージ to LAN/Wi-Fi変換アダプター(CWFL-U2CL)
のようなものもあるし、USBデバイスサーバというのもある。
ただ、このようなブリッジツールは恐らくCPUが非力で、速度はRaspberryPiと似たようなものかもしれない。