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AudioCommのASP-2024K改良案

AudioCommのASP-2024Kであるが、パッシブスピーカー改造でBGMとしてはまあまあになった。
BGMなので低音はどうでもよさそうだが、どうもそういうものでもなく「重心」というかそういうのが大切に思える。
実際のところ、「下品(?)になる寸前」程度の低音が欲しい。ところが、アンプをつながない限り「下品」というレベルまでにはならない。
それにこのサイズだと低音が出ても「切れが良い」「解像度が良い」ということにはならなくて、曇った感じのものになるので、そんなに多量にないほうが「まし」でもある。
つまりはBGMはBGMなりの難しさというのが存在する。
小音量で比較的重心を低めにすれば上品な感じになる。

というのでまずはスピーカー交換にチャレンジする。
無改造だとあけてみると45mmのウーハーがついている。フランジがない。3Wなのであまり大きな入力も危なそうである。代わりを探そうとしてもこれがなかなかない。フランジを削るにしても2”というか5cmのものが大半になる。
しかもこのクラスでそこそこなものは音圧が低い。アンプがもっと出せるのならいいのだが、能率を上げないと余計に出なくなる。
aitendoに96dBというのがある。23mmなので2周りほど小さい。
http://www.aitendo.com/product/1406
楕円形のもいろいろあるが、このシリーズはf0=500Hz程度なのでラジオ音質風になる。ただパッシブとしてはいいのかもしれないが。
試しに昔買ったものをつけてみると、やはり音圧が小さすぎてバランスしない。余計に低音が小さくなる。
まあ、45mmで能率よくて低音が出るものってそんなにないような...。
Visatonの2"などはよさそうだが...84dBだとアンプの改造をしないと...。
http://speaker.cart.fc2.com/ca4/387/p-r-s/
マグネットが大きいので入るのかしら?直径も微妙。
http://shop.ayard.jp/shopdetail/000000008898/088/X/page6/order/
は在庫はあるがやや高い。

物は試しで手持ちのジャンクをあさってみた。
・aitendo 2"のフランジレス
 ネオジュームマグネットと外形はいいのだが...やはり音圧が低すぎ。maxでも物足りない。
 耳をつけるとそれなりの音質にも思う。
・Sonyの2"フルレンジ
 ヤフオクで落としたもの。型名は忘れたがフランジ付き。やはり音圧が低すぎ。
・3"というか8cmクラス
 結局は今のメタルコーン(?)を超える音圧のものがない。
・10cmクラス
 もう投げやりだが、同様にメタルコーン(?)を超える音圧のものがない。これが90dBとすると
ダイトーボイス  AR-100Ⅱ/F100C72 88db
ダイトーボイス DS-100F 4/8/16Ω 90db
あたりは近いが買うほどでもない。そもそも大きすぎるし。
・16cmクラス
 これはDS-160FⅡが88dBなので割と良い感じ。
ダイトーボイス DS-16F 92db
ってのもいいのかもしれない。結構、質の良い(ニアフィールドにしては)低音も出る。そういえばP-610もDBだと92dBでいいのかも。ただそれならコイズミ無線の注釈のように「60Lの箱」ってのがいいような気がする。とても卓上にはならない。

次にアンプでさらに増幅してみる。
アンプはD級、電流帰還、普通のものをためしたが、やはり支配的なのはスピーカーユニットやエンクロージャで、アンプそのものの差異というのはあまり感じない。
低音は出るが、口径が小さいと、音が曇っていて質感も薄く「ないほうがまし」みたいな音になる。一方、大口径でエンクロージャも大きいとやはりそれなりの音になる。

結果的には携帯性をとるか音質をとるか?みたいな感じになる。可能性としては据え置きの場合は、机下などの余分な空間を利用したスピーカーエンクロージャとそれなりのユニットを用意すればいいのだが、どうも面白みに欠ける。
内部の交換はあきらめたにしても、台座程度になれば...と思う。10cmあたりが狙い目なのか。
ただ作っても今とサイズは変わらない気がする。

AudioCommのASP-2024Kのまとめ
・あきばおーで安い
http://www.akibaoo.co.jp/01/commodity_param/ctc/11270300/cmc/4971275320291/shc/0?gclid=CjwKEAjw2reiBRCaobK3udOj-Q4SJACXWyYmI1cjqyi06SL-ErKS_xH3qX_ogfUtX5WIp3JP3WY9EhoCdBrw_wcB
・ACアダプタがついていない
コネクタが統一規格ではないので要注意。
・分解は簡単
ネジ4本でサイドは接着だが、ネジを緩めると簡単に剥がせる。
・ウーハーを変えるれば良くなる
但し、90dBぐらいの効率が高いものでないと、バランスしない。
それ以下の場合アンプも検討しなくてはならない。多分、百均のアンプでもいい。電源は工夫すれば本体からとれる。
ユニット口径10cm以上でそこそこのものをつなぐと結構な音がする。(スピーカーを超えることはないが。)この形状からすれば上出来という感じ。

やはり形態からしてこのままがよさそうである。

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AudioCommのASP-2024K改造

AudioCommのASP-2024Kであるが、自作のアンプ+スピーカーにしたのでお蔵入りした。
買ってすぐにお蔵入りというのも悲しい。
まあ低音がいまいちなのが大きいかもしれない。
パッシブラジエターはないが、まがいなりにも2.1chである。なので出ない原因は低音部分のスピーカーにある。
なので修正の仕方は
・低音のアンプのゲインをあげる
 多分ユニット能力もあるので、無理すると歪みっぽい音になりそう。
 それに回路がICだと追うことができない。
・ウーハーを取り替える
 これにパッシブスピーカーをつなぐとか。
の2通りがある。
 とりあえず後者で話を進める。

まずは分解であるが、裏蓋を外して4本のビスを外す。それで割るようにしてあける。
左右のウーハー部分は両面テープのようなもので接着されていて最初は力がいる。引っ張るとはがれてはずれる。
前面の2個のユニットはエンクロージャとは別に区切られていて容積はない。この筒はウーハーのエンクロージャとして機能しているようだ。
ウーハーのハンダを外して...になるが、これはこれで形になっているので壊すには忍びない。
そこで外部ウーハーと交換できるようにしてみる。

まずは使いそうもない外部入力を置き換えることを考えてみてみるが、ここがうまくはずれない。接着なのだろうか?
しょうがないので、別に穴をあけてそこにスレテオミニプラグをつけた。ただ固定できないので接着しておいた。

わかりにくい...。
カバーの外側だとこの位置。

組み上げるとこんな感じ。あまり目立たない。

このスレテオミニプラグはスイッチがあるタイプで
・差し込まないと内蔵のウーハーに
・差し込むと外部スピーカーに
接続される。
内蔵のウーハーは心もとないので、そのまま並列でもいいのだがアンプを壊すとまずいし。
ウーハーは3Ωだった。変わっている...。
でもって完成というか、ただパッシブスピーカーを差し込んだだけ。

片側だけつなぐと、もう片側はパッシブラジエター風になる。(^^!

早速試聴してみる。
おおーーー!!音が激変していきなり聞く気がする。このスピーカーは音圧も高いので十分な音量も出る。
RadioJazzを聞くといい感じ。自作アンプとの組み合わせは低音の単独調整ができなかったが、こちらはできるので低音は出し放題になる。とはいえmaxでもたいしたことはない。フルレンジをつないでもそれなりの音でバランスもいい。
重低音とは言わないが、ニアフィールドなら許せる範囲にはなってきた。
ついでにこの端子に自作アンプをつないで見ると、低音が爆音になる。いくらなんでもこれではバランスも悪くエコではないので、やはりパッシブだけに戻した。
低音が多いと言っても重低音ではなく単純に量が増えただけなので、質的には問題も多い。
ただ調整できるので(ある程度)低音過多にもできる。
これはこれで気にいった音になったので当分はこれで聞いてみることにする。

持ち運ぶ場合はパッシブを抜けば今までどおりにつかえる。(低音は心もとないが携帯性はよくなる。)電池だしいいような気がしてきた。

それにしても、サイズ的にこれより小さいに重低音のBOSEは凄い。やはりユニットから製作できるのも大きな強みだろうし、そういうのを工作で作れるってのも難しそう。
ただ今回のもののように
・据え置き:パッシブスピーカーを台座にするとそれなりに低音が出る
・携帯:台座を外せば、そこそこの音質で携帯できるし軽い(音が犠牲だが評価がそう悪くないのが不思議。サイズからすれば妥当な部類)
ってのもいいのかもしれない。

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パッシニラジエター型スピーカー

BlueToothスピーカーで小型で低音が出るものとして以下をあげた。
BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker
SONY SRS-X3
TDK Life on Record Bluetooth
どれもパッシニラジエター型スピーカーである。
小型で低音を出そうとするとそうなるのか。2.1chのほうがよさそうだが、TDKを除いてはそうでもない。
容積そのものがないし、ユニットが小さいのでそうなるのだろうが...。
パッシニラジエター型スピーカーはバスレフ型よりは容積が少なくても良い。
ただパッシニラジエター型スピーカーでも欠点はある。
・ある程度の音圧が必要
 小音量だとパッシニラジエターがあまり効果的に働かない感じ。BOSEは音量に応じて低音を可変しているらしい。
・普通のユニットでは想像範囲のものになる
 サイズはともかく、例えば50Hzで共振させようとすると、メインスピーカーはある程度50Hzの振幅が必要になる。ところが小口径だと最低共振周波数は高く、インピーダンスが上がってしまって低音での振幅が得られない。バスブーストすれば(或いは電流帰還とか)ある程度は得られるだろうが。
 でパッシブラジエターは一般的にメインの口径の1.5~2倍のものを使うらしい。その共振周波数は50Hzでないといけないわけでその時の音圧もある。
 自作しようとするとこのあたりのユニットが難しいような印象。中にはボール紙をコーンに貼り付けて共振周波数を下げるような試みもある。
 あまり小さなものはやってことがないが、メインが8cmならパッシブラジエターは12.5cmになるか8cmの2基になるので、そう小さいとか安いとかにはならない。
 
なので今回のようにかなり小型にする場合はやはりユニットや構造がものをいう。いくら低音をブーストしても出ないものは出ない。一方、ストロークが大きければ歪みが少ないものになる。BOSEはさらに対向型にして効率をあげている。
つまり
・低音でもある程度の振幅が得られ、かつ歪まないユニット
 *BOSEはネオジュームマグネットで作成したようだ。動作時の空気量は従来の2倍。
・同様に共振周波数が低く、効率が良いパッシプラジエター
 *BOSEは対向型で比較的大きなものを作成したようだ。対向型はサイズだと思うが、効率はいいのだろう。
・適切なブーストを行うコントローラ
 *BOSEはDSPで音量により低音を変えているらしい。
が必要でこれを自作する場合はなかなか難しいものがある。

パッシプラジエターそのものは、普通のスピーカーでもいいとのことで、やってみた経験はあるが、パッシブラジエターを含めて「想像の範囲」の音になるが、ユニットから頑張ればBOSEのようなこともできるのだろう。

味見程度だと以下が安くてよさそう。
・DN-82768
http://item.rakuten.co.jp/donya/82768/
記事
http://amalthea.at.webry.info/201212/article_3.html
・L730
http://iosys.co.jp/cgi-bin/zaiko_list/item.php?GN=54654
記事
http://amalthea.at.webry.info/201211/article_7.html
・F&T2048
http://iosys.co.jp/cgi-bin/zaiko_list/item.php?GN=58290
記事
http://amalthea.at.webry.info/201212/article_2.html
BOSEを望むのは無理っぽいが原理と味見はできそう。

今のパッシブの底面に10cmのものをつけてみるのも手だが、BOSEまでは期待できそうもない。
上を見ればきりがないが...。
自作するにしても小型で高性能を求めるとユニットからになって凄く大変そう。買ったほうが早そう。

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BlueToothスピーカー

今まで食指がわかなくて放置しておいたBlueToothスピーカー。

BlueToothのオーディオアダプタはもっていて、スマホからコンポに飛ばしていたこともあった。
まあ音もapt-x/AACだとそこそこの音質で便利だった。
ただ
・アダプタ電源がいる
 まあCDなりメモリープレヤーだと思えばいいのかもしれないが。
・ペアリングが必要
 今はもっと簡単かもしれないが、これは接続時毎回
・電源On/Offがリモートではない
 これは今もそうなんじゃないかと。
というので、そのぐらいならスマホのヘッドホン端子をつないでスマホを充電しておいた方がましで、結局は使わなくなった。これだとスマホの置き場所だけで成立してしまう。

ただ、世の中はそうは考えないようでBlueToothスピーカーが多数販売されている。
しかも小型で高音質とある。

主なもの
・BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker

驚異的な低音が出るらしい。このサイズで凄い。レビューを読むと、低音を弱くするのに苦労されている模様。なんと贅沢な...。高音・中音とのバランスが悪いともある。
スピーカーはパッシブラジエター方式。音量を下げると低音が増すそうなので電気処理が多そう。

・SONY SRS-X3

BOSEほどではないにしろ低音が出るらしい。レビューを読むと、やはりバランス的には良いとのこと。SONYのNet Jukeも低音よりだったがそういう感じなのかも。
SRS-X1というもあって、これをお風呂で聞くというのもあった。これはいい。
ただ操作できないので音楽は流しっぱなしなのだろうか?スマホを防水ケースに入れるというのもあった。そこまでするのなら、BlueToothじゃなくてもいいし、メモリプレヤーの防水の方がいいような気がする。
スピーカーはパッシブラジエター方式。

・JBL FLIP2
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JBLらしい音...らしい。低音がどうのこうのではなく、バランスと解像度がいいとある。
特にパッシブラジエターは使っていないようだ。

・Ultimate Ears Mobile Boombox Bluetooth speaker and speakerphone WS500

Ultimate Earsはヘッドホンなどの老舗。国内販売はロジクール。
サイズにしては驚きの音が出る。少し低音重視とのこと。

・Philips Fidelio P9

8ユニットのスピーカーがついている。据え置きというか大型。

・TDK Life on Record Bluetooth

2.1ch+パッシブラジエター*2らしい。防水のようだが、長時間はNGらしい。お風呂はどうなのかしら?
音はいいようだが、電池の持ちが悪いようだ。このあたりも充電式が増えたなあ~。

まあ他にも沢山あるが...。
大別すると
1)「据え置き型」という大きなサイズ
・Denon DSD-500-K

みたいなのもある。
これだとミニコンポ程度の音が期待できる。
ただ、現在コンポやオーディオシステムがあるのなら

のようなアダプタでもいいような気がする。
さらにスマホの置き場があるのならヘッドホン端子で接続するとか。

2)「モバイル型」という小さなサイズ
このあたりが小型スピーカーで面白そう。充電または電池式で持ち運びできる。防水型だとお風呂で聞ける。ただ高音質になると軽くはなく1Kg前後はあるようだ。
サイズ的に小さいので低音も期待できそうにないと思っていたが、どうもBOSEやSONYやTDKは「サイズを超えた」ような低音が出るらしい。特にBOSEは「強すぎ」という話が多々あった。それにしてもカーオディオより良いとする人もいて驚いた。たいしたものだ。

まあ、BlueToothそのものを屋内で使用することはあまりないような気がする。

この手の使うシーンとして
・TVの音声を手元で聞きたい
 BlueToothは便利に思う。無線だし。サイズは小さいほうがいい。
・お風呂で音楽を聴きたい
 これだとなんとなく、防水型のメモリープレヤーのほうがいいんじゃないかと。

とか安いのなら

など。
・旅行先で聞きたい
 もっと安くて軽いのもありそうだが。まあ音質があるかもしれないが。
・アウトドアで聞きたい
 この場合、やはり低音がないと難しい。テラスでお茶のBGMにしてもそうなる。
・スマホを充電しながら聞きたい
 バランスの良い音のものがいい。
...みたいになるのだろう。
独断で候補をあげると
BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker
欠点:高い。音バランスが悪い。防水ではない。
SONY SRS-X3
欠点:防水ではない。(防水機種が別)
TDK Life on Record Bluetooth
欠点:電池の持ちが悪い。なので持ち出すのが少なければいいというか。
しかしサプライズを得たいのならBOSE SoundLink Mini Bluetooth speakerかも。

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小型アンプ再び

スマホを充電していてAudioCommのASP-2024KでRadioJazzを聞いていた。
それでも(多少は遅くなっているのかもしれないが)充電はできていて、これはこれで便利である。

しかし...どうも聞き疲れする。
AudioCommのASP-2024Kはそう悪くないと思う。サイズにしては低音も頑張っている。
ただ十分というわけではない。Jazzなので、時々ウッドベースのソロがあって、このあたりどうも物足りない。しかしBGMだからとこれはあきらめた。
問題はそれより音がシャリシャリしている。これがどうも聞き疲れする原因に思える。

試しに自作のものをつないだら、そういうことはなかった。ただ今はパッシブなのでスマホの音量を最大にしないといけない。
また低音を増やす場合はAndroidだとイコライザーソフトを入れる。ただこれは全てに有効でもなく音楽再生だけには有効だった。NetRadioはサポート外。
そもそもここでBassBoostしたところで「出ないものは出ない」という感じで、音が篭るだけに聞こえた。ヘッドホンなら状況は違うのだろう。

AudioCommのASP-2024Kはアクティブスピーカーなので、ならば自作でもその方向...と考えた。
条件として
・BGMなので大音量は不要
・自作のパッシブにつなぎたいのでGNDは共通。ここでD級は難しい。フルブリッジで反転位相であれば片側からコンデンサで駆動している例はある。トランスがいいのだが、重いし大きい。そもそも低域を欲張ると余計大きく高価になる。
・できれば電池駆動もOK
・小さくて、持ち運び可能
・できればBassBoostするもの
・安上がりで手持ちの部品でなんとかなるもの
みたいな...。どうせ自作なので欲張ってみる。

で、D級はあきらめ、njm2073dにした。これ秋月だと¥150+送料であるが、百均アンプに互換品が入っている。他にもコンデンサとか。ケーブルはモノラルなのであきらめたほうがいい。
外すのも片面基板なので外しやすい。
ただ、njm2073dはそのままだと44dBのゲインになる。つまり158倍とかなりゲインが高い。
それならばパッシブなLPFを入れてもおつりがきそうである。
そこで設計したもの。

低音側はそう減衰しないが、高域は22dBほど減衰する。結果的にBassBoost。
(後でこれはやりすぎたようで歪みが出ることがあった。10dB程度の差にしている。)
普通に考えるとコンデンサの0.22uというのは小さく、できれば1uとかそういうのでいいと思われる。
そうすると、もっと低域のみが出てくるのだが、このように小型化したスピーカーは、もう少し高域側も出したほうがいいという判断。
このあたり後で聞きながら...。

設計方針が決まったので後はケースなど。ケースは廃物利用で昔のカセットテープのプラケースを利用。ただ予想以上に高さがなくコンデンサは横に寝かすはめになった。そのせいで思ったより広くなるが、それでもガラガラ。
最終的にはフタがちゃんとしまらず、しょうがないのでテープを巻いておいた。(^^!

出来上がったアンプ。

・ちゃんと音量調整をつけた
・パワーランプもあるにはある。電源スイッチもあるにはある。
・出力端子はステレオのミニジャック。入力は直出し。

大きさは10cm角のパッシブよりも小さくバランスとしては良いような。

このパッシブは秋月の¥200*2を百均の10cmMDFのキューブに入れたもの。底がバスレフもどきになっている。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05646/
このスピ-カー音圧が高い。90dB。
マグネットも大きいのでされなりに重い。音は高級品とは言わないがそこそこ良好。

スマホが倒れないようにスポンジを貼り付け。

これで充電しながら音楽が聴ける。

AudioCommのASP-2024Kと比べるとサイズは以下のような感じ。

容積としてはやや大きいが許容範囲。

で肝心の音質ではあるが...
まず高音のシャリシャリ感はなくなった。反面ちょっと物足りなさもある。ただ音としてはマイルドなのでBGMでは丁度いいかもしれない。
低音が出ないのは相変わらずだが、低域は出ないまでも音圧は大きいはずなので、ウッドベースのソロぐらいはちゃんと聞こえる。
まあまじめに味わうならこのサイズでは苦しいと思う。

電源スイッチもあるし、1.8Vから動くらしいので多分電池でも動く。またいざとなればパッシブスピーカーとしても使えるので電池が必須ではない。スマホの充電は必須だが。

スピーカーは材料費だけなら¥500+アルファだし、アンプは¥100に外装品(これが高いかも)と部品(これは余っていたからいいが買い揃えるとそれなりかも。)でできたのでAudioCommのASP-2024Kより安上がり。多分、部品代を入れても安上がりだが、工作は面倒。工作を楽しむ以外は買ったほうが早そう。ただ思う音が得られるのか?はわからない。
SonyのSRS-TD60もいいが、低音の独立制御はできないようだ。ただ後でわかったことだが、ASP-2024Kでも低音の音量はmax以外は使わないのでなくてもいいのかも。一方、高音だけをあげるとか下げるとかはできない。

結果的には音質的に
○シャリシャリ感がない。
 ただ少し物足りない印象もある
○低音はASP-2024Kより量感も質もたかい。但し(このサイズなので)十分ということではない。
 ウッドベースソロは何気なく利くことができる。(集中しなくてもOKでこれは大事)
○音圧もやかましいぐらい出る
 ASP-2024Kはスマホの音量が中ほどだとmaxでもたいしたことがない。充電で音量まで操作しないので、これは便利。
というので自作の方が気に入った。
 外観的には微妙ではあるが、普段はBGMなので見つめることもないし。

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小型スピーカー再び

スマホの充電でよく思うことがある。

スマホを充電しながら音楽を聴けないか?という...。
・プレヤー機能で内部のものを聞く
 何ならNASも再生できそう。Soumi Music Playerとか。
・ネットラジオを聞く
 最近はJazzRadio.comのMellowがお気に入り。

方法1)スマホのスピーカー
勿論、スマホのスピーカーそのままでもいいのだが、如何せん音が悪すぎ。
音量に関してはホーンスタンドもあるがiPhone用が殆ど。
なんせスピーカーの位置があるのでAndroidは悲しい。自作すればできるが...。

iPhoneもあるので買ってつけてみたが、とても聞けたものではない。(TT)
まあ拡声用途と思ったほうがよさそうで音楽向きではない。

方法2)PCのスピーカーを利用する
この場合、PCとミキシングするか切替するかになる。
ミキシングする場合は抵抗ぐらいで簡単に。
ただ、PCとまるで音量が違う。(PCにもよるが)今は、BenQのHDMIの外部出力だがPC>>スマホになる。なのでPC側をかなり絞るかPC直接にする(配線が面倒)かになる。
それにPCのそばにないといけないし、PCというかその外部スピーカーをつけておかないと音が出ない。PCとは関係なくしたい。

方法3)パッシブスピーカーをつなぐ
パッシブなので電源は不要のスピーカー。ただ小さいくないと困る。
最初のがSonyのSRS-T33。電池も使えるがパッシブにもなる。

パッシブでは音が小さすぎ。電池でまともになるが、音がいまいち。
そういえばそんなことを考えて自作した。

ユニットは秋月で¥200.
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05643/
10cmのキューブだがマグネットが重いのでズッシリと重い。
音圧は90dBと今の小型スピーカーでは高めだが、スマホの音量maxでようやくそれらしい。
音はSonyのSRS-T33よりは遥かにいい。ただそんなに低音は出ない。
低音を除けばやはり音量の問題がある。小型で高効率なものは少ない。コイズミ無線で探すと以下のものは音圧が高い。(但し楕円スピーカーになる。)
オンキョー F25E4C01-3 97db 4Ω
720円(内税) 96×57mm 240~9kHz
オンキョー F3E5C04-14 96db 4Ω
771円(内税) 120×69mm 160~12kHz
作例はあまりないがオンキョー F3E5C04-14などはよさそうな印象を受ける。
まあ6dBも違えば4倍ぐらいは出るので案外...と思ったりする。
しかし今から自作しても格好良くはないし...。エコには違いないけど。
このサイズならパッシブラジエターを試したくなる。4個になると価格がエコではないかも。

方法4)アクティブスピーカーをつなぐ
どうせスマホに充電しているのだからとアンプ付きスピーカーにする場合。
これも小さいくないと困る。
そういえば
プリンストンテクノロジー iPod専用2.1ch マルチメディアスピーカー Made for iPod取得モデル(ブラック) PSP-312IPIR3B
を持っている。(古いモデルで外部入力でiPhone以外でもOK)

「電池駆動」を条件にしていた。低音は2chは出ないのであきらめて2.1chにいきなり。
音は微妙だが篭った印象でクリアーではない。低音も出るといえば出るが、篭っているのでないほうが潔いともいえる。音量はさすがに十分ある。
誤動作というかライン入力だとどういうわけかしばらくして電源が切れてしまう。iPhoneをつなぐとそうでもないが、Androidに乗り換えたのであまり使わなくなった。
結局は、デッキで聞く場合は上の自作パッシブが多かった。
再度探してみた。
SONY アクティブスピーカーシステム SRS-TD60

一見2ch見えるが実はサイドにウーハーがあり2.1ch。しかし製造中止...。
まだ売っているけど、評判も良い。今はBlueTooth搭載のものになった模様。(高くもなった。)
BlueToothもいいのだが、それならこんなちまちましたものではなく、普通のコンポに飛ばした方がよほどいいんじゃないかと。置き場所は関係ないわけだし、コンポはころがっている。
なので有線接続の方がいいような。(安いし)

で似たようなもの。
AudioComm スピーカー ASP-2024K-K

実はショップで見つけて衝動で買ったのだがAmazonでSonyにすればよかった。(TT)
価格もAmazonのほうが安かったし。

音圧は小さく低音もmaxにしてようやくそれらしい大きさになる。(スマホの音量は中央ぐらい。これは動かしたくないので。スマホを動かすと大きくなる。ただそれならパッシブでもいけそう。)
で音質であるが、低音maxにしてやっと自作パッシブと似たようなぐらい。重低音なんて夢のまた夢。
サイズからすればよく健闘していると言えなくもない。ただせっかく音量調整が低音専用にあるのだから、目一杯(割れるほど)あげられるような設計でも良かったような。
メインの音量は低音と別ではなく連動するみたいで、これを絞ると低音も絞られる。これはこれでいいのだが、低音はmaxにして「普通(以下)」みたいな。
これなら自作パッシブにアンプをつないで低音ブーストしたほうがよさそう。ウッドベースも奥まって聞こえるがBGM程度だからと自分に言い聞かせ我慢する。
極めつけはACアダプタがついていない。ついているだけでもSonyがいい。というのも内径2.1mm外径5.5mmのものではないのでそこらから持ってくることができない。
スマホの充電しながらなのでACアダプタは必須なのでこれは悲しかった。

USBの電源ケーブルでも自作しようかな?ってことで作ってしまった。
しかし、まだ悲劇はあって...USBの2口のACアダプタを使ったのだが...どういうわけか「スマホの充電」「スピーカーの電源」をとるとスピーカーにノイズがのってくる。音量がさほどないだけに、気にすると気になってしょうがない。
結局のところ2口のACアダプタはあきらめて、スマホとスピーカーの電源は分けた。ノイズはかなり低下した。

まあサイズからしょうがないとしても、もう少し低音が出ないものかというのが感想。
結局はユニット口径をあげるとサイズも大きくなるし、エンクロージャで工夫しても同じく容積が増える。
音はそれなりに明瞭なのが救いで、充電しながらBGMには活用できそうである。

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ヘッドホン(2)

結局...購入...

1)上海問屋 DN-82759 (折り畳み式 ポータブルヘッドフォン)
最後だったらしく1個のみ購入した時点で売り切れ。
白も欲しかったが...


【良い点】
・片出しでケーブルの脱着可能。50cmの細いものはなかったがやや太いものを使った。
・折りたたみできて収納がコンパクト。
・割と良いデザイン。
・安い(ただ送料はかかる。2個買えれば...。)
・音質は良い。Sony MDR-410に比べると低音も出る。但しPortaProほどは出ないがバランスがいい。
【欠点】
・折りたたみから広げる際につめを押さないといけないが、これがどうもやりにくい。小さい部分を押すので細いペン先があればいいが、ない場合指のつめではつらい。

結構気に入ったのだが、上海問屋なのでもう販売はないのかもしれない。

2)KOSS オープン型オーバーヘッドヘッドホン 折りたたみ式 PORTAPRO
Amazonの限定の白もあるが、ここは黒を購入。

ちなみに白はやや安い。

【良い点】
・折りたたみできて収納がコンパクト。
・ロングセラーで割と良いデザイン。(ただプラスチックは安っぽくも見える。)
・音質は良いというか低音がバンバン。オープンエアでは珍しい。
・ヘッドバンドにスポンジがあって装着感が良い。圧力も3段階調整できる。
・消耗品が入手できる
【欠点】
・1.2mのケーブルは自分には長すぎ。
で以下を購入。
audio-technica コード巻取りホルダー AT-CW4

百均のより高級感はある。でもやっぱり邪魔かも。切るのに抵抗もあるし。
・サイドクッション


・イヤークッション

30年近いロングセラーで消耗品の供給もあって生涯物かもしれない。
ただソースによっては低音が強すぎる。(そういうのが好きな人にはいいと思う。)
SonyのMDR410はそんなに低音が出ないのでそういうのが似合うソースも多い。

両方それなりに満足しているが、そんな中で見つけたもの。
AudioComm 折りたたみステレオヘッドホン HP-H112N

・折りたたみできるオープンエアー
・安い。(新品でもケーブルを切れる勇気が出る。)
AudioCommってオーム電機のブランド?
音質は不明だが百均よりはいいに違いない。
ためしに百均を買ったこともあるが、「音圧が低い(音量が小さい)」「音質が悪い(聞くに耐えない)」だった。TVを聞くのでもどうかと思う。いいのもあるのかもしれないが百均では無理もありそう。
ただ「ケース」として利用することにして、使わなくなったヘッドホンのドライバ(スピーカー)と交換すれば多分まともになるような気がする。

全部を消耗品と割り切って考えるのならそういうのもありかな?と。

結局求めていたのは音質というより、「携帯性」「耐久性(結構ラフに使うので)」でなのだが、音質もいいに越したことはない。
そういう意味ではKOSS のPORTAPROはお勧めかもしれない。低音が強いのでPOPS系ではボーカルが引っ込んで聞こえるので評価が分かれるように思う。

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ヘッドホン(1)

散歩や庭仕事などでよく音楽を聴く。
で、いろいろ試したが結局はオープンエアーのオーバヘッドに落ち着いている。
しかし最近は廉価版を除いてぐっと少なくなった。音漏れのせいだろうか?

【形状】
・カナル型
 どうも装着が面倒だし、外音が聞こえない。自分にはあわない。
・インナーイヤー型
 外れやすい。半端に思える。これも自分にはあわない。方式はオープンエアが多い。
・耳かけ型
 外れやすい。装着がやや面倒。これも方式はオープンエアが主流?
・ネックバンド型
 装着でうまくフィットしない。外れやすい。やはりオープンエアが多い。
・オーバーヘッド型
 昔からあるがやはり理に適っていて、一番しっくりくる。
というのでオーバヘッド型に落ち着いている。他も買ったが今は殆ど使っていない。
やはり面倒なものは使わない。

【方式】
・密閉型
 外音が聞こえない。ごつい・重い。音がこもる。低音によりすぎでバランスがよくない。
まあ沢山聞けば中にはいいのもあると思うが...。
・オープン型
 低音が出ないか弱い。音漏れする。(外音が聞こえる代償?)
で中間的なセミオープンもある。

【その他】
・片出し
 左右が1本の線で出てくるもの。いいのはコードが(半分にしろ)邪魔にならない。
・ケーブル交換型
 よく根元から断線するが、交換できるとコード交換で済む。それに好きな長さのものを使える。
廉価なものにはあまり見かけない。
・折りたたみ型
 無理もあるが持ち運びするのなら必須。
・イアーパッド交換
 スポンジだと半年から1年で交換になる。しかし百均で手に入る。密閉型になると標準化が少なく高級品が消耗品として別販売しているのを除けばあまり見かけない。商売にならないのだろう。しかし買い替えするのもどうかと思うことがある。

で求めているものは...
【形状】
・オーバーヘッド型
 装着に一番手間がかからない。安定していると思う。
【方式】
・オープン型
 これが少ない。低音は我慢の範疇だがある程度は出る。というか密閉型も聴いたが、低音が強すぎてバランスが悪い。音が篭っている印象がある。音漏れはするが、外音が聞こえるので安全ともいえる。満員電車では聞かない前提。
 ただこれが廉価版を除いてめっきり少なくなった。
【その他】
・片出し
 必須ではない。構造上、折りたたみでは難しいのかもしれない。
・ケーブル交換型
 必須ではないが、なるべく欲しい。ケーブルは50cmほどでいい。逆にそれより長いとリールを買うはめになる。リールもいろいろ出ているが、それなりの大きさになってしまう。小さいのがいい。
 今はケーブルを切断改造している。しかしそれだとやはり「継ぎ目」があるので面白くない。リールよりは小さいのでその点はいい。
・折りたたみ型
 運びするのなら必須。なるべく簡単なのがいい。
・イアーパッド交換
 自分の場合は必須。コストを考えると百均のものが使えるのがいい。

で近いものとして
上海問屋 DN-82759 (折り畳み式 ポータブルヘッドフォン)
を買った。ケーブルは50cmのものを別に購入した。
良いところ
・折りたたみ式
・片出し(折りたたみ式では珍しい)
・ケーブルが交換可能(これもこのクラスでは珍しい)
・イアーパッドが交換できそう
で、音質は二の次。しかも価格が驚くほど安かった。(¥698)送料がかかったりするが。
実際に届いて聞いてみた感想。
どうもALTEAM AH-P23というものらしい。
音圧は高めで能率は良い部類。音は低音もまあまあ出て自分としては合格の部類。というか、密閉型よりよほど抜けがよくクリアー。
自宅で聞く音楽はスピーカーで聴くのでヘッドホンでは聞かないし。
では欠点がないかと言えば...レビューにもあるが、折りたたみ時のツメの操作がある。
やはり片出しの折りたたみは苦しいのかセンターで曲がるのだが、そこにロックのツメがある。
広げる場合はいいが、折りたたむ場合そのツメを押し込む必要がある。
細いドライバみたいなものでやれば簡単なのだが、出先だとツメでやるがこれがちょっときつい。
ヤスリでロックを甘くしてしまえばいいのか...。
もう1つは(これはヘッドホンの話ではないが)同時に購入した50cmのケーブルがやや太く、コシが強かったこと。実際50cmのケーブルってなかなかない。むしろリール付きコードのほうが取り回しがいいような感じ。

ということでとても気に入ってしまった。しかしもう売っていない。(TT)
そういう意味では
KOSS オープン型オーバーヘッドヘッドホン 折りたたみ式
はかれこれ30年ぐらい供給されているわけでこれを使いまわすのがいいのかもしれない。
そうなると気に入ったリールも必要だが。
折りたたまなくていいのなら
AKG オープン型ヘッドホン K402
ってのもある。色がPOP。
いっそ
折りたたみステレオヘッドホン HP-H112N
を買ってユニットを交換するとか。

気に入ったものがどんどんなくなっていく中、いいものを入手できたと思う。
また販売して欲しいものだが、過去の上海問屋からして無理なんだろうなあ~。
できるだけ安定供給して欲しいものだが...。
その点
KOSS オープン型オーバーヘッドヘッドホン 折りたたみ式
は30年近い実績もそうだが、パッドなどの消耗品も安価に売られていて生涯物かもしれない。
こういう物がいいと思うこの頃...。

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mp3プレヤー(UA-F20)

使っていた、Qriom デジタルオーディオプレーヤーのUA-F20の調子が悪くなった。
ヘッドホンの接触がよくない。

で安売りしていた時に4つ買っておいたのだが...。1つもやはりしばらくして同じ症状になった。
取り替えると今度は「読み込み中」のまま進まない。Windowsでフォーマットしても変わらない。
もう1台やってみると、これまた「読み込み中」のまま。
新品だったのでまさかと思っていたため、購入時に動作確認はしなかった。なので保証期間も過ぎてしまった。修理するほどでもない価格だし。

壊れているような感じでもなく、恐らくはファームの書き込みか何かの不良に見える。マニュアルを見ると65Pに「ファームアップデートの公開予定」の記載がある。しかし、HPにはそういうものはない。
サポートにメールしても「公開していない」とのこと。

このUA-F20はCD+メモリに見えてCDにはソフトが入っている。そこでファームのリストアはできるのだが、バックアップができない。これができれば、接触不良のもののファームを移植すれば動くのかもしれないが。これもサポートでは未公開とのこと。
結局は初期不良50%というとんでもない代物だった。(TT)
買ったら、すぐに動作確認はしておくべきだった。新品でもこんな不良率ってのはどうも...。

で類似品を探してみたが、これがなかなかない。
・電池で動く
 まずはこれが少ない。殆どが充電式だが充電式はへたってくると電池が持たない。
新品で15時間ほどでもだんだん短くなってくる。そもそも出先で充電できないし、お気軽に交換もできない。
・USB形式でそのまま動く
 これはまあどうでもいいが、多彩でなくてもシンプルでいい。
・日本語の表示ができる
 輸入ものはできないものもある。mp3のタグを日本語で表示しようとするとそれなりに大変そう。
これで頑丈なら言うことがないが...。長寿命だし。信頼性はともかく...。
結局は入手できるのは
1)プリンストンテクノロジー UMP3-4GB(これも製造中止方向?)
2)オーム電機 DAP-030Z
ぐらい。
なぜ電池式を捨てたのか...。電池式で8時間とかの方がよほど使いやすいのだが...。
安いので、音楽も全曲再生ぐらいであるが、反面操作もシンプルなので、USBで好きな曲だけ持っていけばいい。

メモリはUSBにこだわらなければSDタイプがある。とにかくリムーバブルがいい。
昔は¥1000以下でも買えたが今はQriomのEA-S55ぐらいしかない。(その昔はEverGreenの DN-MP3-SDとか)曲名表示が要らないのならこれもありか。(というかこれも1個新品予備があるが、動くのかしら?)
http://www11.atwiki.jp/mp3333/m/pages/11.html?guid=on
に懐かしいものが出てきた。

メモリと電池がリムーバブルなら本体は壊れない限り永遠...のはずが、これで何個も壊してしまった。ヘッドホン端子が壊れてくる場合が多いがスイッチもおかしくなる場合もあった。ただiPodなども持っているが、この手は軽いし使いやすい。特に乾電池はありがたい。充電池もつかえるので、充電式より便利だし、いざとなってもコンビニで電池を買えばいいし充電時間を待つこともない。
またSDの場合はいろいろ持って歩けるのでこれまた都合がいい。
付加価値が低いためか、大手も手出ししないので壊滅状態。いいものは少なくなっていく...。

ついでにヘッドホンもいいのがない。
個人的には
・オープン(エア)型
 これは今でもあるが、高級品は少なくなった。「音漏れ」の話はあるので電車内はまずいだろうが、散歩などにはこの方がいい。外の音も結構聞こえるので危なくないし。カナル型より着脱がお手軽だし。
(ちゃんと聞く場合は密閉型のほうが良いものが多い。ただ散歩には不向きに思える。)
・パッド交換可能
 パッドはすぐにダメになる。交換用も売っているので交換したい。できないのは論外。密閉型は難しい。
・折りたたみ式
 持って歩くので折りたたみは必須。まあ、ここまでは探せば出てくる。
・コードが50cm
 これが少ない。上の条件では殆どないのではないだろうか?長いものはある。でコードリールを使っていたがこれが思いのほか「邪魔」。今はケーブルを切って50cmで使っている。リッツ線なのでハンダは結構大変。(より線だし。)
 50cmのものはあるにはある。プレヤーは胸ポケットかネックストラップなのでケーブルが長いと邪魔。なのでメーカーは50cm+延長ケーブルで売って欲しい。
・オバーヘッド型
 耳かけとかいろいろあるが、やはり着脱はオーバーヘッドがいい。耳かけは本体もさることながらケーブルが落ち着かない。ネックバンドも使ってみたが落ち着かない。ただどうも、このあたりの装着部分が劣化する。
 耳の高さ調整:かなりゆるくなってくる。この部分は1度やればさほど調整しないので固定ネジで止めてもいいような。接着してもいいかも。
 フィット:KOSSのものは少し調整できるが普通は調整できない。使っているとゆるくなってくる。折りたたみだと特に弱いような気がする。
・片出し
 必須ではないがケーブルは片出しにしてほしい。両出しはやはり邪魔。ただ折りたたみ式にすると、片出しは難しいのかもしれない。どちらをとるか?と言われると、やはり折りたたみが優先。
...とにかくそれに合致するものが存在しない。
ケーブルを除けば
KOSS オープン型オーバーヘッドヘッドホン 折りたたみ式 ホワイト PORTAPRO
が近いかもしれない。
こういうのも各パーツをバラバラに売って自分で好きにできると楽しいと思うが...。
古くなってきたらユニットを外して、百均のヘッドホンに入れたら楽しそうな...。

調べるとかなり近いものがあった。
上海問屋 DN-82759 (折り畳み式 ポータブルヘッドフォン)
ちょっと密閉っぽい感じもする。ケーブルは50cmということではなくジャックになっていて自分で好きなものをつけるようだ。買おうとしたら売り切れ...。ドスパラに1つ残っていたのでそちらで。
コードリールというかそういうのを凝った方が早道にも思えてきた。

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RaspBerryPiのUpDate

久々にRaspBerryPiを触った。

動機はネットラジオを聞きたかったので...。
今はBB-Shautを使っている。買った当時のVer1.1のものだったが、ファームを書き換えてV1.6になっている。コネクションの自動リトライがついたらしいがこれは助かる。(よく止まったので。)

BB-Shautはお手軽でいいのだが、再生できるのはShautCast系のmp3らしい。で、最近聞いているのがJazzRadio.comのmellowなど。スマホでも聞ける。しかしなぜかBB-Shautでは聞けない。同じURLを入れてもNG。(TT)
そうなると、ますます聞きたくなる。中華タブレット+外付けスピーカーでもいいがなんだかPCほどではないにしても大げさだし、タブレットが占有される。(他にもあるので、それでもいいけど。)
でRaspberryPiでやってみたいと考える。

これそのものは先人が多くいて、mplayerかmpdなどを使っている例が多い。SSHで操作するのはあまりで、そういう観点ではmpdがいい。クライントもPCでもAndroidでもいい。その気になればmpcの制御がブラウザってのもありかもしれない。(後述)
でJazzRadio.comもあっさり聞ける。*.m3uにしてURLを書いたファイルをフォルダにFTPすればできる。

コンソールがないので、リモートコントロールになり、PCではCantataを使っていた。そのうちAuremoというのが結構シンプルながら使いやすいのでそちらにした。選局・音量・再生・停止ができる。

USB-DACも巷では結構はやっていて秋月のものがよく使われている。(安いし)ただ今回は面倒なので内蔵で我慢することにした。(秋月の送料を考えると...。)
音がいいとは言わないが、外部スピーカーでBGM程度であれば支障はないレベルに思う。

後はファイルサーバでもないので電源スイッチが欲しかった。すると今度は表示も欲しいのでI2CのLCDもつけた。で動いたのだが...。
その後UpDateすると様々な不具合が...。

そもそもRaspiのUpDateだが、どれも同じではなくやり方によって症状が変わる。(^^!

1)正統派UpDate
恐らく、apt-get updateの後、apt-get-upgradeでやるのが正統ではないかと思うが...。これをやるとI2CでReadError/WriteErrorが出る。なので液晶は表示できないか文字が切れる。
i2csetでエラーする。ところがi2csetは変更されていない。もっと下位でそうなるようだ。

2)rpi-updateによるUpDate
面倒なのでrpi-updateというのがある。これを実行すれば全てが最新に...なるはず。
これだとなぜかI2Cは動くというかUpDate前と同じ状態が保持される。
しかし、肝心の音が出ない。mpdを再起動しても出ない。alsaをリセットしても出てこない。
aplayでやってみたがwavでも音が出ない。(再生はしているような感じでエラーはしない。)
これではNetRadioにならない。

3)raspi-configのメニューからUpDate
raspi-configのメニューの深くにUpDateのメニューがある。
これはどうもraspi-configのメニューをUpDateするものらしい。
なので使わない場合は関係ないし、影響もない。ただしシステムのUpDateでもないのかも。

4)WebMinからのUpDate
これは例が少ないと思うが、WebMinでもUpDateできる。なんとなく結果は1)と同じような気がするがやってみることにする。
これはなぜか時間が凄く長くかかる。1つ1つのパッケージそのもののインストールが長い。
結論からするとi2cもでなくて音も出ない。(TT)

考えると1)と4)汎用なので必ずしもRasberryPi固有ではないし本体のファームはそのまま。
対して2)と3)はファームも変わる。3)はメニューだけなのかもしれない。
WebMinは、UpDateパッケージを選べるので地雷がなければ成功するかもしれないが、どれが該当するかよくわからない。

とりあえず、昔に戻して、apt-get updateでレポジトリの情報更新のみ行ったが気持ちが悪い。

音の件はUSB-AudioかHDMIならなんとかなるのかもしれないがi2cは不明なまま。
ちなみに全部やったら...というでやったらi2cはNGだった。音は後述の設定でOK。

でしつこく...
・音をなんとかする
 音はHDMIにも出せるが両方出るわけではない。もしかしたら音を本体がラインへ出力出ていないのではないかと考える。
$ sudo amixer cset numid=3 1
で入れると、見事出てくる。これは電源を切っても覚えている。
http://s2jp.com/2013/12/raspberry-pi-sound/
に詳しい。
・1)4)はやめて2)3)でUpDateする。
 UpDateする場合はファームのUpDateも必要ではないかと。1)や4)はRaspberryPi固有ではないためおかしなことが発生する。というか入れてはいけないものも入ってしまう?(それが原因かも。)

なので手順として
1.UpDateの方法
2)rpi-update

3)rspi-configのメニュー
でUpDateする。それ以外でやってはいけない。3)は使わないならどうでもいい。

2.音を出す方法(音声端子)
$ sudo amixer cset numid=3 1
これで音は戻る。

これでやると、i2cも音声も使えて、かつUpDateもできるようだ。

UpDateは2)と3)だけにしておくのが良い。設定メニューを使わないのなら2)だけでもよい。
これがわかるまでに半日はまってしまった。(TT)
データはBackupをとっておかないと危ないかも。一旦、apt-get upgradeしたら戻すのは、なかなか大変そう。
というので、ここまでのものをBackUp!!と思ったら、SDの微妙な容量差で入らない。お馴染みのGPartedでサイズ調整して別SDにCopy。微妙に面倒だったりする。

ブラウザ制御であるが、いろいろあるみたい。
http://mpd.wikia.com/wiki/Client_Libraries
などにリストもあるが、結構古いものまであるので探すのが大変。
別に探して見つけた中で(ちゃんと動いて)気に入ったもの。

・MPD インターネットラジオクライアント
http://nekyo.s601.xrea.com/wp/?p=1071
シンプルでわかりやすい。URLはソースに埋め込み。どうせそんなに変えないのでこれでもいい。
流れている曲の情報も出るし。(MPD-Web-Remoteはもっといろいろな機能があるが、基本は十分。局の編集はほしいかな?)

あ、
・MPD-Web-Remoteは
https://github.com/tompreston/MPD-Web-Remote
にある。IEだと表示がいまいち(WebKitなので)CheromeだとiPhone風でこのスタイルが多い。AddTrackがうまく動かない。m3uの書き方かしら?うまく動かないのでボツにしたもの。
曲名などは表示していた。

そんなに多機能でなくていいのよね。

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MouseComputerの修理

MouseComputerでいきなり「スタートアップ修復」が出るようになった。
この状態だとまだ見込みがあるのだが、何度も出ていてそのうちReadErrorになった。(TT)
こうなるとお手上げ状態。
新しいPCを買えばいいのだが、その前に修理できないかやってみる。

調べていくと...不思議なことに...
BIOSではHDD/DVDは認識しているが、OSで認識できないことがあり、そのときReadErrorになる。
1.HDDの調査
 まずはこれだが、USBで別のPCにつないでスキャンさせると、ちゃんと通る。これが壊れたわけではなさそう。
 手持ちの余ったHDDを入れ替えていくとBIOSではすべて認識しているが、OSだとそうでもない。修復ディスク(Windows7)をかけるとわかる。(コマンドプロンプトなど)
 認識するのとしないのとは同じメーカーでもいろいろある。容量や型番でもない。
 しょうがないので認識するHDDにEsusPartitionMasterでCopyしてみる。延々時間がかかる。
立ち上げると立ち上がるのだが...今度はDVDが見えない。見えないというか時々見えるというか。デバイスマネージャで更新すると見えたりする。USBでつなぐと見えるので「これでもいいか」と思ったりするが、そのうちまた「スタートアップ修復」が出るよようになる。(起動でもたまにフリーズする。)安定性がない。

2.BIOSの設定
 この状態でAutoをやめて手動でDMAを設定する。Autoと同じだと意味がないので1つ下げる。
DVDを認識する確率はあがるが完全ではない。

3.マザボのチップドライバ更新
 マザボのBIOSのUpDateもあるが、ちょっと危ないかもしれない。(失敗すると...。)
まずはOS用のものをインストールしてみる。結果はまったく変わらなかった。

4.マザボ交換
HDDに原因がないとすると残るのはマザボになる。(M/B)
このマザーはECSのG31T-Mというもの。オークションでは結構出ている。
探し方であるが、価格.comでこれを探して「オークションタブ」で見ると価格もわかる。
http://kakaku.com/item/05403513158/auction/#tab
修理すると、送料も入れて3-4千円ほどでできる。今回は2.5千円で落札+送料で3.1千円ほど。
すごく早かった。
・CPUとファンをつけ
・グラボを入れ替え
でできた。
CPU-FANの付け替えは以下。
http://www.pc-master.jp/jisaku/cpu-cooler-t.html
場所を食うのが大変にも思う。
http://www.ecs.com.tw/ECSWebSite/Product/Product_Detail.aspx?detailid=812&CategoryID=1&DetailName=Feature&MenuID=16&LanID=0
からドライバなどがとれる。マニュアルにコネクタ説明がある。

ちなみにMouseConputerのリサイクルは
・送料は無料(集配に来るらしい)だが、自前で梱包
らしい。これは買い取り対象だったが期限切れ。

結果的にはマザボを交換したら今のところは安定しているようだ。
・起動できなかったHDDは起動できた。
・DVDも今のところは認識している。(自動識別もできている。)
・「スタートアップ修復」は今のところは出ていない。
というので
PCを買うよりはかなり安い。
ただメモリが2G(4Gまで増設できる)なのでWin7の32bit程度で、将来的には乗り換えか。(別に64bitでも早いということはないらしいが。)
スコアもいまいちではあるが、入れるソフトが少ないなら普通には使える。
それにしてもわかりにくかった...。

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