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AudioCommのASP-2024K改造

AudioCommのASP-2024Kであるが、自作のアンプ+スピーカーにしたのでお蔵入りした。
買ってすぐにお蔵入りというのも悲しい。
まあ低音がいまいちなのが大きいかもしれない。
パッシブラジエターはないが、まがいなりにも2.1chである。なので出ない原因は低音部分のスピーカーにある。
なので修正の仕方は
・低音のアンプのゲインをあげる
 多分ユニット能力もあるので、無理すると歪みっぽい音になりそう。
 それに回路がICだと追うことができない。
・ウーハーを取り替える
 これにパッシブスピーカーをつなぐとか。
の2通りがある。
 とりあえず後者で話を進める。

まずは分解であるが、裏蓋を外して4本のビスを外す。それで割るようにしてあける。
左右のウーハー部分は両面テープのようなもので接着されていて最初は力がいる。引っ張るとはがれてはずれる。
前面の2個のユニットはエンクロージャとは別に区切られていて容積はない。この筒はウーハーのエンクロージャとして機能しているようだ。
ウーハーのハンダを外して...になるが、これはこれで形になっているので壊すには忍びない。
そこで外部ウーハーと交換できるようにしてみる。

まずは使いそうもない外部入力を置き換えることを考えてみてみるが、ここがうまくはずれない。接着なのだろうか?
しょうがないので、別に穴をあけてそこにスレテオミニプラグをつけた。ただ固定できないので接着しておいた。

わかりにくい...。
カバーの外側だとこの位置。

組み上げるとこんな感じ。あまり目立たない。

このスレテオミニプラグはスイッチがあるタイプで
・差し込まないと内蔵のウーハーに
・差し込むと外部スピーカーに
接続される。
内蔵のウーハーは心もとないので、そのまま並列でもいいのだがアンプを壊すとまずいし。
ウーハーは3Ωだった。変わっている...。
でもって完成というか、ただパッシブスピーカーを差し込んだだけ。

片側だけつなぐと、もう片側はパッシブラジエター風になる。(^^!

早速試聴してみる。
おおーーー!!音が激変していきなり聞く気がする。このスピーカーは音圧も高いので十分な音量も出る。
RadioJazzを聞くといい感じ。自作アンプとの組み合わせは低音の単独調整ができなかったが、こちらはできるので低音は出し放題になる。とはいえmaxでもたいしたことはない。フルレンジをつないでもそれなりの音でバランスもいい。
重低音とは言わないが、ニアフィールドなら許せる範囲にはなってきた。
ついでにこの端子に自作アンプをつないで見ると、低音が爆音になる。いくらなんでもこれではバランスも悪くエコではないので、やはりパッシブだけに戻した。
低音が多いと言っても重低音ではなく単純に量が増えただけなので、質的には問題も多い。
ただ調整できるので(ある程度)低音過多にもできる。
これはこれで気にいった音になったので当分はこれで聞いてみることにする。

持ち運ぶ場合はパッシブを抜けば今までどおりにつかえる。(低音は心もとないが携帯性はよくなる。)電池だしいいような気がしてきた。

それにしても、サイズ的にこれより小さいに重低音のBOSEは凄い。やはりユニットから製作できるのも大きな強みだろうし、そういうのを工作で作れるってのも難しそう。
ただ今回のもののように
・据え置き:パッシブスピーカーを台座にするとそれなりに低音が出る
・携帯:台座を外せば、そこそこの音質で携帯できるし軽い(音が犠牲だが評価がそう悪くないのが不思議。サイズからすれば妥当な部類)
ってのもいいのかもしれない。

by   at 09:00
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