中国製アンプ(7)
外付けイコライザでは限度があるのでTOPPING TP-10 MARK-Ⅲの改造を考える。
普通に考えて高級アンプであれば「改造」などという大胆なことは思いつかないが、そこはそれ低価格なので即決断。(^^)
とは言え、以下の改造はパターンカットもなく抵抗の足を抜くだけで元に戻すのも可能。
但し保証はうけられないだろうが...。
そもそも保証書なんてなかったし、どこに持ち込むのかもわからないのだが。
TOPPING TP-10 MARK-Ⅲの回路図はここにある。(感謝)
そしてここに低音ブーストの回路図がある。(感激!!)
TOPPING TP-10 MARK-ⅢはトライパスのTA2024で、この方は若松通商のKitのTA2020。
ブーストの方法であるがTA2024のフードバック部分にフィルタをかける。
つまり低音ではゲインが高く・高音では低く設定するようにする。
抵抗とコンデンサだけなので小さくて済むし安上がりである。(^^)
まずTOPPING TP-10 MARK-Ⅲを分解する。(六角レンチが必要)
・後方4箇所を外す(前方4箇所は外さなくてもOK)
・つまみは前方に引っ張ると抜ける。つまみは金属に見えるがプラスチックだった。
ボリュームのナットを外す。
これがなかなかわからなかった。(^^!
・後ろから引っ張ると抜ける。
ケースは上下に分かれるわけではなく「筒」になっている。
出したらオフセット電圧が0調整されているか確認するとある。
計ってみると7mV程度でちゃんと調整されているようである。
さて次に改造箇所である。
・TA2024の10-11pinの20.5Kと14-15pinの20.5Kを見つける。
赤で印をつけたものがそうである。
・次にTA2024の10pinと14pin側の抵抗の足を浮かせる。
これを参考にPinを浮かせる。
写真ものもはPinが浮かせてあるもの。
白ジャンパはボリュームのケースに飛んでいる。ノイズ対策なのか?
そして改造は続く...。