オーディオアンプの製作(16:雑誌掲載)
■雑誌掲載■
2009年5月1日にいよいよ記事が掲載された。(^^)
雑誌は「MotorMagazine」の6月号である。147,148Pに見開きで掲載になっている。
・表紙
・記事
さすがプロのカメラマンはうまいものである。(当たり前か...。)
記事の要旨であるが
1)Homeに電源を入れて試聴
しかし、空間表現が弱く、思った音とは違う。
2)DebugKit
調査用に電源を入れると、思った音が出てきた。(^^)
両者の差は「エージング」にあり、そこで今後エージングを試みる...という内容。
実際問題として当方の製作確認の大半はDbugKitでやっていて、HomeやCarは組み上げてすぐに送付した。(^^!
DebugKitは当初はユニバーサル基板で作成していたが、部品を外してプリント基板に搭載。
これは実験用とのことだったので、中古でもいいのかな?と思った次第。
なので部品はしっかり通電してある。
後のHomeやCarはもう動作確認程度の通電で新品同様である。
(中古では失礼だと思ったのもあるのだが...。)
その顛末は次号に期待していただくとして...
一般にオーディオではエージングで音が良くなるという通説があり、実際にそれが証明されてもいる。
どうも真空管よりトランジスタの方が余計にエージング時間が必要らしい。
科学的にはどうも「新品部品には内部に応力歪みがあり、通電によってそれが緩和される」とのことらしい。
ここまでくると結構微妙なものだ。
そうなると市販のアンプの新品を買うと、とんでもない音がするのだろうか?と思う。
また通電したら「どこまで良くなるのか?」も未知である。
そうなると店頭のデモ機などはさぞかしいい音になっているのかもしれない。
そういうものらしいのでブランドで買うものなのかもしれない。(^^!
オーディオは多分にオカルトじみているが、この記事には実験と検証がある。
なんせ条件の揃ったプリント基板が5枚もあるわけで、個々のファクターを追跡できるチャンスかもしれない。
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