タイムドメインの改造(1)
お借りしているタイムドメインだが、
・リスニングポイントが限られているように感じる
・低音が少し物足りない
という印象がある。
低音に関しては例によって低音ブーストというのもありなのだが、それは音のバランスの問題でやはり再生能力を高くしたい。
そこでWebをあさってみる。
特にタイムドメインminiは改造記事が結構見つかる。
改造の内容はまとめると以下のような感じだ。
1.アンプを内蔵のものからちゃんとしたものに変更する
2.エンクロージャ内部の吸音材などを改造する
3.外部にダクトなどをつける
である。
TD-508に関して言えば、1はもうそうなっている。
2は借り物なので、戻せるとしても完全に戻る保証もなく、そこまでの勇気はないのでパス。
3あたりが現実的にも思う。
つまり
・スピーカを上向きにして
・後ろの開口部にパイプをつなぐ
ことで低音を増強しようという改造。
これなら無改造でできそうである。
まずTD-508の背面はこんな感じである。
丸い穴に耳を近づけると、確かに低音が出ている。
これをパイプで増強するという考え。確かにエコかも。(^^)
これはバスレフ効果というより共鳴管ではないかと思う。ここあたりで計算ができる。
例えば半径5cmで長さ55cmの筒は
↑143Hz, ↑431Hz, ↑719Hz
で共鳴する。周波数を下げたい場合は筒を長くする。(半径は支えるのであまり変更できないだろうし)
ちなみにYosii9は半径4.5cmで長さ100cmとすると
↑82Hz, ↑245Hz, ↑409Hz
になる。いい感じだ。ただYoshii9は内蔵物があるのでこうはなっていないのだろう。
理屈はともかくやってみることにする。
まずはお手軽にガムテームの上に乗せてみた。筒は短いというかないというか。
若干低音があがる。
これは背面の音を直接前面で聞いていることもあると思う。
まじめにやってみる前に長さを決めることにする。
miniでは55cmが良いとある。
Yoshii9は100cmである。
なので、そのあたりに良い場所が、あるような気がする。
コメントはありません