iPhone開発(3)
Windowで、iPhoneで遊ぶ場合を考える。
普通に考えるとやはりMACを買うべきだと思うが、メインマシンがWindowsであって遊ぶとか勉強する程度にはちょっと投資が大きい。
MACminiやPoerBookの安いのでもいいような気がするが、ちょっとやっておしまいの危険性もある。
そこでWindowsでできるケース(勉強だけ)を調べてみた。
まずは、環境でMAC環境を作るというもの。
どう考えてもこれが一番素直だ。
1.Hackintoshを作る
これは闇のものになる。
MACはBootCampというWindowsを走らせる環境があるので、その逆になる。
HDDの容量が余っていれば、そこにMACを入れてデュアルブートにする。
MACはOS自体に仕掛けがあって、普通のインテルPCにインストールできない。
そこでOSをパッチしたHackintosh用のDVDを入手する必要がある。
入手は結構大変そう。ただ、インストールだけなので、できないこともなさそう。
この場合はXcode+iPhoneSDKと正規に近い環境になる。
運よくMonoTouchが走れば、それでC#でも書ける。
公にお勧めできる環境ではない。
*追記)評価版のMonoTouchは走るが正規版はアクティベーションできない公算が高い
評価版で楽しむ分にはOK。
2.VMWareでMACを走らせる
そもそも無料のVMWarePlayerでは難しいようで、VMWareWorkStationとかServerが必要らしい。
ここで3万ほどはかかる。
さらに正規のMACのOSでこれがAmazonで¥3000ほど。(これはいいとして。)
どうも、必ず成功するわけでもないような感じだったりする。
一方MACのVMWareFusionはWindowsがOKとある。ここも片方向らしい。
遅くなるのはしょうがないのだろうが、体験してみる必要がありそう。
VMWareは30日の無料体験版があるので、やってみるののも手かもしれない。(¥3000ほどで試せる。)
マシンを増やしたくない場合に有効かも。
ちゃんと動いている人もいるようだが、なんとなくインテルPCにMACってのは危険な気がする。
危険度が高くてお勧めではないが、どれも正規品だし、わりとまともっぽい気もする。
3.Rebel EFIを入れる
どうもこれを入れるとMAC-OSがインストールできるらしい。$50ほど。
Appleと係争していた、開発元のPsystar社は事業撤退。
OSにパッチしないようだけど、やはりHackintoshみたいなもの???
これは危険度は少ないが、状況からするとお勧めではない。
4.EFi- Xを入れる
これはハード的に普通のPCをMACに見せかけるもの。
マザーボードのUSBコネクタに刺して、BIOSで設定し、インストールさせる。
今も2.5万で販売されている。OSも必要になる。
これだと、一旦MACを仕立てて、その後BootCampでWindowsを入れて...
他にも、HDDを買ってきてリムーバブルケースに入れるとか、まあいろいろ。
でも、なんだか微妙な気がする。
マザーはHPに対応が掲載されている。ここでUSBコネクタが確認できれば、VMWareよりは安い。
安全なような気もするが、マザー相手なのでそうでない場合危険が大きい。
5.MACminiを買ってくる
BootCampでWindowsも入れてしまう。
これだと6万ほどの投資になる。周辺機器は現在のWindowsのものを流用しても、遊ぶには高い。
場所は...少し食うというかWindowsPCを片付ければ広くもできる。
まあ正規品になるわけで、お勧め。
次は、環境でMAC環境を作らないいうもの。
(Lunuxもなしということにする)
1.CygWin+ToolChain
これ、開発環境を整えるだけで、難易度は相当高い。
これはバイナリ配布は見かけない。探せばあるのかもしれないが。
自分でビルドするが、そこにもiPhoneのヘッダとかが必要になる。
WinChainというのがあったが、どうも古くて、2.0や3.0のToolChainとBuild方式がある。
4.0は出回っていないようだ。
となると古いSDKもいるので、結構集めるのが大変。
仮に集まっても、素直にBuildできるのか?という問題もある。
Debugには実機が必要で、JB(脱獄)したものにFTPで書き込みTelnetで登録するらしい。
まあ組み込みはそんなものだし、そこは我慢の範疇に思える。
HelloWorld程度はころがっているが、それ以上となると良くわからない。
SDKのAPIも使えるのだと思う。
環境構築だけで挫折しそう...。
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