Wed
Jun 10
2009
スピーカのパラレル接続(3)
さてスピーカの準備が整ったところで、実際の設計に入る。
このスピーカは16cmのウーハの3wayでインピーダンスは8オームである。
音はまあにごっていないと思う。
方針としては
・フォスクスのフルレンジはそのまま出す
・足りない部分だけをこのスピーカで補う
という思想にした。
従って、このスピーカの外部にネットワークを入れて中域は切ってしまう。
まずは周波数を計算する。
と思ったらWebでそういう計算ができるサイトがここにあったので有難く活用させていただいた。
設計として
・LFPは500Hz-1000Hzに設定
この当たりが勘になるわけだが。
8オームだと500Hzでは2.4mH、1000Hzでは1.27mHになる。
これは市販のものから探すことにする。
・HPFは10000Hzに設定
これも勘であるが大きくずれることはないだろう。
1.99uを直列に入れればよいことになる。
次にパーツであるが、コイズミ無線から入手できる。
・LPFのものは1.8mHか2.2mHがある。(@1500ほど)
・HPFのものはフィルムで2.2uFがある。(@750ほど)
幸いというかジャンクに類似のものがあり、それを活用する。
つまり
1)1.8mHと2.2uを並列にして、スピーカと直列に入れる。
2)それ全体をフォステクスと並列にする。
これで1度試聴してみる。
次はバランスの調整だ。
by at 09:00
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