Thu
Nov 19
2009
ナチュラルダクトスピーカ(7)
で測定結果。
・何もない場合
・10cmダクトの場合
・15cmダクトの場合
・全部重ねあわせると
ううむ。音圧で正規化したのでよくわからない。(^^!
単独で見たほうがよさそうである。
・10cmのダクト
2.5KHzぐらいにPeakができている。波形はややなだらかになる。
・15cmのダクト
1.8KHzぐらいにPeakができている。波形はかなりなだらかになる。
このPeakはどうもプラダンダクトと共鳴ではないかと思われる。
通常、プラダンダクトが開放されていれば、この周波数がが大きく聞こえるのだろうが、このダクトの大半(4/5)は閉じている。
言い換えると、この強調されたものが反射し逆位相で振動抑止方向に働くような。
効果を上げたい場合は「面積を広くする=開口面積をあげる」ことで得られる。
周波数を下げたい場合は「ダクトの長さを長くする」ことで対応できる。
ただ、この波形だと共振なので「特定周波数だけ」みたいな感じに見える。広範囲にするのならダクトの長さを不ぞろいにしたほうが良いような気がする。
実際のところ15cmダクトでは、あまり感じられないが10cmダクトでは900Hzから2KHzまで持ち上がっているという感じもうける。この帯域が減衰すれば低音は相対的に強くなるのではなだろうか。
by at 09:00
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