Mon
Jan 25
2010
JSP方式スピーカ(16)
ダブルバスレフ方式のJSPの試聴。
ううむ。大雑把に言えば
・低音はJSP方式とさほど変わらない
・中音は少し下がって、上品な音になっている。荒々しさがないというか。
という感じで、悪くはないがなんだか品が良くなった。
いろいろと考えてみると
・低音はJSP方式とさほど変わらない
第二空気室はJSPそのものなので、基本的にfoは変わらないというか。
これでダクトをふさぐとfoは下がるが、量感も減る。勿論JSPでもそうなる。
なので低音を盛り上げるという感じにはならなかったようだ。
・中音は少し下がる
多分第一空気室の影響で、ここからの中高音が少なくなるせいだと思われる。
期待した150Hzの増幅も、そうはっきりとはわらなかった。(TT)
第一空気室の影響でダクトから出てくる音から中高音が減っている。これは逆位相の音なのだが、低音もそうなわけで、一概に「いけない音」でもないようだ。
ダブルバスレフにすると、この逆位相の音の中高音が減って、割とスッキリした感じの音になる。低音が伸びるのではない。
低音との、つながり具合からすると第一空気室はないほうがいい(元のJSP方式)とも思うのだが、そうやると比較としては荒々しく感じるようになる。但し「濁っている」わけでもない。
この第一空気室で中音部分が微妙に変化しているように思う。
音として悪いわけではないし、強いてあげれば好みの範疇の問題ではないかと思う。
ということで、いろいろな音楽を聞いたあげく、これは外すことにした。(^^!
面白いのでチューニングネタとしてはいいかも。
by at 09:00
コメントはありません