空を見上げて
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JSP方式スピーカ(17)

ダブルバスレフではあまりうまく行かなかった。
これはダブルバスレフが悪いというより、元々JSPのミニで作ったエンクロージャに無理やり入れたことが原因で、最初からちゃんと設計すればこれよりはましだろう。

タンデムも改造であるが、ダブルバスレフと似たようにして実験改造はできそうだ。
つまり、この後ろにダクトを外してスピーカをつければいいわけで。

ただ、その前に構造上入るスピーカの口径はせいぜい12cm程度で安全を見れば10cmだ。

そうなると、「果たして10cmで望む質の低音は出るのか?」という疑問がわいてくる。
そこで実験してみた。

まず、エンクロージャ関係なく、いろいろな口径のスピーカを鳴らしてみた。

ヴェロダインのウーハは20cmぐらいある。
ダクトの音を聞かないとすると、せいぜい16cmぐらいないととても対抗できない。
結論としては16cmの密閉であれば、まあ許容範囲というか。

これだとエンクロージャに入らないので、やはりダクトを期待したくなる。
そこで以前に作成したJSPの10cmのものをもってくる。
これはJSPの8cmのエンクロージャの設計の箱に10cmを入れたもの。(^^!

正面はこんな感じでサイズは同じ。

ところが横は13cmは違う。
JSPのものは奥行きが深く置き場所が大変。(TT)

でもって鳴らしてみると...
まあ10cmでも我慢できないことはない。このあたりJSPエンクロージャの威力だろうか。
というか、これ音のバランスが良いのに改めて驚いた。
ただ、低音はともかく中高音はBirdHouseの方がクリアーだ。世の中うまく行かない。
それならこのスピーカを取り替えるという選択肢もあるが、
・それでよくなるという保証もない(どこかが悪くなるのはありがち)
・何よりサイズで奥行きがいまいち
という感じである。

by   at 09:00
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