USBプレヤー(14)
もう1つwavの再生に関して。
VS1003とかはwavでもどうもデータで「WAVE」の直後に「fmt」が来ないとうまく再生しない。
規約からすれば、ここにタグがあっても良いことになっている。
例えばWMP11でCDからWAVに変換すると「LIST」というタグがついていて、ここに演奏者などの情報が格納される。これは規約上は正しい。
しかし、VS1003では、この情報があると見事にこけて無音になってしまう。(TT)
CDの変換にCD2WAVで行うとこの問題は起きない。(LISTタグがないので)
ついでながら、fmtのバイト数もWMP11だと18が設定される。拡張部分に2Byteの00がある。
これも規約上はあってもいいし、VS1003もこれは許容しているような感じで’data’タグを見ているように思われる。
でも気になるのでこれも外すことにする。
なんとも困った感じであるが、まあWindowsで変換もできるのでWAV2WAVなる
・「WAVE」と「fmt」の間のタグを削除
・「fmt」の拡張部分を削除
するソフトを作ってみた。
面倒なのは最初の「RIFF」の後に全体のバイト数があるので、これを修正しないといけない。
まあH8ではないので楽勝と言えばそうだ。
H8でも最初のヘッダだけならなんとかなりそうだが、判断が面倒なので、Windowsで変換して食べさせることにする。
大半の人はWMP11あたりで取り込みするような気がする。(昔ならCD2WAVなのだろうが)
なんか妥協だらけの産物であるが、それでもWMP11から取り込んだWAVがならせるのは使い勝手がいい。
しかしタグぐらいはまじめに見てほしいよなあ~。#VS1003
WMP11からのデータ変換もできたのだが、今度はVS1003のWAV再生が時々おかしくなる。
mp3は凄く安定していて連続再生してもこうはならない。
転送ではないようで、転送そのものは間に合っている。転送が途切れると音楽も途切れるがそういうレベルではなく「ザーーーー」というノイズ音になる。音楽にならない。(TT)
いろいろ調べていくと...転送クロックのようだ。
そこでAVRのクロックは12MHz->16MHzに、ついでにバッファも8Kから16Kにした。
これで再度安定性を見よう。
そうこうしていたら日本ではなくスパークファンにVS1053のモジュールがあった。
レギュレータもついている(^^)
USBトランスポートにしたくなってくるが...意味無いか。
ビクターので同じことができるが、一向に話題にならないのはなぜだろう?
CDトランスポートだと盛り上がるのに...。同じようなものだと思うが。
クロックだけは交換したいのかもしれないが、その程度ではないかと。
コンポにつけたのがハイエンドのマニアには受けなかったのかも。
スピーカとアンプを外せば立派なUSBトランスポーターになるような...。エコじゃあないか。
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