使っているとやはりリモコンがほしい。
音量は本体のアンプで、これはリモコンで操作できるのでどうでもよい。
ただ曲を送ったり、戻したりするのが、いちいちトランスポートまで行ってやるのが面倒だ。
特に、こういうのはニアフィールドではなく離れて聞くだろうし、USBなどではCDより多く曲を入れるように思う。32GBのUSBでwavだとCD50枚は入る計算になる。
構想としては最初から考えてあったというかSCI2が余っているのでそれを使うようになっている。
コンソールのSWも単純なので、そこにトランジスタでもかませて押されたように見せる手もある。
問題なのはスイッチが4つなので、+10曲や-10曲はボタンを2つ同時に押すようにしたがリモコンではそういう芸当はできない。
というかキーを割り付けて、同時に押されたように見せかければいいのだが。
大きくはこの2案あるのだが、結局は当初のシリアル通信にした。
H8とは+5V/GND/TxDだけで接続できる。
でもってリモコンは余ったのを...と思ったら秋月のKitのが出てきたので安易にこれにしてしまう。
まずは赤外線リモコンの解読器をAVRで作らなくてはならない。
昔、TOMCATさんのをPICで組んだのがあるが、やるならAVRでCでやりたい。
ハードは最初は内蔵のRC発振を使ったが、9600bps通信が不安定なのでセラロックに変えた。
この時点で8pinのAVRはあきらめてTiny2313にしてしまった。
結局は入力は赤外1本、出力はTxD1本だけ。なのでISPとかそういうのの方が面倒。
ソフトに関してはポピュラーなのでどこかにあるだろうと思って探すと、あるにはあった。
簡単に焼いてみたが思わしくない。リモコンと合わないだけだと思うけど。
ちょっと1本道なのも気になったので自分で書き直した。
まあ、あまりWebに頼るとどんどんレベルが下がるようにも思ったし。
ここにNECの資料があってとても参考になった。
単純にパルス周期を測定して判別すればできる。まあデューティを見るのもいいが、周期でも十分に思う。
タイマと信号の割り込みでカウントするのでメインはあまりすることがない。
本体にはもう実装する場所がないので小さくしないといけない。
受信素子はどうしても丸穴で処理したくて3.3Vのものを使った。
それでも散々苦労したけどできた。
Debugに使ったKit(RS232C->USBコンバータ)はまた別に作った。
このあたりで余計時間がかかったような...。
ソフトは入れてあったのだが、Bugがあって動かなかったのでDebug。
初期化を間違えたのになかなか気づかず、半日費やしてしまった。(TT)
思い込みは恐ろしい...。
入る場所がないので後ろの隙間に...。
ネジも入らないので固定していないが、なんかカバーを締めると窮屈で動かないという...。
受光部はホットボンドで固めた。なんか押されたら不安も残るけど。
ここは基板で固定だったのだろうか?
受光部のカバーは丸穴だけで加工は簡単。
このために3.3Vにしたが、5Vでもこういう形状は探せばあるのだろう。
反応はちょっと鈍い感じもあるが、まあ操作的には快適になった。
ちょっと機能だけはメーカ品に近くなったかも。(^^)
ただなんかビクターのリモコンにも反応している。(^^!
チェックをもっとシビアにすべきだった。(TT)
メーカコードがあるので、ぶつからないはずだったのだが...。
今度作るときはAVRをもっとシビアに作ろう!!
ということで完成!!