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USBトランスポート(13)

しばらく使っていると、リモコンで電源をOnOffしたくなった。

そういう場合は赤外の受信部分だけは電源を供給しておいて、他を切断しておけばそんなに電気を食わない。
もっとも皆無でもないのでエコでもないのだが。
このユニットがAVRで独立に作ったこともあり、これはなんとかなりそうだ。
秋月の5Vのリレーもあったのでそれで作ってみることにした。

ソフトは簡単というかAVRで「電源(相当)」のボタンが押されたら、リレーをOnOffするだけだ。
ただ、エコにしたいので、やはりSleepモードを使った。
AVR2313なので、INT0の立下りだと、アイドルモードぐらいで使った。レベル割り込みにすれば、パワーダウンモードでも使えるのだが、やってみたら動作しなかった。
電池なら気にするところだが、電源もあるのでこの程度は許容とした。
使わないときはSleepしていて、赤外割り込みで動作するように変更した。

リレーは小型なのだが、やはりケースが小さく場所がなかなか...。

このぐらいのサイズで、横の空きスペースに入れることにした。

しかし実はここからがトラブルの連続だった。

1.リセットしない
電源をOnOffしてもリセットしない。(TT)
おかしいと思ってどんどん追っていくと、なんとAVRのTxDとH8のTxDを結んだ部分だった。(TT)
どうもこの状態(H8=Off)でAVRをOnにすると、AVRから盛大に電流が流れ、H8に2Vぐらい供給されている状態になる。
それにしても負荷が軽いとは言え、すごい電流だ。
勿論、動作はしないが2Vから立ち上げたのでは、リセットがうまくかからない。
対応方法として抵抗を入れたりしたが、やはりちゃんと(?)したい。
そこで考えたのはPNPトランジスタで位相はそのままにしてバッファすることにした。
つまり2SA1015のエミッタは抵抗を介してH8の5Vにつないだ。この状態でエミッタでTxDを転送する。
場所がないので秋月の基板の上にホットボンドでつけてしまった。(^^!

2.リモコンが誤動作する
これもリモコンのプログラムを疑ったのだが、どうも電源をOnしたら発生する。(TT)
どうもリレーがOnすると、急激に5Vの電流が流れるため一時的に5Vが低下する。
それが激しいため、AVRがこけているようだ。(TT)
最初はコンデンサを大きくしていたが限度があるので、結局はAVRの電源に抵抗を入れてコンデンサを入れた。
AVRは受信専用だし、Sleepもするので、殆ど電流は食わないため抵抗はある低度大きくてもOK。
51Ω程度入っている。

後、この方式なら電源も押しボタンでいいのだが、なんとなく緊急用としてはロックスイッチが好きだ。
見た目でわかるし。
なのでリモコンをなくした場合は手動でOnもできるように残した。リモコンがあると、ここがOffでもOnできる。(Offもできる。)

違う意味でいろいろ勉強にはなった。
やはりリモコンで電源OnOffは便利だ。

by   at 09:00
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