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USBトランスポート(15)

持っていないのもあるわけでまずは

1.uClinux対応多機能ARM7ボードKane BeBe II ARM7-44B0

を買ってみた。(^^!
このボードはI2Sからオーディオを出力できる。今はそこにDACがのっているが、ここから配線すればS/PDIFも夢ではない。
書籍はH8のものだが、出ていたので買ってみた。
ただ、中身は知っていたことばかりで、殆ど役に立たなかった。(TT)

つないでみた。

ゲゲ、Pingが通らない。(TT)
なんとも最初から躓いた。(TT)

気を取り直して、USBをマウントして、再生してみる。
まずはwav再生。
ゲゲ!!なんじゃこりゃ!!全然音楽にならない。途切れてひどいものだ。
しょうがないので、内蔵のwavを聞いたがこれまたひどい。(TT)

もう落ち込みがひどかったが、元気を振り絞ってmp3を再生。
ゲゲ!!音楽になってない。(TT)

もう奈落の底に落ちたような。
動作を見ていると、USBからの読み込みがとにかく遅い。なので再生が止まって連続しない。
ARM7の66MHzってこんな程度なのだろうか?H8の10倍ってあったけど...。

LANの件で開発などは進まない。

環境構築なのだが、RedHat9を推奨してある。
最初はubuntuでやっていたが、これだとカーネルのコンパイルに失敗する。
メッセージを見るとmtd(メモリテクノロジデバイス)を入れると失敗するようだ。
ubuntuやDebian系では
/usr/include/linux/mtd
がないようだ。(TT)
しょうがないので、Linuxを入れるが、VMPlayerなので仮想Imageを作ったりと結構面倒。
まあ、なんとかカーネルコンパイルはできるようになったがターゲットボードのLANが故障で転送ができない。

日新テクニカさんに問い合わせするとハードの故障ではないかということ。
どうもカーネルもLAN経由で書いているようで「考えにくい」とのお話だった。
こちらでは「稀にpingが通る」「すぐにUnhandled fault」みたいで調子が悪い。

いろいろお話させていただくと
ユーザアプリの想定は「一般的な監視・制御、簡単な音を出すだけ」で「音楽向け」ではないとのこと。(TT)
wavが途切れるとのは多分USBメモリのアクセス速度の問題。
>USBが遅いのは調査中ではあるが、用途的には今のものでも良いと思っている
mp3が途切れるのはソフトデコードの問題
>mp3はソフトデコードはARM766MHzでは限界
とのことで、「音楽向けではない」とのこと。

一旦は自分もそう思って、NASにでもしようと思った。
ただ、このUSBの速度はいただけない。64KByte/S程度ではないかと思われるがとにかく遅い。
LANが修復してもここがある限りはNASってのも難しいように感じた。

結局は、LANの初期不良もあったので、日新テクニカさんは返品することにした。

by   at 09:00
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