空を見上げて
トップページ » 電子工作 » その他 » ワイアレスチャイム(2)

ワイアレスチャイム(2)

まずは...
・ドアホンのボタンを押したら、このボタンが押されたようにしたい。
を考えてみる。
屋外仕様ではないし、つけるとしたら室内になる。
するとドアホンの子機になる。
親機というか室外機の回路図は見つかるが室内のは見かけない。(TT)
どうせなら電話機につながるのが良かったのだが、そうもなっていない。
しょうがないのでテスターで子機の配線を調べる。
・室外機とは2線でつながっている。(これは概ねそうなっている)
・子機同士は4線でつながっている。(ここに12V程度の電源があった)
室外機との間は2線であるが、交流成分がある。
DCで見ると、オンフック・オフフック・ボタン押下で電圧が異なるので、これをセンスすればボタンの押下がわかる。
ELPAに対しては+12VをボタンにかけるとONに見えるようである。

と単純に考えて、
<1作目>
トランジスタだけで作ってみた。
実はこれでも動作する。一番簡単にも思う。
ただ先にも書いたが、ELPA自体が短い押し方に反応しない。
そのためドアホンのボタンを押しても動作する場合としない場合がある。長押しすればOK。
ドアホンに「1秒以上押してね」と書くのも対応にはなるが、なんだか悲しい。

<2作目>
こうなるとELPAを改造するか、「長押しに見せかける」かになる。
改造は回路図もないし、「長押し」を考える。
単純に555でワンショットタイマーを作る。
ついでに(よせばいいのに)トランジスタを省略して、555のコントロール端子でコンパレータもどきにしてみる。
これでも動作するが、どうもスライスがクリティカルだ。
オンフック・オフフック・ボタン押下での電圧はそれぞれ1V、5V、0.2V程度。どうも555のコントロールを低くしすぎたかも。

作品はこちら。

3作目は1と2をあわせたようなものにした。(写真をとりわすれた。)
ついでにスライスを変えられるようにボリュームをつけた。
幾つか気に入らない部分もあるが、まあそれなりに動作している。
短い押し方でも555で1秒は押した状態になるので、それなりに動作する。
電源の12Vは子機用の端子からいただいた。

by   at 09:00
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:

トラックバックはありません

コメント

コメントはありません

コメントを書く




保存しますか?


(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


Please enter the security code you see here