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abo-xの定在波対策(4)

とにかくディップを消すことには成功した。
で、早速音を聞いてみた。

1台は無改造なので比較で...

<良かったところ>
・ディップの違和感はない
・音がすごくなめらかになったように感じる

<悪化?したところ>
・没個性的
・元気がなく感じる
・面白みが無い音
と殆ど低量性のない言葉だらけだ。どうも文字で表現するのは苦手だ。
あまりに「くせ」がない音でフルデジタルの「蒸留水」ではないが、なんか個性がない音。優等生的というか。
これはこれで好きな人もおおいような気がすることはする。
また気柱共鳴的な音は当然残っているので個性もあるにはある。

散々悩んだあげく「つまらない音」になったような気がして戻してしまった。
ただもとのままというわけではなく最終形は以下。


・コーナの三角材はそのまま
 スピーカの後ろは直接の反射波があるので半円のものをつけた。
 80Hzのディップはユニットで補う
 他のディップは緩和傾向
・吸音材は削除
 高音はユニットをつけてから傾向を見る
という内容。

 これだと元々の個性がかなり強くなる。
・ディップが少し軽減される
・谷や山が若干なだらかになる
という感じで音もそういう印象。
基本は変わっていない。耳がいいとわかるレベルかな?ぐらい。
味噌汁で言えばミソを濾したかどうかぐらいの違い。

うまく表現できないが、フルデジタルもそうだが、味付けがない音ってなんか物足りない。よくアンプはひずみが個性というがそんな感じ。
というのも1度はフラットにしてから戻したからいえるので、このまま「これでいい」よりは多少は説得力があると思う。
わかっててやるのは好みの範疇だ。

個人的な結論としては「このエンクロ-ジャはあまり極端な定在波対策しないほうが好き」です。(没個性になる。)
この1行のためにやったようなもの。やったらつまらなくなる。
そういうのを好む人もまた否定はしない。
「対策したいならできるよ」といえるのは精神的には強みだ。

by   at 09:00
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