Lepaiでニアフィールド(4)
まあ2”用のブースタというか回路側は完成といえば完成で、次は2”のユニットをどうするか?という段階になった。
ただ、あまり自分の好みになってないような気がする。
それでも素で聞くよりは随分バランスはいいと思うが、どうもスケール感がない。
要は
・長時間の観賞用には向いていないように感じる
・ニアフィールドのBGMにならいいのだが、それなら別にここまでしなくても良さそう
という感じ。
ここへ来てうちでは全然低音の出ない3”ユニット搭載の波動スピーカを聞くと、感動するほどスケール感がある。波動スピーカは大きくは無いが、さりとて小さいほどでもない。つまりは、やはりまともに聞くならこのぐらいのサイズはあったほうがいいようだ。
ここでやめると「失敗なのね」で終わって、実際問題そういう結果。(TT)
そこで終わると、何も残らないのでLepaiの改造ネタ。
TA2020なのでおなじみのバスブースト。
中をあけてR9とR11の抵抗を外す。
コテで暖め続けるとはずれる。
でTA2020の9-10pin、12-13pinに
http://www.geocities.jp/ja4cam/digitalamp.html
にあるように
22Kと、RCを並列にしたものを直列にして入れる。
写真はハンダ直後のたてた状態だが、Lepaiの場合、底までが低いので、これを寝かせないと入らない。
で組上げるとバスブースト付のLepaiができる。
トーンコントロールもあるが、前に述べたように「スピーカを補う」調整にしておいたほうがいい。
特に3”(8cm)クラスだと、どうしても低音が不足すると思う。
無理するより簡単に増強できる。
Lepaiは
・コストパフォマンスが抜群に良い
・ただ表面実装なので改造は難しい(秋月も事情は同じだが背の高い部品はない)
・追加改造はできるし、価格が価格なので実験用として悪くはない
・そのまま使ってもある程度の満足は得られる
と思う。
部品にこだわるのならToppingあたりはいいのを使っているし、SP01でもいいのがあるのでそのほうが手っ取り早い。
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