¥1000で作るニアフィールドスピーカ(15)
聞いているとやはり低音に挑戦したくなってくる。
サイズはいいというかサイズから考えたので省スペースは成功している。
もう少し(85Hzほど)低音が出れば...と思ってしまう。
そこで禁断のドロンコーン(パッシブラジエター)に挑戦する。
5cmのユニットはあるし。
長所は以下に書いてある。写真を見るとTQWTっぽい。
http://robertohouse.com/archives/1219465.html
いろいろと遊べる。
狙ったのは省サイズで低音を出すという...。BoseのM2やOlasonicも方式として採用している。
Boseは口径は2”で、周波数特性はM2はよくわからなかったがM3は50Hzから出ている。
http://picasaweb.google.com/nozomi.naka/%203XSmallMonitorsDataSpec#5085368987006046178
素晴らしいかも。ただM2で低音が出ないという話もある。
http://hirofun.com/?p=1280
ホワイトノイズだと
http://nike.cocolog-nifty.com/blog/cat1325873/index.html
でこれを見る限りは90Hz程度。それでも2”でこれは凄い。
50Hzだと3”や4”クラスの結構大きなエンクロージャのものに匹敵するし、このサイズを考えると凄い。
ひょっとしてダラ下がりにしてアンプ補正?でも歪まないのならこれまた凄い。(10dBほどあげればOKなのでそうしているのかも。)
バスブーストスイッチがあるってことは、Offだと素なのかも。
Olasonicは、同社のHPで
http://www.olasonic.jp/
http://www.olasonic.jp/usbspeaker/tws7w.html
を見ると60Hzと書いてある。口径は6cm
測定している人がいた。ありがたい。
http://blog.goo.ne.jp/nekoski/e/1664ebc0717605ff6da79935b72023e8
とても60Hzには見えなくてせいぜいが120Hz程度だが、口径からするとそんなもののような気がする。Boseが驚異的。
周波数がダラ下がりしているのでパッジブラジエターがそんなに効いていないのかしら?(ダクトにしろそういう手法だと特定周波数が大きくなりストンと落ちるはずだが。)
今の白蝶は口径が1.5”と小さく外形も上のものよりは小さいが120Hzと低音性能はBoseに大幅に劣ったりする。っていうかBoseが驚異的に見える。Olasonicから見ると、似ているがダラ下がりではなくストンと落ちるので量感も質感も負けるだろう。ただユニットをかえれば、このレベルにはいけるかもしれない。Boseレベルは無理かも。
Elecom(2")<<白蝶(1.5")<Olasonic(6cm)<<Bose(2")
口径の差ってのもきついかも。でもElecomに勝ったのは立派か。容積はElecomが小さい。Olasonicにはやや負けるが値段と口径からすると立派だとも言える。
一般的にドロンコーンはスピーカー口径の1~2倍が良いとされる。
スピーカーの共振を狙うので口径を大きくしてfoを下げた方がよさそう。
それもあって、2”のものを検討する。
しかし...入らない。(TT)
内側からつけるべきであるが、これは無理もあるので無理やり外からつける。
周囲の取り付けがないのでその分小さいが取り付けに困る。
・追加加工で底面に追加
・上が正面で右が底面
思わず接着したくなるが、後で遊べなくなるので我慢して後で固定板を作成した。
何も考えずにとにかくつけただけ。
よく考えると...これをやると¥1000ではできなくなる。
スピーカーユニットが@280*4になるので¥1120と予算オーバー。
まあ、実験ってことで。
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