空を見上げて
トップページ » オーディオ » スピーカ » ¥1000で作るニアフィールドスピーカ(16)

¥1000で作るニアフィールドスピーカ(16)

早速できたてのドロンコーン(パッシブラジエター)を試聴。

...。
なんか低音が前より出ないような...。
ドロンコーンとしては働いているようで、そこから低音はするが、これまた軽い。
いろいろな曲を聞いてみるが、どれも同じような傾向で低音が前より不足。

まじめに測定してみる。

・これがパッシブラジエター改造前(なし)

・これがパッシブラジエター改造後(あり)

えーーーー。
全然出てないっていうか、改悪。
120Hzが200Hzになってしまっている。Elecom以下なのだが、Elecomよりは良い音にも思える。(低音ではなく...。)
そもそもが2”のはfo=200Hzらしい。
http://aitendo3.sakura.ne.jp/aitendo_data/product_img/parts/speaker/P50AP04-06/P50AP04-06.pdf
見る限りは、実際にはそこより上で共振していて、そのため(100Hz付近に設定した)ダクト音が低下している。
ダクトを塞いでも傾向はさほど変わらない。
まあ、パッシブラジエターってのも簡単ではない。多分、もっとfoを低く設定するかすればいいが口径があるのでコーンを重くするしかない。
今の状態だと200-300Hzで共振していて、ストンと落ちるので改悪になるのだろう。もっとドロンコーンの周波数が低くないと面白くないが、逆に100Hz程度ならダクトでもいいのかも。どうせ小さくならないし。
自作ではスピーカーコーンに錘を貼り付けているのもみかけたりする。なので手としてスピーカーのコーンを改造する手はある。100Hz近辺を狙うように調整すれば、いけるのかもしれないが、スピーカーは壊してもいいとしても左右同じにする自信もなかったりする。(^^!それに今の1.5”のマグネットが非力すぎるような...。

考えると、2”も能動的に使えば、1.5”+2”のスピーカになって振動面積がかせげそうだ。それで今のダクト構造を生かしてみることにする。

by   at 09:00
コメント

コメントはありません

コメントを書く




保存しますか?


(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


Please enter the security code you see here