Nexus7(その2)
殆どは手持ちの中華パッドよりはいいのだが、微妙に劣る点もある。
1)SDカードが使えない
OTGのUSB-HostがあるのでUSB経由でできると言えばできる。しかし、
・OTG用のケーブルは標準では添付されておらず、別途購入の必要がある(輸入になるので価格より時間がかかった)
・マスストレージクラスは実装されておらず、NexusMediaImporter(¥234)を購入する必要がある。ただしこのソフトは書き込みには対応していない。Root化するとStickMountなどを入れれば可能になる。
*SDカードは必須というわけでもなくネットドライブがあればそれを使えばできないわけでもない。(アプリのインストールなど)しかし音楽・動画に関しては外部メモリにいれていたので不便になった。
カードリーダでGH-CRAD-SUAKという製品があり、これだとスマート。
2)ACアダプタの接続コネクタがない
USB経由の充電のみで単独充電できない。どうもNexusDockというのが発売されるらしくアナウンスはあるが目下発売が遅れている。(11/中?)3rdが発売しているのはUSB接続なので抜き差しで不安が残る。これはPin(Pogoと呼ばれる)接続なので置くだけでよいらしい。横置き専用になっている。
「置くだけ」というのは有難い。発売が遅れているのが不安。
3)USBコネクタが1つしかない
USBコネクタは1つでデバイス/ホストを兼用している。
そのため6pinのマイクロUSB端子になっていて、ID-PinをGNDに接続するとOTGでHost側になる。
コネクタが1つなので、例えばUSB-HostのアプリケーションをADBで実機Debugはできない。強いて行う場合はIP接続になる。開発者でなくても、デバイスモードでないと充電できないので、USBキーボードなどをつなぎながら使うにはつらい。先のDockを買うか、BluteToothのキーボードにするかの選択になる。但しBlueToothにすると今度はそちらの充電が問題になる。
調べてみるとOTG-Hostモードでも充電できる機種もあるらしい。Linuxのカーネルを変えるとNexus7での成功例もあったが一般向きではなさそう。
4)HDMI端子がない
プレゼに使う場合はちょっと...であるが、まあ致命的でもない。
元々、マイクロUSBではMHLという規格があって、HDMI変換もできるものがある。BSMPC09BKはそういう用途であるが、目下最新のファームでも動作しないという書き込みがある。将来は不明。
5)Home画面が横にならない。
上のDockを見るとPinの位置から「横置き」も視野に入れられている。しかしHome画面はなんと縦型のみで横にならない。(rootになって書き換えすれば別。)Homeで本体を回転させるのは不便でしょうがない。「最高のローテーション制御 (Ultimate Rotation Control)」219円を使うと強制的に統一できる。これ以外にも無料のものはあるが、起動時に常駐させたいので、これが一番優れていた。
そうこうしていると10月の12日にUpDateが来て、UpDateしたら4.1.2になった。
http://gpad.tv/develop/google-nexus7-android412-jzo54k/
「ホーム画面回転対応」とあるので対応した模様。これだけのためにアプリを購入してしまった。(TT)ただ¥2000の期限付きクーポンはついている。
常識的にDockが横向き前提に対して、これはないと思う。
横にした画面。
あこがれのHome。
メディアプレヤー...は当然か...。
総じて優れてはいるが、個人的にはACアダプタ端子がないのが非常に残念。それ以外は、多少は不便ではあるが我慢できないわけでもない。
自宅にいる場合はDockで充電し、持ち運ぶ場合はキーボード付カバーが良さそう。キーボード付カバーはマイクロUSBなので買いなおし。OTG接続されているらしくちゃんと動いた。
ソフトは幾つか購入したが、Nexus7を購入すると¥2000のGoolePlayの購入ポイントがあるのでそこから支払えば済む。(但し、有効期限がある。)
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