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PIC18F45K50

最近はArduinoばかり使っている。
いいところは...
・AVRなどのレジスタを意識することがない
・Writerなどの投資が別にいるわけではない
・PCとはUSB1本でつながるだけ
・ライブラリが多く自分で全部書かなくても良い
というお気軽さで、開発環境はこうでなくては...と思ったりする。
AVRはその昔はICソケットで焼いていたが、すぐに低電圧書き込みができるようになった。なのでISPmk2をもっているが、Arduinoの出現で、それを使う機会も減ってしまった。

一方PICはといえば、秋月のPICWriterをずっと使っている。高(?12Vなど)電圧なのでICソケットで焼いている。VerUPを重ねながら
AKI-PICプログラマー Ver.4
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-02018/
にまでUpしてきた。PICも低電圧プログラムに対応してきてISP対応できてきた。

AVRに倒れた理由はここにもあって
・Bank概念がない
 PICも最近のものはない。
・開発環境が無料
 特にC言語は制限がない。PICは最近は無料だが制限がある。
・ISPに対応している
 PICも最近は対応。ただ不思議に思うのはPICkit2が出てPICkit3が出た。もし低電圧プログラムできるのなら自分自身も書き換え可能なのでPICkit2を買えばPICkit3にUpできそうなもの。ハードの互換性か?
 AVRのISPmk2はUpDateできてデバイスが増えても最新版にできるので経済的。
 秋月さんのも程度はあるが、自分でVerUpは(ある程度)できる。

というのでPICを使う必然性がないままだった。
で、ここへ来てPIC18F45K50をやってみようかと。(^^!
自作するというより結構人気があって
・USBBlasterもどきが作れる(CPLDややるとしたら)
http://sa89a.net/mp.cgi/ele/ub.htm
・USB-IO2.0もどきが作れる
http://homebrew.jp/show?page=1435
などで遊べそうに思ったのが動機。
しかし...PIC18F45K50は手持ちの
AKI-PICプログラマー Ver.4
では書けない。(TT)
同じ秋月さんなのでVerUpするかアダプタでも出して欲しいがそういう様子はなかったりする。
かと言ってこのためだけにPICkit3を買うのもためらわれる。まじめに使い続ける予定もなかったりするし...。
で自作することにする。

1.FTLVP
FTLVPの簡易版というのがある。以下回路図。
http://wind.ap.teacup.com/feng3/459.html
FT232に抵抗をつなげばできたりする。(^^)
書き込みは同じ作者のPICProg4uを使う。
http://feng3.nobody.jp/4u/index.html
途中をはしょると...
上にあるようにPICProg4uで「FTLVP」ではなく「ユーザ定義」を選ぶと簡易版が認識される。(DATの折り返しを見ているのか?)
そこまではいいのだが、PIC18F45K50のデバイスIDが読めない。(0xFFになっているとある。)
・MCLRのPullUp
・PGMのPullDown
・3.3V切り替え
...やってみたが症状は変わらない。挫折...。

2.HIDaspx
 FTLVPはプログラム不要なので有難いがこれはAVRのプログラマが必要。
手持ちの部品でできそうに思ったが、「青色ダイオード(または3.3Vツエナー)」と「12MHz水晶」ってのはもっている人は少ないかも。尚セラロックではうまく行かない場合がある...らしい。(千秋ゼミにそう書いてあった。)
http://hp.vector.co.jp/authors/VA000177/html/FrontPage.html
に詳しいがHIDaspxそのものはAVRのISP。ただPICspxというホストプログラムがあって、これを使うとPIC18F45K50に書き込みができるらしい。
早速作ってみるがFTLVPよりは配線も部品も多い。
まず、動作確認用にAVRのISPをやってみる。
ソフトはhidspx-GUI.exeというのがある。HIDなのでドライバ不要。
いろいろあったが、Arduinoを読んでみるとまともに読めるようになった。
で肝心のPICでPICspx.exeでやってみる。
PIC18F45K50を読むと...デバイスID=0になってErrorと出る。(TT)
LVPとかいろいろ疑うが、最終的にはMCLRをVccに10KでPullUpしないとまともに動かない。これがわかるのに半日。PicKit3の方が早かったかも。でもHIDaspxでARMのJTAGもできるらしい。
それと秋月の場合はPGMはRC3でライターの端子の同列上にはない。しょうがないので線材でつなげるようにした。
結果的には無事動作して書き込むことができた。(^^v
但し、恐ろしく時間がかかる...が様子が出るのでイライラはしない。
そもそもhexを書くだけなのでソースビルドもないし。

FTLVPも入れた記念写真。

これはここまでかな?

by   at 09:00
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