歯痛の応急処置
昨年末の話になる。(^^!
左の奥歯が痛くなった。
すぐに歯科医へ行けばいいのだが、開業時間もあるし、なかなかふんぎりがつかない。風邪かもしれないし。(^^!
まあ虫歯でなくても非歯原性歯痛というのもある。かなりつらい模様。
自分ではどの歯が痛いのか?すらよくわからない。(全体に響いて上か下かもわからない)しかし歯磨きしても痛くない。冷たいものがしみるわけでもない。
切実でもない場合はなかなか通いたくないのが本音。
そこで応急処置を身を持って体験。
【1】市販の歯痛薬を試す
1)今治水
久々に買ってつけてみる。
そもそも「どの歯かわからない」ので一応全面になる。
仁丹のような味で、痛みも和らぐ印象はあるが継続時間がないような印象。塗るためか?
自己採点:☆☆☆
2)正露丸
下痢止めで有名だが、効能には「歯痛」もある。
クレオソートのにおいがやらたきつい。周囲もにおう。瓶のふたをあけただけで匂う。かんでみると、しびれるような感じがある。持続時間が長く、割と効果的なのかもしれない。
自己採点:☆☆☆☆
【2】市販薬の痛み止めを試す
あくまでも歯痛での自己評価。歯痛も一定ではないと思われるので主観的なもの。副作用もあるので要注意。
アスピリン :まあそこそこはいいが効かない場合もある。
自己採点:☆☆☆
バッファリン:アスピリンと同じようなもの
自己採点:☆☆☆
セデス :わりとよく効く印象
自己採点:☆☆☆☆
サリドン :あまり効かない印象
自己採点:☆☆
元々、痛み止めはその時の痛さで印象も変わる。
調べてみると
http://medical-cost.net/Syurui_tokutyo.html
歯痛や抜歯後の痛みなど比較的強い痛みにも良く効くものは以下。(先頭が○のもの)
○ロキソプロフェンナトリウム:代表的な商品:ロキソニンS(第一三共ヘルスケア)
○アスピリン(アセチルサリチル酸):代表的な商品:バファリン(ライオン) ケロリン(内外製薬)
アセトアミノフェン:代表的な商品:ノーシン(アラクス) タイレノール(ジョンソン&ジョンソン)
イブプロフェン:代表的な商品:イブ(エスエス製薬) ノーシンピュア(アラクス)
○イソプロピルアンチピリン:代表的な商品:セデスハイ(塩野義製薬)
○エテンザミド:代表的な商品:ナロンエース(大正製薬) ノーシン(アラクス) セデス(塩野義製薬)
ポンタール・ロキソニンがあればいいが、なかなか薬局では買えない。
効果:ボルタレン>ポンタール>インドメタシン>ロキソニン
で歯科医でよく処方されるポンタールは結構効く。
【3】民間療法
1)指圧
http://www.tubodesu.com/mouth06+index.id+1.htm
親指と人差し指の間(合谷-ごうこく)を指圧するといいらしい。あまり効果がない。ただ害もないどころかいいことが沢山書いてあった。
自己採点:☆☆
2)首を暖める
三叉神経の可能性があるので暖めてみた。気持ちはいいが、痛みとは関係ないような。ただ血行がよくなっていいのかもしれない。
自己採点:☆
3)冷やす
アイスノンで冷やす。冬なので寒いが冷やすと気持ちがいいし、痛みが和らぐ。これはかなり効果もある。よく漫画で出てくるが昔からの療法なのかもしれない。
自己採点:☆☆☆☆
*結論からすれば「正露丸」+「セデス(ハイ)」+「冷やす」が効果的だった。
ただ話としてはそうなのだが、現実的には
・正露丸:やはり匂いが問題で、周囲に嫌う人がいない場合のみ。消毒薬と思えばいいが。
・冷やす:これも会社だと小さな保冷剤をとりかえながらになり、会議中とか無理っぽい。
になる。痛み止めは5-6時間は持続するのでいいが、副作用(胃の負担とか)があるので多用は要注意。「正露丸」「冷やす」は自宅向け。
つまり
【自宅】
「正露丸」+「セデス(ハイ)」+「冷やす(アイスノンなど)」
【勤務先】
「今治水」+「セデス(ハイ)」+「冷やす(ハンカチ+水など)」
ぐらいが応急的に痛みを和らげる。セデスの部分は入手できるのなら「ロキソニン」「ポンタール」などの方が効果は大きいが副作用に注意。
よく言われるように「虫歯で死んだ人はいない」というのは本当なのか?と思って調べると...
虫歯を放っておくと、虫歯菌などの細菌が血液やリンパを伝って全身に運ばれ、その結果高熱を出して死に至った
というのがあって、レアケースにしろ死ぬこともあるらしい。
なので早めに歯医者に行った方が良いという教訓。
軽い虫歯なら自然治癒はありえる(再石灰化)らしいが、痛むレベルでは難しいというのが通説。
【歯医者へ行く】
意を決して歯医者に行った。「どこが痛いか?」はエアーを強く吹き付けると上奥歯の前側で飛び上がるほどしみた。つまりは虫歯だった。
【教訓】
・痛みやしみるなどの兆候があったら、早めに歯医者に行った方が痛くない(かも)
しみればC2あたり。痛むとC3に近くなっている。
・C3だと神経治療でペリオドンを使った場合は痛み止めを沢山もらうこと。(痛まない場合もあるそうなので、一概には言えない。)これで2度ほどひどい痛み=激痛の経験がある。
・軽い鈍痛用にアスピリンなどを常備しておいた方がよさそう。
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