HDDレコーダー(7)
久々にムーブバックの続き。
テーマは、「PCで作成した動画(m2ts)を東芝にムーブバックする」というもの。
まあムーブバックというよりコピーバックになる。
実験しているのはRD-BZ810/BZ710/BR610 になる。
前までは、「できない」という結論。状況的にはm2tsそのものが問題でどうもパケットの情報らしいことまでわかったが、その後が不明でそこで実験停止。
・パナのDigaだとムーブバックできる
・東芝でもBDで再生はできる
・東芝ではムーブバックできない(「このパーツは本機ではダビングできません」になる。)
という。
なのでHDDなりUSB-HDDなりに保管しておきたい場合は、Digaのほうがいい。
ただ、今回はちょっとした事情で「どうしても東芝」になった。
で、この話になるが、最初に断っておくと、殆ど意味がない結末になる。
結論からすると、
1)PC動画をBDAVのm2tsに変換する
これはネットで探せばいろいろ出てくるので割愛
2)それをDigaにムーブバックする
Digaでためればここで終わる。
3)それを画質を変えてBDに落とす
そのままの画質で単純にダビングしたものは東芝ではムーブバックできない。
何かしら処理してDigaでm2tsを生成させる必要があるらしい。恐ろしく時間がかかる。
4)上でできたBDは東芝にムーブバックできる。
ということになる。
要はm2tsの形式か何かなのでDigaで書いてやれば読めるようになるようだ。
何のことはないm2tsの変換にDigaを使うのだが、PCのソフトでいいのがあればそれでもいいが目下は見つかっていない。やって見る価値はあるので試せばいいのかもしれない。tsMuxerGUIはできない。この方法は
1)Digaが必要になる
2)手順が多すぎる
など欠点が多すぎる。Sonyでもできるらしいが確認はしていない。
「全くできない」ということでもないようだが非常時以外使わないだろう。
やっぱりm2ts変換のPCのものを考えるべきだが目下の状況(全滅)
・tsMuxerGUI
これは「このパーツは本機ではダビングできません」になりムーブバックできない。再生はできる。
・XRecode
これだと読み込みまで行って99%まではいく。その後「本機でダビングできないパーツです。ダビングに失敗しました」と出てしまう。時間だけしっかり浪費する。(TT)
再生はできるし、登録部分だけのようなのだが、何をチェックしているのか不明。
・FreeMakeVideoConverter
BDがあるのでそれでm2tsに変換。BDの中からm2tsのみを抽出し ChotBDAVで書き込み。これはDigaでも読めないし、再生もできない。東芝にこの手を入れるとフリーズする。(恐ろしく遅くなるか)
尚、これはサイズもかなり肥大化する。
・AnyVideoConverter
m2tsは出力できる。それをChotBDAVで書き込み。これも同じくDigaでも読めないし、再生もできない。
・FreeVideoConverter
m2tsは出力できないがts出力できるのでそれをm2tsに変換。ChotBDAVで書き込み。これもDigaでも読めないし、再生もできない。
・AviDemux
m2tsは出力できないがts出力できるのでそれをm2tsに変換。ChotBDAVで書き込み。これもDigaでも読めないし、再生もできない。
Freeではなかなか難しいのか?と思って、PowerProducerのBDAVの書き出しでやってみた。サイズは結構大きくなる。
しかしこれとて読み込みまで行って99%まではいく。その後「本機でダビングできないパーツです。ダビングに失敗しました」と出てしまう。
大きくはパターンとして
1)DigaでもMoveBackできないもの
これは多分BDAVの規格になっていないのだと思う
2)DigaはOKでRDではMoveBackを受け付けないもの
これは恐らく音声か何かだと思う。
入れると「このパーツは本機ではダビングできません」がすぐ出る。
3)DigaはOKでRDではMoveBackを受け付けないが進むもの
99%まではいくものの、その後「本機でダビングできないパーツです。ダビングに失敗しました」と出てしまう。登録に失敗している。
これは「惜しい」という感じで何かの情報だけのようにも思う。
以下に同じ内容がある。
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000245267/SortID=13119879/
松下やSonyであれば戻せるようだ。
究極的には「ラインUダビング」という手があるが、面倒でやってられない。
まあ東芝も何かの条件を見てそうしているのだろうからUpDateなりコンバータがあればできるが、今更そういう配布もしないだろう。しかし理解に苦しむ仕様だ。
東芝も以前ならいざしらず一旦はBDで遅れをとっている。なので「できない」より「できることを増やす」のが順当にも思う。サポートも「できない言い訳」で逆に忙しくなるだろう。他社はできるわけで。
松下を使っていると東芝の制限の多さに閉口することが多々ある。まあ東芝のいいところもあるのだが、昔は先進的だったネット機能も追いつかれ、今の時流では遅れてきたような。こんなことしているのなら、松下を買った方が遥かに早い。
っていうか、PCからNAS風に直接HDDに入れたいのだが。BDを介すること自体が面倒。その程度は許容して欲しいもの。m2tsが見えたところでAACSで再生できないわけで。AnyDVDのSlySoftも閉鎖したし。
こんにちは。
レコーダーへのムーブバック(コピーバック)でネットを彷徨ってここにたどり着きました。
HDDレコーダー関連拝見し、
当方もSONY製レコで同じ現象に遭遇しておりまして、いろいろ試しています。
旧レコ(MB非対応)新レコ(MB対応)で
自身でエンコードしたデータをBDAVにした場合、旧レコ(再生可MB不可)新レコ(再生MB可)で概ねBDAVアプリケーションフォーマットに沿ったデータであれば、いずれも再生は
可能。新レコでMBしたデータは旧レコでもMB可となります。当初CLIPINF内のデータとの不整合も疑いましたが、たまたま手に入った放送波のデータ(コピー制御なし)をBDAVに焼いたところ見事に新旧共にMBできたことをきっかけに、おそらく放送波というより、録画機器で記録されたTSは貴殿のお見立てのようにTSのどこかに特有のデータが書き込まれているように思えます。ただ解せないのは
何のためにこのような仕組みになっているのか?また、その放送波のデータはMP4
に変換されていてコーデックもMP4で再エンコードされたもののようです。
現在ストリームのヘッド部分に何かあるのか
検証中です。
前述の放送データを頭から切り出し自家エンコードデータと結合したストリームをMBしたら見事に結合部分でMBが停止しました。
この後放送波の途中から切り出したものも使って、検証をしてみるつもりですが、レコーダに入ったストリームは何らかの内部構造に
改変がされるのでしょうか?
また気になるのは、市販のBDAVを取り扱える
ソフトも増えてきた
彷徨人さん、こんにちは。
当方の場合ですが、目下東芝にコピーバックしたい場合は松下でまずコピーバックしてそれを画質変換して書き出す方法しか見つかっていません。
丁度、彷徨人さんの旧レコが当方の東芝みたいな感じで新レコが松下みたいな感じです。
「新レコでMBしたデータは旧レコでもMB可」恐らく旧レコにMBしたい場合は面倒でもこれが確実に思います。
TV録画と動画から変換した場合との相違はやはりtsの中身に思います。
TSReaderLite
Transport Stream Packet Editor
などで見てみたこともあったのですが、結局はわからないままでした。というかそういう頻度があまりなかったと言いますか。
前者は
https://freesoft.tvbok.com/tidegi/ts.html
にもあります。参考になれば。