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オーディオアンプの製作(6:調整2)

■調整2■
調整の中でも一番手ごわかったのがこの発振対策。
帰還しているので起爆剤がわからない。
そこで、遠回りには違いないが電流ブースター部分を切り離したものを作成した。

調整

コンデンサは少し節約してあるが、基本回路としては同じである。
しかし、これだけでも発振してしまう。
まずはこれを止めないと進まない。

伯耆さんともメールをやりとりしていたが、結果的には泣く泣く位相補償コンデンサを追加することにした。
懸念されたのは、(計算上はともかく)やはり音への影響である。

ここでは結構時間がかかったのであるが、伯耆さんからのメールでいろいろな経験談を聞かせていただくことができて勉強させていただいた。

結果は下に示すように、同相・逆相とも安定な出力が得られている。(電流ブースタを追加後)

スピーカ+

スピーカ-

位相補償コンデンサはマイカを採用した。
発振防止の最低線である220pをつけている。
音に対してこのコンデンサがどの程度影響するのか?は後日の検討とした。


by   at 09:00
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