Fri
Jun 05
2009
中国製アンプ(11)
TOPPING TP-10 MARK-Ⅲの補足
ネットから集めた情報も含めてまとめて。
・スピーカのインピーダンス影響があり厳密には終段のLPFのコンデンサを変更したほうが良い。
具体的には4オーム・6オーム・8オームで終段のLPFを変えた方が良い。
8Ωの場合は0.22μF
6Ωのため、0.33μF
4Ωの場合は0.47μF
が推奨されているようである。
ここの回路を見ると0.22μFなので8オームの想定らしい。
・スピーカのインピーダンスによって高域が持ち上がる。
上のURLを参照。4オームより8オーが持ち上がる傾向がある。(1dbほど)
・低音ブーストの計算
ここに詳しくある。
1)ゲイン
20Log((20.5K+)/20.5K)
R=10Kだと3.52dbほど。ちなみに電圧振幅は1.5倍ほど。
2)周波数
f=1/(2*π*R*C)
R=10K、C=0.033uの場合482Hzでここまでが上の倍率で周波数があがると減衰する。
ちょっとグラフと違うのだが理論上。
・その他
低音ブーストでかなり低音特性を補正できる。
ブーストするとブックシェルフで小音量でも十分楽しめるものになる。
本当はスイッチなどがほしいのではあるが、そこまで行くと贅沢だろう。
スピーカを変える前に、自分でただ1台のチューニングをするのも楽しいと思う。
(抵抗やコンデンサはオーディオ用のを使うこと。)
by at 09:00
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