空を見上げて
トップページ » オーディオ » アンプ » 中国製アンプ(11)

中国製アンプ(11)

TOPPING TP-10 MARK-Ⅲの補足

ネットから集めた情報も含めてまとめて。

・スピーカのインピーダンス影響があり厳密には終段のLPFのコンデンサを変更したほうが良い。
 具体的には4オーム・6オーム・8オームで終段のLPFを変えた方が良い。
8Ωの場合は0.22μF
6Ωのため、0.33μF
4Ωの場合は0.47μF
が推奨されているようである。
 ここの回路を見ると0.22μFなので8オームの想定らしい。
・スピーカのインピーダンスによって高域が持ち上がる。
 上のURLを参照。4オームより8オーが持ち上がる傾向がある。(1dbほど)

・低音ブーストの計算
 ここに詳しくある。
 1)ゲイン
 20Log((20.5K+)/20.5K)
 R=10Kだと3.52dbほど。ちなみに電圧振幅は1.5倍ほど。
 2)周波数
 f=1/(2*π*R*C)
 R=10K、C=0.033uの場合482Hzでここまでが上の倍率で周波数があがると減衰する。
 ちょっとグラフと違うのだが理論上。

・その他
 低音ブーストでかなり低音特性を補正できる。
 ブーストするとブックシェルフで小音量でも十分楽しめるものになる。
本当はスイッチなどがほしいのではあるが、そこまで行くと贅沢だろう。
スピーカを変える前に、自分でただ1台のチューニングをするのも楽しいと思う。
(抵抗やコンデンサはオーディオ用のを使うこと。)

by   at 09:00
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:

トラックバックはありません

コメント

コメントはありません

コメントを書く




保存しますか?


(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


Please enter the security code you see here