スピーカのパラレル接続(6)
結果としては、3wayでしばらく試聴してまた2Wayでアッティネータなしの状態に落ち着いている。
まじめに設置しているのならお勧めしない方法。
そもそも安物*2=高級品になるとは考えないほうがいいのだが、音は凄く変わるので楽しく遊べる。
2wayでも、鳴っている大半はフォステクスの音なのだが、低音や高音にはりが出てきている。
同じスピーカであれば、低音と高音が倍になるのだが、そこは元々そのあたりが出ないスピーカをかけあわせたので丁度よいのかもしれない。
但しまとまりが少しなくなったような感じがする。
外付けなので外せば元のフォステクスだけにも戻せるのもいいように思う。
まとめると
・定位
近くに配置できるもの。BGMにしたいのならどうでもいいかもしれないが2wayスピーカを外で組むようなものなので近いに越したことはない。
・音のにごり
にごらないものにするか、吸音材やエンクロージャの補強などで抑える。
これは安いのもでもエンクロージャの対応でなんとかなるように思う。
・良くできる条件
とにかく低音や高音が(小さいなりにも)再生できるもの。出てこないとあわせようがない。
後はアッティネータでバランスをあわせるようにする。
・インピーダンス
まずは4オーム同士か8オーム同士で試す。
注意すべきことは
・外付けにこだわる
元に戻せるのは大きいと思う。
・手持ちのものを使う
手持ちにしても高価なスピーカにやるものではないように思う。(^^!
「物足りないもの」がはっきりしていて、手持ちに遊びがあれば...。
新たに高額なものを購入する前に試して決心するのに使えるような...。(^^!
・時間がかかる
測定器なしで勘でやるので、それなりの時間がかかる。
ただ部品代はたいしたことがない。
むしろ趣味としては楽しい。というかそういう人向け。
効果はあると思う。
ただこれが成功する条件というのは例えば
・フルレンジでそこそこは再生できている(80%ほど)
・ただほんの少し物足りない(20%ほど)
みたいなケースではないかと思う。
元々うまくないものを組み合わせても無理があるので、どういう場合でも成り立つものではないような気がする。
またある程度まで完成しているスピーカにはかえってまとまりやバランスを崩す結果にもなる。
今回は成功したと(無理やり)思う。
多分、自己満足だが、それが楽しいのかも。
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