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ヴェロダインの修理(2)

ヴェロダインのDF661の外観。

なかなかに立派だ。重たいので余計...。

早速分解する。
手順がわからず最初は全部のビスを外したが、内側の長いビスだけ外せばOKのようだ。
ユニットを外したところ。

ここでウーハーのコーン紙を軽く触ってみる。
何かこすれる感じがする。カツカツというような手ごたえを感じる。
ちなみにもう1つのスピーカで見るとスカッと動く。

どうも、ボイスコイルとボビンの間がこすれているようだ。
スピーカの構造を図解するのは面倒だが良いページがここにあった。
素晴らしい。説明のために図をお借りして...。

このボイスコイルとボビンである。
修理するには、この相対位置を調整すればよい。
とは言え、磁石側は簡単にずれるものではない。
振動板(コーン紙部分)もそうは簡単にずれないのだが、基本的にここは可動部なので手はあるかもしれない。
ところがこれまたややこしいのだが、どうもずれ方が上下左右とかという単純な平行移動ではなく3次元的にねじれているようだ。(TT)
どうねじれているのか?はコーン紙を軽く押す場所でわかる。「こすれている場所」を押すとちゃんと音になる。

なんせ高いスピーカなので可動部に負荷をかけるのも面白くない。音が変わってしまう。
ウーハー交換が一番早そうだが、入手できるかどうかもわからない。
そこでこのヴェロダインの構造をもっと探ってみた。

by   at 09:00
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