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ナチュラルダクトスピーカ(2)

さてもう少し具体的に見ていく。

いろいろと計算するのは面倒なので、ここのページで計算してみることにする。

まず5つのポイントを考える。

1)エンクロージャ容積は小さくする
「小さくする」というとどの程度なのか製作例から汎用的にしてみる。
Silvesta(ちゃーちゃん?)というのの図面があったので参考にする。
スピーカはFE87とある。
このあたりに計算式があった。
・Silvestaの容積V=1080cm3
・FE87の推奨容積V=12260cm3
つまり1/12の容積である。(凄い!!)
Silvestaの容積計算を見るとダクトの分は含まれていない。仮に入れたとしても1/6程度の容積になる。
逆にダクトを入れたとして逆算するとエンクロージャのfo(最低共振周波数)は350Hz程度になる。
【容積の計算:根拠なし】
・ダクト体積も含めて必要容積の1/6程度にする。
(この時、f0は350Hz程度になる。)

2)ダクトの開口面積はスピーカの有効面積かそれ以上にする
これもダクト長さの求め方がよくわからなかった。
FE87は直径8cmなので有効直径7cmとすると38.5cm2の面積である。
・Silvestaは4.5*9=40.5>38.5
で口径以上のダクト開口面積になっている。
話は変わるが、開口面積を増やしてしまうと、ダクトの長さはえらく長くなる。
でSilvestaの場合はポートの共振周波数はf=199.1171Hzのようだ。
ただ、この計算の容積にはポートの容積は含んでいないようだ。
もし、ポートも容積に含めると、ポートの共振周波数はf=140Hzほどになる。
ポートが出っ張るが、大半塞いであるわけだし、入れるのが正解なのか?
まあ、上も入れたわけだし、入れて統一するとする。
【ダクトの計算:根拠なし】
・ダクトの横幅はエンクロージャの横幅
・ダクトの面積がスピーカの有効面積以上になるように縦幅を決定する
・ダクトの長さはダクト体積も含めてポート共振周波数が140Hz程度になうように長さを決定する。

こんな感じで続けることにする。

by   at 09:00
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