JSP方式スピーカ(1)
ナチュラルダクトが思うような結果にならなかったので、違う方式を模索する。
JSP方式はここにある。
原理はこのHPを読んでもらうとして、低音をかなり増強できるようだ。
・容積を広くとる
・ダクトを4本(以上)にする
ことが必要でユニットちダクトは同じ平面でなくても良いようだ。
考えるとバスレフで開口面積を広く(4倍?)して量感を増すのかと思ったらそう単純でもない。
開口面積をあげるとダクトも長くなるがそんなに長いダクトでもない。
ただ、容積はかなり重要に思う。
この容積に入れて、しっかりしたエンクロージャにするだけでも結構良いと思う。
この容積だがかなり大きくなる。
まあそれがいいのだが、一番小さいのがいい。
と思って探すとここの下あたりに8cm用の自作図面がある。
これを、有難く使わせてもらうことにする。
元々のダクトは30φの7cmで100Hzの設定のようだ。
最初は無難な選択に思う。系を小さくして長さを伸ばせば低い側にずれるのだが、量感は減るだろう。
まずはこのまま作ってみることにする。
材料はMDFにしたかったのだが、棚の補強に使ったパーティクルボードが大量に余っているのでこれを使うことにする。(塗装を考えるとやめたほうが良かったのか。)
パーティクルボードは強度はいいのだが水というか湿気に弱い。MDFほど表面が滑らかではないので最近はMDFだが、その昔はスピーカに用いられていた。
今は上に化粧板を張って棚とかキッチンとかに使われている。
今回は棚の補強用で厚さは10mmのもの。180cm*90cmなら買っても@1000しないと思う。
面倒なのと精度もあるので、コメリでカットをお願いした。1カット¥30。
塩ビパイプも1カット¥30だった。数が多いのでついでにやってもらった。
これが材料一式で、端材は補強に使うようにもらってきた。
工作を何度もやった人でない限りは切ってもらったほうが良いと思う。
ただコメリでは10φ以上の穴あけはやっていなかった。
まずは箱から作り始めるのだが、補強から作る。
どこかのHPにあったが「ネジはずれる」という。
今回はイヤほど感じた。確かに微妙にずれてしまう。工作が早いのはいいが、正確に切ってあるなら接着でやったほうが精度よく組みあがると思う。
特にこの補強部分は結構精度的に必要で、これで全部決まるような。
付け終わったら側板をつけていく。側板もネジで止めた。
こんな感じで組み上げる。ネジは側板の横から止める。
ここでもずれる。1mm以下なのだが本当に微妙にずれてしまう。(TT)
ただガッシリさせるために盛大にボンドを塗っている。どうもボンドは染み出てくる感じ。(^^!
それを2つ作る。筒状態になっている。
こんな感じ。
なんだか微妙なずれが気になるが、つとめて気にしないようにする。(TT)
ここで一旦1日乾かしておいた。
ここまでに使ったのは
・カット代
・ボンド
・塩ビパイプ(30φ):¥660で2m
・木ネジ
ぐらい。
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