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JSP方式スピーカ(10)

そういうえば吸音材の効果であるが、やはりスッキリしてきている。
元々のびのびしているのがよさそうなので、あまり多く入れないほうがよさそうに思う。
音はスッキリするだろうが、やせてきてしまうと思う。

このJSP方式であるが、考えると普通のバスレフではないかと思う。
設計方針であるが
・容積を大きくする
つまり、foを下げる。推薦容積よりかなり大きくする。
・ポートの開口面積を大きくする
つまりポート4本。これは低音の量感をあげるためと思われる。
普通に考えると開口面積を小さくすれば同じ長さでfoは低いほうになるが量感が下がる。
・こうやるとポートが長くなるがそのため奥行きを長くする
foの計算でさほど長くない場合もあるが。
という風に見える。

もう1つは
・スピーカとダクトを寄せる
これは点音源を狙ったものなのか?
というのもある。ただ説明中には「必ずしも同じ平面でなくても良い」とある。
聞いた感じはやはりこの方がまとまりが良い。

なので例えば8cmのスピーカでも通常より容積が大きい。特に奥行きが凄く長い。
容積が少なくて済むスピーカであれば、確かに普通サイズぐらいにはできそうであるが、それだと逆にバランスを崩しそうに思う。思うに推奨容量の3倍ぐらいがいいのだろう。
ポートは30φ*4を使ったが、25φ*4で計算すればよいように思う。

試してみたいのは例えば16cmのエンクロージャに8cmをつけてこのようにポートを配置したら似たような結果が出るように思う。
欠点と言えばとにかく奥行きかもしれない。本棚にもおけない(前にはみ出る)のでブックシェルフでもない。オーディオルームならいいのだろうが。
多少大きくても16cmサイズならまだなんとかなりそうな気がする。

とにかく面白いエンクロージャを体験させてもらって嬉しかった。(^^)
なんとなくパーティクルとかMDFはやはり人工っぽい。
今度作るなら2×4のパイン材を2重化してエンクロージャにすると無塗装でも格好いいように思う。
(人によると思うが)

そういえば8cmで2×4のトールボーイを作りたかったが本(「つくって鳴らすDIYスピーカー」 )で紹介されたのを知る。
ううむ。同じことを考える人はいるものだ。
写真を見つけた。

音は容量からして低音はともかく
・木のぬくもりがいい!!
・トールボーイだが設置面積が少ない。
・例えばBGMには最高のスピーカに思える。(素直な感じだし。)
と思う。
なんか足は大きくしたほうが安定なような。
2×4は工作しやすいし、木のぬくもりがあるので好きだ。(^^)


by   at 09:00
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